2012年12月23日日曜日

●● 文章から滲み出るもの

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┃◆2012.12.23┃ vol.127 文章から滲み出るもの
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと1週間となりました。

巷で言われていた、

「2012年12月21日(or23日)に人類が滅亡する。」

というマヤ文明の予言が当たらず、再びこうして
メルマガが書けることに感謝しています(笑)。

個人的には、
様々な出来事・変化があった2012年ですが、

今年も1年間このメルマガを続けて、ふと、
自分が書く「文章」に対する感覚が、変化して
いることに気づきました。

そこで、今回は文章によって伝えられることや、
滲み出るものについて、書きたいと思います。

文章に興味のある人に参考になれば幸いです。


私がメルマガを書く時に心がけていること。
(というか、心がけなければいけないと思っていること。)

それは、

「人が書いた文章を読むのは大変である(労力がいる)。」

ということです。

また、

「どんな文章でも、たとえ無料だとしても、
 読むには時間が必要で、楽しくなかったり、
 役に立たなければマイナスの影響がある。」

と考えるようにしています。

少し大袈裟かも知れませんが、、

それくらい人の文章を読んで、その意図を汲み取る
という作業は、人に対して負荷をかけると思います。

しかし一方で、

私は本や雑誌などで、人が書いた文章を読むのが大好きです。

可能であれば、1日1回は本屋に行って
色々な本・文章に触れる機会を持ちたいと思います。

「なぜそれほど、文章を読むのが好きなのか?」

「なぜそれほど、文章を書くことにコダワルのか?」

メルマガを書きながら、ずっとそんなことを考えていると、
なんとなく浮かんできた答えがあります。

それが何かというと、

まず私は、文章という手段を通じて、

・自分の近況
・最近考えていること
・好きなこと、嫌いなこと
・起こった変化

を伝えることで、メルマガをお送りしている人たちとの
つながりを継続したいという思いが強いです。

「縁」と言うと表現が陳腐化もしれませんが、

自分と“感覚が合う人”といい人間関係を保つことは、
人生を豊かにする大きなカギだと思うからです。

これは2年前の創刊以来、変わっていないので、
今後も変わることはないと思います(^^)。

そしてもう1つ。

文章を継続的に書いているうちに、
文章には不思議な効果があると気がつきました。

それは・・・、

文章は、書き手の

『性格・人柄・人格』
『本当の意図・目的』

までも伝えてしまう、ということです。

これは、短期的に文章に取り組んでも、
実感することはできません。

しかし、一定期間書き続けると、
自分の文章には確実に自分の人間性のようなものが
宿っているように感じ始めるのです。

例えば、100人の人に、

「●●について200文字以内で説明しなさい。」

というお題を与えたとしても、1人として一言一句、
まったく同じ回答をすることはないでしょう。

なぜならば自然と、

文章の中で使われる言葉、行間、接続詞などから
書き手の『性格・人柄・人格』が滲み出てしまうからです。

また文章は、書き手が文章の中で、

・ただ不満を言いたいだけなのか。
・何かを売りたいと思っているのか。
・何かいい影響を与えたいと思っているのか。

などの『本来の意図・目的』すらも
映し出してしまいます。

細かく分析することはできないかもしれませんが、
1人の人間の文章を長期間読めば、

「なぜこの人は、この文章を書いているのだろう?」

ということが、掴めるようになってくるのです。

ほんのちょっとした言葉づかいで、
ほんのちょっとした言い回しで、
ほんのちょっとした「、」「。」で、

書き手の全てを映し出すかのような機能が、
文章にはあるようです。

それがわかってから、
今年にお送りした自分のメルマガを読み返してみると、、

自分の文章がすごく独りよがりだと、強く反省しました。

その反省や気づきを活かして、来年はより一層、

楽しくて、

役に立って、

利用できて、

読むとすっきりする(言語化される)、

ような文章を目指して、
自分を磨いていきたいと思います。

来年以降も、ぜひよろしくお願いします(^^)/。


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今日はランチで、前職でお世話になった先輩に
こちらのお店に連れて行ってもらいました。

◎ アンリ・シャルパンティエ 銀座店
http://www.hc-c.jp/henri/shop_detail/2.html

▼入口はこちら。城のようなお店です!

▼店内はピンクと紫を基調として、本が散りばめられています。

いままで行ったことがないようなお店だったのですが、、

お店の雰囲気・空間、
スタッフの対応、
料理の味、

全てがとっても素晴らしいお店でした。
さすが銀座(*_*)。。

東京には、まだまだ知らない
素敵なお店が沢山ありますね。。

来年は、色々なお店を発掘したいと思います!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

みなさん、よいクリスマスを~(^^)/。

2012年12月16日日曜日

●● 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3

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┃◆2012.12.16┃ vol.126 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと2週間です。
本格的に2012年の仕上げの時期ですね。

後悔のない1年にするように、
最後まで仕事・遊びともに楽しみましょう!(^_^)/

さて、先週は私が2012年に出会ったオススメ映画に
ついて書きましたが、今回は、

【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

を紹介します。

最近はTSUTAYAやゲオでもマンガのレンタルが
広がってきています。

家で年末年始を過ごす方は、ぜひ読んでみて下さい!


高校~大学時代に比べると、
自分で買って集めるマンガの数は減りましたが、、

私はいまでもマンガが大好きです。

アニメやマンガは、「オタクな人が好きなもの」と
して見られがちですが、個人的にはもっと価値のある
文化として認められるべきだと思います。

文化の輸出という点では、「韓流ドラマ」に匹敵する
コンテンツが、日本ではマンガではないでしょうか?

これからも応援していきたいと思います!

さて、そんな日本のマンガ業界を応援している私が、
2012年に読んだ面白いマンガを公開したいと思います。

今回オススメする3作品は、どれも
「これは間違いない!」と思える自信作です。

ぜひ年末年始に、読んでみて下さい!


【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

1、3月のライオン

現在1~8巻まで発売中。

みなさん、この作品をご存知でしょうか?

連載されている雑誌があまりメジャーでないため、
知らない人も多いと思います。

しかし、このマンガは少女マンガのような絵の中に、
骨太な『男気』を感じる作品です。

◎ 3月のライオン
http://3lion.younganimal.com/

ご存じない方のために、少しストーリーを書くと、

主人公は17歳・プロ棋士の少年・桐山零。

彼は幼い頃に事故で家族を失い、心に深い傷を負ったまま
将棋のプロ棋士となり、孤独な生活を送っていた。

東京の下町に1人暮らしを始めた零は、
あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会う。

自らの停滞感や疎外感に悩む零だが、3姉妹との交流、
様々な棋士との対戦を経ていくうち、失っていたものを
少しずつ取り戻していく・・・。

という、将棋の世界を描きながら、1人の少年が
様々な障害を乗り越え成長していく姿を描きます。

最初に言っておくとこのマンガは、決して派手でも
なければ大きな展開があるマンガでもありません。

作風も、どちらかというと主人公の
ネガティブ(自虐的)な感情を多く描いていきます。

しかし、不器用な少年が人間関係で傷つきながらも、
「将棋」にだけは純粋に・誠実に生き抜く姿には、
多くの人が勇気を与えられるでしょう。

私はこの作品を読んで、
「将棋」という競技に対する認識が変わりました。

いままで、「将棋」は知性や智略を競うものだと
思っていましたが・・・、

間違えていました。

「将棋」は、例えて言うと「精神のケンカ」です。

相手のほんのちょっとした気の緩み・判断のミスを、
エグるように突いて自分に優勢な局面に持ちこむ「将棋」は、
まさしく弱肉強食の世界そのもの。

シビアな世界で生きるからこそわかる、
人の痛み、ありがたさ、温かみ・・・。

暗い人ほど、共感できる作品かもしれません(笑)。


2、リアル

現在1~12巻まで発売中。


この作品は、多くの方がご存知でしょう。

「スラムダンク」「バガボンド」の作者、
井上雄彦さんが描く「車いすバスケ」のマンガです。

◎ リアル
http://annex.s-manga.net/real/

私はこのマンガを読むと、、

井上雄彦さんが「バガボンド」でどれほどの
苦労をしたのだろうか?

という疑問が浮かびます。

なぜならば、「スラムダンク」で使われる
キャラクターの台詞と、「リアル」の台詞に、
圧倒的な力の差を感じるからです。

誤解のないように言っておくと、
私は「スラムダンク」という作品が大好きです。

中学時代は、ミッチーの3ポイントシュートに憧れて
バスケ部に入ったくらい好きです(笑)。

しかしそれでも、

「リアル」でキャラクターが吐くセリフからは、
「スラムダンク」よりも深く・人生の本質に迫る“力”を
感じるのです。

私がそう思ったセリフを少し紹介すると、

「偉いね。目指すもんがあって…。
 俺は何を目指すのかすらまだ見つかってねーや。

 でもだからこそ、今を生きることにした。
 おめーが踏みにじってる今を。」

「おい、負けんなよ。世間の常識とやらに。」

「俺は何度もチームを壊してきた。
 ほんとのことを言えば、もうあの経験はしたくない。

 俺は、変わりたい。」

これらの言葉が、私には井上雄彦さんが体験してきた
苦悩の中から生み出されたように感じて仕方がありません。

自分の目の前の仕事や人生に、
あまり価値が感じられなくなったとき、

自分自身のことがあまり信じられなくなったとき、

「リアル」は大きな“力”を与えてくれるでしょう。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみて下さい。


3、キングダム

現在1~28巻まで発売中。


最後に紹介する作品は、
いかにも私が好きそうな(笑)、歴史大作マンガです。

◎ キングダム
http://youngjump.jp/manga/kingdom/

舞台は、「秦の始皇帝」が中国を統一する前の春秋戦国時代。

すでに500年もの動乱期が続く中国大陸で、
身寄りのない少年・信(しん)が奴隷のような身から、
武功をあげて天下の将軍を目指す話です。

国と国が激突する時の壮絶さや、
憎しみを抱えた人の残忍さ、
伝説とすらいわれる武将の迫力など、

歴史や戦争を描くマンガとしては、見所満載の作品です。

特に私が好きなところは、
戦争の裏側にある戦略、策略・計略、背信など・・・、

人と人が争うとき、水面下で人はどう動くのかが
とても丁寧に、描かれています。

歴史小説が好きな人には、たまらない作品でしょう。

28巻まで出ているため、時間がある時に覚悟を
決めて読む必要があります。

ぜひ年末年始にどうぞ!

こちらから試し読みもできますので、ぜひ覗いて下さい!

◎ 【キングダム】1~4話の無料試し読み
http://youngjump.jp/info/kingdom_special/trial/

私のオススメしたいマンガは以上です。

「読んでみたい!」
と思える作品はありましたでしょうか?

来年も日本の文化として、沢山の素晴らしいマンガが
出てくることを期待しています。

また面白いマンガが見つかったら、報告させて頂きます!


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上記には取り上げませんでしたが、
こちらのマンガも引き続き絶賛オススメ中です!

◎ 「進撃の巨人」
http://shingeki.net/

最新刊9巻が発売しました!

こちらはアニメ化、映画化、ゲーム化も
するという破竹の勢いが続いています。

展開がだんだん謎の確信に迫ってきていますので、
乗り遅れないように、気をつけて下さい!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年12月9日日曜日

●● 2012年:私のオススメ映画を一挙公開!

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┃◆2012.12.9┃ vol.125 2012年:私のオススメ映画を一挙公開!
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと約20日ほどですね。

忘年会で忙しい時期ですが、
体調に気をつけながら、あと少しがんばりましょう(^^)/。

さて、最近このメルマガで堅苦しいことばかり書いて
いたので、今回はテーマをガラッと変えて、

【私が2012年に出会ったオススメ映画】

を、一挙に4本ご紹介します。

年末年始は、自分の時間が取れる時期です。
そんなときに、家or映画館で映画鑑賞はいかがでしょうか?

ぜひ下記が参考になると嬉しいです(^^)/。


このメルマガを長く読んで頂いている方は
すでにご存じかと思いますが、

私は、映画が大好きです。

だいたい、1か月に1回は映画館に行ったり、
「面白そうな映画はないか?」と最新情報を
チェックする、ということが習慣になっています。

これからの年末年始や祝日に映画を観る方も
多いと思うので、今回は私が2012年に観た
オススメの映画をご紹介します!

今回私がオススメするのは、下記の4本です。

1、心に染みる映画
2、燃える!映画
3、泣ける映画
4、2012年、これが一番面白かった!映画

1本でも「これ観てみたい!」と思える映画が
あればぜひ年末年始にご覧ください!

それでは、、、早速どうぞ!!


【私が2012年に出会ったオススメ映画】


1、心に染みる映画

『最強のふたり』
http://saikyo-2.gaga.ne.jp/

この映画は以前、ブログでも紹介しました。
http://anweekly.blogspot.jp/2012/09/blog-post_12.html

私が映画館で観たのは3か月前ですが、、

いま思い返してもこの映画は、
テーマ・キャラクター・ストーリーと、
全てが高いクオリティを兼ね備えていました。

大富豪の障害者と、スラム街の黒人青年が
出会い、人種や立場の壁を越えて友情をはぐくみ、
ともに障害を乗り越えていく。

お互いが本当に相手を思い、大切にしている。

そんな姿を純粋に素敵だな、羨ましいな、
と思える映画です。

あまり宣伝をしていませんが、口コミで面白い
という評判が広まり、9月1日から公開を始めて
いまだに劇場で上映しているロングラン作品です。

もし、年末に「心が温まる、楽しい映画」を観たい!
と思ったら、オススメの一本です。


2、燃える!映画

『ダークナイト ライジング』
http://wwws.warnerbros.co.jp/batman3/


この映画は、前作の「ダークナイト」が
大ヒットしたため、ご存じの方が多いと思います。

『ダークナイト』
http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/index1.html

私は基本的にアクション映画は大好きですが、

スパイダーマン、
X-MEN、
アイアンマン、
ハルク、

などを代表とする、アメコミのヒーロー映画は
あまり好きではありません。

その理由は、正義と悪の境目がはっきりし過ぎていて、
一方的な展開が多いからです。

しかし、この「バットマンシリーズ」は、
普通のヒーロー映画とは一線を画した
ストーリー展開が待っています。

簡単に言うと、主人公のバットマンは正義を貫く
からこそ悪に落ち、周りから忘れられていくのです。

そんな彼が、最終作ではボロボロの身体を
引きずりながら悪と闘い、街を守る姿に・・・、

心を打たれます。

この映画は、つい先日(12月5日)にDVDのレンタルが
開始されているので、家で観るにはピッタリの作品です。

まだ観ていない方は、ぜひご覧ください!


3、泣ける映画

『ALWAYS 三丁目の夕日’64』
http://www.always3.jp/


お恥ずかしい話ですが、、
私はこの映画を観ながら2回泣いてしまいました。。

(私はあまり映画では泣かない方ですが・・・。)

『ALWAYS 三丁目の夕日』シリーズの第3部作です。

実はこの作品に関して、私は観る前まであまり
期待していませんでした。

前作の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』が
いまいち面白いと感じられなかったからです。

その延長線にある展開なら、
あまり観ても仕方がないかな・・・。。

それが第一印象でした。

しかし、公開されてみると予想以上に評判が
よかったので、空いた時間に観に行ってみたら・・・、、

ボロ泣きです。

今回の展開は、涙なくして観ることはできません。

けんか別れした父親が、本当は誰よりも自分を
心配し、見守ってくれているというシーン。

一緒に住む子供の成長を誰よりも願うが故に、
冷たく突き放し、家から追い出すシーン。

などなど。。

人の本当の思いやりや、大切な人間関係を思い出す
場面には、私も感情が溢れてしまいました。

こちらもすでにDVDレンタルされています。
年末にぜひご覧ください!


4、2012年、これが一番面白かった!映画

映画が豊作と言われた2012年。
今年、私が最も面白いと思った映画は・・・

こちらです!

『ドラゴンタトゥーの女』
http://bd-dvd.sonypictures.jp/dragontattoo/


この映画は、

映像の危なさ、
犯人を追い詰めていく緊張感、
登場人物の狂気、

そして、ドラゴンタトゥーの女である
「リスベット」のキャラクター。

全てが、素晴らしい作品でした。

上映時間が158分と長いのですが、
まったく時間を感じさせません。

文句なしに、面白い映画でした。

まず、始まってから流れる
オープニング映像&音楽がすっごくかっこいい。

▼ドラゴンタトゥーの女 オープニングPV


物語も、40年前の失踪事件の謎を追いながら
次々とめまぐるしく変わる展開。

危機に陥りながらも、犯人につながるヒントを
手繰り寄せていく主人公とリスベット。

そして、最後に犯人と対峙した時に直面する
人間の深い闇・・・。

観ている間ずっと、映画の世界観に引き込まれる
映画はなかなかありません。

2012年の私にとっての「No.1」は、間違いなく、
『ドラゴンタトゥーの女』です。

まだ観ていない方、これから続編の公開も
控えていますので、このタイミングでぜひご覧ください!

以上が私のオススメ映画です。

「観てみたい!」という映画はありましたでしょうか?

みなさんが今年で会った作品で、
「これは!」というものがあれば、ぜひ教えて下さい!

来年もどんな作品が公開されるのか、、
いまから楽しみです(^^)v。


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先週、いま上映中の『のぼうの城』を
観に行ってきました。

『のぼうの城』
http://nobou-movie.jp/


前評判が高かったので、期待して観に行ったのですが、、

期待以上の作品でした!

普段は「でくのぼう」で「阿呆」にしか
観えない殿様の内側にある、

戦略、
覚悟、
そして、人望。

を、たっぷりと満喫できました。

検討中の方は、ぜひ観に行ってください!

今回は、映画三昧の回でした。。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


2012年12月2日日曜日

●● 「信頼の方程式」を読み解く。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2012.12.2┃ vol.124 「信頼の方程式」を読み解く。
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みなさん

こんばんは。

12月になりました。
今年も残すところ、あと1か月です。

私自身、2012年は色々なことがありましたが、
正直に言って楽しさと葛藤が混在する1年でした。

残り1か月の間にしっかりと振り返って、
2013年を迎えたいと思います。

さて、先週は時代の流れによって起こっている、
情報のインフラ・信頼性の変化を書きました。

それを受けて、今週は、
「人はどんな【人・物・情報】を信頼するのか?」
というテーマで進めていきます。

ぜひ最後まで、お楽しみください(^^)/。


人が何か商品やサービスを買うとき、

誰かと一緒に仕事をすると決めるとき、

重要な決断を下すとき・・・、

「この人の言うことなら、間違いないだろう。」
という『信頼』はどうやったら得られるのでしょうか?

いままでの一般論で言えば、それは、

ブランドや、
組織の大きさや、
華々しい実績、

なのでしょう。

しかし、前回も説明したとおり、上記のような
概念が現代では通用しなくなってきています。

そしてさらに、ネットの発展によって、
情報の信頼性が「親しい人」に寄ってきている現在、

個人が『信頼』を構築する下地が出来つつあります。

では、どうやってそのインフラを使いながら、
個人が『信頼』を積み上げていけばいいのか?

私はまず前提として、人と人が深い信頼を
得るためには下記の3つが必要だと考えました。

①知り合ってからの期間
②接点の数
③約束を守った回数

これら3つの要素の掛け合わせこそが、
『信頼』という、お互いの人間関係において
最も重要な要素を構築するのです。

1つずつ解説していきます。

①知り合ってからの期間

人は、今日知り合った人よりも、

1年前から自分を知ってくれている人、
10年前から自分を知ってくれている人を、

信頼します。

その究極の形が、生まれた時から自分を見守って
くれている「両親」だと思いますが、、、

「知り合ってからの期間」が『信頼』に
比例するのは、間違いありません。

人からの深い信頼を得るには、
やはり時間を必要とするのです。


②接点の数

上記の「知り合ってからの期間」は大事ですが、
それに「接点の数」を組み合わせないと、
『信頼』は構築されません。

ある人を3年前から知っていたとして・・・、

1年に1回しか会わない人よりも、
3か月に1度は会っている人の方が、

『信頼』は高くなるのですです。

知り合った人に対して、継続的に接点を作り、
人間関係を積み重ねる必要があります。


③約束を守った回数

最後に大事になるのは、その人との間で
結んだ「約束」を守るかどうか、です。

昔から知り合いで、継続的にやりとりがあっても、

「あの人は約束を守らない人だ」
「あの人は大事なことを頼めない人だ。」

と思われたら、『信頼』は積み重なりません。

何かを頼んだ時に間違いなくやってくれる、
あの人であれば裏切らないはずだ、

そんな確信をお互いが共有するには、
人として当たり前の「約束を守る」という行動が、
必要になるのです。


以上の①~③の3つの要素の掛け合わせこそが、
「信頼を得るための誰にでもできる方程式」では
ないでしょうか?

そして、この①~③のステップは、

【継続的な情報発信】を行うことで、
非常にスムーズに作り上げることができます。

つまり、

①「一度仲良くなった人」に対して、

②1週間に1回くらいの頻度で「接点」を作り、

③継続的に情報を送ることで「約束を守る」。

この流れこそが、私のようなコミュニケーション下手
にもできる、簡単な信頼構築法だと思ったのです。

もちろん、「お金」をかければ短期間で、
もっと早く多くの人と『信頼』を結ぶ方法も
あるのでしょう。

しかし、いまはお金をかけなかったとしても、

短期ではなく長期で、
少しずつ自分のことを知ってもらいながら、
信頼を得ていくことができる。

これが、いま私が考える
「信頼」と「情報発信」の関係性です。

果たしてこれが正しい効果を生みだしているのか
わかりませんが(汗)、、

いずれ、必ず何かの役に立つ確信があります。

それを信じて、今後も私は
【情報発信】を続けていきたいと思います。

みなさん、これからもお付き合いお願いします(^^)v。


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みなさんは、
「睡眠時間」をお金で買えるとしたら、
いくら払いますか?

この度の調査で、ビジネスマンは半数以上が
1時間の睡眠時間に「2500円」は払うことが
証明されたようです。

◎ ビジネスマンの半数以上は、1時間の睡眠を2500円でも買いたい
http://www.atpress.ne.jp/view/31782

この調査を見た私の感想は・・・、

「たしかに!」

と思いました。

週の半ばに睡眠時間が足りない時、
仕事が夜遅くまでかかってあまり寝れていない時、

心地のよい睡眠が「2500円」で手に入るのであれば、
お金を出すでしょう。

この先、もっと社会のインフラの発展した時に、
睡眠時間をお金で買える時代は来るのでしょうか?

そんな時代が、
来てほしいような、
来てはいけないような・・・。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。