2013年9月29日日曜日

●● 男も女も観るべきドラマ『半沢直樹』

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┃◆2013.9.29 ┃ vol.166 男も女も観るべきドラマ『半沢直樹』
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みなさん

こんばんは。
9月も明日で終わり、火曜日からは10月ですね。

あっという間に2013年が終わってしまいそうですが(>_<)、

残り3カ月、やり残しがないように、
仕事もプライベートも充実した時間を過ごしましょう!

さて、前回までは東南アジアや観光について書いて
きました。東南アジアには来年も行く予定なので、
今後も私が体験したことを書きたいと思います。

今回は内容を変えて、私がすっかりハマってしまった
話題のドラマ「半沢直樹」について書きたいと思います。

大ヒット作品なので観ていた人も多いと思いますが、
このドラマは男性も女性もぜひ観るべきだと思います。

ぜひお楽しみください!


ついに先週で最終回を迎えた、
この夏1番の話題となったドラマ「半沢直樹」。

みなさん、「半沢直樹」観てましたか?

なんと、最終回の視聴率が42.2%を記録し、
平成の民放ドラマ1位という記録的な数字を残しました。

私は基本的にドラマを観る習慣がないために、最初は、

「へぇ、そんな人気のドラマがあるんだ。」
「“倍返し”という言葉が流行っているらしい。」

くらいにしか思っていませんでした。

しかし、つい先週くらいに友人から、

「あのドラマは面白いよ。お前は絶対に好きだから、
  とりあえず最初の3話くらい観てみれば?」

と言われて勧められて手を出したところ・・・、
すっかりハマってしまいました。

「半沢直樹」、とっっっても面白いです!

▼半沢直樹、キレまくり・怒鳴りまくりです。

観ていない人はこれからもでも遅くありません。
いますぐ、観て下さい。

男性がこのドラマを観ると、スッキリするでしょう。
会社・組織に対して不満を抱えている人は特に(笑)。

女性は、男性が普段会社に対してどんなことを
感じているか、知ることができます(笑)。

なぜならば、

このドラマには、組織で働くビジネスマンが
夢中になったり、共感できる要素が沢山入っているのです。

ドラマの中で描かれる、

自分の責任を部下になすり付けようとする上司、
組織間のくだらない派閥、そして抗争、
上層部の利己的な思惑・保身と人事、

など、少なくとも組織で働いていれば、
何度か直面したことのある理不尽な状況に
立ち向かう主人公の姿が、この物語の中心だからです。

そんな組織の中で、上司でも、役員でも、社外に
対しても「超本音」ぶつかっていく半沢直樹の姿は、
観ていて「痛快」の一言。

しかもその半沢直樹を、普段は温厚そうな堺雅人さんが
演じるのですから、迫力満点です。

現場の意見を代表して上層部を怒鳴りつけるシーンは、
私も観ていてスッキリしました(笑)。

さらに、その物語を支える敵役が素晴らしい配役でした。

香川照之さんや片岡愛之助さんは、
その表情だけで登場人物の感情を巧みに表現していて
緊張感がビリビリ伝わってきました。

▼大和田常務を演じた香川照之さんの顔芸はすさまじい。。圧巻です。

▼半沢の天敵:金融庁の黒崎もとってもいいキャラクターでした。

もちろんドラマなので誇張している所はあるものの、
ビジネスの中で生み出される、

怒り、
落胆、
確執、
友情、
裏切り、
凋落、

を生々しく表現してくれた映像は圧巻でした。

多くの人が意識的・無意識的にでも仕事の中で
感じている“感情”を、ここまでストレートに表現したの
ですから、記録的なヒット作品になるのもわかります。

ちなみに、この「半沢直樹」のヒットによって、
思いがけない影響が国内・海外にあったようです。

たとえば、観光においては、

◎大和田土下座シーンのロケ地にファンが殺到
 半沢直樹の「聖地巡礼」ブームが起きている

http://www.j-cast.com/2013/09/25184644.html

海外でも、

◎権力に立ち向かう半沢直樹…腐敗横行の中国でも共感

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0929&f=national_0929_022.shtml

1つのヒット作ができると、沢山の波及効果がありますね。

まだ観ていない方は、続編が作られることは
間違いないので、ぜひドラマ全10話を観てみて下さい!

(検索するとすぐに動画が見つかります!)

きっと半沢直樹が怒鳴るシーンに、
スカッっとした気分が味わえると思いますよ(^^)/。


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今回はココでも「半沢直樹」の話です(笑)。

個人的に、「半沢直樹」で一番好きな役は、
上戸彩が演じた半沢直樹の嫁:半沢花です。

▼半沢花は・・・男にとっての理想の奥様像でした。

ここまで男性の理想的な嫁を、直球で描いた役も珍しいでしょう。

料理が出来て、家のことを完璧にこなしながら、
常に夫を支援し、職場の人間関係にまで気を使ってくれる。

女性は婚活に精を出す前に、花を研究すれば、
素敵な男性を獲得する率が上がるのではないでしょうか(笑)。

色々な意味で、とっても楽しめる作品でした(^^)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月23日月曜日

●● 観光後進国:日本の現実

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┃◆2013.9.23 ┃ vol.165 観光後進国、日本の現実
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みなさん

こんばんは。
今年は3連休が多くて嬉しいですね(^^)/。

私はこの3連休、世間に遅ればせながら、
「半沢直樹」に夢中になっていました。

できるビジネスマンの堺雅人、かっこいいですね。
あんな30代中盤を目指して私もがんばります(笑)。


さて、前回までベトナム・バンコクについて書いて
きましたが、今回は私が海外旅行に行くと必ず感じる
「観光後進国」である日本の姿を書きます。

海外に何度も行っている方であれば、
共感してくれる部分があるのでは、と思います。

少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


最近はときどき新聞・ニュースで、
「日本を訪れる海外の観光客が増えた/減った。」
などの話題が出ます。

どこの国でも、外国人観光客がどれくらい自国を
訪れてお金を落としてくれるか?

が大切な指標になっているのです。

日本でも将来が少子高齢化することが決まっていて、
人口が減っていくことが明確なため、

「日本は観光立国にならなくてはいけない!!」

という論調が高まっている気がします。

しかし、残念ながら、

自分が海外旅行に行けばいくほど、
「いまの日本で、観光客が爆発的に増えるはずがない!」
と確信をもちます。

なぜならば、

私が東南アジアの発展途上国に行ったときでも、
観光客にとって日本よりも便利だな~、と感じる
インフラが沢山あるからです。

そう、

日本は「観光」という分野においては、
圧倒的に遅れているのです。

では、どんなところが遅れているのでしょうか?

私は下記の5点について、明らかに観光客向けに
サービスが遅れていると感じます。

【 日本が観光後進国である5つの理由 】

1、(外貨の)両替所が少なすぎる

なんといってもこれが大事です。

海外のお金を日本の「円」に変えられる両替所を、
駅ごとに設置するべきです。

海外に行くと、日本のコンビニと同じくらいの数の
両替所が、駅前や観光地にはあります。

最初から観光でかかるお金を全て両替してから
行くわけではないので、両替所がたくさんあることは、
観光客にとってはとても大切なのです。

にも関わらず、
日本は両替をいまでも銀行に頼っている有様m(_ _)m。

少なくとも新宿や渋谷などの主要駅では、観光客がいることが
当たり前なので、一刻も早く両替所を増やすべきです。

2、お店でドル払いができない

これは1にも通じますが、どんなお店でも
世界の基軸通貨であるドルで支払いができるようにすべきです。

飲食店、コンビニ、小売店、デパートなど、、
すべてのお店で、ドル払いができるようにならないと、
観光客に開かれた場であるとはいえません。

ましてやクレジットカードで支払いができないなんて、
時代遅れにもほどがありますよね(*_*)。

3、Simカードがフリー化されていない

右も左もわからない、言葉も通じない海外において、
より重要になるのは「情報」です。

観光スポットや、近くの飲食店の、ホテルの場所など、
様々な情報を調べるようになります。

そんなときにネットへの簡易接続は必須です。

にも関わらず・・・、

日本は通信会社の利権によって、
Simカードがフリー化されていません。

Simカードがフリー化されれば、自分が支払った分だけ
その国で繋がるネットが使えるため、非常に便利に、
様々な情報を取得できるようになるのです。

ネットのインフラなんて、
日本以外のどこの国でも当たり前のこと。。

自分の会社の利益確保を優先した仕組みは、
そろそろ無くすべきですね。

4、一般の人が英語ができない

これは私も自戒すべき点ですが、、
やはりある程度、英語はできるようになるべきですねm(_ _)m。

先進国として教育水準を早い段階から上げていたにも
関わらず、道行く人に英語で話しかけたら答えられない、
という現実は、とっても残念です。

気軽に現地の人と交流ができる環境は、観光客にとっては
とっても安心するので、多くの人が英語を当たり前に
話せるようにすべきだと思います。

5、食べ物に配慮すべき

世界には宗教があることが常識で、
食べられる物・食べられない物があります。

お肉が食べられない、
魚が食べられない、
野菜しか食べない、
豆しか食べない、

など、さまざまな習慣・主義があります。

しかし日本は島国で、一貫して無宗教で過ごしてきたため、
このような人たちの感覚を理解することができません。

ただ観光において「食」は非常に重要な要素なので、
もっと外国人に配慮したお店が沢山できるべきですね。。

その他にも、「駅・看板表記が日本語ばかり」や、
「タクシーが高い」など、細かいことを言い出したらキリが
ありません。

私が数回海外に行っただけでも、日本の観光という分野が
いかに遅れているか、これだけわかるのです。

出張など仕事で何度も海外に行っている方は、
すでに日本の閉鎖的な姿に呆れているのではないでしょうか?

現状は遅れに遅れている日本ですが、7年後に決まった
東京オリンピックでは、世界中から人が集まってきます。

その時に、「この国をどれだけ好きになってもらえるか?」
は私たちの世代が、これからどんな社会を作るかにかかっています。

「世界中から好かれる日本」を目指して、
私たちの力で変えていきたいですね(^^)/。

私はもっと「日本の現実」を知るために、海外の勉強を
したいと思います。

興味のある方は、ぜひ一緒に考えましょう!


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先日から「ジブリの歴史」と言っても過言ではない
この本を読んでいました。

◎風に吹かれて
http://www.amazon.co.jp/dp/4120045293


スタジオジブリといえば「宮崎駿」が有名すぎて、
他の人の名前が霞んでいます。

しかし、実際に彼の作品を映画にし、お金に換え、
会社としてまわしているのはこの本で語っている
鈴木敏夫という男がいてこそなのです。

その過程では、お金にまつわる苦悩や、
「宮崎駿」という天才と一緒に仕事をする上での
難しさなど、様々な思いが綴られています。

宮崎駿、そして高畑勲という二人の天才を支え続けてきた、
鈴木敏夫が語る、ジブリの30年。ナウシカから風立ちぬまで。

制作の裏話がたくさん読めてとっても面白いので、
ジブリファンの人はぜひ読んでみてください(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月15日日曜日

●● タイから見た日本の姿は・・・?

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┃◆2013.9.15 ┃ vol.164 タイから見た日本の姿は・・・?
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みなさん

こんばんは。
今週・来週と3連休が続きますね(^^)/。

せっかくの連休に台風が来ているのは残念ですが、
私は少しゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。

さて、今回はタイに行った時に私が感じた、
「外から見た日本の姿」を書こうと思います。

日本は海外から見た時に、どう見られているのか?
少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


「日本」といえば、

アジアの中でも最も早く経済成長を成し遂げ、
先進国の仲間入りをした国です。

第2次世界大戦では敗北したものの、
欧米の植民地になっていた東南アジア諸国を解放し、
アジアの救世主と言われた時期もありました。

その「日本」は、いまどんな見られ方を
しているのでしょうか?

今回ベトナムに行くに当たって、タイ(バンコク)にも
寄ってきたのですが、ちょうどその日に

「JAPAN FESTA in bangkok 2013」

が開催されていたので、覗いてきました。

遠目から見てもかなり人が集まっていたので、
「おぉぉ、日本はやっぱり人気なんだな!」と
思ったのですが・・・、

▼遠くから見るとすごい人ゴミが・・・

実際に近づいてみると、その実態が明らかになりました。
会場の様子は、下記の通りだったのです。

▼ジャパンフェスの入り口。中に入ってみると・・・。


▼トトロのぬいぐるみと何かのキャラクター。

▼コスプレした女の子や・・・。


▼それを写真にとる人たちの群れ。


▼いま流行りで、私も超オススメしている進撃の巨人のコスプレ。


▼日本人よりも凝ってそうなコスプレをしている人ばかり。


▼とにかくどこも人だかりがすごい。。

▼舞台で行われるイベントも大人気でした。


▼コスプレでアイドル集団のようなグループもありました。


▼ガンダムのマスクをかぶった人も・・・。

そう、上記の写真をご覧の通り、
「JAPAN FESTA in bangkok 2013」は、

「コスプレ会場」だったのです!!

日本で人気のアニメ・漫画の衣装をまとったタイ人が、
キャラクターそっくりのポーズをしている所を、
カメラを持った人たちが次々と写真を撮っていきます。

しかも驚いたのは、日本語を喋れる子までいること。
日本のアニメを観て覚えたようです。

▼日本語がペラペラで、日本人として思えませんでした。


この「JAPAN FESTA in bangkok 2013」、
および「コスプレ会場」に大量の人(タイ人)が集まって
いることに、少なからず驚きを覚えました。

少し古風かも知れませんが、「日本」といえば、

・桜
・落語
・歌舞伎
・サムライ

などをイメージしているのかな、、、(古い?)
と思っていた私には、

まさか「オタク文化」がここまで人気が出ているとは、
思いもよりませんでした・・・。

「日本」という国に対する各国からのイメージも、
どんどん変わってきているのでしょう。

ちなみに、観光での分野では日本の“ある地域”が
タイの裕福な人たちにはブランドになっています。

どこかわかりますか?

それは・・・、

「北海道」です。

▼バンコクでは「北海道フェス」が開催されています。


日本といえば東京が人気なのでは?と思いがちですが、
それはすでに遅れており、タイの観光通な人はいま北海道を
目指しているようです。

北海道は東南アジアから観光客を呼び込もうとPR活動を
精力的にしていることもあって、人気の場所になっています。

▼北海道は、東南アジアに対して観光PRを積極的に行っています。

どうやら、
東南アジアという暑い国々に住んでいる人たちにとっては、

北海道の、

・気温が低く涼しい(ある意味、寒い)
・雪が見られる(タイで雪が降ることはありません)
・物が少なく、空気がキレイ
・魚が新鮮で美味しい

ところが、とっても人気なのだそうです。

こちらから「仕掛け」をしたからこそブランドになっている
北海道から見習う点は、多々ありそうです。

最後に、バンコクで見つけた日本らしい(?)商品を
もう1つご紹介します。

バンコクのミスタードーナツに、
「変わった形状」のドーナツがありました。

その形は、、

▼なんと、寿司の形をしたドーナツ。名前は「スシド」!!

▼バリエーションもさまざま。これは、日本人では思いつきません。

ジャパニーズフードは、ヘルシーで身体にいいことから
世界中に広まっていますが、、

まさかドーナツを寿司の形にするとは・・・。

これから社会がグローバル化を進めれば進めるほど、
海外の影響から日本の文化がより鮮明になり、
特徴づけられていくのかもしれません。

日本の中にいると、海外から見たときの
日本の立ち位置、特徴、文化はなかなか冷静に見えません。

しかし、海外に行ってみると改めて日本の独自性を
発見し、好きになれる気がします。

私もいずれ、海外と仕事をしながら、
日本という国に貢献することができるようになりたい。

そんな思いを大切に、これからも仕事をし、
海外とも関わっていきたいと思います!(^^)/

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最後に、、
私のバンコクの一番の思い出をご紹介します。

タイ・ベトナムに一緒に行った方に、
とっても素敵な場所に連れて行ってもらいました!

◎レッドスカイ
https://www.bangkoknavi.com/food/252/

▼センタラグランド・アット・セントラルワールドの屋上にあります。


▼屋上で気持ちのいい風を受けながら食事やお酒が楽しめます。

▼屋上から取った夜景。思い出に残る時間でした。

私はこの場所がとっても思い出に残りました。

地上55階でバンコクの都市を見下ろしながら
ゆっくりと過ごした時間、まさしく非日常という言葉がぴったりです。

再びこの場所で、一緒に仕事をする仲間と打ち上げをしたい、、
そんな新たな目標を胸に、バンコクを発つことができました。

やはり海外は、色々な刺激が得られる場所でした(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月8日日曜日

●● ベトナムは複数文化が融け合う街

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┃◆2013.9.8 ┃ vol.163 ベトナムは複数文化が融け合う街
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みなさん

こんばんは。

今回は先週サボった分を取り戻すべく(汗)、
2つの記事をアップします。

今回も前回に引き続き、ベトナムでの体験を
シェアしようと思います。

ぜひお楽しみください(^^)/。


私がベトナムの街を歩いていると、不思議な雰囲気を感じました。

街全体に統一感があるような、ないような・・・。

1つの街になっているのですが、1つの文化ではなく
複数の色が入っているのです。

発展途上国としてこれから色んな建物や道が
整備されていく勢いもあれば、

教会や西欧風の建物から神聖な雰囲気を感じたり、

公園では若い人が集まって遊んでいる隣の道路で、
バイクが道を埋め尽くしているという、、

ある意味まったく異なる複数の文化によって、
街が出来ているのです。

この街の成り立ちは、やはり歴史から理解ができます。

ベトナムは長い間、フランスの植民地でした。

その名残がいまでも街に残っていて、
教会や建物、そして食文化にまで影響があります。

▼1885~1890年に創建されたフレンチコロニアル風のホーチミン市博物館。

▼街の真ん中にあるサイゴン大教会(聖マリア大聖堂)。

▼19世紀末のフランス統治時代に建てられた中央郵便局。貴重な建築文化財です。

▼郵便局の中は実際に使われていて、古い切手などを売っています。

▼私が行った9月2日はちょうど独立記念日で、色んなセレモニーをやっていました。


これらの建物に入ると、あたかもそこは東南アジアとは
思えない西欧的な空気を感じます。

去年ミャンマーに行った時にも感じましたが、
やはり東南アジアにとって「植民地であった時代」の影響を
抜いてはその国を語ることはできません。

実際にその国の食文化にまで、大きく影響を与えて
いることがわかります。

▼街中には店名がフランス語のおしゃれなパン屋が沢山ありました。

▼店内ではおしゃれなパンが沢山売っていて大人気でした。

フランスというまったく異質な文化を取り入れながらも、
東南アジアの雰囲気を保ち、1つの街を成しているのが
ホーチミンです。

受け入れる文化の幅が広く、建設中の建物が沢山ある
ベトナムは、これからますます発展していくでしょう。

また、私がベトナムの文化ですごくいいな、と感じたのは、
「コミュニティ」の存在でした。

ホーチミンの日中は日差しが強く気温も高いのですが、
夕方になると少しずつ涼しくなってきます。

その時間になると、多くの人たちが公園に集まって、

バトミントンをしたり、
セパタクローをしたり、
ギターを弾いて歌を唄ったり、
友人とお話をしたりして、

交流をしているのです。

街中に公園が多いこともあって、夕方~夜にかけては、
人と集まることが習慣になっているのでしょう。

昔の日本もそうだったのかもしれませんが、
家族だけで家にこもるのではなく、近隣の人とふれあう
文化がそこには残されていました。

▼自然に集まってきて、みんなで遊ぶ。とっても穏やかな時間でした。

▼街中には公園が沢山あってすごく大きな樹が植えられていました。

▼高層ビル、公園、西欧の建物・・・、色んな文化が融合する街:ホーチミン。

そして、私が何よりもベトナムに行って、
街中を歩き、人を観て感じたのは・・・、

歩いている人が、みんな若い、ということです。

調べてみると平均年齢が20代!(日本は30代後半m(_ _)m)
で、子供がどんどん生まれているベトナムは活気があります。

百貨店に行ってみても、おもちゃが沢山売られており、
子供が喚きながら走り回っていました。

人口が増え、建物が建って、最先端の技術が入ってくることで、
この街はどんどん近代化するでしょう。

そして同時に、どんどん経済も発展していくでしょう。

その過程で、同じアジアに位置する日本は何を手伝えば
いいのか?どんな協力が出来て、自分に出来ることは何か。

色々と考えさせられる旅でした・・・。

▼発展するベトナムを象徴する超高層ビル
 「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」

▼その上からとったホーチミンの街。数年後に来たら、まったく変わっているでしょう。

今回のベトナム滞在は、
これから発展する東南アジアの可能性を身体で感じ、
日本の役割、そして自分の将来の仕事を考える機会になりました。

私は現在30歳ですが、私くらいの年齢の人は、
当たり前に英語を話し、現地の人たちと交流をしながら、
仕事ができるレベルにならないといけないですね。。

同じアジアに住む人間同士が、どんな社会を一緒に作れるのか、
そんな取り組みに協力したいと、改めて感じることができました。

さて、これでベトナムの報告は以上になります。

さっそく来年も東南アジアに行こうと思っているのですが、
次はどこに行くと楽しいか・・・(^^)/。

これからも新しい場所を求め続けていきたいと思います!

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最近、人から勧められて読み始めたシリーズにハマっています。

隠蔽捜査



警察のキャリア組がどんな仕事をし、
どう貢献しているか?という話なのですが、
主人公がとってもかっこいいい。

不確定なことが沢山あるなかで、重要な判断に
迫られた時に人がどんな決断をするか?

その時、何をよりどころにするか?

はある意味、人の本質を浮かび上がらせるのでしょう。

推理小説や、警察の物語が好きな方は、
ぜひこのシリーズを読んでみてください。

まだ5冊しか出ていないので、すぐに読めてしまいますよ!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

●● バイクで溢れるベトナムの街

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┃◆2013.9.3 ┃ vol.162 バイクで溢れるベトナムの街
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みなさん

こんばんは。

9月になって、少しずつ涼しくなってきましたね。

あっという間に夏が終わり、2013年もあと4カ月ほど
ですが最後まで充実した時間をすごしましょう!(^^)/

さて、先週は旅行でお休みを頂いたのですが、
今回からはその報告をしたいと思います。

特に紹介しようと思うのは「ベトナム」という国に
ついてです。

行ったことがなければあまり馴染みのない国かも
しれませんが、日本人は過ごしやすい国だと思います。

ぜひお楽しみください!!


9月1日の朝9時半ごろ、

ベトナムのホーチミン近くの空港に着いて、
予約しているホテルまでタクシーに乗りました。

空港からホテルまで約30分ほどだったのですが、
そこで見えたものは、いかにも「東南アジアらしい」
景色でした。

みなさんも映画などでは見たことがあるかも
しれませんが、道路がバイクで埋め尽くされているのです。。

▼道はバイクで溢れていて、みんな我先にと走り出します。


▼信号で止まるたびにタクシーがバイクに取り囲まれます。怖い。。


▼ベトナムでは1台に4人乗りまでOK。家族団欒がバイクの上で。。


▼道路を動いている様子はこんな感じです。


いったい何台あるのか数える気にもなりませんでしたが、
信号で止まる度に発生するバイクの群れに圧倒されました。

私にはこの中は絶対に運転できないです(汗)。

でも嬉しかったのは、そこで走っているバイクの多くが
「HONDA」だったこと。日本の商品は、ここでも広く
受け入れられていました。

▼バイクの大半は「HONDA」または「YAMAHA」。なんだか嬉しいです(^^)/。

なぜベトナムではこれほどバイクが多いのか?

その理由を調べてみたのですが、
要因は『所得』と『気候』にあるようです。

『所得』に関しては、

現在、ベトナム人の平均年収(オフィスワーカー・20代)は
月収300~400ドル(3~4万円)です。

つまり、車を買うためのお金、そして駐車場やガソリン代、
保険などの維持費を払うことができないため、
みんなバイクを買っているのです。

次に『気候』に関しては、バイクが受け入れられるのは
「冬季でも積雪が無い」という条件があるのです。

雪が降るとさすがにバイクには乗れないため、
車が主要な交通手段になります。

しかしベトナムは年中暑く、雪が降ることはないので、
バイクが主要な交通手段になるようです。

上記の2点から、ベトナムではこれからもバイク天国が
続くようです。

みなさんもぜひ行くことがあれば、
バイクで街が埋め尽くされる様子を体験して下さい!!


そしてホテルに着くと、まずは一般の人たちが食料を
買い物する市場へ。

市場に行くとどこの国でも、
「東南アジアに来たんだなぁ~」と感じます。

ベトナムは「コーヒー」や「雑貨」が名産地なので、
我々が歩くと、

「おにいさん、コーヒーあるよ!」とか、
「おにいさん、お土産お土産!」など、

日本語で話しかけられます。

▼東南アジアっぽい市場も沢山あります。
▼売っているのは名産物から怪しい(?)食べ物までさまざま。。

▼ベトナムでは手作りの雑貨が沢山売られていました。

ここで驚いたのは、ベトナムの物価の安さです。

ベトナムの通貨は「ドン(Dong=VND)」という単位なのですが、
日本円に比べると、とにかく安い。

売っているお菓子や雑貨で1000円を超える物はほとんどなく、
だいたい100~500円程度で購入ができます。

雑貨はだいたい100円程度、現地の人たちが買う食材も
100円以下の物が多く、タクシーの初乗りも約50円程度。

日本人が普通の収入で生活すると、かなり贅沢ができそうです。

ひと通り市場を歩くと、その後はご飯へ。。

滞在中はベトナム料理を出来るだけ食べようと、
フォー、生春巻き、シーフード、スープなど、
色々な食材を食べてきました!!

▼ベトナムといえばフォー!美味しくて、安くて、健康的です(^^)/。

▼生春巻きも食べました。本場のはもっと草っぽくて、ちょっと苦手。。

▼ベトナムのスープも独特な味がします。どれもパクチーが強い(>_<)。

▼海が近いこともあって、シーフードも沢山ありました!

ベトナム料理は基本的に味が優しく、パクチーも
それほど強くないため、日本人の口に合いそうです。

物価が安く、料理も美味しいとなれば、
生活できるんじゃないか?と思いましたが(笑)、

東南アジアの雰囲気を色濃く残すベトナムは、
とっても刺激的な街でした。

みなさんも、ぜひ機会があれば行ってみてください!!

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今日は人と会った帰り、あたかも東南アジアのような
集中豪雨(スコール)に合ってしまい、びしょ濡れになりました。。

なんだか最近、竜巻が起きたり、スコールがあったりと、
不思議な天候が続きますね(汗)。

一方で、今日は2020年のオリンピックが東京に
決まってとってもめでたいです(^^)/。

(それほどオリンピックファンでもありませんが(^_^;)m)

2020年といえば、いまから7年後。

自分が、どこで、誰と、どんな仕事をしているのか。
考えるとワクワクしますね。

楽しい未来を創れるように、また明日からがんばりましょう!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。