2013年10月6日日曜日

●● ブラック企業が出てきた理由。

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┃◆2013.10.6 ┃ vol.167 ブラック企業が出てきた理由。
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みなさん

こんばんは。

「半沢直樹」が無くなってしまった日曜日、
いかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらず近くのスタバでメルマガを
書いています(^^;)。「半沢直樹」の穴は後輩に
勧められたリーガルハイで埋めようと思います。

◎リーガルハイ
http://www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html

さて、今回は話題をガラッと変えて、
最近ニュースにでてくる「ブラック企業」に
ついて書きたいと思います。

私はこのニュースから、時代の変化を感じるのです。
少しでも参考になれば嬉しいです!(^^)/


(特に意味はないです。。笑)

「俺の会社は“ブラック企業”だからさ~。」

こんな冗談がサラリーマンの間で通じるように
なったのは、この数年のことではないでしょうか?

一応、知らない方のために解説しておくと、
ブラック企業とは、

「従業員としての入社を勧められない、
 過酷な労働搾取企業」という意味で使われています。

いまでは『ブラック企業大賞』というサイトも
立ち上がっており、ニュースでも取り上げられています。

◎ブラック企業大賞
http://blackcorpaward.blogspot.jp/


ここのサイトを観ても分かる通り、
日本のブラック企業の代表格といえば、

・ワタミフードサービス
・ファーストリテイリング(ユニクロ)
・王将フードサービス
・ベネッセコーポレーション

などが有名です。

(※本当にそうかは置いておいて。。)

みなさんはこの「ブラック企業」に関するニュースを
みて何を感じますか?

私は「採用」という観点から企業を手伝っている
こともあり、この「ブラック企業」のニュースから、
時代の変化を感じるのです。

その変化とは、下記の2つです。

【変化1】

「雇う側」と「雇われる側」のパワーバランスが
  変わってきている?

昔であれば、

「お金を払っているんだから、無理でも何でも
  言われたことはやらなくてはならない。」

「上司が言ったことには「はい」と言って従うべきだ。」

「仕事が終わるまで、徹夜してでも働くのが当たり前。」

という考え方が強かったと思います。

しかし最近の若い人たちは、「雇う側」の思いを
とても敏感に感じるようになりました。

つまり、

「従業員を壊れるまで、使えるだけ使ってやる」
(=世間で言われているブラック企業の考え方)

このような思いで経営をしている会社に対して、
そこまでして働く必要はない、他の会社に行けばいい、
という考えが非常に強いのです。

もちろん、転職市場という機会が増えたことも
影響があるでしょうが、「雇われる側」の影響力が
昔より強くなりました。

今後、企業としては人事・労務などがより力を
入れるべき問題になりそうですね。。

【変化2】
企業はより自社の従業員、そして社会(=多くの人)に
好かれる組織を目指さないと、成り立たなくなる?

採用の分野で企業を手伝っていると、
ここの変化が非常に鮮明に見えます。

つまり、自社の従業員、
そして社会から好かれている企業は、

お金をかけなくても、「働きたい!」という優秀な人が
集まってきて、採用ができるようになってきています。

逆に、嫌われている企業は、

求人広告をいくら出しても、お金をかけても、
一向に採用ができない、という事態になっているのです。

この差は、経営をしていく上で非常に大きいです。

たとえば、私が毎週メルマガを書いているスターバックス
などは、求人広告を出さなくても、自社のホームページに
「バイト募集!」と掲載すれば、勝手に人が集まってくるのです。

一方で、いまだに求人広告に毎週出しているような
カフェも沢山あるわけで・・・、

無料で優秀な人が集まる店・会社か、
いくらお金をかけても誰も来てくれない店・会社になるか、

もっと簡単にいうと、「好かれているか?」という指標は、
今後より重要になりそうだと感じるのです。

なぜならば、ブラック企業でも、
最近頻繁に起こる企業の不祥事も、

どこが最初の火種になっているかというと、
実は「社内のスタッフ」、または「辞めた人」が内部告発を
しているケースが非常に多いのです。

つまり、いままでその会社にいて、
不当に扱われたと思って怒りを持っている人です。

ネットが普及したことで、情報の伝達速度が速まり、
個人の意見が強い影響力をもったことで、企業は働く人、
そして顧客の「好き・嫌い」により敏感になる必要がでました。

その現象の一つとして、「嫌い」が強いと「ブラック企業」の
ように言われてしまう時代なのかもしれません。

※個人的に上記の企業がブラックなのかは一切わかりません。。

このニュースを観るといつも感じるのは、
今後は企業でも・人でも、

「何のために、その会社・事業をやっているのか?」
「関わる人を本当の意味でどう思っているのか?」

という“思い”の部分がすごく大切になってくるのでしょう。

成熟した社会の中で、単なるテクニックや言葉だけでは
なく、本当の思いをもった人にお金も人も集まる。

そんな社会になっていきそうな気がします。

今後のブラック企業の行く末はどうなってくのか・・・。
みなさんもぜひ見守ってみてください(^^)/。


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今日見つけたこの記事、
読んでいて「確かに・・・!」と思いました。

◎外国人がビックリする「日本の事実15選」
http://rocketnews24.com/2013/10/05/375903/

この記事を読むと、
日本人はやっぱり真面目だな~と思いますね(汗)。

個人的には、9番の
「日本では子どもの数よりペットの数の方が多い」に
危機感を感じました。。

私が60歳になるころには、日本は高齢者とペットで
溢れる国になるんでしょうか・・・?

恐ろしい・・・(>_<)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

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