2012年12月23日日曜日

●● 文章から滲み出るもの

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┃◆2012.12.23┃ vol.127 文章から滲み出るもの
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと1週間となりました。

巷で言われていた、

「2012年12月21日(or23日)に人類が滅亡する。」

というマヤ文明の予言が当たらず、再びこうして
メルマガが書けることに感謝しています(笑)。

個人的には、
様々な出来事・変化があった2012年ですが、

今年も1年間このメルマガを続けて、ふと、
自分が書く「文章」に対する感覚が、変化して
いることに気づきました。

そこで、今回は文章によって伝えられることや、
滲み出るものについて、書きたいと思います。

文章に興味のある人に参考になれば幸いです。


私がメルマガを書く時に心がけていること。
(というか、心がけなければいけないと思っていること。)

それは、

「人が書いた文章を読むのは大変である(労力がいる)。」

ということです。

また、

「どんな文章でも、たとえ無料だとしても、
 読むには時間が必要で、楽しくなかったり、
 役に立たなければマイナスの影響がある。」

と考えるようにしています。

少し大袈裟かも知れませんが、、

それくらい人の文章を読んで、その意図を汲み取る
という作業は、人に対して負荷をかけると思います。

しかし一方で、

私は本や雑誌などで、人が書いた文章を読むのが大好きです。

可能であれば、1日1回は本屋に行って
色々な本・文章に触れる機会を持ちたいと思います。

「なぜそれほど、文章を読むのが好きなのか?」

「なぜそれほど、文章を書くことにコダワルのか?」

メルマガを書きながら、ずっとそんなことを考えていると、
なんとなく浮かんできた答えがあります。

それが何かというと、

まず私は、文章という手段を通じて、

・自分の近況
・最近考えていること
・好きなこと、嫌いなこと
・起こった変化

を伝えることで、メルマガをお送りしている人たちとの
つながりを継続したいという思いが強いです。

「縁」と言うと表現が陳腐化もしれませんが、

自分と“感覚が合う人”といい人間関係を保つことは、
人生を豊かにする大きなカギだと思うからです。

これは2年前の創刊以来、変わっていないので、
今後も変わることはないと思います(^^)。

そしてもう1つ。

文章を継続的に書いているうちに、
文章には不思議な効果があると気がつきました。

それは・・・、

文章は、書き手の

『性格・人柄・人格』
『本当の意図・目的』

までも伝えてしまう、ということです。

これは、短期的に文章に取り組んでも、
実感することはできません。

しかし、一定期間書き続けると、
自分の文章には確実に自分の人間性のようなものが
宿っているように感じ始めるのです。

例えば、100人の人に、

「●●について200文字以内で説明しなさい。」

というお題を与えたとしても、1人として一言一句、
まったく同じ回答をすることはないでしょう。

なぜならば自然と、

文章の中で使われる言葉、行間、接続詞などから
書き手の『性格・人柄・人格』が滲み出てしまうからです。

また文章は、書き手が文章の中で、

・ただ不満を言いたいだけなのか。
・何かを売りたいと思っているのか。
・何かいい影響を与えたいと思っているのか。

などの『本来の意図・目的』すらも
映し出してしまいます。

細かく分析することはできないかもしれませんが、
1人の人間の文章を長期間読めば、

「なぜこの人は、この文章を書いているのだろう?」

ということが、掴めるようになってくるのです。

ほんのちょっとした言葉づかいで、
ほんのちょっとした言い回しで、
ほんのちょっとした「、」「。」で、

書き手の全てを映し出すかのような機能が、
文章にはあるようです。

それがわかってから、
今年にお送りした自分のメルマガを読み返してみると、、

自分の文章がすごく独りよがりだと、強く反省しました。

その反省や気づきを活かして、来年はより一層、

楽しくて、

役に立って、

利用できて、

読むとすっきりする(言語化される)、

ような文章を目指して、
自分を磨いていきたいと思います。

来年以降も、ぜひよろしくお願いします(^^)/。


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今日はランチで、前職でお世話になった先輩に
こちらのお店に連れて行ってもらいました。

◎ アンリ・シャルパンティエ 銀座店
http://www.hc-c.jp/henri/shop_detail/2.html

▼入口はこちら。城のようなお店です!

▼店内はピンクと紫を基調として、本が散りばめられています。

いままで行ったことがないようなお店だったのですが、、

お店の雰囲気・空間、
スタッフの対応、
料理の味、

全てがとっても素晴らしいお店でした。
さすが銀座(*_*)。。

東京には、まだまだ知らない
素敵なお店が沢山ありますね。。

来年は、色々なお店を発掘したいと思います!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

みなさん、よいクリスマスを~(^^)/。

2012年12月16日日曜日

●● 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3

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┃◆2012.12.16┃ vol.126 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと2週間です。
本格的に2012年の仕上げの時期ですね。

後悔のない1年にするように、
最後まで仕事・遊びともに楽しみましょう!(^_^)/

さて、先週は私が2012年に出会ったオススメ映画に
ついて書きましたが、今回は、

【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

を紹介します。

最近はTSUTAYAやゲオでもマンガのレンタルが
広がってきています。

家で年末年始を過ごす方は、ぜひ読んでみて下さい!


高校~大学時代に比べると、
自分で買って集めるマンガの数は減りましたが、、

私はいまでもマンガが大好きです。

アニメやマンガは、「オタクな人が好きなもの」と
して見られがちですが、個人的にはもっと価値のある
文化として認められるべきだと思います。

文化の輸出という点では、「韓流ドラマ」に匹敵する
コンテンツが、日本ではマンガではないでしょうか?

これからも応援していきたいと思います!

さて、そんな日本のマンガ業界を応援している私が、
2012年に読んだ面白いマンガを公開したいと思います。

今回オススメする3作品は、どれも
「これは間違いない!」と思える自信作です。

ぜひ年末年始に、読んでみて下さい!


【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

1、3月のライオン

現在1~8巻まで発売中。

みなさん、この作品をご存知でしょうか?

連載されている雑誌があまりメジャーでないため、
知らない人も多いと思います。

しかし、このマンガは少女マンガのような絵の中に、
骨太な『男気』を感じる作品です。

◎ 3月のライオン
http://3lion.younganimal.com/

ご存じない方のために、少しストーリーを書くと、

主人公は17歳・プロ棋士の少年・桐山零。

彼は幼い頃に事故で家族を失い、心に深い傷を負ったまま
将棋のプロ棋士となり、孤独な生活を送っていた。

東京の下町に1人暮らしを始めた零は、
あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会う。

自らの停滞感や疎外感に悩む零だが、3姉妹との交流、
様々な棋士との対戦を経ていくうち、失っていたものを
少しずつ取り戻していく・・・。

という、将棋の世界を描きながら、1人の少年が
様々な障害を乗り越え成長していく姿を描きます。

最初に言っておくとこのマンガは、決して派手でも
なければ大きな展開があるマンガでもありません。

作風も、どちらかというと主人公の
ネガティブ(自虐的)な感情を多く描いていきます。

しかし、不器用な少年が人間関係で傷つきながらも、
「将棋」にだけは純粋に・誠実に生き抜く姿には、
多くの人が勇気を与えられるでしょう。

私はこの作品を読んで、
「将棋」という競技に対する認識が変わりました。

いままで、「将棋」は知性や智略を競うものだと
思っていましたが・・・、

間違えていました。

「将棋」は、例えて言うと「精神のケンカ」です。

相手のほんのちょっとした気の緩み・判断のミスを、
エグるように突いて自分に優勢な局面に持ちこむ「将棋」は、
まさしく弱肉強食の世界そのもの。

シビアな世界で生きるからこそわかる、
人の痛み、ありがたさ、温かみ・・・。

暗い人ほど、共感できる作品かもしれません(笑)。


2、リアル

現在1~12巻まで発売中。


この作品は、多くの方がご存知でしょう。

「スラムダンク」「バガボンド」の作者、
井上雄彦さんが描く「車いすバスケ」のマンガです。

◎ リアル
http://annex.s-manga.net/real/

私はこのマンガを読むと、、

井上雄彦さんが「バガボンド」でどれほどの
苦労をしたのだろうか?

という疑問が浮かびます。

なぜならば、「スラムダンク」で使われる
キャラクターの台詞と、「リアル」の台詞に、
圧倒的な力の差を感じるからです。

誤解のないように言っておくと、
私は「スラムダンク」という作品が大好きです。

中学時代は、ミッチーの3ポイントシュートに憧れて
バスケ部に入ったくらい好きです(笑)。

しかしそれでも、

「リアル」でキャラクターが吐くセリフからは、
「スラムダンク」よりも深く・人生の本質に迫る“力”を
感じるのです。

私がそう思ったセリフを少し紹介すると、

「偉いね。目指すもんがあって…。
 俺は何を目指すのかすらまだ見つかってねーや。

 でもだからこそ、今を生きることにした。
 おめーが踏みにじってる今を。」

「おい、負けんなよ。世間の常識とやらに。」

「俺は何度もチームを壊してきた。
 ほんとのことを言えば、もうあの経験はしたくない。

 俺は、変わりたい。」

これらの言葉が、私には井上雄彦さんが体験してきた
苦悩の中から生み出されたように感じて仕方がありません。

自分の目の前の仕事や人生に、
あまり価値が感じられなくなったとき、

自分自身のことがあまり信じられなくなったとき、

「リアル」は大きな“力”を与えてくれるでしょう。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみて下さい。


3、キングダム

現在1~28巻まで発売中。


最後に紹介する作品は、
いかにも私が好きそうな(笑)、歴史大作マンガです。

◎ キングダム
http://youngjump.jp/manga/kingdom/

舞台は、「秦の始皇帝」が中国を統一する前の春秋戦国時代。

すでに500年もの動乱期が続く中国大陸で、
身寄りのない少年・信(しん)が奴隷のような身から、
武功をあげて天下の将軍を目指す話です。

国と国が激突する時の壮絶さや、
憎しみを抱えた人の残忍さ、
伝説とすらいわれる武将の迫力など、

歴史や戦争を描くマンガとしては、見所満載の作品です。

特に私が好きなところは、
戦争の裏側にある戦略、策略・計略、背信など・・・、

人と人が争うとき、水面下で人はどう動くのかが
とても丁寧に、描かれています。

歴史小説が好きな人には、たまらない作品でしょう。

28巻まで出ているため、時間がある時に覚悟を
決めて読む必要があります。

ぜひ年末年始にどうぞ!

こちらから試し読みもできますので、ぜひ覗いて下さい!

◎ 【キングダム】1~4話の無料試し読み
http://youngjump.jp/info/kingdom_special/trial/

私のオススメしたいマンガは以上です。

「読んでみたい!」
と思える作品はありましたでしょうか?

来年も日本の文化として、沢山の素晴らしいマンガが
出てくることを期待しています。

また面白いマンガが見つかったら、報告させて頂きます!


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上記には取り上げませんでしたが、
こちらのマンガも引き続き絶賛オススメ中です!

◎ 「進撃の巨人」
http://shingeki.net/

最新刊9巻が発売しました!

こちらはアニメ化、映画化、ゲーム化も
するという破竹の勢いが続いています。

展開がだんだん謎の確信に迫ってきていますので、
乗り遅れないように、気をつけて下さい!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年12月9日日曜日

●● 2012年:私のオススメ映画を一挙公開!

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┃◆2012.12.9┃ vol.125 2012年:私のオススメ映画を一挙公開!
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと約20日ほどですね。

忘年会で忙しい時期ですが、
体調に気をつけながら、あと少しがんばりましょう(^^)/。

さて、最近このメルマガで堅苦しいことばかり書いて
いたので、今回はテーマをガラッと変えて、

【私が2012年に出会ったオススメ映画】

を、一挙に4本ご紹介します。

年末年始は、自分の時間が取れる時期です。
そんなときに、家or映画館で映画鑑賞はいかがでしょうか?

ぜひ下記が参考になると嬉しいです(^^)/。


このメルマガを長く読んで頂いている方は
すでにご存じかと思いますが、

私は、映画が大好きです。

だいたい、1か月に1回は映画館に行ったり、
「面白そうな映画はないか?」と最新情報を
チェックする、ということが習慣になっています。

これからの年末年始や祝日に映画を観る方も
多いと思うので、今回は私が2012年に観た
オススメの映画をご紹介します!

今回私がオススメするのは、下記の4本です。

1、心に染みる映画
2、燃える!映画
3、泣ける映画
4、2012年、これが一番面白かった!映画

1本でも「これ観てみたい!」と思える映画が
あればぜひ年末年始にご覧ください!

それでは、、、早速どうぞ!!


【私が2012年に出会ったオススメ映画】


1、心に染みる映画

『最強のふたり』
http://saikyo-2.gaga.ne.jp/

この映画は以前、ブログでも紹介しました。
http://anweekly.blogspot.jp/2012/09/blog-post_12.html

私が映画館で観たのは3か月前ですが、、

いま思い返してもこの映画は、
テーマ・キャラクター・ストーリーと、
全てが高いクオリティを兼ね備えていました。

大富豪の障害者と、スラム街の黒人青年が
出会い、人種や立場の壁を越えて友情をはぐくみ、
ともに障害を乗り越えていく。

お互いが本当に相手を思い、大切にしている。

そんな姿を純粋に素敵だな、羨ましいな、
と思える映画です。

あまり宣伝をしていませんが、口コミで面白い
という評判が広まり、9月1日から公開を始めて
いまだに劇場で上映しているロングラン作品です。

もし、年末に「心が温まる、楽しい映画」を観たい!
と思ったら、オススメの一本です。


2、燃える!映画

『ダークナイト ライジング』
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/


この映画は、前作の「ダークナイト」が
大ヒットしたため、ご存じの方が多いと思います。

『ダークナイト』
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/index1.html

私は基本的にアクション映画は大好きですが、

スパイダーマン、
X-MEN、
アイアンマン、
ハルク、

などを代表とする、アメコミのヒーロー映画は
あまり好きではありません。

その理由は、正義と悪の境目がはっきりし過ぎていて、
一方的な展開が多いからです。

しかし、この「バットマンシリーズ」は、
普通のヒーロー映画とは一線を画した
ストーリー展開が待っています。

簡単に言うと、主人公のバットマンは正義を貫く
からこそ悪に落ち、周りから忘れられていくのです。

そんな彼が、最終作ではボロボロの身体を
引きずりながら悪と闘い、街を守る姿に・・・、

心を打たれます。

この映画は、つい先日(12月5日)にDVDのレンタルが
開始されているので、家で観るにはピッタリの作品です。

まだ観ていない方は、ぜひご覧ください!


3、泣ける映画

『ALWAYS 三丁目の夕日’64』
http://www.always3.jp/


お恥ずかしい話ですが、、
私はこの映画を観ながら2回泣いてしまいました。。

(私はあまり映画では泣かない方ですが・・・。)

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの第3部作です。

実はこの作品に関して、私は観る前まであまり
期待していませんでした。

前作の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が
いまいち面白いと感じられなかったからです。

その延長線にある展開なら、
あまり観ても仕方がないかな・・・。。

それが第一印象でした。

しかし、公開されてみると予想以上に評判が
よかったので、空いた時間に観に行ってみたら・・・、、

ボロ泣きです。

今回の展開は、涙なくして観ることはできません。

けんか別れした父親が、本当は誰よりも自分を
心配し、見守ってくれているというシーン。

一緒に住む子供の成長を誰よりも願うが故に、
冷たく突き放し、家から追い出すシーン。

などなど。。

人の本当の思いやりや、大切な人間関係を思い出す
場面には、私も感情が溢れてしまいました。

こちらもすでにDVDレンタルされています。
年末にぜひご覧ください!


4、2012年、これが一番面白かった!映画

映画が豊作と言われた2012年。
今年、私が最も面白いと思った映画は・・・

こちらです!

『ドラゴンタトゥーの女』
http://bd-dvd.sonypictures.jp/dragontattoo/


この映画は、

映像の危なさ、
犯人を追い詰めていく緊張感、
登場人物の狂気、

そして、ドラゴンタトゥーの女である
「リスベット」のキャラクター。

全てが、素晴らしい作品でした。

上映時間が158分と長いのですが、
まったく時間を感じさせません。

文句なしに、面白い映画でした。

まず、始まってから流れる
オープニング映像&音楽がすっごくかっこいい。

▼ドラゴンタトゥーの女 オープニングPV


物語も、40年前の失踪事件の謎を追いながら
次々とめまぐるしく変わる展開。

危機に陥りながらも、犯人につながるヒントを
手繰り寄せていく主人公とリスベット。

そして、最後に犯人と対峙した時に直面する
人間の深い闇・・・。

観ている間ずっと、映画の世界観に引き込まれる
映画はなかなかありません。

2012年の私にとっての「No.1」は、間違いなく、
『ドラゴンタトゥーの女』です。

まだ観ていない方、これから続編の公開も
控えていますので、このタイミングでぜひご覧ください!

以上が私のオススメ映画です。

「観てみたい!」という映画はありましたでしょうか?

みなさんが今年で会った作品で、
「これは!」というものがあれば、ぜひ教えて下さい!

来年もどんな作品が公開されるのか、、
いまから楽しみです(^^)v。


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先週、いま上映中の『のぼうの城』を
観に行ってきました。

『のぼうの城』
http://nobou-movie.jp/


前評判が高かったので、期待して観に行ったのですが、、

期待以上の作品でした!

普段は「でくのぼう」で「阿呆」にしか
観えない殿様の内側にある、

戦略、
覚悟、
そして、人望。

を、たっぷりと満喫できました。

検討中の方は、ぜひ観に行ってください!

今回は、映画三昧の回でした。。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年12月2日日曜日

●● 「信頼の方程式」を読み解く。

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┃◆2012.12.2┃ vol.124 「信頼の方程式」を読み解く。
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みなさん

こんばんは。

12月になりました。
今年も残すところ、あと1か月です。

私自身、2012年は色々なことがありましたが、
正直に言って楽しさと葛藤が混在する1年でした。

残り1か月の間にしっかりと振り返って、
2013年を迎えたいと思います。

さて、先週は時代の流れによって起こっている、
情報のインフラ・信頼性の変化を書きました。

それを受けて、今週は、
「人はどんな【人・物・情報】を信頼するのか?」
というテーマで進めていきます。

ぜひ最後まで、お楽しみください(^^)/。


人が何か商品やサービスを買うとき、

誰かと一緒に仕事をすると決めるとき、

重要な決断を下すとき・・・、

「この人の言うことなら、間違いないだろう。」
という『信頼』はどうやったら得られるのでしょうか?

いままでの一般論で言えば、それは、

ブランドや、
組織の大きさや、
華々しい実績、

なのでしょう。

しかし、前回も説明したとおり、上記のような
概念が現代では通用しなくなってきています。

そしてさらに、ネットの発展によって、
情報の信頼性が「親しい人」に寄ってきている現在、

個人が『信頼』を構築する下地が出来つつあります。

では、どうやってそのインフラを使いながら、
個人が『信頼』を積み上げていけばいいのか?

私はまず前提として、人と人が深い信頼を
得るためには下記の3つが必要だと考えました。

①知り合ってからの期間
②接点の数
③約束を守った回数

これら3つの要素の掛け合わせこそが、
『信頼』という、お互いの人間関係において
最も重要な要素を構築するのです。

1つずつ解説していきます。

①知り合ってからの期間

人は、今日知り合った人よりも、

1年前から自分を知ってくれている人、
10年前から自分を知ってくれている人を、

信頼します。

その究極の形が、生まれた時から自分を見守って
くれている「両親」だと思いますが、、、

「知り合ってからの期間」が『信頼』に
比例するのは、間違いありません。

人からの深い信頼を得るには、
やはり時間を必要とするのです。


②接点の数

上記の「知り合ってからの期間」は大事ですが、
それに「接点の数」を組み合わせないと、
『信頼』は構築されません。

ある人を3年前から知っていたとして・・・、

1年に1回しか会わない人よりも、
3か月に1度は会っている人の方が、

『信頼』は高くなるのですです。

知り合った人に対して、継続的に接点を作り、
人間関係を積み重ねる必要があります。


③約束を守った回数

最後に大事になるのは、その人との間で
結んだ「約束」を守るかどうか、です。

昔から知り合いで、継続的にやりとりがあっても、

「あの人は約束を守らない人だ」
「あの人は大事なことを頼めない人だ。」

と思われたら、『信頼』は積み重なりません。

何かを頼んだ時に間違いなくやってくれる、
あの人であれば裏切らないはずだ、

そんな確信をお互いが共有するには、
人として当たり前の「約束を守る」という行動が、
必要になるのです。


以上の①~③の3つの要素の掛け合わせこそが、
「信頼を得るための誰にでもできる方程式」では
ないでしょうか?

そして、この①~③のステップは、

【継続的な情報発信】を行うことで、
非常にスムーズに作り上げることができます。

つまり、

①「一度仲良くなった人」に対して、

②1週間に1回くらいの頻度で「接点」を作り、

③継続的に情報を送ることで「約束を守る」。

この流れこそが、私のようなコミュニケーション下手
にもできる、簡単な信頼構築法だと思ったのです。

もちろん、「お金」をかければ短期間で、
もっと早く多くの人と『信頼』を結ぶ方法も
あるのでしょう。

しかし、いまはお金をかけなかったとしても、

短期ではなく長期で、
少しずつ自分のことを知ってもらいながら、
信頼を得ていくことができる。

これが、いま私が考える
「信頼」と「情報発信」の関係性です。

果たしてこれが正しい効果を生みだしているのか
わかりませんが(汗)、、

いずれ、必ず何かの役に立つ確信があります。

それを信じて、今後も私は
【情報発信】を続けていきたいと思います。

みなさん、これからもお付き合いお願いします(^^)v。


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みなさんは、
「睡眠時間」をお金で買えるとしたら、
いくら払いますか?

この度の調査で、ビジネスマンは半数以上が
1時間の睡眠時間に「2500円」は払うことが
証明されたようです。

◎ ビジネスマンの半数以上は、1時間の睡眠を2500円でも買いたい
http://www.atpress.ne.jp/view/31782

この調査を見た私の感想は・・・、

「たしかに!」

と思いました。

週の半ばに睡眠時間が足りない時、
仕事が夜遅くまでかかってあまり寝れていない時、

心地のよい睡眠が「2500円」で手に入るのであれば、
お金を出すでしょう。

この先、もっと社会のインフラの発展した時に、
睡眠時間をお金で買える時代は来るのでしょうか?

そんな時代が、
来てほしいような、
来てはいけないような・・・。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年11月25日日曜日

●● 信頼できる情報は、どこにある?

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.11.25┃ vol.123 信頼できる情報は、どこにある?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

3連休が、終わってしまいますね(>_<)。
みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか?

私は相変わらずエヴァを観に行ったり(3回目)
していたわけですが(汗)、、

実は、私はだいぶ前から、
今日から数回に渡るテーマ「情報発信」や「文章」に
ついて書くことを、楽しみにしていました。

なぜならば、現代という時代は、
『人が何を信頼するか?』という“対象”が変わって
来ていると、感じているからです。

初回となる今回は、時代背景も含めて、
変化の大きな流れについて書いていきます。

みなさまの参考になれば幸いです。


この数十年間で起きた、
最も大きな社会変化は一体なんでしょうか?

この質問をすれば、多くの人が
「インターネットによる情報革命」と答えるでしょう。

インターネットの普及によって、一般の人に流通する
情報量が爆発的に増え、いつでも・どんなことでも、
調べることが可能になりました。

そして、この数年でインターネットは次の段階に
入りました。

Facebook、
Twitter、
Blog、
mixi、
GREE、
Mobage
Linkedin、

などを代表とした「SNS」の普及です。

「SNS:ソーシャル・ネットワーキング・サービス」は、
人と人とのコミュニケーションを主目的としたサービスで、
すでに多くの人が利用しています。

この「SNS」によって、個人による「情報発信」が
いつでも・どこでも・無料で、可能になりました。

すなわち、

個人で【メディア(情報の記録・伝達・保管)】
を持つことができるようになったのです。

この事実が、「情報の信頼性」に大きな変化を
起こしつつあります。

いままで【メディア】は、国家権力や、
資本のある企業にしか、保有されていませんでした。

しかし、昨今の政治状況や、大企業の不祥事などから、
いままでの前提が覆されてきています。

どんな前提かというと、

「国が発表することだから、正しいだろう。」
「大企業だから安心だ。」

などの常識が通用しなくなり、多くの人が
“大きな組織への不信感”を抱き始めています。

つまり、

「大きな組織の利害を内包した情報」
よりも、

「信頼できる友人・知り合いからのフラットな情報」
を、信頼するようになってきているのです。

その影響は、

危機的状況における行動でも、
日常の購買行動でも、

表面化してきています。

昨年の東日本大震災の時に、多くの人が
福嶋原発の放射能被害ニュースを信頼せずに、
TwitterやFacebookで独自の情報収集をしていました。

国が「放射能汚染は大丈夫です」と言った食糧が、
まったく売れないことも、その事実を象徴しています。

また、普段の購買行動においても、
その流れは進んでいます。

何かを買おうとしてインターネットを検索すると、

「似たような商品が多すぎて、
  何が本当にいい商品かわからない・・・。」

という事態が蔓延しているのです。

各企業がホームページで、
「自社の商品はこんなところがすごいんです!」
と言いすぎたために、

「どうせ売るために大げさに言ってるんだろ。」
と、誰もが思うようになりました。

そのような状態になった時に、
人が最後に購買決定の参考にするのは・・・、

「(信頼できる)あの人が良いと言っていたから。」
「(身近な人の)評判が良かったから。」

などの、一次情報(友人・知りあいからの情報)です。

この変化が、

人が何かを決断をするとき
人が何かの行動をするとき、

のあらゆる場面で起こってきています。

最近ひんぱんに、
「つながり」や「絆(きずな)」といった言葉が
使われるのも、その流れでしょう。

だとすれば、、

現代という時代の中で、個人として、

信頼できる情報を提供することで、
自分が関わる人の役に立ちながら、

一度できた関係性を保ち、信頼を積み上げてくれる
「継続的な情報発信」という手段は、

とてもメリットが大きく、
時代に合っていると思いませんか?

リアルな場で会うという行動は、どうしても
時間と場所の制約を受けます。

しかし、インターネットというインフラを利用した
「情報発信」は、時間や場所、さらにはお金という
制約条件すら必要ないのです。

これだけメリットのある行動を、
やらない方が損だとすら、最近は感じています。

今後、インターネットのテクノロジーが
さらに発達していくことを考えると、

「価値のある情報発信ができる」というスキルは、
より重宝されていくように思います。

ブログやメルマガ興味がある方、
facebookで月に1回でも記事を上げている方は、

ぜひ「情報発信」を意識してみて下さい。

来週以降も、「情報発信のメリット」について、
書きたいと思います。

お楽しみに!(^^)/


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みなさん、最近急成長している
“針なしホチキス”はご存知ですか?

私は文房具が大好きなのですが、
そんな私が最近はまっているのが、この商品です。

◎日本発“針なしホチキス”急成長 海外でも驚きの声
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/121119/biz12111910270002-n1.htm


この商品、使ってみると本当にすごいです。

しっかり留めることが出来て、
針がないので危険がない。

世界的な組織でもある「国際通貨基金(IMF)」
の会議で利用されたことも頷ける商品です。

これこそが「made in JAPANの実力」と言えるでしょう。

みなさんも、東急ハンズやLoftなどに行ったら、
ぜひ一度手にとってみて下さい(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2012年11月18日日曜日

●● 【創刊2周年】継続がもたらすもの。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.11.18┃ vol.122 【創刊2周年】継続がもたらすもの。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

今回は、いつもこのメルマガorブログを読んで
頂いているみなさまに、感謝をしたいと思います。

ついに、今回で、

このメルマガを始めてから2年間が経ちました。


思えば2年前に、

「メルマガを始めよう!」と決意をして、
最初に送ったメールの宛先は、たったの5人でした。

いま読み返してみると、その時の文章は
人に見せることが申し訳なく感じるような、
恥ずかしい内容です。。

そしてそれ以来、毎週「もう書くことがない!」
という苦しみと闘いながら(笑)、

なんとか今日まで、2年間続けることができました。

それもひとえに、感想や意見を返信してくれたり、
暖かく見守って頂いているみなさまのおかげです。

本当にありがとうございます。

2年間続けることができた、
「1週間に1回、メルマガを発信する」という行動は、
いまでは私のとても大切な習慣になりました。

仕事をしていたら必ず考える必要がある、

「お金になるか?」
「効率がいいか?」

だけで考えたら、時間だけをとってしまう
このメルマガなど、すぐにでも辞めた方がいいでしょう。

しかし私は、「メルマガを書く」という習慣から、
たくさんの恩恵を受けています。

その一部を挙げてみると、

◎日常に情報のアンテナを強く張る。

◎入手した情報を体系化する。

◎自分の意見をアウトプットすることで構築する。

◎文章を書くことで、話の語彙を増やす。

◎文章の表現力が上がる。

◎定期的に情報を送ることで、人間関係を継続する。

◎自分の人柄・性格を自然と理解してもらえる。

◎漠然とした概念・思考に適切な言葉をあてはめる
  「言語化能力」を磨き、人への説明能力を向上する。

◎思考を深く掘り下げる。

◎発信することで自分の行動を律する。

◎興味のある分野の知識・情報を深める。

◎最近会えていない人と人間関係を繋げる。

◎継続するこで信頼が蓄積される。

などなど・・・。

これ以外にもメルマガを書くことで得られることは、
たくさんあります。

特に、私がメルマガを書き続けたからこそ
わかったことの一つが、

「自分で決めたことを継続する」ことができれば、
自分の中に『自信』が芽生える、ということです。

『自信(=自分を信じる力)』は、

目に見えない・掴みどころすらないものですが、
新しい行動や重要な決断を迫られた時には、
何よりも必要なものではないでしょうか?

その『自信』を育むために、
そして、自分の好きなこと・得意なことで、
より多くの人の役に立つために、、

今後も、メルマガを続けたいと思っています。

いまでも私の身勝手な意見を辛抱強く(?)
読んで頂いているみなさま、本当に
ありがとうございます。

これからも、ぜひ読んで頂けると嬉しいです(^^)/。

せっかくなので、来週からはこの2年間メルマガを
続けた中で少しは身につけることができた、

「情報発信力」
「文章力」

について、複数回に渡って書いていきます。

この2つの能力は、これかの時代では
とても重要になってくると個人的に思っています。

なぜならば現代は、

「誰でもメディア(Web)を作れる時代」に突入し、
「お金をかけずに広められるインフラ(ソーシャルメディア)」

が整った時代です。

そうなった時に、必要とされることは、
価値のある情報を、

「たくさん持っている」か、
「多くの人に・上手に伝えることができるか」
だと考えているからです。

上記について、来週からまたメルマガをお届けします。
これらからも末永く、よろしくお願いします。


=============================================================

昨日は、3年間心待ちにしていた
「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」の公開日でした!

◎ ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
http://www.evangelion.co.jp/

私はこの作品を中学2年生(14歳)の頃から
16年以上に渡って大好きで、いまでもその思いは
変わりません。

対象がどんなものであれ、
これほど自分が愛情を注げるものがあるということは、
とっても幸せなことですね(^^)v。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年11月12日月曜日

●● 転職のススメ「ベストなタイミングはいつ?」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.11.11┃ vol.121 転職のススメ「ベストなタイミングはいつ?」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

先週まで3週間に渡って、「転職」について
自分の体験談も踏まえて書いてきました。

未熟者の私ですが、何度かこのような相談を
受けた時に、必ず話題になるのが・・・

「タイミング」です。

すなわち、将来のことを考えて、

「いまの会社をいつ辞めればいいか?」
「新しいことをいつ始めればいいか?」

という悩みが多くの人にあるのです。

そこで、今回は
「転職のベストなタイミングはいつか?」
について考えてみたいと思います。

ぜひご参考下さい!


「転職したいと思っているんですけど、
  なかなか踏ん切りがつかなくて。。」

「転職」に関する相談を受けると、上記のような
言葉がたいてい出てきます。

『いつまでに転職をするのか?』
という区切りは人それぞれで、

「●歳になるまでには・・・。」

「いま抱えているプロジェクトが終わったら・・・。」

「~~を達成したら・・・。」

など、様々な意見があると思います。

みなさんは、上記を読んだ上で、
「転職(または独立)」のベストなタイミングは
いつだと思いますか?

もちろん、タイミングは個人の意志で決める
ものなので、「これがベスト!」という回答は
ないでしょう。

しかし、「年齢」と「経験」が比例して
いることを考えると、動きやすいタイミングは
あると思います。

それは一体、いつなのでしょうか?

まず始めに、一般論から言ってしまうと、
「転職」には、

【業界】
【実績(経験)】
【役職】

の掛け合わせで、年齢制限があります。

その年齢制限は、
『26歳、28歳、30歳、35歳』です。

細かく説明をすると、

【26歳】
いわゆる第2新卒といわれ、なんの実績も、
経験がなくても転職ができる年齢です。

【28歳】
ある業界での常識や経験があり、その業界で
あればそれなりに成果が出せる。

まったく新しい業界に転職したい人にとっては、
最後のチャンスの年齢です。

【30歳】
いままでの仕事で実績があって、役職がついている
必要がある。または転職先では役職がつくポジション
でないと転職は難しい。

【35歳】
実績と肩書の両方で経験があり、
役職者として転職をする。

だいたい上記が「転職年齢」と言われるハードルです。

35歳以上の年齢になると、いままでの仕事・役職で
明らかに突出した成果があり、社長や幹部候補で
転職をする、というのが一般論です。

しかし、私個人の意見としては、、

「何歳になっても転職は可能だ」と思っています。

その理由は、
上記の「年齢制限」というハードルは、

【業界】【実績(経験)】【役職】の3つに、
【自らの人脈】を組み合わせれば、いくらでも
超えることができると思っているからです。

では、転職のタイミングはどう考えるのか?

私にとってベストな転職のタイミングは、

「いまの自分に、我慢が出来なくなった時」
だと思っています。

少し抽象的なので、もう少し具体的にいうと、

「いまのままの自分ではどうしても嫌なので、
  環境を変えることで、自分を変えよう。」

という決心がついて、

「いまよりも状況が悪くなっても、後悔しない。」

という覚悟がついたときです。

あくまで、転職をするタイミングは
“マインド”の問題だけだと思っています。

そういう意味では、上記に書いた

「●歳になるまでには。」
「あるプロジェクトが終わったら。」
「~~を達成したら。」

という言葉が出てきた時は、
反対するようにしています。

ほとんどの場合、
「自分で決められないので、人に確認したい。」
という承認を求めているだけだからです。

そういう意味でも転職をする時は、
いまの会社よりも、

・給料が減ったり、
・労働時間が長かったり、
・人間関係が悪い、

という事態に直面することを前提としながらも、

「それだとしても、
  いまのままの自分はもう嫌だ。

  変わりたい!」

という欲求から出てくる「決心」と「覚悟」を
持つかどうかが、何よりも大事だと思います。

新しい仕事にチャレンジをする。
いままでとはまったく違う仕事をする。

という体験は、自分の違う側面を引き出し、
新しい能力・スキルを磨くチャンスとなります。

「決心」と「覚悟」さえあれば、今後はどんどん
転職しやすい社会になる気がしています。

気持は常に、前向きでありたいですね(^^)v。


=============================================================

今日は、自由が丘の
「ヴィレッジヴァンガード」に入り浸ってきました。。

◎ VILLAGE VANGUARD
http://www.village-v.co.jp/


「ヴィレッジヴァンガード」は、

バカバカしいグッズ、
普段は目につかない本、
観たことのない映像、

など、行くたびに面白い出会いがあって、
つい長居してしまいます。

ネットでは得られないリアルの体験は、
やっぱり大事ですね(^^)/。

私はこれからも「ヴィレッジヴァンガード」を
応援したいと思います!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年11月4日日曜日

●● 転職のススメ 「唯一、得られるものは何か?」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.11.4┃ vol.120 転職のススメ 「唯一、得られるものは何か?」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

先週から、私の転職経験を踏まえて、
「転職のススメ」を書いています。

先週は、転職によって失うものは「信頼」である、
ということを理由に、

「転職はしなくて済むのであれば、しない方がいい。」

ということを書きました。

しかし一方で・・・、

私は転職をしたことで「得たもの」があります。

それは、現在の私の仕事観に大きな影響を与えており、
人生の教訓にすら、なっています。

そこで今回は「私が転職によって得たもの」を
書きたいと思います。

どなたかの参考になれば、嬉しいです。


たとえば、

海外旅行に行くと、
「やっぱり日本って、いい国だなぁ。」と感じます。

体調を崩した時には、
「健康って、何よりも大事だなぁ。」と感じます。

これらのことからもわかる通り、

自分の“日常”の中にある価値が本当に実感できるのは、
多くの場合それを“失った時”なのです。

私は「仕事」に関しても、同様のことが言えると思います。

いま行っている仕事、
いま勤めている会社、
いま一緒に働いている人、

これらの価値は、それを失った時に、
本当の意味で実感ができるのだと思います。

少なくとも私に関しては、そうでした。

最初の会社(I社)に勤めていた時、

その事業の可能性、
営業という仕事の価値、
キャリアとしての影響力、
一緒に働く人の大切さ、

が理解できていたか?

と、言われると、
「まったく分かっていなかった」と、
今でこそ思います。

(なんてもったいない・・・。)

その価値に気づけたのは、
おそらく「転職」をしてから1年後くらいです。

違う産業(業界)で、
違う職種を、
違う人たちと、

仕事をしてみた時に、ようやく最初の会社にあった
「仕事の価値」が等身大に見えてきたように思います。

日常となった【会社・職場・仕事】から飛び出して、
外から以前の仕事を眺めてみた時に、ようやく、

「あの【会社・職場・仕事】の価値に、
  自分はまったく気づけていなかった。」

と気づいたのです。

しかし、実は・・・

この「外から見た視点」こそが、
私が唯一、転職で「得られたもの」だと思っています。

つまり・・・、

私が転職で得たものは「客観性」です。


いま、目の前にある、

・仕事は他社から観てどんな価値があるのか?
・職種・スキルは将来どのように役立つのか?
・一緒に働いている人は将来どんな関わりになるのか?

ということに関して、わずかではありますが、

主観ではなく客観で、
短期ではなく長期的な時間軸で、

考えられるようになったことの原因が、
転職がキッカケだったと思うのです。

(もちろん、他にも要因はありますが。)

この「客観的に観る・考える」ことについて、
私は歳を重ねるごとに、「重要なものである」
という認識が強まってきました。

なぜならば、

・自分の仕事の評価
・自分のサービスの価値
・(会社に勤めている場合)自分の給料

これら全ては、「他人」が決めるからです。

自分の人生の重要項目について、意思決定権のある
「他人」の視線を意識しない限り、人生は好転していく
はずはありません。

この「客観性」の視点が、否が応でも磨かれるのが
「転職」という体験だったように思うのです。

「当たり前になった日常」から外に出て、
「自分」という人間が社会の中で一個人として
どんな価値を伝え、生み出すことができるのか?

そんな体験は、視野を広くするには、
ピッタリの舞台なのかもしれません。

でもやっぱり・・・、

勤めている会社がよっぽどひどい会社でなければ、
転職はしない方がいいと思います(笑)。

いままで積み上げた信頼を【無】にしてしまうのは、
本当にもったいないと、思います(^^)/。


=============================================================

昨日、生まれて初めて、ガンプラを作りました!

▼初めてのガンプラ制作。

池袋のヤマダ電気「LABI モバイルドリーム館」は、
7F全てがガンダムグッズという素晴らしいフロアに
なっているのですが、

◎ LABI モバイルドリーム館 フロアガイド
http://www.yamadalabi.com/ikebukuro-md/floorguide/index.html

こちらのフロアではガンプラを買うと、
横にあるスペースでそのまま制作が可能なのです。

プラモデルは男の趣味、とは言いますが・・・、
すっかり熱中して、あっという間に2時間が過ぎました(笑)。

趣味を広げすぎて、仕事に支障が出ないように
気をつけます。。。m(_ _)m

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2012年10月28日日曜日

●● 転職のススメ「失うものは何か?」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.10.28┃ vol.119 転職のススメ「失うものは何か?」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

先週は、とある女性から受けた転職相談に
ついて書かせて頂きました。

「転職」というテーマについては、
私自身が社会人になってからずっと、

「自分は、どんな仕事が向いているのか?」
「自分は、どんな職場が合っているのか?」

を考え、悩んできたからこそ、非常に興味のある
分野です。

そして実際に転職をした結果、想像していたことと
違うという現実も、沢山ありました。

そこで今回は、私が転職をして感じた、
「転職で得るもの・失うもの」を書きます。

1回目となる今週は、
「転職で失うものは何か?」について解説します。

転職や独立をお考えの方の参考になれば嬉しいです。


「転職」。

仕事は人生の時間において占めるウェイトが高く、
多くの人が悩む分野でもあります。

その中で、いまの職場に嫌気がさしたり、
他の仕事に興味を湧いたことで、「転職」という
選択肢を選ぶ人がいます。

ネットや雑誌を見ると、

「転職をすることでキャリアアップ!」
「いまがチャンス!年収●●万円の仕事特集!」

などの字が踊っているのを、よく見かけると思います。

▼どこも、「収入UP」と謳っていますが・・・。

▼多くの方が、転職を考えたことがあるようです。





しかし、もちろんですが、
「転職」には良い面も悪い面もあります。

上記のような文句を掲げているのは、
「転職をする人が増えると都合がいい(儲かる)人たち」
が良い面だけを煽っているのが実態だと思います。

そこで、今回は私が転職という体験を通して、
「失ったもの」を説明したいと思います。

ただ、事前に1つ言い訳をさせて頂くと(汗)、

これを言語化することは、非常に難しいです。

なぜならばそれは、

普段仕事をしていると、
当たり前すぎて見えなくなってしまうもの。

当り前だからこそ、
失ってみてようやくその重要性がわかるもの。

人間に例えると、「家族」や「空気」などのように、、、

生きている上で最も恩恵を受けているにも関わらず、
普段はそのありがたさになかなか気づけないものです。

・・・では、

「転職」という行動を通して失う、当たり前すぎて
普段気づけないものとは何でしょうか?


それは、、


「信頼」です。


もう少し具体的にいうと、

「職場の周りの人からの信頼」です。

・・・少しわかりずらいですよね。

もう少し噛み砕いていうと、

転職という選択肢を選んだ場合、
いままでとは違った、新しい職場で働くことになります。

働くということは、一緒に働く人に声をかけたり、
わからないことを聴いたり、仕事を振ったりします。

しかし、前の職場では簡単にできたその行動が、
新しい職場では非常に難しくなります。

なぜならば、

気軽に頼める人も、
誰が何が得意かも、
自分がどんな役割を担えばいいのかも、

初めはわからない場合が、ほとんどだからです。

一定期間、同じ職場で仕事をしていると、

「あの人は、こんな仕事が得意だ。」

「あの人の仕事は、しっかりしている。」

「あの人は抜けているから、フォローしなくちゃ。」

「あの人に聴けば、~~がわかるはずだ。」

という暗黙のルールが出来てきます。

その暗黙のルールの中に、自分の得意分野や仕事ぶりが
入っていれば、誰に・何を頼んだり、聴いたりすれば
いいかが明確になり、仕事がしやすくなります。

しかし転職をすると、その暗黙のルールを
ゼロから積極的に作らねばなりません。

「新しく入ってきた奴は、どんな奴なんだ?」

「本当に仕事できんのか?」

そんな疑問(疑惑?)を周りから浴びながら、
仕事をすることになるのです。

この状況になって初めて、前の職場で年月を
かけて積み上げた「信頼」は、自分が仕事をする上で
無くてはならないものだったんだ・・・、

と気づきます。
(私はそうでした・・・。)

いままでの職場で積み上げてきた、

「行動」
「成果」
「コミュニケーション」
「人間性」は、

普段は見えないところで、
仕事を進める上で大きな影響力を持っているのです。

この「信頼」という普段は見えない大きな影響力を、
再びゼロから作りあげ、積み重ねていく覚悟を持って
初めて、転職はするべきだと思います。

1つの職場で長く働いている人であればある人ほど、
「職場の周りの人からの信頼」は積み重なっています。

だからこそ、
「転職」はしなくて済むのであれば、しない方がいい。

それが、私の結論です。


しかし一方で・・・、

「転職しない方がいい」と、
これだけ言っておきながらも(汗)、

私は「転職をしてよかった」と、感じています。

その理由は何か?

転職によって「失うもの」はありますが、
もちろん、転職によって「得るもの」があるのです。

その解説は、来週したいと思います。

どうぞお楽しみに!!


=============================================================

今日は、将来パン屋を開きたい友人が1日カフェを
オープンしていたので行ってきました!

◎ 1日カフェが出店できる「Colabo Cafe」
http://www.colabocafe.com/

今日行ったのはこちらです。

◎ mu-pan cafe
http://www.colabocafe.com/modules/news/article.php?storyid=290

現在、カフェビジネスはどんどん発展していて、
今後は事務所・空家・居酒屋など、様々なスペースに
カフェが出来そうです。

私も自分の時間を過ごせるカフェは大好きなので、
ゆっくりと過ごせて、美味しいパンが食べられる
カフェがどんどん出来てほしいです。

みなさん、いい情報があったら教えて下さい!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2012年10月21日日曜日

●● とある女性の転職相談

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.10.21┃ vol.118 とある女性の転職相談
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

突然ですが、人生の方向性を決める
決定的な要素って、なんでしょうか?

ゼロベースで考えてみると、

「国籍」
「人種」
「宗教」

または、

「家族」

など、生まれつき自分にはどうにもできない部分で、
人生を決定づけているものもあります。

一方で、私たちが主体的に選べる重要項目として、

「仕事」
「恋愛」
「友人」
「住む場所」

なども、自分の人生に大きな影響を与えるでしょう。

私が最近感じているのは、年齢を重ねるごとに、
この重要項目についての相談が増える、ということです。

具体的には、私のような人間でもここ数年、
「仕事(転職)」や「恋愛(結婚)」の相談が増えました。

今日はその中から、とある女性から「仕事(転職)」の
相談をされて感じたことを書きたいと思います。

転職やキャリアについて悩んでいる方の、
参考になれば幸いです。


「相談があるんだけど。。」

という電話を受けたのが、先週の火曜日でした。

その人とは半年ほど連絡を取っていなかったので、
「何かな?」と思いながらも、昨日の夜19時に
新宿の南口で待ち合わせをして会うことに。

約束の時間になって再会を懐かしがりながら、
ルミネ1の中にある喫茶店「アマティ」に入りました。

◎ カフェ アマティ
http://tabelog.com/tokyo/A1304/A130401/13031028/


そして結果的に、
この喫茶店に4時間滞在することになり、

「転職をするなら、どんな会社が行くべきだと思うか?」

について相談をされ、更には、

「そもそも、自分は本当に転職すべきかどうか?」

という悩みを聴くことになりました。。

みなさんは、上記のような悩みを抱えたことはありますか?

私は仕事を始めてから、上記の質問を考え続けていた
気がしますが(汗)。。

しかし、「仕事(転職)」に関する悩みは、
年齢や職種によっても異なります。

今回私が相談された方は・・・

年齢:30代後半
性別:女性
職業:小売店の販売員・店長代理(主に化粧品担当)
私との関係性:10年来の友人

上記のような人です。

ちなみに、本人はこのメルマガを読んでいないため、
絶対に名前がわからない形で、以下の文章を書きます。

話を聴いてみると、
彼女が「転職をしたい」と思うに到った経緯は、
下記のような流れでした。

「昨年、会社が合併・吸収をされてから、
 会社の労働環境・条件がひどすぎてついていけない。」

 (実際にひどかったです。)

     ↓

「1年間がんばったけど、このままだと身体を壊す
 可能性が高いことと、会社のやり方についていけない。」

     ↓

「ずっと前から考えていたが、40歳になる前に、
 なんとか転職したい。」

     ↓

「だけど、年齢的にきついのはわかっている。
 また、「私はこれが出来る!」という明確なものがない。」

     ↓

「いままでの経験を活かしても・活かさなくてもいいが、
 自分はどんな会社に転職することができるか?」

こんな相談でした。

みなさんが上記の相談を受けたら、
どんなアドバイスをしますか??

私は決して、人に対して「キャリア」を
アドバイスできるほどの経験も持っていないですし、
仕事を紹介できるわけでもありません。

また、今回のケースでいうと、本人がまだ、

「やっぱり、転職しないほうがいいだろうか・・・。」

という悩みを持っていたので、
色々な話を聞きながら、履歴書や職務経歴書、
転職活動の仕方などを簡単に話すにとどめました。

しかし、私は今回の相談を受けて、
強く感じたことがあります。

それは、

「将来の自分も、同じような状況になる可能性がある。」

ということです。

非常に現実的で、少しきつい言い方かもしれませんが、
現在の仕事の中で、

自分の強みを主体的に選び、
得られるスキルを習得し、
専門性を高める努力をする、

という時間を重ねていない場合、年齢が上がるほど
仕事は厳しさを増していくと感じました。

若いうちは、

仕事に対して、
「がんばってやります。」

必要なスキルは、
「これから努力して身につけます。」

わからないことは、
「教えて下さい。」

が通用します。

しかし、年齢が上がると、
「今までの時間で、何を積み重ねてきたか?」
が何よりも重要になります。

その時に、人や企業に対して、
「私は●●ができます。」と言える分野がないと・・・、

必然的に、

仕事がキツくて、
いままでの経験の延長線上にあって、
あまり人がやりたがらない仕事、

をやることになってしまいます。

もちろんこれは一般論なので、
その悪循環からの抜け方はいくらでもあると思います。

ただ、自分の将来の仕事・キャリアが価値の高い
ものにするためにも、

「主体的に仕事を選ぶ。」
「意図を持って現在の仕事をする。」

ことは大事だと、改めて感じました。

もう少し具体的にいうと、

1、30代前半までに自分の専門性を確立する。

→どんな業種の、どんな仕事で、自分は成果を出せるのかを、
 明確にしておく。

2、仕事において信頼し合える人脈を、社外に作る。

→会社に何かあった時に、自分に仕事を出してくれたり、
 仕事を紹介してくれる人を時間をかけて作っていく。

3、自分の仕事は、他業種から見てどんな価値があるのか、
  客観的な視点を常に持つ。

→いまの社会では、産業ごと無くなる可能性もあるため、
 他業種の仕事に価値を転用できないかを考える。

上記の項目を、人の信頼を得ながら形成していくことは、
今の時代には非常に重要だと思います。

これさえあれば、何歳になっても人に仕事を紹介して
もらえたり、転職活動をしている中で興味を
持ってくれる人は出てくるでしょう。

私自身も、早くその領域に自分を持っていかなくては、、
と刺激を受けました。

そして・・・、

この相談を受けながら私が一番強く感じた、
何よりも大事なことは、、

「自分の中にある問題を、先送りするとロクなことがない。」

ということでした。

私は上記の方の相談を受けながら、

「この人が20代後半なら紹介できる仕事があるのに。。」
「いや、せめて30代前半で決断していれば、もっと違ったはずだ。」

と、つくづく感じました。

本人は、

「ずっと転職を考えていた」というものの、

「いまの生活にもそこそこ満足しているし、
 仕事に不満はあっても、ある程度の給料は貰える。」

「だから、転職というリスクを冒すのが怖い。」

という思考で、自分の中の違和感や不満に直面せず、
課題を先送りにするという決断が、

「いまの現実」 = 「仕事に困る状態」

を作っているように思えてならなかったのです。

自分の中に湧き出てくる違和感や課題は、
早ければ早いほど多くの選択肢を選ぶことができて、
解決しやすいものです。

「緊急ではない」けれども、
「重要度が高いこと」に手をつけないでいると、

後々が厳しい状況になってしまいます。。

現在の仕事・生活がどれだけ忙しかったとしても、
先を見据えて「自分の人生に重要なこと」に取り組ま
なくては、いずれ行き詰まってしまいます。

私も「先送り」している課題を多数抱えているため(汗)、、
時間と意識の使い方を、変えていきたいと思います。


=============================================================

昨日は、前職でお世話になった会社のイベントに
お邪魔してきました。

◎ 増販増客コンファレンス2012
http://home.kjnet.co.jp/home/information/2012/09/post-29.php


いま振り返ってみると、この会社で学んだことは、
自分の仕事に大きな影響を与えています。

お世話になった人にしっかりと御返しするためにも、
もっともっと、仕事ができるようになりたい。

そんな思いが湧き上がりました。

K社のみなさん、ありがとうございました!
またお邪魔します!!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2012年10月15日月曜日

●● 私が好きなマザー・テレサの言葉

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.10.15┃ vol.117 私が好きなマザー・テレサの言葉
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

このメルマガも含めて、毎週・毎日、
一定の文章量を書いていると、自然と
「言葉」に対して感覚が敏感になってきます。

本やネットなどを見ていると、

「この言葉、深いなぁ。」
「これは書き写しておこう!」

と思える回数が増えてくるのです。

そこで今回は、私が、

「この言葉は何度も見返したい!」

と思えた言葉の1つを選んで(沢山あるので。。)、
ご紹介したいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。


言葉には、不思議な力があります。

人を励ましたり、

人を傷つけたり、

人を救ったり、

人の人生を変えたりする瞬間には、、

必ずといっていいほど、
「言葉」が存在しています。

また、さらに面白いのは、言葉は受けた人
によって、固有の響きや深さを持つことです。

私にとっては、

「この言葉は素晴らしい!
  人生で最も大切なことを、適切に表現している。」

と思える言葉でも、他の人にとっては、

「何それ。当り前のことじゃん。。」
「へぇ~、いい言葉だねぇ~。」

という程度にしか、
受け止められないことも多々あります。

そういう意味でも、今回の言葉がみなさんの
心にどこまで響くかわかりませんが、、

今回ご紹介する言葉は、
私のキャラには似合いませんが、、、

「マザー・テレサ」の名言です。

有名な言葉なので、
知っている人もいるかもしれません。

しかし、それでもご紹介しようと思ったのは、
私はこの言葉を読む度に、背筋が伸びるからです。

自分の人生は、全て自分の内側によって決まっている。
そんなことを確信できる言葉が、こちらです。

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「思考」に気をつけなさい、
それはいつか「言葉」になるから。

「言葉」に気をつけなさい、
それはいつか「行動」になるから。

「行動」に気をつけなさい、
それはいつか「習慣」になるから。

「習慣」に気をつけなさい、
それはいつか「性格」になるから。

「性格」に気をつけなさい、
それはいつか「運命」になるから。

【マザー・テレサ】


-------------------------------------------

私は、この言葉を見るたびに、

人と話をしたり、
メールをやりとりしたり、
何かの文章を書いたりしている時に、

自分が使っている「言葉」によって、
いまの自分が出来ていると実感します。

そう、自分の口や、手から紡ぎだされる
「言葉」は、思っている以上に人生に対して
影響力があり、パワフルなのです。

恥ずかしい話ですが、、

私は前職の時に、会社の愚痴や、人の悪口ばかりを
口にしている時期がありました。

自分の身の回りに起きる理不尽や、
人の感情の波に巻き込まれる不条理に、
我慢できなかったからです。

しかし、いまその時期を振り返ってみると、

「そんな環境だったとしても、“自分のために”、
  愚痴や悪口は言うべきではなかった。」

と反省しています。

なぜならば、それらを言い出した瞬間に、

自分の行動は、
より自分の環境を悪くする方向に向かい、

その行動が定着することで、
ネガティブな思考・行動が習慣化し、

しまいには、それらの悪癖が
自分の性格の一部になってしまうからです。

愚痴や悪口は、

一時的に気分が晴れたり、
心の葛藤が無くなったとしても、

長期的には自分を下げることになってしまうのです。

それくらい影響力のある言葉を、
私たちは非常に不用意に使っています。

常に身近にあって、常に使い続けるものだからこそ、
もっと“使いこなす”ために気を遣い、影響力を
考慮して、選ぶ必要があるのかもしれません。

しかし、それができれば・・・、

自分の「行動」を変え、「習慣」化することで、
自分という人間の性質(「性格」)までも、
変えることができるのです。

上記でご紹介した言葉は、自分という存在が、
決して生まれ持った性質だけではなく、

言葉・行動・習慣・性格の集積であると
捉え、全てが自分の責任だと思い直すことが
できる、私にとっては貴重な言葉です。

自分の軸を見直したり、
自分の大切な価値観を思いだすためにも、

いい言葉は常に身近に置いておきたいですね(^_^)。

言葉との出会いは、不思議です。

その言葉を読むだけで、
自分の中にある制限が外れたり、
心が楽になったりします。

私もそんな「言葉との出会い」を、このメルマガでも
沢山作りだしていきたいと思いました(^^)/。

しかし、この言葉の最初をみると・・・、

結局は、自分の頭の中にある「思考」から、
全ては始まるようです。

これからも、個人的興味の対象である「思考」には、
研究の情熱を費やしたいと思います(笑)。。


=============================================================

みなさん、無料で使える名刺管理アプリ
「Eight」はご存知ですか?

◎ Eight
https://8card.net/

このアプリは素晴らしく優秀です。

簡単にいうと、名刺を携帯のカメラで撮って
アプリ登録をすると、その名刺の名前や連絡先を、
人が手動でデータ化してくれるのです。

私はiPhoneを利用している時は、このアプリを
重宝していたのですが、いままでアンドロイドでは
使えませんでした・・・。

しかし!

なんと、今月の末にアンドロイド版が
リリースされるとの発表が!

これは、楽しみです。

名刺管理をしっかりとすることは、
人とのつながりを大切にする上でも、
非常に重要ですね。

みなさんも、ぜひ利用してみて下さい!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2012年10月8日月曜日

●● 脳のパンクを防ぐ方法

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.10.8┃ vol.116 脳のパンクを防ぐ方法
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

実は、10月から新しい仕事を始めたこともあって、
今までの人間関係・専門知識・スキルを刷新しています。

新しいことを始めるタイミングでは、
新しい情報をたくさん吸収する必要があります。

しかし、私の脳は新しい情報を詰め込みすぎると
パンクするらしく、、、

先週の週末はフラフラになっていました。

そんなときに、どうすれば思考の状態や頭の回転を
立て直して、正しい判断・決断ができる自分に
戻すことができるのか?

を、考えてみました。

私が大好きな「思考法」シリーズです(笑)。
どなたかの参考になれば幸いです。


パソコンには「容量」という決められた規格があって、
それが一杯になると、正しく情報が処理できなくなります。

もし、パソコンに備わっている「容量」以上に
情報を処理したいのであれば、「外付けハードディスク」
を買ってきて、取り付ける必要があります。

私は人間の脳も、上記のパソコンと
同じような構造になっていると考えています。

何か新しい情報を吸収しようとしても、
ある一定量を超えると、正しく情報が処理・整理が
できなくなってしまう。

みなさんも、そんな体験をしたことはありませんか?

私の場合は、だいたいが、

・朝~夕方までずっと新しい情報を入れ続けた時
・夜10時を過ぎても仕事が終わらない時
・打ち合わせを1日に5件以上こなした時

などには頭がパンクして、自分が何を考えて
いるかわからない状態になります。。

しかし、そんな状態でも納期が迫っている仕事が
あれば、情報を処理し、判断・決断をして仕事を進め
なければなりません。

そんなとき、
どうやって自分の思考の状態を立て直すか?

パソコンにおける「外付けハードディスク」は、
「人間の脳」にとって、いったい何なのか?

この答えは、人によって違うのかもしれません。

外を散歩する。
とりあえず寝る。
人と話す。

などをして、解決する場合もあるでしょう。

しかし、私にとっては、答えは決まっています。

それは・・・、

「紙に書く(描く)こと」です。

自分の頭の中にある思考・情報を、
「紙に書く」だけで、混乱している頭の中をクリアにして
次の仕事に向かうことができるようになります。

シンプルですが、非常に効果的な方法です。

実際に私は、

情報を得た時に紙に書きながら考える時と、
紙に書かずに頭の中だけで処理しようとした時、

頭の中で処理できる情報の量が、書きながら
考えた方が、“3倍以上”になると実感しています。

この実感値としての「3倍」という数字は、
決して誇張ではありません。

情報を処理する全てのシーン、

・講座で何かを学ぶ

・人と打ち合わせをする

・スケジュールを立てる

・文章の構成を考える

・人に何かを伝える原稿を考える

などの意思決定プロセスに、
「紙に書く」ということを組み込むと、

人と一緒に考えて何かを決める時間、
自分の中で意思決定する時間、

が飛躍的に短くなったのです。

しかも、即効性が高い上に、紙とペンさえあれば
誰でも・どこでもできるため、費用対効果が高い(笑)。

私にとっては、驚愕の方法だったのです。

「自分の頭の中を紙に書く(描く)」
というシンプルな行動には、人間の能力を
驚くほど拡張する鍵が潜んでいます。

いまでも私は、ときどき思考停止状態に陥る時が
あるのですが(涙)。。

そんな時は、

まずPCから目を離して、
ペンと紙を用意して、
自分の頭の中を吐き出す。

たったそれだけで、2~3時間の仕事が
5分の1、いや10分の1になるかもしれません。

みなさんもぜひ、考えごとをする時は、

「紙に書(描)きながら考える」

ことを、試してみてください。

自分の思考が驚くほど・クリアに広がることが、
体験できると思います。


=============================================================

最近、電車の中や歩いている時に、
オーディオで「落語」を聴いています。

これが、面白くて、勉強になるんです。

たった1人で何千人の観客の前に出て、
自分の話だけで笑いをとっていく。

そのために磨き抜かれた
物語の展開、話し方、役の演じ方は、
まさしく“芸”の領域です。

「落語」にあまり触れたことがない方は、
ぜひ一度、Youtubeなどで観てみてください。

【オススメ動画】志の輔 みどりの窓口 1
http://www.youtube.com/watch?v=EwHO6xBvJrI

【オススメ動画】志の輔 みどりの窓口 2
http://www.youtube.com/watch?v=avwX_rTW7jU

また、生で落語を観てみたいという方には、
ここの「深夜寄席」がおすすめです。

◎ 新宿 末廣亭
http://www.suehirotei.com/

「深夜寄席」は、毎週土曜日の21:30~23:00に
開催していて、なんと入場料が500円!

気になった方は、ぜひ体験してみて下さい!

それでは、今週は以上です。
いつも長文にお付き合い頂いて、ありがとうございます。

また次回も、どうぞよろしくお願いします。

2012年9月30日日曜日

●● 専門性を磨き抜く。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.9.30┃ vol.115 専門性を磨き抜く。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

台風が猛威を振るっています。。

いま、自宅の駅近くのスターバックスで
メルマガを書いているのですが、傘が壊れて、
ずぶ濡れになった人が続々と入店してきます。

ちゃんと帰れるか心配になってきました・・・。

それはさておき、今回のテーマは、

私が様々な人と仕事をして痛感した、
「専門性を磨く」ことの大事さについて、
書きたいと思います。

転職や独立を考えている方の、参考になれば嬉しいです。


最近、つくづく、
「自分は、なんて子供なんだろう。。」
と感じています。

なぜならば、
いままでのキャリア(仕事人生)を振り返った時に、

将来に向けて戦略的に組み立てることなく、
目の前の仕事に感情的に振り回されながら、
常に「疑いの目」を持って過ごしてきたからです。

最初の会社で関わった、
「求人広告事業」→「人材系」の業界でも、

次の会社で関わった、
「教育事業」→「会計事務所」の業界でも、

下記のようなことばかり、考えていました。

・この仕事が、自分は本当に好きなのか?
・この業界に、自分は向いているのか?
・この業界に、自分は10年後に所属しているのか?

そして行きつく結論は、、

「この業界に関して徹底的に極めても、
  自分にとって、あんまり意味がないんじゃないか?」

・・・このようなバカな考え方に、
いまでは毎日、猛省していますm(_ _)m。

もし、「現在の私」が「昔の自分」に
話しかけれられるとしたら、

「どんな業界でも、どんな仕事でも、
  とにかく専門性を磨いておけ!!絶対役に立つから!」

と言うでしょう。

なぜならば・・・、

様々な業界の人と、
色々な立場で仕事に関わると、

「人の役に立ち」ながら、
「収益を得る」ためには、

【自分の専門性を磨き抜く】ことを通して、
成果が出せるレベルに到達するしかないことを、
痛いほど感じるからです。

ちまみに、私が考える「専門性」とは、

・業界の市場動向、トレンド
・お客様が抱えている悩み
・売れている商品特性・エリア性・価格
・市場・商品の問題点
・自分が持っているスキル
・業界内の人脈

などを、業界外の人に対して客観的な視点から
話ができたり、提供できるスキルとして身に
つけていることを指します。

それが出来たうえで、

自分の<時間・スキル・知識・人脈>によって、
「価値」を作りだせた時に、初めて仕事ができます。

その習熟がされていない状態で、

「人の役に立ちたい」
「収益を得たい」

という話は、都合がよすぎる、
自分勝手な話・・・でしたm(_ _)m。

(最近、つくづく実感しています(*_*)。。)

私のような周りが見えていない人間が、
犯してしまう過ちでしょう(汗)。

それくらい、自分の行っている仕事に対して、
「専門分野」を抽出し、意図的に時間・エネルギー
を使うことは大事です。

その背景としては、以前紹介した
「ワークシフト」という本にも記載がありました。

◎ 2025年に直面する“深い孤独”
http://anweekly.blogspot.jp/2012/08/2025.html

日本の市場のように、顧客や商品が多様化して、
ニーズが細分化されていくと、何かの分野に特化して
いないと、人には伝わりません。

「何でもできる人」は「何も出来ない人」と
みなされてしまい、

【ゼネラリスト】は、本当に飛び抜けていないと、
【スペシャリスト】より価値が低くなってしまう。

それくらい、この「専門性」というキーワードは、
これからどんどん重要度を増していくでしょう。

単純作業の仕事が人件費の安い国に流出し続け、
「時間さえあれば誰にでもできる仕事」は、どんどん
単価が低くなっていくことを考えると・・・、

それに対抗するスキルは「専門性」しかありません。

いま、目の前の仕事に価値を感じられないとしても、
人が社会・他人の役に立とうと思った時、必ず自分が
精通している業界の「専門性」が価値を持つ。

そんな確信が、最近ようやく得られました。

少し遅かったですが、これから自分の専門性を
高めることに、集中しようと思います。

明日からまた、仕事がんばりましょう(^^)/。


=============================================================

今日は早起きをして、
念願だった「世界一の朝食」を食べてきました。

◎ bills
https://bills-jp.net/

いままではお台場に行っていたのですが、
今年の4月に原宿の東急プラザ内に出店したため、
少し身近な存在になりました。

開店30分前から並んで、お腹を空かせて食べた
「パンケーキ」と「スクランブルエッグ」は、
やはり絶品です。

▼リコッタパンケーキ

▼スクランブルエッグ


都内にお住まいの方は、ぜひ一度食べて下さい。

それでは、今週は以上です。
いつも長文にお付き合い頂いて、ありがとうございます。

また次回も、どうぞよろしくお願いします。

2012年9月25日火曜日

●● 「名前」は「背景」を添えて。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.9.25┃ vol.114 「名前」は「背景」を添えて。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

今回から週1回の配信になって、
少し気持ちが楽になりました(笑)。

今後は1つのメインテーマと、
編集後記として、最後に少し近況報告を入れる
構成で発信していきたいと思います。

ぜひお楽しみください!

今回は、ある飲み会でつっこまれた「名前」に
関するトピックスをお伝えします。

もしこれを機会に、自分の周りにある「名前」を
もっと深く知ろう!という方が増えると嬉しいです。

ぜひ下記をご覧ください(^^)/。


先日、ある飲み会で60歳くらいの男性に、
こんな質問をされました。

「君の名前は、どんな漢字を書くの?」

「はい、『赳夫』という字を書きます。」

「へぇ~、変わった字だね。なんでこの字なの?」

(少し自慢げに・笑)

「実は私の父が、昔、総理大臣だった『福田赳夫』さんの
  ことを、とても尊敬していたんです。

  将来、そういう立派な人物になって欲しいという思いを
  込めて、この名前を頂きました。」

「へぇ~、ずいぶん立派な名前だね~。
  私も『福田赳夫』さんのことは覚えてるよ。」

・・・ここまでは、よかったんです。

そしていままで、私の「名前」に関する話は、
だいたいここで終わっていました。

しかし、その方の口から次に出た言葉は、
当たり前といえば当たり前の、下記の質問でした。

「それで、君のお父さんは『福田赳夫』さんの
  どんなところを尊敬していたの?」

「・・・え?」

恥ずかしい話ですが、、、

私は上記の質問に、
しっかりと答えることができませんでした。

正直、自分がとっても恥ずかしかったです。

もうすぐ30歳になる男が、自分の名前についての
質問に返すことができないとは。。。

「これは、まずい。」と思ってすぐに、名前を
付けてくれた父親に同じ質問をぶつけてみました。

その結果、私の『赳夫』という名前には、

人から羨ましがられたり、
注目を受けたり、
時代の流行りを追いかけるのではなく、

地味だとしても、
例え一時的に批判をされるとしても、

人として正しいこと、
目の前のことよりも将来を見据えて、
自分の信念を持って生きてほしい。

という意味が、込められていました。
(『福田赳夫』さんは、そのような人物でした。)

▼福田赳夫・元首相。田中角栄のライバルでした。

これを聴いて、だいぶ立派な人の名前だなぁと、
背筋が伸びる思いがしましたが(汗)。。

しかし、自分の名前の「意味」を知った時に、
同時に思ったのです。

人、

会社、

お店、

商品、

・・・などなど。

全ての名前には、
付けた人の「思い入れ」や「意図」があります。

しかし、その後ろ側まで理解している人は、
どれくらいいるのでしょうか?

少なくとも私はいままで、人や会社が持っている
「名前」を、大切にしてこなかったのかもしれない・・・。

そんな反省をすることになりましたm(_ _)m。

そして実際に調べてみると、
一見平凡に聴こえても、面白い「意図」を
持ってつけられた名前は沢山あります。

例えば、多くの人が知っている下記サイトの
名前の由来はご存知ですか?

◎ amazon
http://www.amazon.co.jp/

このサイト、なぜ「amazon」というのでしょうか?

その由来を調べてみると、

インターネット草創期の1994年。
ジェフ・ベゾス(Amazon創設者)は、あるヴィジョンを
掲げます。

それは、

「インターネットの世界で、最もユーザーが集まって、
  最も多くの商品が流通するサイトを作りだす。」

そして、このヴィジョンを実現するために作った
サイトの名前が、「amazon」です。

その由来は、もちろん、アマゾン川です。

世界で最大規模の「流域面積」を持つアマゾン川に、
ネットの世界で「最大量の流通」を実現するヴィジョンを
重ねて、この名前を付けたのです。

そして、最初に始めたのが「インターネット書店」であり、
いまでは家電や健康食品、スポーツ用品からバイク用品まで
多くの商品を扱っています。

ご存じだったでしょうか?

最初から「Amazon」の名前の由来を知っていれば、
amazonが書店以外に進出した時にも、何をしたいのか
瞬時に理解ができるでしょう。

名前に関する諺に、
「名は体を表す」という言葉があります。

この言葉の意味は、
「名前はその物や人の性質や実体をよく表す。」
ということです。

しかしこの言葉をもう少し親切に訳すと、

「名前は、付けられた背景(思い入れ・意図)まで含めて
  理解した時に、その性質や実態がよく理解できる。」

ということだと思います。

今回の出来事で、少なくとも私は「名前」に
対する認識が浅かったことがわかりました。

私は自分の名前がとても気に入っていて、
この名前を付けてくれた親に、本当に感謝をしています。

にも関わらず、

その名前を本当の意味で理解できていなかった
訳ですから、他の人の名前にも、しっかりと
関心が向いているはずがありません。

自分の名前を大切にすると同時に、
人の名前を大切にできる人になりたい。

そして、その「背景」(思い入れ・意図)まで含めて
知った時、初めて「理解した」と思えるようになりたいと、
今回の1件から思いました。

やっぱり、様々な年代の方と話すと、
ためになりますね~(>_<)。


=============================================================

最後にちょっと、最近のマイブームをご紹介。

密かに人気急上昇中のマンガ:「となりの関くん」が
面白すぎます。。

◎ となりの関くん
http://www.amazon.co.jp/dp/4840137919

このマンガ、簡単に言うと、「関くん」という
主人公が、ひたすら授業をさばって机の上で遊ぶ
という話です。

ただ、その「関くん」」の遊びにかける情熱が、
尋常ではありません。

将棋、
ドミノ倒し、
チェスの対抗戦、
猫ををあやす、
化石を発掘する、

・・・それを授業中に、机の上でやっちゃうの??

と驚くような遊びを次々に展開していきます。

「無意味なことを一生懸命やるナンセンスさ」は、
一種の男のロマン。

これからの「関くん」に、
個人的に注目したいと思います。


それでは、今週は以上です。
いつも長文にお付き合い頂いて、ありがとうございます。

また次回も、どうぞよろしくお願いします。

2012年9月18日火曜日

●● 世界のHONDAを創った「最強のふたり」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.9.18┃ vol.113 世界のHONDAを創った「最強のふたり」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

最初に、少しだけお知らせです。

今年の5月から試験的に週2回配信している
このメルマガですが、配信回数を変更します。

今週からは以前のように、基本的に日曜の夜、
週1回の配信にさせて頂きます。

私の仕事量や、内容のクオリティなどを考えて、
現段階では週1回がベストと考えました。

週1回になって、いままで以上にみなさんの役に立つように
努力しますので、今後も読んで頂けると嬉しいです(^^)/。

さて、前回は、
「最強のふたり」という映画をご紹介しました。

◎ 最強のふたり
http://saikyo-2.gaga.ne.jp/

この映画はとても明るく、感動的で、友人の大切さを
教えてくれる映画なので、ぜひ多くの人に見て頂きたい
と思っています。

そして、今回は映画ではなく、戦後の日本に
リアルに存在した「最強のふたり」をご紹介します。

その「最強のふたり」とは・・・、

誰もが知っている「世界のHONDA」を作った、
【本田 宗一郎氏】と【藤沢 武夫氏】です。

このふたり、みなさんご存知でしょうか?

本田 宗一郎氏は、HONDAの創業者として
本を多数出版し、性格的に人気があって、逸話を
沢山残しているため、ご存じの方が多いでしょう。

その本田 宗一郎氏を“影”で支え続け、
彼の才能が存分に発揮される舞台を作ったのが・・・、

【藤沢 武夫氏】という人物です。

藤沢 武夫氏は知る人ぞ知る、HONDAが
創業~規模拡大の間、販売から財務まで、
実質の経営の舵取りを、全て行った人です。

多くの人が本田 宗一郎氏の功績を讃える
声は聴きますが・・・、

【本田 宗一郎氏】と【藤沢 武夫氏】、

この「ふたり」がいたから、
「HONDA」という企業は世界に広まったのです。

その軌跡が、とても客観的に、企業の裏側も
含めて記録してあるのが、下記の本です。

◎ 経営に終わりはない 藤沢 武夫(著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4167130025


私も30歳を前にして(汗)、、

人間関係、および友人の大切さを心に染みるほど
感じるようになりましたが、(遅い。。。汗)

この本の中で語られる、本田 宗一郎氏と
藤沢 武夫氏の信頼関係は、

ある意味、理想的です。

お互いが、自分の役割を完璧に理解し合い、
任せ合い、責任を果たす。

世間に出るキャラクターとしても、
本田 宗一郎氏が【光】で、藤沢 武夫氏は【影】に徹する。

その意思統一が、驚くほど見事に出来ている
「ふたり」なのです。

かといって、頻繁に話し合いをしているわけでもありません。

例え、「ふたり」が数か月コミュニケーションをとっていない
としても、同じヴィジョンを持っているため、ブれることがない。

誰もが羨ましくなるような(嫉妬を覚える?)
「最強のふたり」の関係が、とても鮮明に描かれています。

私が「素晴らしい!」と感じた場面をご紹介すると・・・、

HONDAで新発売したバイクに欠陥が見つかり、
数十万台を回収して修理をしなければならないという
大事件が起きた時のことです。

本来であれば、商品開発は本田 宗一郎氏の責任の
ため、彼がその解決に乗りださなくてはなりません。

しかしその時に・・・、

藤沢 武夫氏は、技術的な問題にメドが着いたらすぐに、
本田 宗一郎氏をヨーロッパに逃がします。

常に陽気で、
誰よりも技術に精通し、
決して中途半端な物は造らない、

そのイメージが定着している【本田 宗一郎氏】の
ブランドが傷つくのを、避けるためです。

その結果、自分に全ての責任・誹謗・中傷が来ると
わかっていながら・・・、

本田 宗一郎氏を、全力で守るのです。

そして、全てが終わった時に、
本田 宗一郎氏を空港で迎えて、、

「もう大丈夫。
  この会社は絶対につぶれないから、安心してくれ。」

という報告で、一連の事件を終わらせます。

その言葉を受けた本田 宗一郎氏も、
自分がヨーロッパにいた間の藤沢 武夫氏の苦労を、
感じとっています。

しかし、それは口に出さず、
ヨーロッパでひたすらHONDAの商品開発になる部品を
探して回り、藤沢 武夫氏に渡すだけでした。

お互いがどんな苦しい状態でも、
役割・責任を全うし、相手を信じる。

これほど簡単なようで、難しいことはないでしょう。

また、もう一つ、
私がこの本の中で、とっても好きになった場面があります。

それは、本の最後で・・・。

藤沢武夫氏が身を引く決意をした時のこと。

「かねてから考えていた通り、今年の創立記念日には辞めたい
  と思う。専務から社長に、私の意向を伝えておいてくれ。」

それを聴いた 本田 宗一郎氏は、すぐ・・・、

「二人いっしょだよ、おれもだよ」

と言ったそうです。
そして、その後に会って交わされた会話は・・・、

(本田)「まあまあだな」

(藤沢)「そう、まあまあさ」

(本田)「ここらでいいということにするか」

(藤沢)「そうしましょう」

(本田)「幸せだったな」

(藤沢)「ほんとうに幸福でした。心からお礼をいいます」

(本田)「おれも礼をいうよ、良い人生だったな」

本田氏67歳、藤沢氏63歳。

それで引退の話は終ったそうです。

HONDAという大企業を、数十年かけて創るという
偉業を成し遂げながらも、上記の短い会話で、
最も難しいと言われる「引き際」まで同意ができる。

これほどわかりあえる関係を、赤の他人である
「人」と「人」とが結べるという事実に、とても励まされます。

このHONDAを創った「最強のふたり」のような信頼関係は、
一朝一夕で出来るものではないでしょう。

しかし、

人間関係は意識しないと、継続ができません。

そして、人と人との間に生まれる「信頼関係」は、
日常の積み上げでしか、育むことができません。

同性、異性問わず、人と深い関係で繋がることが
人生を充実させる上では不可欠です。

この「最強のふたり」のような関係を、いつか自分も持ちたい。

そんな純粋な思いが、この本を読んで、芽生えました。

◎ 経営に終わりはない 藤沢 武夫(著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4167130025

友人との関係や、家庭・夫婦、
また仕事においても、大変勉強になる本です。

気になった方は、ぜひ読んでみて下さい。

2012年9月12日水曜日

●● “楽しい”は強い!「最強のふたり」

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.9.12┃ vol.112 “楽しい”は強い!「最強のふたり」
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

今年は「映画」が豊作の年です。

最近、映画館で観る映画がどれもクオリティが高く、
人に紹介したくなるものばかりです。

◎ テルマエロマエ
http://thermae-romae.jp/index.html

◎ ベルセルク
http://www.berserkfilm.com/index.php

◎ おおかみこどもの雨と雪
http://www.ookamikodomo.jp/index.html

◎ ダークナイト ライジング
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/

くどいようですが(汗)、
上記の中でも特に「ダークナイトライジング」は
名作です。歴史に残る作品です。

まだ観ていない人は、
ぜひこの土日にでも映画館で観て下さい!

そして、今回はまたしても名作を。

あまり大きなプロモーションなどはしていないため、
一見、地味に感じる作品ですが、口コミの評判がよく
話題になっているフランス映画の紹介です。

◎ 最強のふたり
http://saikyo-2.gaga.ne.jp/


少しだけ内容を紹介すると、、

ひとりは、スラム街出身で無職の黒人青年ドリス。
もうひとりは、パリの邸に住む大富豪フィリップ。

何もかもが正反対のふたりが、事故で首から下が
麻痺したフィリップの介護者選びの面接で出会った。

他人の同情にウンザリしていたフィリップは、
不採用の証明書でもらえる失業手当が目当てという
フザケたドリスを採用する。

介護の経験などないドリスは、はじめは
戸惑いながらも、スラムでの生活に戻りたく
ないがために、少しずつ仕事を覚えていく。

そして、ともに時間を過ごしている内に・・・、

【お互いを認め合い、信頼し、頼り合う関係=友情】

を結んでいく、
実話を基にしたヒューマン・コメディーです。

▼最初はなかなか打ち解けませんが・・・。

▼少しずつ、同じ時間を楽しむようになります。

この映画のいいところは、なんといっても、
「明るい」ことです。

『障害者の介護』というテーマからは、
多くの人が社会的で重いイメージを持つと思います。

実際に、私も観る前まではそうでした。

しかし、映画が始まってみると・・・、

無職の黒人青年ドリスが、とにかく明るい。
「ネアカ」とは、こういう人のことを言うのでしょう。

彼は、常にその場や会話において、
「楽しくあろう!」とするのです。

フィリップと一緒にいても、他の人が決して触れる
ことのない彼の障害を、障害者とも思わぬ言動で
おちょくります。

ヒゲをおもちゃにして遊んだり、
性感体について聴いてみたり、
「足が遅い」と言って車いすを改造させたり、

▼ドリスが一方的に当てる雪合戦も、

▼マッサージ(風俗?)にも一緒に行きます。

同情などカケラもない、「楽しさ」を優先するドリスに、
フィリップの周りの人間は驚き、警戒します。

更に調べてみると、
ドリスには前科があることがわかって、

友人から、
「なんであんな奴を雇ったんだ。すぐクビにしろ!」
と助言もされます。

しかし・・・、

それらのドリスの言動が、フィリップにとっては、
とてもありがく貴重だったのです。

障害者になってからというもの、お金持ちという
こともあって、フィリップは周りの人たちから腫れ物に
触れるような接し方をされてきました。

機嫌を損ねてはいけない、
障害のことにあまり触れてはいけない、
この人に何かあると自分の責任になる、

・・・という、

「介護する側」と「介護される側」

の人間関係しか持っていないフィリップにとって、
対等の人間として扱ってくれて、一緒に楽しもう!と
してくれるドリスは、唯一無二の存在だったのです。

人は、他人が自分に対して何かをしてくれたり、
気を遣ってくれることに対して、感謝を覚えます。

しかし、その動機に「責任」や「憐み」が入っている
としたら、素直に受け取ることができないのです。

人はいつでも、どんな風になっても、
地位や名誉、障害などに関係なく、自分を対等に
見てくれる『友人』を求めているのです。

そして、その友人の存在が、
どれだけ人生を充実させてくれるのか?
をわからせてくれる、素晴らしい作品です。

この映画には、偽善の匂いも、居心地の悪さも、
まるでありません。

ただふたりが世界を広げ、共鳴を深めていく
過程が、笑いとユーモアを交えながら、描かれています。

男女問わず、年齢問わず楽しめる作品だと思います。
ぜひ、映画館に観に行って下さい。


2012年9月10日月曜日

●● アジアで飛躍する人たち。

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┃◆2012.9.10┃ vol.111 アジアで飛躍する人たち。
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みなさん

こんばんは。

今回で、7月末~8月末に関わった
「グローバルリーダーを目指す人のためのアジア就職セミナー」
のご紹介も、最終回になります。

前回書いたとおり、私はこのプロジェクトに関わって
いる間、とても楽しく仕事ができました。

その理由の1つは、間違いなく、
提供するコンテンツに自信があったからです。

20~30代にどんな経験を積むと、将来価値が上がるか?
国の成長・衰退に関わらず、稼ぐ人になるにはどうするか?

そして、
海外で働くと、実際に企業からどんな声がかかるのか?

などなど、、、
今回はセミナーの内容を、ごく一部ですが紹介します。

キャリアに悩む多くの方に、知って欲しい内容です!


構想から集客まで、
約1か月かけて準備をしてきたセミナー当日・・・。

予想以上の人数を迎え入れることもあって、
開始直前は少しバタバタしてしまいましたが、、

最終的には40数名の方がお集まり頂き、
セミナーが開催することができました。

▼当日のセミナーの様子。若くて熱心な方が多く、驚きました。
このセミナーの主旨は、

「海外、特にアジアで働きたいと考えている転(就)職希望者に、
 グローバルキャリアの価値、国別の経済・仕事情報、実際に
 働くまでの具体的な流れを提供すること。」

でした。

そのために、まず初めにお伝えしたのは、
「グローバルキャリアを手に入れた高藤さんの実体験」です。

「海外で仕事をする」という体験は、概念ではわかっても
なかなか身近に感じることができません。

どうしても、他人事や遠い場所での出来事のように
聴こえてしまうのです。

(私も高藤さんに聴くまではそうでした。)

だからこそ、体験した本人の口から、自分の体験を
直接語ることが何よりも心に響きます。

実際にタイで、

・どんな生活をしていたのか?
・仕事をどうやって見つけたか?
・仕事において、日本との違いは何か?

そして、、

・日本に帰ってきた時に、「タイで働いた経験」を、
  企業はどのように評価したのか?

を赤裸々に語って頂きました。

▼高藤さんのタイでの経験。セミナーでは生々しい話をしてもらいました。

▼高藤さんがタイから帰ってきた時に、企業から掛けられた声は・・・

▼日本企業の海外ビジネスへのニーズは高まるばかり。

そして実際に、高藤さんがバンコクで転職支援をして、
活躍している方の紹介もしてもらいました。

日本国内の企業でくすぶっている方でも、
海外で才能が開く人は多いようです。

その理由は、日本では当たり前の話ですが、、、

・納期を守る。
・商談の時間を守る。
・こまめに報告・連絡・相談をする。

などの基礎スキルが重宝され、信頼を得られるからです。

日本で仕事の基礎を固めてからアジアに行くと、
人間関係も仕事の幅も、広がる人が多いようです。

しかしもちろん、逆のパターンもあって・・・、

転職を繰り返す「ジョブホッパー」になってしまったり、
プライベート(異性関係)でトラブルを起こしたり・・・、

など、落とし穴もあるので油断はできません。

ただ、総論としては、今後の日本市場を考えると、
「海外で働く」というキャリアは無視できないでしょう。

▼グローバルキャリアを身について、経理から社長になった人も!

そして、「グローバルキャリア」の解説が一通り終わったら、
次は「アジア」各国の詳細情報へ。

「アジア」と一言でいっても、国は沢山あります。

住居はルームシェアが当たり前のシンガポール、
運転手つきの車が貸与されるインドネシア、
言語能力があまり問われないタイ、

など、国によって住居や給料に特徴があります。

参加者の方々の多くが、
「今後はどこの国が有望なのか?」ということに関して
興味をお持ちで、ご質問も多数頂きました。

これからの時代は、どこの国が成長するか?
を自分で見分けて、どこで働くか・どこに住むか、
を選択する時代が迫っているように感じます。

▼アジアといっても、国によってかなり条件が異なります。

国ごとに、

どんな仕事があるか?
どんな人が採用されるか?

を紹介している中で、私が最も驚いたのが・・・、

海外は日本以上に『学歴社会』である、という話でした。

特にアジアは、その傾向が高いようです。

例えばシンガポールは、その人の『学歴』によって、
ビザを出すか・出さないか、を決めていたり、採用面接
でも必ず「大学時代に何を学んだか?」を聴かれるようです。

日本では『学歴社会』が崩壊してきていますが、
海外に出れば出るほどその風習が残っているという
事実に、個人的には驚かされました。

そして、講義の最後には、
「実際に働きたい人は、どんな行動をすればいいか?」
という具体論まで話してもらいました。

▼どんな流れで仕事を見つければいいか?のフロー。

「雇用に関する保険・法律・条件」の問題や、
「ビザの申請」など、やはり、親身になって相談できる人が、
近くにいた方がいいようです。

日本を出て働くということは、
「日本の常識が通用しない場所で働く」ということ。

柔軟性や逞しさが身につくことは間違いないでしょうが、
なにかあった時に最後に頼れるのは、やはり、「人」です。

海外に出るようであれば、より一層、
ご縁を大切に出来る人間になる必要がありそうです。

そして講義が終わると・・・、

最後のコンテンツ、
「なでしこVoice」代表の濱田さんの対談へ。

現地で取材をした人だからこそ知っている「生の情報」に、
多くの方が真剣に耳を傾けていました。

なんといっても、先週も紹介した濱田さんの
「なでしこVoice」は、すごい。

◎ なでしこVoice
http://www.nadeshiko-voice.com/

「アジアで女性が働くための情報がない!」
と思い、自分でそのためのメディアを立ち上げてしまう
行動力と、彼女の思いは本物です。

参加者の方も、「なでしこVoice」を見たことがある方が
多いようで、対談は白熱したものとなりました。

▼最後は濱田麻里さんとの対談。参加者の方から質問を沢山頂きました。

会場からも質問として、

「準備期間はどれくらい考えておけばいいか?」
「英語はどれくらい必要か?」
「ビザの問題はどうやったらクリアできるか?」

など、多くの質問が出たのですが、時間の都合も
あって、全てにお応えできなかったことが本当に
申し訳なかったですm(_ _)m。

セミナーは17時過ぎに終わりましたが、
結局、会場で最後の参加者をお見送りしたのは、
18時頃になりました。

セミナー終了後も1時間以上、真剣な方々が残って、
さまざまな質問・要望を頂きました。

運営している側としても、参加者のみなさんの関心が
非常に高く、お話していてとても嬉しかったです。

私個人としても、

自分の仕事・キャリアを自発的に作っていこうという人と、
同じ興味・話題で仲良くなることが出来て、
お互いが出会うことで、何かを生み出そうと思える。。

そんな場が、改めて好きなんだと自覚できました。

今回ご紹介したプロジェクトは、

「働き方」
「事業領域」
「一緒に働く人」
「お客様との出会い方」

そして、「成果」。

これら全てを成功体験として、吸収することが出来ました。

「仕事には達成感が必要」
と言いますが、まさしくその通り。

自分が主体性を持って、本気で取り組んだ仕事で
お客様が喜び、お金が儲かれば、それほど楽しい
ことはありません。

残念ながら私は、
全ての仕事においてその状態には達していませんが・・・、

理想追及型の私としては(笑)、

今回の状態を、仕事全般で目指すことを目標に
していきたいと思います。

最後に、、

もし「海外で働く」「グローバルキャリア」ということに興味が
ある方は、ぜひ高藤さんに相談してみて下さい。

個別に、国や仕事の推薦から、現地での生活や、
詳しい人の紹介まで、親身に相談にのってくれると思います。

※高藤さんの連絡はfacebookからどうぞ!
http://www.facebook.com/yuko.s.takato


また私が関わっているプロジェクトで、
みなさまの参考になりそうな内容があれば、
ご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに!!

2012年9月6日木曜日

●● 「楽しい企画」の効果・効用

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┃◆2012.9.6┃ vol.110 ●● 「楽しい企画」の効果・効用
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みなさん

こんばんは。

前回から、8月末に開催した
「グローバルリーダーを目指す人のためのアジア就職セミナー」
というプロジェクトについて書いています。

高藤さんと意気投合し、
実際に開催を決めてからセミナー当日まで、

どんな流れで実現していったのか?
どんな思いで運営していたのか?

を書きたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。


セミナーの開催が決まってからは、
とにかく詳細を詰めて、詰めて、詰める段階に。

JR「渋谷駅」の新南口から10秒のカフェ、

◎ パブリックハウス
http://www.cafecompany.co.jp/brands/publichouse/

▼電源が取れてゆっくり過ごせる、素敵なカフェです。

で、週1回・2時間ほどのランチミーティングを
定期的に行いながら、企画・集客プランを練りました。

そして決まったセミナーの詳細は、下記の通り。

開催日程 ⇒ 8月25日(土) 14:00~17:00
開催場所 ⇒ 田町
告知時期 ⇒ 8月の頭から
集客目標 ⇒ 20人

【告知内容】

◎ facebook
http://www.facebook.com/events/425380617503551/

◎ イベントページ(Eventnor)
http://www.eventnor.jp/PROBITYGS/

上記の内容で、8月の頭からセミナー参加者を募り、
同時にセミナーで話すコンテンツを決めていったのです。

このプロセスで、私が感じた感情は・・・、
「とにかく、この企画に関わっていると楽しい!」
ということでした。

毎週のミーティングも、
告知のためのイベントページを作るのも、
申し込んでくれた方へのお礼メールを作るのも、

全ての作業が、楽しいのです。

もちろん、「自分が好きな仕事をしている」という
要素は強いでしょう。

しかし、それ以外にも、
「一緒に仕事をする人との意識の共有」で、
仕事の楽しさが大きく違うと、知ることができました。

私個人の感想ですが、具体的には・・・、

1、お互いが「全て自分がやる」という主体性を持っていた。

もちろん、役割分担はしましたが、
お互いに相手が出来なければ、喜んでサポートする。
自分が進んでやる、という姿勢を常に持っていました。

そうすると、相手が何かをやってくれただけで、
心から感謝できるのです。この企画中は何度も感謝の
キャッチボールをしながら、仕事ができました。


2、お客様がセミナーに来て、「喜ぶ姿」が想像できた。

「このセミナーに来てくれれば、参加者が必ず喜んでくれる。」

私は常にこの確信を持ちながら、このセミナーの運営を
しました。高藤さんの経験・キャリアを伝えることが、
“必ず”多くの人の役に立つと、確信していたのです。

だから、
自信を持って「参加して下さい」と言える。
自信を持って「予定を空けて下さい」と言える。

“自分たちのやることで、誰かが必ず喜んでくれる!”
と思える企画に携われることは、とても幸せなことです。


3、“協力者”が多数、現れた。

今回のセミナーは、決して2人の力で実現できた
わけではありません。

結果的に、多くの人にご協力頂きました。

ゲスト講師として出演してくれた、世界で働く女性の
インタビューサイト:なでしこVoice代表の濱田真理さん。

◎ 濱田真理さん
http://www.facebook.com/hamamariri

◎ なでしこVoice
http://www.nadeshiko-voice.com/


(この人のエネルギーには驚愕しました。すごい女性です。)

当日のセミナー運営に多大な力を貸してくれた、
前職の同僚Tさん。

(彼がいなければ、間違いなく参加者に迷惑をかけていました。。)

受付の手伝いや会場を盛り上げてくれたJ社のWさん、
スカイプで登場してくれたバンコク現地の大手IT会社
で働く人事の方など・・・、

多くの人が、ご協力をしてくれたのです。

(本当にありがとうございました!)

手伝って頂いた理由は、おそらく、
(直接は聴いていませんが、、、)

「お金」ではなく、
「この情報を伝えたい」「参加者の役に立ちたい」
という私たちの思いを、汲んでくれたからです。

そんな思いを持って運営していると、
不思議と、協力してくれる人が現れるようです。


この3つの要素を実感しながら、
セミナー参加者の集客をしていると・・・、

告知から、

1週間で約15人、
2週間で約30人、
開催前日には、なんと50名を超える方が!

参加のお申し込みをしてくれたのです。

これは、完璧に想定外でした。。

結局、予定していたセミナールームに入りきらない
事態になり、急遽会場のレイアウト変更をするなどの
対応をして解決しました。

それにしても、計画の2.5倍となる50人の人たちが、
お金を払い・時間を使って、セミナーを聴きに来て
くれるのであれば・・・、

その期待を、絶対に裏切るわけにはいかない!!

と、コンテンツ作りにもより力が入り、
リハーサルを行い、講師の高藤さんは前日は
ほぼ寝れない、というところまでして、

(私はぐっすり寝てましたが・・・笑。)

「最大限の価値をお返しする」
ことに取り組むことができました。

もちろん、セミナー開催日前にはバタバタすることも
ありましたが、楽しく仕事をしていると、
その疲れすら、ほとんど感じません。

(そんな経験、ありますよね?)

最後までそんな状態を保ちながら、
セミナー当日を迎えることができたのです。

(次回に続く。)

2012年9月3日月曜日

●● とあるプロジェクトの始まりは。

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┃◆2012.9.3┃ vol.109 とあるプロジェクトの始まりは。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

今回から、7月末~8月末の1ヶ月間、
私が関わった「あるプロジェクト」をご紹介します。

このプロジェクトは、先週書いた
「将来どんな働き方・キャリアが必要か?」
というテーマにも関わる内容です。

私がフリーランスで働くようになって何よりも
嬉しいことは、「好きな仕事」を「尊敬する人」と
行えることです。

このプロジェクトは、その一例としても、
参考になるかもしれません。

少し長くなるかもしれませんが、参考になれば幸いです。


初めての出会いは、
ほんのちょっとしたキッカケでした。

6月中旬に、東京国際フォーラムで開催された
ある勉強会に出席した時、

懇親会に入って、料理を食べながら
周りの人と名刺交換をする時間がありました。

その時に・・・、

「はじめまして。私、浅羽と言います。
  いまはマーケティングや企画の講座を開催して
  いる会社で働いています。よろしくお願いします。」

「こちらこそ。私、高藤(たかとう)と言います。
  いまは、海外から帰ってきたばかりで、これから
  人材紹介の会社を立ち上げる準備をしています。」

「へぇ、そうなんですか?
  私も元々、人材系の会社で働いていたんですよ。」

「そうなんですか!どちらの会社ですか?」

「I社ってご存知ですか?」

「もちろん知ってます!  私は元々、
  J社でキャリアコンサルタントをやってました。」

「そうなんですか!?え、海外というと、
  どちらに行ってたんですか?」

「実はこの7年くらい、バンコクに住んでいて、
  帰ってきたばっかりなんです。」

こんな会話を、5~10分くらいしたのが、
私と高藤さんとの、最初の出会いでした。

まさか、この出会いがキッカケで、
「あるプロジェクト」を始めることになるとは、
その時は考えてもいませんでしたが・・・。

◎ 高藤さんFacebook
http://www.facebook.com/yuko.s.takato

その時は、周りに大勢の人がいたこともあって、
特にそれ以上話をすることはなく別れました。

普通であれば、そのまま連絡を取らずに
音信不通になるでしょう。

しかし7月になり、私がタイ・ミャンマーに行く
ことが決まった時、なぜか、ふと思い出したのです。

「そういえば、先月の勉強会で、
  タイに住んでたと言っていた人がいたなぁ」と。

そこで、その時の名刺を掘り返して、
「タイについて教えて下さい!」というお願いを
メールでしたところ・・・、

気持ち良く了承の返事を頂けたことと、
スケジュールの調整もトントン拍子に合って、
再び会うことになりました。

そして迎えた7月10日(火)、お昼の13時。

三軒茶屋で待ち合わせをして、
ランチをしながら色々と話をしていると、
タイの話よりも、お互いの仕事や今後の話に・・・。

「今までどんな仕事・生活をしてきたか。」
「現在、どんな状況にあるか。」
「これから何をやろうとしているか。」

そして、
「日本の経済や、キャリアについてどう考えているか。」

など、暑苦しい(?)話をどっぷりしてしまい、
あっという間に2時間がたっていたのです(汗)。

そして、その2時間の間に・・・、

気がつくと、私は高藤さんの話に、魅了されていました。

なぜならば、そこには、

「将来のキャリアに悩む自分のような人間」が、
『知りたくて仕方がない情報』が詰まっていたからです。

具体的には、

・タイで人材紹介会社を立ち上げ、自身で営業した経験。
・タイの人たちの文化、仕事への考え方に対する理解の深さ。
・現地スタッフをマネジメントして、役員にまでなったキャリア。
・日本に戻って、複数の会社から入社の誘いを受けたこと。
・それらを全て断って、育児をしながら起業していること。

この経歴のコアにあるのは、、
「海外(アジア)で働くことで、自分のキャリアの価値を上げる。」
ということです。

日本が少子高齢化し、マーケットが縮小していく中で、
これから発展する国に飛び込んでいって、日本の
商品やサービスを広める。

この経歴は、これからの若年層がキャリアを築く上で、
1つのモデルになると、直感で確信しました。

そして、その思いを率直に高藤さんに話をすると、

「世界を舞台に働く日本人ビジネスパーソンの支援すること」
「グローバルなキャリアを身につける重要性を伝えること」

を多くの人に提供していきたい、
という思いを、深いレベルで共有することができたのです。

こうして、2人で「何か」をすることが、決まりました。

その時は、まだボンヤリとしか見えていませんでしたが、
「この情報を提供することで、喜んでくれる人が必ずいる。」
そんな確信を持つことができたのです。

そして、私はタイ・ミャンマーに行き、
「アジアの熱」を肌で感じて、その確信を
さらに強くして、帰ってきました。

そして、再度2人で会ったときに、

大勢の人に「アジアで働く」ことの情報を伝えること、
いままでの2人の経験からできること、
かけられる予算・時間、関わる人、

など、様々な要素を鑑みて、
「セミナー」を開催することに決めたのです。

こうして、

偶然の出会いによって生まれたプロジェクト、
「グローバルリーダーを目指す人のためのアジア就職セミナー」は、

集客の見込みも、
セミナーで伝える中身も、
かけられる予算も、

ほとんど何もない状態から、幕を開けたのです。

(次回に続く。)