2015年6月29日月曜日

●● 外の世界から見た日本(ミャンマー編①)

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┃◆2015.6.30 ┃ vol.256 外から観た日本
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 外の世界から見た日本

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、タモリさんの名言ランキングが話題に!
    1位「友達なんかいなくていいんだよ」

http://temita.jp/meigen/16587

この言葉を読むだけでタモリさんのセンスが
わかる(笑)。

個人的には2位のこの言葉が大好きです。

「真剣にやれよ!仕事じゃねぇんだぞ!」


2、女性の胸のサイズ、Aカップ率が過去最低に
    Fカップが上回る

http://news.mynavi.jp/news/2015/06/22/262/

下着メーカーであるトリンプが公表しているデータ。
男性のみなさん、いい時代になりましたね(笑)。


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〔2〕 外の世界から見た日本
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6/18(木)~6/21(日)の間、
ミャンマーのヤンゴンに行ってきました。

実は私自身は3年前に訪れていたのですが、

【ミャンマー探訪記 全3回】

▼日本を愛してくれる国
http://anweekly.blogspot.jp/2012/08/blog-post_3509.html

▼月給:8000円 vs 20万円
http://anweekly.blogspot.jp/2012/08/8000-vs-20.html

▼日本語=お金
http://anweekly.blogspot.jp/2012/08/blog-post_13.html

この3年間での急速な発展を目の当たりにし、
人や街の変化が感じられて、たくさんの刺激を
もらってきました(^^)/。

まぁ実は、もらった刺激はそれだけではなく、
2日目の夜に食べたミャンマー料理でお腹を下し、
先週は1週間苦しんでたのですが。。

ようやく体調が戻ってきたので、忘れないうちに、
現地で見てきたことを書きたいと思います。

▼チャウタージーパゴダにいる巨大(全長67m)な涅槃仏。

これはミャンマーに限った話ではありませんが、
海外旅行に行くといつも感じることは、

「日本」という国を出たからこそ、
「日本」という国の良さ・悪さがわかる、ということです。

多くの人が実感したことがあると思いますが、
海外に行って「日本」ではない場所に行って
初めて客観的に自分の国を見れるようになるものです。

そんな中、今回書きたいのは、
「日本という国は現在、海外からどう見られているか?」
ということです。

海外で日本人と会うと、どうしても
「いまの日本は…」という話が増えるのですが、
今回のヤンゴン滞在中に下記の2つの話が胸に刺さりました。

①ミャンマーで中国人と仕事をしている方から
 日本人女性から聴いた「日本の男性」に対する印象

「中国人の女性が、
 日本人の男性をなんて言ってるか知ってる?

 あんな『去勢した男』とは付き合う価値はない、
 って言ってるのよ」

日本人男性の草食化・晩婚化、
仕事に対するやる気のなさなど…、
あらゆる面を見て、こう言われているのでしょう。

確かに、言われても仕方がない側面はあるでしょう。
しかし、やはり私は言葉を聴いた時すごく悔しかったのです。

たしかに、いまの中国人は猛烈に働いています。

豊かになるために、欲しいものを手に入れるために、
深夜まで働いて、出世を望み、お金を稼ぎたいと
思っている人が多いからです。

豊かさの追及という方向性すら失い、フラフラしている
日本の若者をみれば、確かに「去勢された男」のように
見えるのかもしれません。

しかし、中国だって豊かさを追求した先には、
同じような喪失が待っているはず。

その時に、
日本が今よりもう一段階発展して、模範となる国に
なっていなくては…、という思いが出てきました。

私にも「日本男子」の心があったようです(^^)。


さらにもう一つの話は、

②日本に長く滞在したミャンマー人が語った、
 日本の企業の悪いところ。

「日本の企業では言いたいことが言えず、
 本来言うべきことすら言えない環境」
 (多くの人がガマンを強いられている)

上司に言われたことに従うのがルールで、
みんな言いたいことがあっても口にせずに我慢をして
やり過ごしているのが日本企業の現実。

長時間労働などが代表かも知れませんが、
会社から言われたことは例え間違っていても
口にしないという暗黙の了解が日本にはあります。

自己犠牲が尊い、
という日本的な価値観が、時に利用され、
搾取のツールとなり、歪みを生んでいます。

これからの多様性を大切にし、
さまざまな人の価値観を受け入れていかなくては
ならない社会において、圧倒的に遅れています。

仕事をする日本人、1人1人がもっと自分の意見を
発信し、自尊心を保つ努力をしなくてはならない時代が
来るのでしょう。

以上2つの会話をしたことが、いまでも私の心に残り、
「日本」という国について再考するきっかけになりました。

普段はあまり意識しませんが、、、

やはり自分が生まれ育った「日本」が馬鹿にされることは
許せないし、海外の人に「日本」という国を自慢したい!
そんな気持ちが私の中にもあるのです。

これからさらに日本への観光客も増える時代で、
海外の人に、

「日本は本当にいい国だね」

と言われるように自分なりの貢献をしていきたい、
と再認識できました(^^)/。

過去(高度経済成長)の遺産としての日本ではなく、
新しい日本を作るためには、私たちの世代が日本を
よりいい国にしていかなくてはなりませんね。

これからの時代、国のために自分が出来ることを
1人1人がしっかりと考えてく必要がありそうです。


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〔3〕 編集後記
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こちらではミャンマー料理をご紹介。

1日目に行ったミャンマー料理屋で、
「シャン料理」が食べられる「Shan Yoe Yar」がこちら。

▼お店がこちら。少しオシャレな1軒屋になっています。

▼食べたのは「シャンヌードル」。日本のそうめんのような食べやすい麺でした。

こちらで「シャンヌードル」を1人1つと、
みんなで食べられるおかずを頼んで1人1000円程度。

物価が安い国では、プチ贅沢がたくさんできることが
嬉しいですね(^^)/。

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

2015年6月14日日曜日

●● モチベーションはどこにある?

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┃◆2015.6.14 ┃ vol.255 モチベーションはどこにある?
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 モチベーションはどこにある?

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、【衝撃動画】水泳の飛び込みで0点を叩き出した
  選手の演技が何度見てもヤバい

http://rocketnews24.com/2015/06/12/595350/



これはたしかにヤバい(笑)。

故意なのでしょうか?
私にもできそうに見えました。


2、チャットで希望のお店を即レスしてもらえる
  グルメ系Q&Aアプリ「ペコッター」

http://thebridge.jp/2015/06/pecotter

こういうサービス、いいですね。
クイックレスポンスが実現されそう。

これからどんどんチャット型が出てきそうですね。


3、こんなのアリ?美女とレスラーが「四十八手」で
  対決するトンデモCMが公開!

http://sirabee.com/2015/06/06/34056/

この動画は、、、緊張感あります(笑)


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〔2〕 モチベーションはどこにある?
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今年、私が勤めている会社に入社した
新卒社員と関わっていると強く感じることがあります。

それは、
彼・彼女たちは、

「お金持ちになりたい!」
「同期よりも抜きんでたい!」
「もっと異性にモテたい!」

という欲求がモチベーションになって仕事に励む、
ということは、ほぼない、ということです。

大前賢一さんが、このような時代を著作で
「低欲望社会」という言葉で表現していますが、
たしかにある一面では頷けるところがあります。

◎低欲望社会
http://www.amazon.co.jp//dp/4093798710

では逆に、会社から、

「自分の給料分くらい稼げないと、会社にいられなくなるぞ」
「今のままじゃあ、どこの会社にいっても通用しないぞ」

などの“危機感”を煽ったら、
彼・彼女たちは焦って行動するようになるのか?

これも、すでに通用しなくなりました。

「社会人になったら、会社で働いて認められないと
 ゴハンが食べれない」

という“当たり前”が通用したのはすでに過去の話で、
現在の若者はすでにこの嘘を完璧に見抜いています。

引きこもりのニート、
バイトで食いつないでいるフリーター、
30歳近くになっても自分の夢を追っている先輩、

など、私たちの世代が言う「ちゃんとした仕事」に
就かなくても生きていける、ということが彼らに
とってはすでに既成事実だからです。

マネジメントする側からすると、
本当にやりづらい時代になりましたね(汗)。

目の前の仕事に集中させる(追い込む)ことが
難しくなったと言っても過言ではないでしょう。

では彼・彼女たちが仕事に対して意欲が高まるのは
どんな時なのでしょうか??

まだ私自身、この質問に明確な答えは出ていません。

しかし、ヒントは間違いなく
「楽しい」という言葉にあると思っています。

仕事の内容、
職場の雰囲気、
誰と一緒に仕事をするか(人間関係)、
得られる知識・経験など、

人が「楽しい」と感じる要素は人それぞれですが、

複数人で話している時、
自分たちで企画・立案している時など、

ワクワクする瞬間は誰にでもありますが、彼らが
その瞬間を求めているという実感がより強くなって
きていると感じます。

「お金のため」「会社のため」に一心不乱に
仕事をした時代は過ぎ、次のモチベーションが
人を動かしています。

まだ言語化することすら難しい彼・彼女たちの
モチベーションを上手く刺激しながら、

どうやって仕事で生産性を高めていくのか?
どうやって彼らが率先して行動できる組織を作るのか?

について、
これからも多くの企業が模索することになるでしょう。

彼・彼女たちのモチベーションを否定せず、
(ここが何よりも難しい・・・汗)

理解に努めるということは、これからのチーム・組織の
在り方を予見する上で、とても参考になるでしょう。

多くの組織で「若い人が育たない」という課題が
発生していますが、それはきっとマネジメントを
している人たちの問題で、彼らを理解できていないから。

答えに辿りつくのが難しい問題ではありますが、
変化を目の当たりにしたら、取り組まないわけにはいきません。

新しい価値観を否定せず、成長を信じる。
そんな素敵な先輩になりたいと思います(^^)/。


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〔3〕 編集後記
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昨日は「御かにめし」を食べに日本橋に行ってきました。

◎かに福
http://www.kani-fuku.com/

▼お店の看板メニュー「御かにめし」 


▼かにクリームコロッケ


▼かに刺身


どの料理もふんだんにかにが使われていて、
上品な味で美味しかったです(^^)。

かにが好きな人は、ぜひ行ってみて下さい!

今週は木曜日の夜にミャンマーに出発します。
新しい境地を切り開くために、楽しんできます!!

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

2015年6月7日日曜日

●● 適切なダメだし待望論

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┃◆2015.6.7 ┃ vol.254 適切なダメだし待望論
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 適切なダメだし待望論

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、すやすや快眠を可能にする、オンキヨー共同開発の
    脳波測定ヘッドフォン「Kokoon」

http://gigazine.net/news/20150604-kokoon-sleep-headphone/


これはいい商品!
欲しい!

睡眠を快適にしてくれるテクノロジーはこれから
どんどん開発されそうですね。。

この商品も楽しみです!


2、見るだけでワクワクする!創造的なアイデアを
    取り入れた海外のお家10選

http://corobuzz.com/archives/5235

家が欲しい、という願望はあまりないのですが、
この記事にある、会話ピットと屋内ハンモックには
惹かれました(笑)。



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〔2〕 適切なダメだし待望論
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「上司」という立場が長くなると、
「メンバー(部下)は上司に何を求めているのか?」
という思考にぼんやりと答えが出てきます。

基本的にメンバー(部下)が上司に求める物には、

尊敬、
模範となる行動、
評価、
完璧さなど、

限りがなく、多くを求めてきます。

もちろん未熟な私では、まだまだ全てを
返すことはできませんが、、

その中でも私が「上司」になって最初は
わからなかったものに、メンバーの中の

「自分に『ダメだし』をして欲しい願望」があります。

え??
ダメだしなんて私はされたくないけど!?

と思う人もいるでしょう。

しかし、この願望は多くの人が持っているようです。
(私もメンバーの時は持っていました)

もちろん、尊敬・信頼していない人から言われたら、
誰も聴く耳は持ちません。

しかし、

信頼関係がしっかりと築けている人、
仕事の先輩として尊敬している人から、

「適切なダメだし」は心の底で多くの人が求めているのです。

自分が他人からどう観られているのか?
無意識の行動で他人を不快にさせていることはないか?
自然な言葉遣いで失礼な振る舞いをしていないか?

というフィードバックはなかなか得ることができません。

特に、同僚同士では「相手に嫌われるかもしれない」
という気持ちがあるため、なかなか直言できないのです。

しかし、自分が尊敬している先輩が言うことであれば、
素直に受け入れられる。

そんな体験は誰しもあるでしょう。

人は誰しも、自分自身では当たり前になっていて
認知できないクセがあります。

視線、
言葉遣い、
動き、
書き方などなど、、、

それで「損をしている人」も沢山いるでしょう。

これらは年を重ねれば重ねるほど、
他人の目に触れる回数が増え、修正が難しくなります。

それを多くの人が自覚しているからこそ、
「自分に対してダメだしをしてほしい」という
願望が生まれるのでしょう。

上司になると、メンバーとの向き合い方を問われる
ことが多くなります。

叱らなくてはいけないとき、
褒めることが必要なとき、
無理矢理でも仕事をやらせなくてはいけないとき、

様々な場面があるでしょう。

そんな中で、メンバーにとって
「適切なダメだしができるかどうか?」

そして、

「ダメだしされた時に受け入れられる信頼・尊敬があるか?」
はお互いの関係において重要なことかもしれません。

ただこれは上司・部下に関わらず、
人と「ダメだしがし合える関係」というのは、
貴重な関係なのでしょう。。

自分も人との関わりを深めていけるよう、
努力したいと思います(^^)/。


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〔3〕 編集後記
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昨日は姪の咲良に会ってきました!


まだ生まれて1ヶ月半ですが、すでに自分が
話しかけられていることが認識できて、
笑顔を見せてくれました^^。

これからあっという間に大きくなっていくのでしょうが、
できるだけ関わりながら、伯父として嫌われないように
気を付けたいと思います。。

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。