2013年10月27日日曜日

●● 強い人とは。

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┃◆2013.10.27 ┃ vol.170 強い人とは。
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みなさん

こんばんは。
今日はどこの街もハロウィンで賑わっていますね。

私がいまいるスタバでも「trick or treat!!」と言うだけで
何かお菓子がもらえるそうです。(恥ずかしくて言えませんが。。)

ハロウィンが終わると、本格的に11月が始まり、
その後はあっという間にクリスマスが来るでしょう。

年末にいい1年だったと振り返れるように、
残り2カ月もがんばりましょうね(^^)/。

さて、今回は私が目指している「強い人」に
ついて書きたいと思います。

少しネガティブな内容が多いですが(汗)、
共感してくれる人が1人でもいると嬉しいです。

ぜひお楽しみください!


基本的にメルマガでは明るい話題を書いていたり、
転職相談をされている話などを書くと、

あたかも私は仕事がすごく上手くいっているように
言われることがあるのですが、、、

実際はまったくそんなことはありません。(断言)

正直に言ってしまうと、
いま私の仕事の状態は、ヒドイものです。。

日々ミスに怯え、数字がいかない苦悩にもだえながらも、
明確な打ち手が見つからない・・・。

メンバーの時と上司になった時とで求められる
基準の高さに苦しみ、下からは不満・批判が、
上からは高い要望が下りてきて板挟みに耐える状況。。

いままで「自分さえよければ」という“個人主義”で
働いてきたことから、組織の仕組みがよくわかっておらず、
当然うまくマネジメントができない。

毎日、自分が出来ないところ、
苦手なところ、ダメなところばかりが観えて、

潰されそうになったり、泣きそうになって、
必死で隠したり、ごまかしたりしているのが私の現実です。

しかし、そんな現実を前にしても、
私は「完璧な人」を目指してしまいがちです。

将来に対するビジョン・やりたいことが明確で、
それに向かって日々努力をしている。進んでいる。

足元の仕事においても、期限を守る、相手の期待を超える、
新しい打ち手を次々と行う、などの当たり前のことがサラッと
できて、周りからの信頼も厚く、慕われている。

あたかもそんな「理想の姿」を妄想してしまうのです。

しかし、そんな「完璧」を目指していると、
どんどん自分がツラくなってしまうことに、最近は気づきました。

なぜならば、日々の仕事のつらさ、
自分の実力不足はすぐには変わらないわけで、

「完璧」な自分と比べている限り、ダメな自分を発見する
機会が増え、自分に価値を感じられなくなるからです。

「なんで俺はこんなにダメなんだろう・・・。」
「なんでこんな当たり前のことができなんだろう・・・。」
「30歳でこんなにダメなら、先はないんじゃないか・・・。」

と暗い展望ばかりが思い浮かぶようになってしまいます。

そこで最近、私は目指すものを変えました。

「完璧な人」を目指すことを辞め、
自分にとっての「強い人」を目指そうと思うのです。

「強い」といっても、何にでも心が折れない。
動じない。などの強さではありません。

私にはそんな「強さ」はないからです。
(自分が一番よくわかっています。笑)

そのような強さではなく、私にとっての「強さ」とは、

自分の中にある「弱さ」をどれくらい素直に認められるか、
どれくらい周りにさらけ出せるか、というものです。

いまの私が自分の「弱さ」に対して行っている、
「ごまかす」「嘘をつく」「観ないふりをする」ではなく、

弱いところは弱い、出来ないことは出来ないと正直に言える。
そんな「強さ」を持った人間になりたいのです。

ここで言う「強い人」になる上では、自分の中にある、
「かっこつけたい」「良く観られたい」などの“見栄”が
最も大きな障害となります。

特に私のようなかっこつけで、下手に役職がある人間に
とっては、この「強さ」を身につけることは、言うのは簡単でも、
実践するのはとても難しく感じます。

素直になる。
正直に言う。

これほど簡単に思える行為にも関わらず、
自分の心の中に発生する葛藤を感じると、

いかに普段から自分を偽っているか。
隠しているか。を思い知るのです。

自分のありのままの姿を、
ありのままに自己認識して、
ありのままに人に伝える。

シンプルなことですが、これからは、
自分にとっての「強さ」を磨いていきたいと思います。


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最近、このお店にモーレツに行ってみたいのです。

◆吉野家の“1人鍋専門店”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130926-01052592-trendy-ind


このお店にあるメニューが、

「牛すき鍋」「豚しゃぶ鍋」「ちゃんこ鍋」
「坦々餃子鍋」「きのこと鶏だんご鍋」
「キムチチゲ」「豆乳鍋」・・・などなど。

1人暮らしで、健康に気を使っている人にとって、
なんて魅力的なメニューでしょう!

ぜひ私の会社・家の近くにできてほしい・・・w(゚o゚)w。
みなさんもぜひ吉野家を応援してください!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月20日日曜日

●● 【転職相談】29歳・システムエンジニア(男)の場合

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┃◆2013.10.20 ┃ vol.169 【転職相談】29歳・システムエンジニア(男)の場合
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
今日は、先日私が受けた相談をご紹介したいと思います。

私はいま人材系と呼ばれる、アルバイト・パートから
正社員の方まで、人と仕事の出会いを作りだす業界で
働いています。

そのせいか、ときどき、
「転職したいんだけど、どう思う?」
という相談をもらいます。

転職に悩んでいる方もいると思うので、
今回はその相談内容を一部公開してみます。
(相談頂いた人の実名は伏せますが。)

ぜひ参考にしてみてください。


最初から言ってしまえば、転職の相談を受けて、

「あなたは絶対に転職した方がいい!」

と思える人は、ほぼ皆無と言っていいでしょうm(_ _)m。

今回の29歳・システムエンジニアの彼にも、

「なんで転職したいの?
  いまの会社で有る程度収入もあるんでしょ?
  そんなに会社が嫌なの?」

と相談されてすぐに聴いてみました。

彼の答えは、よくありがちな、

「いや、いまの仕事にすごく不満があるわけではないんだけど、
  やりがいを感じられないし、自分のスキルが上がって
  いる感じがしないんですよ。

  しかも自分の業界は特殊で、あまり先がない気がします。
  いまのままでいいのか?将来食べていけるのか?という不安が
  常にあるので、そろそろ行動に出なければいけない気がして。。」

というものでした。

年齢に関して、「そろそろ動かなくてはいけない。」という
ところだけは正しいと思いますが(汗)、、

それ以外の転職理由はほぼ的外れだと思います。

こういう相談を受けた時にまず私が言うことは、
「転職は辞めておいた方がいい。」です。

なぜならば、転職をすると多くの人は、

・人間関係で悩む
・収入が落ちる
・結局、転職した先の会社・業界にも先が感じられない

という状況に陥るからです。

多くの人がそうなってから、

「こんなはずではなかった。」
「会社に騙された。」「あの会社はおかしい。」

と言うのですが、そもそも転職するときの考え方に
問題がありすぎなのです。

その考え方とは、

現在の仕事のマイナス面(不満な点)にばかり目がいって、
未来の仕事のプラス(良いところ)を大きく見積もる傾向がある、

ということです。

少し言い方を変えると、

・現在の仕事のプラス(良いところ)を認知できなくなっている。
・未来の仕事のマイナス(悪いところ)面を考えていない。

とも言えます。

これは新しいことを始めるとき、私も含めて
ほとんどの人がハマる思考の罠だと思います。

つまりいまの彼は、

「転職した先で抱える悩み・不満」はまったく考慮しておらず、
(あると思っていない??)

「今いる会社の良いところ(収入・人間関係・労働条件など)」
も正しく認知できていない状態なのです。

危険すぎですよね(*_*;)。。。

もちろん新しいことを始めるときは、未来は明るいもので
あって欲しいし、メリットが沢山あると思うからこそ
行動に移せるのでしょう。

しかし、転職をしたことがある人であればわかると
思うのですが、

「いまの会社に大きな不満はない。」

という時点で、すごく快適な環境を会社に整えて
もらっていると思います(*_*)。

(これから転職したい人にはなかなか伝わりませんが。。)

システムエンジニアの彼の場合も、

・人間関係には大きな不満はない。
・収入もある程度もらっている。
・やりがいは感じられないが、仕事が嫌いではない。

という時点で、その会社は合っていると言えると思います。

そのため、とりあえずは「辞めない方がいい」という結論に
なったのですが、やはり体験したことがない思いや悩みを
伝えることは難しいです。。

まぁもちろん、それを伝えても
「それでも転職したいんです!いまのままでは嫌なんです!」
という人には、転職をおすすめしますが。。

ただ、海外に出て初めて日本の良さが認知できるように、
転職して初めて元の会社の良さがわかる、ということも事実。

人はいつまでたっても、
「隣の芝生は青く見える」ようです。

私も思いだけで動いてしまう傾向があるので(汗)、

現在の良いところに出来るだけ気づける人間になって
いきたいと思います(^^)/。


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先週から、この漫画を借りて読んでいました。

◎ 坂道のアポロン
http://www.amazon.co.jp/dp/4091316700


絵を観て明らかにわかるように少女漫画なのですが、
これが面白い!(= ̄∇ ̄=)

JAZZを通して2人の男が友情を深めていく物語に、
グイグイ引き込まれてしまいした。。

漫画の中に出てくる一番心に残った名言は、

「大事にしろよ。
  恋愛と違って友情ってのは一生もんだからな。」

いい言葉ですね。。
みなさんも機会があればぜひご覧ください!!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月19日土曜日

●● GIGAZINEの挑戦に注目!

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┃◆2013.10.19 ┃ vol.168 GIGAZINEの挑戦に注目!
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みなさん

こんばんは。

先週は3連休にも関わらず、
メルマガをサボってしまいました。。

実は1年半ほど続けている書道の展覧会をしていたのですが、
楽しすぎて書く時間がとれませんでした(^^)/。

今週はその反省も活かして、2回分書きたいと思います。
今後もよろしくお願いしますm(_ _)m。

さて、今回は私が毎日観ているサイト、
「GIGAZINEの挑戦」をみなさんに紹介したいと思います。

現在の「メディア」が持つ矛盾に根本から直面して、
理想を目指す姿に私自身、とっても魅了されたので
みなさんにもご紹介したいと思いました。

ぜひこの記事を読んでみてください!


いままでに何度かこのブログでも紹介しましたが、
みなさん、このサイトは観たことがありますか?

◎ GIGAZINE
http://gigazine.net/

▼本も出版されています。とても刺激的な本です。

ブログ形式のニュースサイトで、

国外サイトの記事の翻訳、
新製品のレビュー、
アプリ紹介、
アニメ、
ジャンクフードなど、

国内外問わず、世界での珍しい出来事や
ちょっと気になる記事が沢山掲載されています。

GIGAZINEは知る人ぞ知る、ユニークユーザーが
2000万人(日本人の6人に1人!)に到達したモンスターサイトで、
私も毎日このサイト覗いています。

興味を引く記事や話題のニュースが独自の視点で
取材されているので、まったく飽きることがないんです。。

この「GIGAZINE」が最近、面白い取り組みを始めています。

その取り組みとは、

『メディアの脱・広告モデルをつくる』というものです。

メディアの脱・広告モデル?
よく意味がわからない・・・。

と思う方もいると思いますが、
これは私たちの生活にも深く影響しています。

なぜならば、この取り組みによって私たちが
普段使っているメディア(=情報の伝達に用いる媒体)、

テレビ、
ラジオ、
新聞、
雑誌、
フリーペーパー、
検索エンジン、
ホームページ、

から発信される“情報”が劇的に変わる可能性があるからです。

そもそも、現在のメディアを運営するシステムや、
発信されている情報には、根本的な矛盾があります。

その矛盾とは、メディアを利用する「視聴者」に
とって必要な・役に立つ・楽しい情報を発信する構造に
なっていない、ということです。

それは、彼らのビジネスモデルを観れば、
すぐにわかるでしょう。

上記のメディアは視聴者の私たちは
基本的に全て“無料”で利用ができます。

テレビを無料で観たり、
インターネットを無料で検索することが当たり前な
私たちはすでに気づきづらくなっていますが・・・、

上記のメディアを運営するには、
本来大きなお金が必要なはずです。

しかしそれを毎日使っている視聴者はお金を
払っていないのです。

では、そのお金がどこから支払われているかと言うと、、、

ご存知の通り、
「企業からの広告収入」によって賄われています。

TVCMに●億円かけたらしい、
新聞の一面広告は●百万かかる、
1クリック●円のPPC広告を出している、

などの話は、みなさん聴いたことがあるでしょう。

【お金は、企業からもらう。】

でも、【メディアを使うのは、視聴者。】

しかし仕事とは本来、

「お金を払ってくれる人」に対して行うもので、
「無料で使う人」に対してサービス提供はできません。

つまり、上記のビジネスモデルであれば、
視聴者を楽しませるのではなく、企業にとって都合の
いい情報を沢山流すことがメディアの役割になります。

事実、いまのメディアはほぼそうなっており、
テレビやニュースで発信されることを鵜呑みにして
信じる人はどんどん減っているのが現実でしょう。

この構造に違和感を覚え、新しいメディアのモデルを
作ろうとしているのが、今回の「脱・広告モデル」です。

それはすなわち、

「メディアが企業ではなく、利用してくれている視聴者
  のためにいい仕事をするにはどうしたらいいのか?」

というチャレンジを始めているのです。

そのチャレンジの詳細が、下記の記事にまとめられて
いるので、みなさん、ぜひ読んでみてください。

私はこの記事から、多くの気づきがありました。

◎ 赤字から黒字へ、メディアの未来のカタチとは?
http://gigazine.net/news/20131012-gigazine-special-presentation/

「自分は誰に対して価値を提供したいのか?」

「その人に価値を提供し続けるために、どうやってお金をもらうのか?」

この記事では、それを考えた結果が「広告を消す」という、
いままでの事業モデルの「逆」に行きついているわけですが、
それに挑戦している理由に、私はとても納得がいくのです。

都合のいい情報ばかりが流されることで陳腐化
しているメディアが、このような取り組みによって生まれ
変わる日がくるのかもしれませんね。

それと同時に、いま私たちの身近にあるシステムには
本当は矛盾があるのかもしれない・・・?

という可能性も感じる、刺激的な記事だと思います。

広告に携わる方、
メディアを作っている方、
情報発信をしている方は、

ぜひ「GIGAZINEの挑戦」に、今後も注目してください!


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今日は前回書いたブラック企業の代名詞、
ワタミ創業者わたなべ美樹氏の講演を聴きました。

創業資金をどうやって貯めたか、
ワタミが拡大していく過程で何に苦労したか、
なぜ介護事業を始めたのか・・・、

などなど、実体験も交えた話はとても面白く、
力のある言葉に元気をもらいました

世間で言われている評判が本当かはわかりませんが、
私はワタミを応援していこうと思いました(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月6日日曜日

●● ブラック企業が出てきた理由。

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┃◆2013.10.6 ┃ vol.167 ブラック企業が出てきた理由。
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みなさん

こんばんは。

「半沢直樹」が無くなってしまった日曜日、
いかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらず近くのスタバでメルマガを
書いています(^^;)。「半沢直樹」の穴は後輩に
勧められたリーガルハイで埋めようと思います。

◎リーガルハイ
http://www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html

さて、今回は話題をガラッと変えて、
最近ニュースにでてくる「ブラック企業」に
ついて書きたいと思います。

私はこのニュースから、時代の変化を感じるのです。
少しでも参考になれば嬉しいです!(^^)/


(特に意味はないです。。笑)

「俺の会社は“ブラック企業”だからさ~。」

こんな冗談がサラリーマンの間で通じるように
なったのは、この数年のことではないでしょうか?

一応、知らない方のために解説しておくと、
ブラック企業とは、

「従業員としての入社を勧められない、
 過酷な労働搾取企業」という意味で使われています。

いまでは『ブラック企業大賞』というサイトも
立ち上がっており、ニュースでも取り上げられています。

◎ブラック企業大賞
http://blackcorpaward.blogspot.jp/


ここのサイトを観ても分かる通り、
日本のブラック企業の代表格といえば、

・ワタミフードサービス
・ファーストリテイリング(ユニクロ)
・王将フードサービス
・ベネッセコーポレーション

などが有名です。

(※本当にそうかは置いておいて。。)

みなさんはこの「ブラック企業」に関するニュースを
みて何を感じますか?

私は「採用」という観点から企業を手伝っている
こともあり、この「ブラック企業」のニュースから、
時代の変化を感じるのです。

その変化とは、下記の2つです。

【変化1】

「雇う側」と「雇われる側」のパワーバランスが
  変わってきている?

昔であれば、

「お金を払っているんだから、無理でも何でも
  言われたことはやらなくてはならない。」

「上司が言ったことには「はい」と言って従うべきだ。」

「仕事が終わるまで、徹夜してでも働くのが当たり前。」

という考え方が強かったと思います。

しかし最近の若い人たちは、「雇う側」の思いを
とても敏感に感じるようになりました。

つまり、

「従業員を壊れるまで、使えるだけ使ってやる」
(=世間で言われているブラック企業の考え方)

このような思いで経営をしている会社に対して、
そこまでして働く必要はない、他の会社に行けばいい、
という考えが非常に強いのです。

もちろん、転職市場という機会が増えたことも
影響があるでしょうが、「雇われる側」の影響力が
昔より強くなりました。

今後、企業としては人事・労務などがより力を
入れるべき問題になりそうですね。。

【変化2】
企業はより自社の従業員、そして社会(=多くの人)に
好かれる組織を目指さないと、成り立たなくなる?

採用の分野で企業を手伝っていると、
ここの変化が非常に鮮明に見えます。

つまり、自社の従業員、
そして社会から好かれている企業は、

お金をかけなくても、「働きたい!」という優秀な人が
集まってきて、採用ができるようになってきています。

逆に、嫌われている企業は、

求人広告をいくら出しても、お金をかけても、
一向に採用ができない、という事態になっているのです。

この差は、経営をしていく上で非常に大きいです。

たとえば、私が毎週メルマガを書いているスターバックス
などは、求人広告を出さなくても、自社のホームページに
「バイト募集!」と掲載すれば、勝手に人が集まってくるのです。

一方で、いまだに求人広告に毎週出しているような
カフェも沢山あるわけで・・・、

無料で優秀な人が集まる店・会社か、
いくらお金をかけても誰も来てくれない店・会社になるか、

もっと簡単にいうと、「好かれているか?」という指標は、
今後より重要になりそうだと感じるのです。

なぜならば、ブラック企業でも、
最近頻繁に起こる企業の不祥事も、

どこが最初の火種になっているかというと、
実は「社内のスタッフ」、または「辞めた人」が内部告発を
しているケースが非常に多いのです。

つまり、いままでその会社にいて、
不当に扱われたと思って怒りを持っている人です。

ネットが普及したことで、情報の伝達速度が速まり、
個人の意見が強い影響力をもったことで、企業は働く人、
そして顧客の「好き・嫌い」により敏感になる必要がでました。

その現象の一つとして、「嫌い」が強いと「ブラック企業」の
ように言われてしまう時代なのかもしれません。

※個人的に上記の企業がブラックなのかは一切わかりません。。

このニュースを観るといつも感じるのは、
今後は企業でも・人でも、

「何のために、その会社・事業をやっているのか?」
「関わる人を本当の意味でどう思っているのか?」

という“思い”の部分がすごく大切になってくるのでしょう。

成熟した社会の中で、単なるテクニックや言葉だけでは
なく、本当の思いをもった人にお金も人も集まる。

そんな社会になっていきそうな気がします。

今後のブラック企業の行く末はどうなってくのか・・・。
みなさんもぜひ見守ってみてください(^^)/。


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今日見つけたこの記事、
読んでいて「確かに・・・!」と思いました。

◎外国人がビックリする「日本の事実15選」
http://rocketnews24.com/2013/10/05/375903/

この記事を読むと、
日本人はやっぱり真面目だな~と思いますね(汗)。

個人的には、9番の
「日本では子どもの数よりペットの数の方が多い」に
危機感を感じました。。

私が60歳になるころには、日本は高齢者とペットで
溢れる国になるんでしょうか・・・?

恐ろしい・・・(>_<)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。