2013年12月23日月曜日

●● 2013年に観たオススメ映画を公開!

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┃◆2013.12.23 ┃ vol.178 2013年に観たオススメ映画を公開!
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みなさん

こんばんは。

ついに明日はクリスマスイブ。
あと1週間で仕事も終わり、年末年始がやってきます。

私自身は年末年始、実家に帰ったり、温泉に行ったり、
ゆっくり時間を使って2013年を振り返るつもりです。

今年も色々とあって、あっという間でしたね・・・。

2014年がもっと素敵な1年になるように、
しっかりと充電したいと思います(^^)/。

さて、今回は昨年もお送りした、
2013年にオススメの映画をご紹介したいと思います!!

↓昨年はこちら。

●● 2012年:私のオススメ映画を一挙公開!
http://anweekly.blogspot.jp/2012/12/2012.html

長期休暇で時間があると、映画が観たくなりますよね?
(私だけかもしれませんが。。)

そんな時に、ぜひ下記を参考にして頂けると嬉しいです。


私は映画が大好きで、月1回は必ず映画館に
行きたいと思っています。

そんな私ですが、今年も映画館やDVDで、
素敵な映画とたくさん出会うことができました。

今回はその中から、年末年始にオススメの映画を
厳選してご紹介します。

分野は、その時の気分に合わせて

・気持ちよく泣きたいとき
・人生に悩んでいるとき
・孤独を感じたい(?)とき
・ワクワクしたいとき

の4つに分けてオススメします。

個人的には、今年のオススメ(MVP?)は、
ダントツで“ワクワクしたいとき”の作品です!!

下記でご紹介している作品は、
すべてDVD化されているので、レンタルで気軽に
観ることが可能です。

ぜひ年末年始のお供にしてくださいね!


【気持ちよく泣きたいとき】

◎ レ・ミゼラブル
http://www.lesmiserables-movie.jp/


↓ブログでもご紹介しました。

●● 罪を背負った男の生き様 『レ・ミゼラブル』
http://anweekly.blogspot.jp/2013/03/blog-post.html

今年観たヒューマンドラマの分野で、
最も泣けた作品は間違いなく「レ・ミゼラブル」です。

158分という長い上映時間をまったく感じさせない、
出演俳優の見事な演技と濃厚なストーリーで、
ラストシーンは涙なくして観ることはできません。

1人の罪悪感を背負った男が、時代に振り回されながら
娘を守り、自分の信じた道を歩み続けます。

映画の初めで背負う小さな罪によって自分を責め、
警察に追われながらも、多くの人の役に立つことで、
最後には救われる話です。

私はこの映画を観るまで、ミュージカルという表現方法に
懐疑的でした。しかし、歌・音楽には間違いなく人の感情を
動かす力があると知った名作です。

まだ観ていない人は、年末年始に観るにはピッタリの
映画だと思います。ぜひご覧ください!


【人生に悩んでいるとき】

◎ イントゥ・ザ・ワイルド
http://intothewild.jp/top.html



この映画は、先日DVDで観たばかりなのですが、
私の心にはとても響きました。

現代の物質?学歴?社会に違和感を感じた青年が、
自分にとっての「本当の生き方」を探すために、
大学を卒業してすぐにバックパック1つで旅に出ます。

世界を回りながら、

自分と同じように旅をしている人、
1人になってしまった老人、
ギャンブルが大好きな農家の親父、

などと出会いながら、少しずつ自分にとっての
幸せとは何か?を見出していきます。

現代の学校・企業ではなかなか得られない、
「自分との対話」を丁寧に描くこの映画には、
多くの人が“何か”を感じるのではないでしょうか?

ラストシーンで彼が見出す、
「幸せはどこにあるのか?」という回答は、
シンプルですが、思わず納得してしまいます。

この青年の旅が実話ということも、
この映画を興味深くしてくれるところです。

人生に悩んでいる人は、ぜひ彼の姿を観てみると
いいと思います(笑)。


【孤独を感じたい(?)とき】

◎ 華麗なるギャツビー
http://www.gatsbymovie.jp/



主演はレオナルド・ディカプリオ。
見どころはなんといってもファット&ゴージャスな映像。

様々なシーンで、

連日繰り広げられるパーティのダンスや音楽、
贅沢を凝らした宮殿のような豪邸、
疾走するクラシックカー、など、、

映像では煌びやかな世界を描きますが、
その一方で、映画の本筋はある「孤独な男」の物語です。

誰からも理解されず、金持ちになったが故に
人と上手く関わることもできない・・・、

そんな不器用な男が、唯一愛した女性のために、
自分の全てを投げ打って彼女に尽くし、結ばれる
ために努力をします。

もちろんそれは禁じられた愛なのですが、
それでも彼女を愛する彼は、自分を犠牲にしてでも
彼女の幸せを願う・・・、そんな少し悲しい物語です。

142分間とこちらも少し長尺ですが、
主演のディカプリオには「華」があり、途中の“悲劇”も
あってハラハラしながら観てしまいます。

映像で表現される派手さとは裏腹の、
主人公の儚い感情を上手く表現した映画だと思います。

時間のあるときに、じっくり鑑賞して下さい。


【ワクワクしたいとき】

◎ パシフィック・リム
http://wwws.warnerbros.co.jp/pacificrim/


↓ブログでもご紹介しました。

●● 【超絶賛】ハリウッドを、舐めてました。
http://anweekly.blogspot.jp/2013/08/blog-post_11.html

2013年、私のNo.1は間違いなくこの作品です!

戦闘シーンでの興奮・絶望感、
メカの細かい設定や描写、
人類全体で危機に立ち向かう物語、

これらを映画館のスクリーンで観て、
味わった時の興奮はいまでも忘れられません。

単なる映像がすごいだけの映画や、
メカ・怪獣を派手にしただけの映画とはまったく違います。

映画で3Dはどうやって活かすのか?
恐怖や絶望感をどうやって表現するのか?

そして日本のオタク文化は、どうやったら活きるのか?

色々な意味で「これからの映画はこうでなくちゃ!!!」
と思える作品でした。

この映画は大画面で、大人数で観た方が盛り上がります。

正月の家族団欒の時に、SF好きな家族であれば、
みんなで観たら盛り上がること間違いなし!!

2014年以降も、「パシフィック・リム」のような映画が
たくさん生まれれば、もっと映画館に行きたくなる!
と心底思えました。

2013年に上映された映画で、オススメの作品は以上になります。

ちなみに、年末年始に映画館で観たい映画といえば、
以前、本をご紹介したこの作品です。

◎永遠のゼロ
http://www.eienno-zero.jp/index.html



この映画、Yahoo!映画で416件のレビューがついて、
4.3という高評価!を獲得しているようです。

原作を読んでいるだけに、主演やキャストが少し違うな~、
と感じたのですが、観に行く価値はありそうですね。

2014年も、感動したり、何かを学べたり、未来の世界が
垣間見れるような映画が沢山生まれるといいですね!

もちろん、個人的に作って欲しい作品は、
『パシフィック・リム2』です(笑)。

2014年も楽しみましょ~(^^)/。

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昨日はずっと行きたいと思っていたこちらの
企画展に行ってきました。

◎ THE 世界一展
http://www.miraikan.jp/sekai1/



カップヌードルにはじまり、
自動イカ釣り機、内視鏡、宇宙ロケットなど、、

ニュースなどを観ると悲観論の多い日本ですが、
ものづくりの技術や思想にはまだまだ素晴らしい
ところがあると実感できました。

他国では生み出せないスペシャルな製品を作れる日本を、
もっと誇りのある国に変えていきたいですね(^^)。

2014年も、がんばって仕事をしたいと思います。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年12月15日日曜日

●● 話題のアプリ:WEARは買い物を変えるか?

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┃◆2013.12.15 ┃ vol.177 話題のアプリ:WEARは買い物を変えるか?
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みなさん

こんばんは。

12月もあっという間に中盤へ。。
あと2週間仕事をすれば年末年始ですね。

今年1年は私自身も色々とありましたが、
環境の変化も目覚ましい、、と感じています。

今回はそんな変化の中から、
いま話題のアプリ「WEAR」について書きます。

みなさんは「WEAR」はすでにご存知でしょうか?
ぜひ下記をご参考下さい!


2013年10月末、

日本最大級のファッション通販サイト:ZOZOTOWNを
運営するスタートトゥデイが「WEAR」というアプリを
リリースしました。

◎ WEAR
http://wear.jp/first/



このアプリが現在、ファッション業界に限らず、
小売店に関わる様々な業種で話題になっています。

なぜならば・・・、

「ネットとリアルの融合」を、わかりやすく、
消費者にとって便利な形で実現したからです。

しかしその結果として、
いままでの「買い物の枠組み」を壊す可能性がありそうです。

どんなアプリなのか?

「WEAR」の機能を簡単に説明すると、

「WEAR」はスマホなどで起動して、
お店の商品に付いているバーコードを撮影して
利用することができます。


そうするとネット上にある商品の価格や色などの詳細情報、
またコーディネートの例などを見ることができます。

店頭で下見をし、買わずに家に帰ってじっくり考え、
気に入ったらゾゾタウンなどのネット通販サイトで
好きなときに買える・・・、

という実店舗で販売をしている店舗からすると、
"お店がショールーム化される”という、とっても迷惑な
アプリなのです。

案の定、業界からは賛否両論が出ています。

「WEAR」関連のニュースは下記の通り。

◎ スタートトゥデイが放つ「WEAR」の衝撃
http://goo.gl/RWkWfu

◎ 「WEAR」に賛否両論 革新は「壊滅」を呼ぶのか?
http://goo.gl/JNgeds

◎ ファッション小売業界にショールーミングの波が到来
http://goo.gl/0jIpRJ

さいきんは、実店舗をもつ小売店各社が
「リアルとネットの融合」というテーマに取り組んでおり、
この「WEAR」はその中で出てきた1つの形と言えるでしょう。

しかし、この「WEAR」のようなアプリが定着すると、
リアルな店舗の役割は、買い物ではなく、ショールームに
なってしまう・・・。

そんな危険をはらんでいるようです。

この「WEAR」が、

爆発的に広がるのか?
それとも潰されるのか?

はわかりません。

しかし、スマホのアプリを利用して
「ネットとリアルの融合」はこのような形で
次々と実現していくでしょう。

消費者にとってはどんどん便利な仕組みができて
いくと同時に、企業やサービスを提供する側は
変化できるか?できないか?で大きく差がつきそうです。

ちなみに私は早速、池袋のパルコで「WEAR」を試して
きました!どんな感想かはまた次回に(^^)/。

ネットの進化によって人の消費行動もどんどん
変わっていますね。これからどんな新しいサービスが
生まれるのか、楽しみです!(^^)/


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人材系の会社にいることもあり、
元ワイキューブの安田佳生さんが現在行っている
下記の取り組みに注目しています。

◎ 全員がニートの「NEET株式会社」が設立
http://goo.gl/63RaUN

この設立会見で語られたことに、

「はみ出してしまった多様でマニアックな少数派が、
混沌としたところから『新しい何か』を模索する」

という言葉がとても印象的でした。

私もこの会社で働いてみたい・・・、と思いました。
なんとなく合いそうな気がするので(笑)。

時代を憂うのではなく、先を行く。
そんな中心に自分を置きたいと改めて思いました。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年12月8日日曜日

●● 雑誌の価値を再発見。

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┃◆2013.12.8 ┃ vol.176 雑誌の価値を再発見。
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みなさん

こんばんは。

街中がクリスマスムードに染まる中、
今日、私は書道教室に行ってきました。

1か月に1回、この時だけは頭を真っ白にして
目の前の「字を書く」という作業に集中できるのが、
とても気持ちいいんです(^^)/。

頭をリフレッシュする習慣は大切ですね。

さて、今回はいま廃れていく一方の「雑誌」という
媒体について考えてみました。

雑誌って、面白いと思いませんか?
ぜひご覧ください!


みなさんは、定期的に雑誌を買って読んでいますか?
もしくは雑誌という媒体は好きですか?

私は定期的に購読したり、
ずっと昔から買っている雑誌はないのですが、、

最近、不思議と雑誌を読む量が増えました。

電車の中の広告や、本屋に行った時に目に入って
思わず買ってしまうのです。。

今日も、この雑誌を買いました。

◎ソトコト


今月号のタイトル「世界をよくする会社」という
テーマが気になり即購入しました。

さいきん売上を伸ばしている会社の中でも、
社会性を理念に掲げ、取り組んでいる会社を特集して
いて、知らないことが沢山あって大満足!の内容でした。

その他にも、先週紹介したWIREDをはじめとして、
仕事で使えそうな雑誌、趣味に関わる雑誌などを
購入することが増えています。

◎WIRED

▼主に未来やデザインについての雑誌です。


◎週刊ダイヤモンド

▼テーマが自分の仕事と関係があると買ってしまいます。。

◎BRUTUS

▼趣味・仕事も含めて興味深い記事がたくさん!

などなど・・・、

私は元々あまり雑誌を読む習慣がないのですが、
さいきんは読む機会が増えています。

自分自身でも「なんでだろう??」と
不思議に思いました。なぜなら、今の時代、
雑誌という媒体に頼らなくても、

いつでも、
どこでも、
どんな話題(キーワード)も、
無料で、

PC、またはスマホで無料で手に入りますよね。

ネットにも同じような記事がどうせ出ているにも
関わらず、「雑誌を買って読む」という行動は、
「価値がある」ように感じるのです。

そこで、この機会に私が「雑誌を買って読む」
ことの価値に考えてみたのですが・・・、

簡単に思いついたのは、
「保存性」と「情報吸収量」でした。

保存性に関しては、
「観たい時にすぐ観れる」ということです。

雑誌(物質)として置いてある場所がわかれば、
すぐに取り出してみることができます。

ネットでPDFやURLを保存しておいたところで、
どこに保存したかわからなくなって、探すのに時間が
かかってイライラするのは明白でしょう。。

雑誌という物質がどこにあるかすぐ分かる。
これは、便利だと思います。

次に思いついたのが、「情報吸収量」です。

みなさんは、

ネットで記事を読んだ時と、
紙面の記事を読んだ時・・・、

どちらが頭に入りやすく、情報を覚えやすいですか?

私はやはり、紙面の方が情報を吸収しやすいように感じます。
(いずれ時代遅れと言われてしまうのでしょう・・・。)

さらに、人に話したり仕事で使ったりするには、
紙面から情報を吸収しておきたい。

私はどうしてもそう思うので、雑誌は有益だと感じるのです。

しかし、「保存性」と「情報吸収量」だけでは、
『わざわざお金を払ってまで買う』という動機までは
昇華されない気がします。

そこで最後に思いついたのは・・・、

雑誌の中にある、
「【周辺記事】に価値があるのではないか?」ということでした。

【周辺情報】とは、
その雑誌のメインテーマではない分野のことです。

たとえば、

・ファッション
・伝統工芸
・ニュース
・車
・新しいお店
・家電
・最近の流行

など、様々な話題が雑誌には掲載されています。

これらの内容は雑誌ごとに、
「うちの雑誌に興味がある人は、このテーマにも興味があるに違いない。」
という裏付けの元にページが組まれているのです。

この【周辺情報】こそが、普段のネット検索や通勤の動線では
得られない「寄り道情報」であり、雑誌を楽しくしているのです。

特に私も含めた男性は、気がつくと、

いつもと同じサイト・媒体ばかり開いたり、
いつもと同じキーワードばかり検索して、
いつもと同じ道ばかり通って帰っていたり・・・、

情報収集において似たような行動をとる傾向が強いようです。

その意味では雑誌は、主体的に調べない情報でも、
知れば「面白い!」と感じる情報がたくさん入っています。

ネットの記事を検索する時とは、やはり違う感覚が
得られるんです(^^)/。

今の時代は便利になったので、テレビとネットさえ
あれば、無料で・いくらでも情報は集まります。

しかし、自分が通常の生活では気にしない
【周辺情報】を取り入れて、ちょっと違う情報の刺激を
求めるのならば、雑誌はとても有益だと思うのです。

前時代的と感じるかもしれませんが、
今後も紙面からの情報収集は「情報」+「楽しみ」を
求められる手段として残ってほしいです。

年末年始、本屋に行ったらぜひ雑誌コーナーに
寄ってみてくださいね(^^)/。


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昨日久しぶりに映画を観て、胸を打たれました。
こちらの映画です。

◎INTO THE WILD


裕福に育った青年が、すべてを捨ててアラスカへ放浪の旅
をする中で体験し、感じた心の軌跡を描いた人間ドラマです。

純粋に心理を求める彼の姿は、
痛々しくもあり、痛快でもあり、自由に感じます。

しかし、どこかに自分自身の起源である家族との
わだかまりを抱えながら、人生を歩んでいきます。

そして最後のシーンでは、ずっと1人で旅をしていた
彼だからこそわかった教訓を手に入れます。

その教訓は内緒なのですが(笑)、、
(知りたい人は映画を観て下さい!)

何かを得るには、何かを失う体験が必要だなぁ、、
と改めて感じる映画でした。

シンプルな映画ですが、深く考えさせられます。
年末年始、時間があればぜひ観てください!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年12月1日日曜日

●● 失って気づく価値がある。

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┃◆2013.12.1 ┃ vol.175 失って気づく価値がある。
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みなさん

こんばんは。
ついに今年最後の月、12月が始まりましたね!

街はすでにクリスマスムードですが、
今年も残すところあと1か月。

思い残すことがないように過ごしましょう(^^)/。

さて、今回は私が日々、採用の現場にいて感じる、
多くの人の仕事・職場への不満から、失うということに
ついて考えてみました。

ぜひお楽しみください。


私は現在、1日1件ペースで、
20代前半~30歳前半女性の採用面接をしています。

その中で多くの転職希望者と話をしていて、
強く感じることがあります。

それは、

「あなたはいま、
  すごくいい会社にいるから辞めない方がいいよ。」

「あなたはいま、(会社のおかげで)
  能力以上に給料をもらっているから辞めない方がいいよ。」

「あなたがいま面接でぶちまけている会社の不満は、
  多くの人が抱えている当たり前の悩みですよ。」

という多くの転職希望者が口にする、
現在の会社への不満に対する反論です。

多くの人を面接するとよくわかるのですが、
人が「会社を辞める理由」はいくつかの分野に分かれます。

それは現在、多くの人が仕事・職場に求めている、

給料、
人間関係、
スキル、
将来性、
働きやすさ、
承認欲求、

そして、やりがいなどです。

多くの人は上記の全てを1つの仕事・職場に求めてしまい、
自分の周りに欠けている所が気になりだします。

「自分はここにいて、将来大丈夫だろうか?」
「こんな上司の下で働きたくない。もっと凄い人と働きたい。」
「自分の仕事量なら、もっと給料が高くていいんじゃないか?」

一度欠けているところが気になると、
どんどんその部分が(現実よりも)大きく見え始めて、
結果、転職活動を始めるという流れが多いようです。

しかしハッキリ言って、上記の全てが自分の思い通りに
得られる会社なんて、あるはずがありません。

もしあるとしたら、それは「自分で作った会社」です。

赤の他人が作った会社に入社をして、給料をもらいながら、

人間関係もよくて、
スキルも上がる仕事で、
働きやすくて、
周りから認められて、
やりがいもすごくある!!

なんて職場は、全くないとは言いませんが、ごく稀でしょう。

しかし、多くの人が、

自分がいまの会社で
“得られていないもの(欠けているところ)”を過大評価して、

逆にいまの会社で
“得られているもの”を過小評価しています。

これは、ある意味仕方がないことなのかもしれません。
実際に、私もそうでした。

新卒で入った人材系の会社では、

人間関係がすごく良く、
お給料もそこそこもらい、
福利厚生もよかった、と言えるでしょう。

しかし、在籍中に上記に気付くことはできませんでした。

逆に、

もっとスキルを得たい。
将来性のある事業を専門にしたい、
自分の行動をダイレクトに成果に結び付けたい、

と思い転職したのですが、その後にわかったのは、
人材系の会社にあった「人間関係・給料」などが
いかに仕事をする上で大切なのか?ということでした・・・。

自分自身も、失ってみて初めて最初の会社にあった
良いところが分かったのです。

だからこそ、採用面接の時に悩みます。

目の前に座っている人に対して、

この人は転職をして、いま持っているものを失うことで、
その価値に気づいた方がいいのか。

それとも、気づくことはできなくても、
いまの幸せな環境にい続ける方がいいのか。

どちが幸せなんだろうか?と悩むのです。。。

まぁ、面接の度に相手の幸せを考えられているか?
と言われれば疑問ですが(汗)。

もちろん、人の幸せは他人が決めることではないので、
私がそう考えていることは、おせっかい以外の何物でも
ないでしょう。

しかし、人はどうやら、
「いま持っているものの価値」に気付くためには、
それを失う必要があるようです。

だからこそ、歳を重ねるごとに「幸せ」を感じるためには、
若い時に多くのものを失う経験が必要なのかもしれません。

諺(ことわざ)にある、
「若い時の苦労は買ってでもせよ」ってやつですね。

やっぱり昔の人の言葉には、含蓄があります。。

「失う」ことで、一時的には損をしたり、
痛い目をみることもあるでしょう。

しかし、その体験を通してこそ気づける価値が
あるとわかれば、若い時には多くのことを「失う体験」を
しておいた方がいいのかもしれません。

私ももうすぐ31歳ですが、失うことを恐れずに、
チャレンジしていきたいと思います(^^)/。


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今週、この雑誌を買って読みました。

◎『WIRED』vol.10 未来都市2050
~テクノロジーはいかに「都市」を再編するのか?~

http://wired.jp/magazine/?id=10&from=magazine_right


この雑誌によると、どうやら2050年の都市では、

・自動車は全て自動運転で事故はゼロ。
・行政のネット活用が進み大衆の意見がより力を増す。
・スマートシティ化が進み、人の活動とエネルギーが密接になる。

などなど、今後どんどん変わっていくであろう
街の未来の姿が垣間見えました。

想像しただけでも楽しくなれる、刺激的な雑誌です。
みなさんも機会があれば、ぜひ読んでみてください。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年11月24日日曜日

●● 姉の旅立ち

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┃◆2013.11.24 ┃ vol.174 姉の旅立ち
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みなさん

こんばんは。

今週で11月が終わりますね(>_<)。

このまま年末がすぐに来るんだろうなぁ、、
と思うと、この時期は時間が過ぎるのが早いですね。

最後まで体調を崩さずに、元気に働きましょう(^^)/。

さて、今日は私と「姉」の関係について書こうと思います。

兄弟の仲は家庭によって違うでしょうが、
私にとっては何よりも大切なものの1つです。

ぜひお楽しみください。


私と親しい人はご存知かもしれませんが、
私は姉と非常に仲が良いです。

これは私にとっては自慢なのですが、おそらく
そこらへんにいる兄弟よりよっぽど仲が良いと思います。

どんな風に仲が良いかというと、

映画や買い物に一緒に行ったり、
服を選んでもらったりは当たり前で、

お互いの誕生日は必ずお祝いをしてプレゼントを買うし、
恋愛事情(彼氏・彼女)の報告もします。

性のことも含めて、男にはわからない女性の事情を
姉から聴いたり、その逆もしかり。

最近見つけた面白いこと・ハマっていることや、
美味しいお店・素敵なお店の情報の共有もするため、

重度のシスコンとも言えるでしょう。。

上記より、いまの私が姉から受けている影響は非常に
大きく、おそらく私の好きなことの半分くらいは
姉が好きなことのような気がします。

いつから、何がキッカケでこんなに仲が良くなったのか?

今となってはそれすらもわかりませんが、、、

私にとって姉との関係は、

「兄弟」であり、
「親友」のようでもある、

とても濃密なものになっていました。


そんな姉が11月に結婚をして、
ついに昨日、彼の住む仙台に旅立ちました。


結婚式は来年の1月ですが、転勤によって仙台で
働く彼と一緒に生活するために引っ越しをしたのです。

なんだか、、、

嬉しいような、
寂しいような、

複雑な感情になりますね(;_;)。

特に最近感じるようになりましたが、
私くらいの年齢(30歳前後)になると個人を取り巻く
環境が変わることが多いのです。

結婚、
出産、
転勤、など。。

兄弟に限らず、友人でもなんでも、

1対1でどんなに仲が良くても、どんなにいままで時間を
共有していても、年齢や仕事の事情によって、
距離が離れてしまうことが増えるのです。

もちろん、それによって関わり方が変わって、
もっと仲が良くなるチャンスもあれば、関係性の距離が
開いてしまうこともあるのでしょう。

それを実感すると、いま仕事やプライベートで
頻繁に関わっていられる人との時間を、もっと大切に
しなくてはならない、と感じるようになりました。

同じ場所で、
同じ人たちと、
同じ仕事をしていると、

あたかもそれがずっと続くかのような錯覚を覚える
こともあると思いますが、振り返ってみると、
その時間がとても貴重に感じられる日が来るはずです。

そう思うと、結局はいま身近にいる人や目の前の仕事を、
大切に、コツコツやってくことが何よりも価値があること
なのかもしれませんね(^^)/。

そしてこれからの時期(年末年始)は、兄弟や家族、
普段会えない友人と会える貴重なタイミングでもあります。

ぜひいまから、計画していこうと思います!


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今日は、気になっていたこの本を読みました。

◎ゼロ―――なにもない自分に小さなイチを足していく
 堀江 貴文 (著)

http://www.amazon.co.jp/dp/4478025800


読んだ感想としては、

とても人間らしく、素直な気持ちで
この文章に向かい合っていることがわかり、
共感できるところが多かったです。

やはり経験値を積んでいる方から出てくる言葉には
重みがあります。特に彼のように、浮き沈みの激しい
人生を過ごしていれば、なおさらです。

自分の気持ちやコンプレックスを正直に書いている姿に、
羨ましさを感じながら、勇気をもらった気がします。

みなさんも機会があれば、ぜひ読んでみてください。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年11月17日日曜日

●● 「後倒し思考」の罠

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┃◆2013.11.17 ┃ vol.172 「後倒し思考」の罠
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みなさん

こんばんは。

急に寒さが増して、冬がやって来ましたね。

急激な天候の変化で、私は金曜から少し体調を
崩してしまいましたm(_ _;)m。

これから寒く、忙しい時期に入りますが、
みなさんも心身ともに気を付けて下さいね。

さて、今回はこの時期(長期休み前)になると必ず
私の頭をよぎる「後倒し思考」について考えました。

ぜひみなさんの参考になると嬉しいです。


1年間の長期の休みといえば、

ゴールデンウィーク、
夏休み、
年末年始、、、

などがあります。

他にも「祝日+土日による3連休」や、場合によっては
「会社を休んでの長めの休暇」もあるでしょう。

この長期休み1か月前くらいになると、必ず私の頭に
浮かぶ思いがあります。それは、

「長期休みの時にゆっくり考えよう。」

という思いです。

みなさんも、

「次の休みの時にゆっくり考えよう」
「3連休で仕事の整理をしよう」
「年末年始はゆっくり来年の目標を考えよう」

などと思ったこと、ありませんか?

私は毎週思っているのですが(汗)。

しかし、、、
最近ようやく、遅まきながら気がつきました。

「長期休みの時にゆっくり考えよう。」

これはほぼ、
<実際にはやらない・考えないパターン>です。

みなさんはいかがでしょうか?

「後で(長期休みに)ゆっくり考えよう」と思っていて、
ゆっくり考えられたこと、ありますか?

どうやらこれは仕事も一緒のようで、
「後でゆっくりやろう」と後倒しした仕事ほど納期が
遅れたり、忘れてしまったりするのはよくあることです。。

ではなぜ、
「ゆっくり考えよう」「ゆっくり(仕事を)やろう」という
後倒しをすると、物事は実現しないのでしょうか?

具体的に、私がいままでにどんなことを
「長期休みにゆっくり考えよう」と思ってきたかというと、

今年1年の仕事を振り返ったり、
自分の将来の計画を立てたり、
会社・チームの評価軸を考えたり、
人員・コストの計画を立てたり、
最近会えていない人と会う計画を立てたり、
親孝行を考えたり・・・、

など並べてみると、長期的には重要なことばかりです。

しかし同時に気づくのは、上記の項目は
「期限が迫っていない(緊急度が低い)」ことなのです。

だから、
やらなくても人から責められることも少なければ、
誰かが困ることもない・・・、

その類のことは、
「後でゆっくり考えよう」と思って後倒しすると、
いつまで経っても何もしないことが判明しました。

仕事でも、思考でも、数字でも(笑)、

「後でゆっくりやろう・考えよう」はほとんどの場合、
実現しないようです。

そんな怠け者の自分をようやく理解できたので、
今後は「後でゆっくり・・・」と思った瞬間に、

「いまほんの少しだけ考えるとしたら?」
「いまほんの少しだけできるとしたら?」

と自問自答をして、小さな一歩を踏み出しておくことが
大切なのかもしれません。

たしかに、年末年始の長期休みが終わった時に、

「自分の仕事が大きく変わった」
「自分の人生の大きな決断をした」

という人は、周りを見渡してもあまりいないですよね。

どんな大きな目標も、はじめはわずかな一歩から。

その瞬間に思い立ったきっかけを逃さずに、長期的に
大切なことをないがしろにしないように・・・。

長期休みに期待せず、年末までお仕事がんばりましょう(^^)/。


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みなさん、毎年11月11日は何の日か知ってますか?

日本では「ポッキーの日」が有名ですよね。
実際に先週11日には各コンビニ・スーパーで、
ポッキーが沢山並んでいました。

しかし中国では、少し変わった切り口で
11月11日は盛り上がっているようです。。

◎「独身の日」で盛り上がる中国、その背景は?
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=66396

▼ネット通販が大盛況で物流現場は大混乱

1が4つ並ぶことで「独身の日」。。

しかも当日はネット通販で大安売りセールが行われ、
記録的な売上になるという事態。日本人にはちょっと
理解しずらい文化ですね。

ただこの記事では、中国の女性の多くが1人(独身)で
あることにプレッシャーを感じているようです。

結婚・恋愛の悩みはどこの国でも共通ですね(*_*)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年11月10日日曜日

●● ★メルマガ創刊3周年の感謝!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.11.10 ┃ vol.172 ★メルマガ創刊3周年の感謝!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

11月に入って肌寒い天気が続きますが、
元気でお過ごしですか?

実は・・・、

今回の配信でこのブログも、
ついに3周年を迎えることになりました(^^)/。

いつも読んで頂いているみなさま、
また、わざわざご返信をくれる律儀でありがたい方、
本当にありがとうございます。

配信が月曜や水曜にずれ込んだり、
時々休んで2回分を翌週一気に配信をしたり、、、

そんなことがありながらも、継続できているのは、
暖かく見守ってくれている方々のおかげですm(_ _;)m。





思えば3年前、このブログを始めたのは、

一度深く関わった人でも、会わない時間が続くと
どうしても関係が浅くなってしまう・・・。
もっと、人と深く・長く付き合うにはどうしたらいいんだろう?

という、人間関係に不器用な私の悩みから始まりました。

また、BlogをはじめとしてTwitterやFacebookなど、
個人が情報発信を行うプラットフォームが整ってくる中で、
「文章(言葉)力」を高めたい、という思いもありました。

「人が人に何かを伝える。」

そのためには、

実際に会って

「声(言葉)」「身体」

で伝えるか、紙媒体やネットなどで、

「文章(言葉)」「写真」
「イラスト」「動画」

の何かを使って伝えるしかないわけで、
文章はその中でも非常に強力で・誰にでもできる方法です。

実際に私自身も、多くの文章(言葉)に触れることで、
物を買ったり、思考が変わったり、行動を変えたりしてきました。

しかし、「文章」は誰にでも書けるからこそ、
書き手によって「奥深さ」がまったく違います。

すでに感じている方もいらっしゃるかと思いますが、
文章には書き手の、

普段考えていること(思考)、
いままで経験してきたこと(体験)、
周りの人への接し方(性格)、
自分の規律・ビジョン(人格)、

すべてが文章の中に現れることになります。

人の文章を読むということは、
その人の頭の中を観ることと一緒なのです。

だからこそ、いまはまだ叶いませんが、

私の文章を読んで、
「仕事が大きく変わった(良くなった)。」
「自分では考えもしなかった体験ができた。」

という現実を生みだすことができる、
そんな文章を私は目指し続けたいと思っています。

そのためにはきっと、あと10年間くらいは継続する
必要があると思いますが(^_^;)。

今後このブログがどのように変化していくか
わかりませんが、今後も私が書く文章に少しでも
興味・関心を持ってもらえると嬉しいです。

そして、その方々が参考になる、楽しいと思える文章が
書けるように、私も日々考え・動き・言葉にしていきたいと思います。

継続は力なり。それだけを信じて。。

今後もよろしくお願いします(^^)/。


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昨日は久しぶりに、イベントのお手伝いをしてきました!

参加者がアクティブで素敵な方ばかりで、
普段の会社にはない新しい刺激を頂きました。

◎20代・30代で知っておきたい、世界で通用するキャリアの作り方

 ~グローバルリーダー人材の転職支援から分かった、
    将来のキャリアを確実にするために今しておくべきこと~

http://globalleaders.doorkeeper.jp/events/6541

このようなセミナーに学生が大勢来ているところに、
新世代からの追い上げを感じ、少し焦りました。。

このセミナーを主催している高藤さんは、海外(グローバル)と
関わる仕事で自身のキャリアを高めるお手伝いをするプロの方です。

◎高藤 悠子さん
https://www.facebook.com/yuko.s.takato

一児の息子を育てながら、一生懸命仕事をしている姿に
いつも励まされます(^^)。

次回は1月に開催予定なので、ご興味がある方は
ぜひご連絡下さいね!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年11月4日月曜日

●● 【転職相談】カフェ定員(女性・28歳)の場合

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.11.4 ┃ vol.171 【転職相談】カフェ定員(女性・28歳)の場合
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

3連休楽しんでいますか?(^^)/
今年も残すところ2か月を切りました。

すでに街中はクリスマスモードですが、
年末まで元気に楽しく過ごしたいですね!

さて、今回はまたしても先日私に寄せられた
【転職相談】について書きたいと思います。

先々週も同じ話題でしたが、今回の方は、
「転職した方がいい!」という結論になりました。

ぜひみなさまの参考になると嬉しいです。


「あなたはすぐに、転職活動をした方がいいと思います。」

それが、私が彼女と2時間程度話して出た結論でした。

そして正直に、
「逆に、いま動かないと転職がもっと難しくなりますよ。」
という現実も伝えました。

歳は先々週書いた人(29歳)と近いのですが、
真逆の結論になるところが、転職相談の不思議な(?)
ところです。

なぜ上記の結論に至ったのか?
まず彼女のプロフィールからご紹介したいと思います。

今回転職相談を受けた女性は、

・女性
・28歳(になったばかり)
・独身(すぐに結婚の予定はなし)
・カフェで7年間、契約社員で働いている
・大学時代のバイトのまま契約社員になっている
・他の業種・職種は経験なし

という方でした。

「なんで転職を考えているんですか?」
と動機を聴いてみたところ、理由は下記の通りでした。

1、今の仕事を続けてもキャリアアップできない。

ここで言う「キャリアアップ」は2つの道があります。

1つはどこの企業でも通用するスキルや実績を身につけること。
もう1つは、社内で役職を上がっていくことです。

このどちらも、いまの仕事だと成長したり実現できる
イメージがない、とお話していました。

たしかに、ショップ店員で色んな業務が行えるように
なっても、カフェの契約社員で突き抜けた専門性を持つ
ことは難しいでしょう。。

また、いまの会社で成果を出して本部のスタッフになるには、
3年以上の時間が必要なことから社内のキャリアアップも
難しい状況でした。

2、異業種・異職種の仕事を経験することで、
    将来の選択肢を増やしたい。

これは誰しも思うことですね。

自分が1つの業界・職種に長く携わると、
「この業界・職種で本当にいいのだろうか?」
という不安が沸き起こってきます。

スタバのようなカフェが将来的に無くなることはないと
思いますが、どの産業自体がいつ無くなってもおかしくない
現在の時代背景では、この悩みは当然でしょう。

そして上記とセットで出てくるのが、この言葉です。

「「でも特にやりたいことがあるわけでもないんです。。」」

この悩みは20代であれば多くの人が抱えていますよね。
実際に私も同じ不安・悩みを抱えていました。。。

私は上記の話を聴いたうえで、はっきりと
「あなたは転職した方がいい」とアドバイスをしました。

さらに、

「時期は、いますぐ。」
「できれば色んな業種・職種に面接に行くべき。」
「興味のある業種・職種が出来たら、実際に働いている人の話を聞く。」
「オフィスワーク系の仕事で探した方がいい。」

と話しました。

その理由は、やはり彼女のキャリア・年齢・状況が、
「“いま”しかない」と思ったからです。

まずなによりも、年齢です。

28歳で転職をするということは、
「業界経験なし、職種経験なし、実績もなし」で
動ける最後の年齢と言ってもいいでしょう。

採用する側からすると、30歳を超えた女性は、
働くスタイルの変化や結婚・出産などを含めて考えると、
ハードルが上がることが事実なのです。

※差別しているわけではありませんが、やはり女性には
  現実としてそのような制約があります。

それに加えて、「独身である」ということです。

28歳だと次に付き合った人と結婚を考える年齢なので、
結婚を望む女性であれば、新しい仕事を始めるのは一刻も
早い方がいいでしょう。

次に、彼女が持っている「キャリア」です。

簡単に言ってしまえば、

「この人は、飲食・小売系の仕事にはいつでも戻れる
  キャリアパス(仕事における専門性)を持っているな。」

と判断しました。

結婚や転勤で別の場所で仕事をすることになった時、
出産をして育児しながら仕事をする時、

飲食店や小売店の仕事であれば、カフェで7年半働いて
いたことを伝えれば雇ってもらえるでしょう。

その上で、転職した後に、

・年収が落ちる可能性があること
・人間関係で悩むこと
・仕事の“アタリマエ”の違いに半年はストレスを感じること
・「こんなはずじゃなかった・・・」と何度も思うこと

というデメリットを覚悟しているのであれば、
(とりあえず言葉だけでも。笑)

転職しが方がいいと思うのです。

また最近わかったのですが、転職相談には常に、
「やりたいことが特にないんです。。」という言葉が
セットになっています(汗)。

これはハッキリ言って・・・、気にしない方がいいです。

メディアや転職サイトは、やりたいコト・将来の姿が
明確で、それに向かって一生懸命働いている人を理想像と
して描きますが、、

そんな人、1割もいないですから。

実際にはみんな、やりたいことはわからないけど、
この仕事であれば出来そうだし、ちょっとやってみたい、、
という思いで仕事を決めているのです。

「やりたいことがないので・・・。」

と言っていると、転職年齢(企業が採用しやすい年齢)を
過ぎてしまい、他の仕事へのチャレンジがしずらくなって
しまう人がとても多いです。

それよりも、将来の可能性拡大のために「転職」という
機会を最大限に活かし、様々な人と会い、自分が知らなかった
世界を知るチャンスにした方が有用だと思います。

私はそのような考えから、彼女に対しては、
年齢・性別・キャリアパスなどの状況を含めて、

「いますぐ、転職した方がいい。」と伝えました。

この相談を終えて思ったのですが、同じような年齢でも、
性別やキャリアによって結論が違うのが転職相談です。

転職するときに本当に当人のことを思って、
客観的にアドバイスしてくれる人は、必要な気がします。

私はそれを専門にはしていませんが、関わる人から相談を
受けた時に少しでも役に立てるように、これからも
人のキャリアに興味を持ちたいと思います(^^)/。

仕事と人の関わりは、人それぞれですね。

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プロ野球、楽天が優勝しましたね!

私は日本シリーズを全て観ていた訳ではありませんが、
震災から2年半。東北の野球チームが応援したことには、
やはり喜びを感じます。

◎「被災者の皆さんに勇気」地元は祝いムード
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20131104-00000011-nnn-soci

田中選手の連投もすごかったですが、
やはり一生懸命何かに打ち込んでいる人の姿は、
人に勇気を与えるものだと思います。

自分の働いている姿が誰かにいい影響を与えられるよう、
明日からまた、がんばろうと思います(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月27日日曜日

●● 強い人とは。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.10.27 ┃ vol.170 強い人とは。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
今日はどこの街もハロウィンで賑わっていますね。

私がいまいるスタバでも「trick or treat!!」と言うだけで
何かお菓子がもらえるそうです。(恥ずかしくて言えませんが。。)

ハロウィンが終わると、本格的に11月が始まり、
その後はあっという間にクリスマスが来るでしょう。

年末にいい1年だったと振り返れるように、
残り2カ月もがんばりましょうね(^^)/。

さて、今回は私が目指している「強い人」に
ついて書きたいと思います。

少しネガティブな内容が多いですが(汗)、
共感してくれる人が1人でもいると嬉しいです。

ぜひお楽しみください!


基本的にメルマガでは明るい話題を書いていたり、
転職相談をされている話などを書くと、

あたかも私は仕事がすごく上手くいっているように
言われることがあるのですが、、、

実際はまったくそんなことはありません。(断言)

正直に言ってしまうと、
いま私の仕事の状態は、ヒドイものです。。

日々ミスに怯え、数字がいかない苦悩にもだえながらも、
明確な打ち手が見つからない・・・。

メンバーの時と上司になった時とで求められる
基準の高さに苦しみ、下からは不満・批判が、
上からは高い要望が下りてきて板挟みに耐える状況。。

いままで「自分さえよければ」という“個人主義”で
働いてきたことから、組織の仕組みがよくわかっておらず、
当然うまくマネジメントができない。

毎日、自分が出来ないところ、
苦手なところ、ダメなところばかりが観えて、

潰されそうになったり、泣きそうになって、
必死で隠したり、ごまかしたりしているのが私の現実です。

しかし、そんな現実を前にしても、
私は「完璧な人」を目指してしまいがちです。

将来に対するビジョン・やりたいことが明確で、
それに向かって日々努力をしている。進んでいる。

足元の仕事においても、期限を守る、相手の期待を超える、
新しい打ち手を次々と行う、などの当たり前のことがサラッと
できて、周りからの信頼も厚く、慕われている。

あたかもそんな「理想の姿」を妄想してしまうのです。

しかし、そんな「完璧」を目指していると、
どんどん自分がツラくなってしまうことに、最近は気づきました。

なぜならば、日々の仕事のつらさ、
自分の実力不足はすぐには変わらないわけで、

「完璧」な自分と比べている限り、ダメな自分を発見する
機会が増え、自分に価値を感じられなくなるからです。

「なんで俺はこんなにダメなんだろう・・・。」
「なんでこんな当たり前のことができなんだろう・・・。」
「30歳でこんなにダメなら、先はないんじゃないか・・・。」

と暗い展望ばかりが思い浮かぶようになってしまいます。

そこで最近、私は目指すものを変えました。

「完璧な人」を目指すことを辞め、
自分にとっての「強い人」を目指そうと思うのです。

「強い」といっても、何にでも心が折れない。
動じない。などの強さではありません。

私にはそんな「強さ」はないからです。
(自分が一番よくわかっています。笑)

そのような強さではなく、私にとっての「強さ」とは、

自分の中にある「弱さ」をどれくらい素直に認められるか、
どれくらい周りにさらけ出せるか、というものです。

いまの私が自分の「弱さ」に対して行っている、
「ごまかす」「嘘をつく」「観ないふりをする」ではなく、

弱いところは弱い、出来ないことは出来ないと正直に言える。
そんな「強さ」を持った人間になりたいのです。

ここで言う「強い人」になる上では、自分の中にある、
「かっこつけたい」「良く観られたい」などの“見栄”が
最も大きな障害となります。

特に私のようなかっこつけで、下手に役職がある人間に
とっては、この「強さ」を身につけることは、言うのは簡単でも、
実践するのはとても難しく感じます。

素直になる。
正直に言う。

これほど簡単に思える行為にも関わらず、
自分の心の中に発生する葛藤を感じると、

いかに普段から自分を偽っているか。
隠しているか。を思い知るのです。

自分のありのままの姿を、
ありのままに自己認識して、
ありのままに人に伝える。

シンプルなことですが、これからは、
自分にとっての「強さ」を磨いていきたいと思います。


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最近、このお店にモーレツに行ってみたいのです。

◆吉野家の“1人鍋専門店”
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130926-01052592-trendy-ind


このお店にあるメニューが、

「牛すき鍋」「豚しゃぶ鍋」「ちゃんこ鍋」
「坦々餃子鍋」「きのこと鶏だんご鍋」
「キムチチゲ」「豆乳鍋」・・・などなど。

1人暮らしで、健康に気を使っている人にとって、
なんて魅力的なメニューでしょう!

ぜひ私の会社・家の近くにできてほしい・・・w(゚o゚)w。
みなさんもぜひ吉野家を応援してください!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月20日日曜日

●● 【転職相談】29歳・システムエンジニア(男)の場合

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.10.20 ┃ vol.169 【転職相談】29歳・システムエンジニア(男)の場合
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
今日は、先日私が受けた相談をご紹介したいと思います。

私はいま人材系と呼ばれる、アルバイト・パートから
正社員の方まで、人と仕事の出会いを作りだす業界で
働いています。

そのせいか、ときどき、
「転職したいんだけど、どう思う?」
という相談をもらいます。

転職に悩んでいる方もいると思うので、
今回はその相談内容を一部公開してみます。
(相談頂いた人の実名は伏せますが。)

ぜひ参考にしてみてください。


最初から言ってしまえば、転職の相談を受けて、

「あなたは絶対に転職した方がいい!」

と思える人は、ほぼ皆無と言っていいでしょうm(_ _)m。

今回の29歳・システムエンジニアの彼にも、

「なんで転職したいの?
  いまの会社で有る程度収入もあるんでしょ?
  そんなに会社が嫌なの?」

と相談されてすぐに聴いてみました。

彼の答えは、よくありがちな、

「いや、いまの仕事にすごく不満があるわけではないんだけど、
  やりがいを感じられないし、自分のスキルが上がって
  いる感じがしないんですよ。

  しかも自分の業界は特殊で、あまり先がない気がします。
  いまのままでいいのか?将来食べていけるのか?という不安が
  常にあるので、そろそろ行動に出なければいけない気がして。。」

というものでした。

年齢に関して、「そろそろ動かなくてはいけない。」という
ところだけは正しいと思いますが(汗)、、

それ以外の転職理由はほぼ的外れだと思います。

こういう相談を受けた時にまず私が言うことは、
「転職は辞めておいた方がいい。」です。

なぜならば、転職をすると多くの人は、

・人間関係で悩む
・収入が落ちる
・結局、転職した先の会社・業界にも先が感じられない

という状況に陥るからです。

多くの人がそうなってから、

「こんなはずではなかった。」
「会社に騙された。」「あの会社はおかしい。」

と言うのですが、そもそも転職するときの考え方に
問題がありすぎなのです。

その考え方とは、

現在の仕事のマイナス面(不満な点)にばかり目がいって、
未来の仕事のプラス(良いところ)を大きく見積もる傾向がある、

ということです。

少し言い方を変えると、

・現在の仕事のプラス(良いところ)を認知できなくなっている。
・未来の仕事のマイナス(悪いところ)面を考えていない。

とも言えます。

これは新しいことを始めるとき、私も含めて
ほとんどの人がハマる思考の罠だと思います。

つまりいまの彼は、

「転職した先で抱える悩み・不満」はまったく考慮しておらず、
(あると思っていない??)

「今いる会社の良いところ(収入・人間関係・労働条件など)」
も正しく認知できていない状態なのです。

危険すぎですよね(*_*;)。。。

もちろん新しいことを始めるときは、未来は明るいもので
あって欲しいし、メリットが沢山あると思うからこそ
行動に移せるのでしょう。

しかし、転職をしたことがある人であればわかると
思うのですが、

「いまの会社に大きな不満はない。」

という時点で、すごく快適な環境を会社に整えて
もらっていると思います(*_*)。

(これから転職したい人にはなかなか伝わりませんが。。)

システムエンジニアの彼の場合も、

・人間関係には大きな不満はない。
・収入もある程度もらっている。
・やりがいは感じられないが、仕事が嫌いではない。

という時点で、その会社は合っていると言えると思います。

そのため、とりあえずは「辞めない方がいい」という結論に
なったのですが、やはり体験したことがない思いや悩みを
伝えることは難しいです。。

まぁもちろん、それを伝えても
「それでも転職したいんです!いまのままでは嫌なんです!」
という人には、転職をおすすめしますが。。

ただ、海外に出て初めて日本の良さが認知できるように、
転職して初めて元の会社の良さがわかる、ということも事実。

人はいつまでたっても、
「隣の芝生は青く見える」ようです。

私も思いだけで動いてしまう傾向があるので(汗)、

現在の良いところに出来るだけ気づける人間になって
いきたいと思います(^^)/。


===========================================================

先週から、この漫画を借りて読んでいました。

◎ 坂道のアポロン
http://www.amazon.co.jp/dp/4091316700


絵を観て明らかにわかるように少女漫画なのですが、
これが面白い!(= ̄∇ ̄=)

JAZZを通して2人の男が友情を深めていく物語に、
グイグイ引き込まれてしまいした。。

漫画の中に出てくる一番心に残った名言は、

「大事にしろよ。
  恋愛と違って友情ってのは一生もんだからな。」

いい言葉ですね。。
みなさんも機会があればぜひご覧ください!!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月19日土曜日

●● GIGAZINEの挑戦に注目!

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.10.19 ┃ vol.168 GIGAZINEの挑戦に注目!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

先週は3連休にも関わらず、
メルマガをサボってしまいました。。

実は1年半ほど続けている書道の展覧会をしていたのですが、
楽しすぎて書く時間がとれませんでした(^^)/。

今週はその反省も活かして、2回分書きたいと思います。
今後もよろしくお願いしますm(_ _)m。

さて、今回は私が毎日観ているサイト、
「GIGAZINEの挑戦」をみなさんに紹介したいと思います。

現在の「メディア」が持つ矛盾に根本から直面して、
理想を目指す姿に私自身、とっても魅了されたので
みなさんにもご紹介したいと思いました。

ぜひこの記事を読んでみてください!


いままでに何度かこのブログでも紹介しましたが、
みなさん、このサイトは観たことがありますか?

◎ GIGAZINE
http://gigazine.net/

▼本も出版されています。とても刺激的な本です。

ブログ形式のニュースサイトで、

国外サイトの記事の翻訳、
新製品のレビュー、
アプリ紹介、
アニメ、
ジャンクフードなど、

国内外問わず、世界での珍しい出来事や
ちょっと気になる記事が沢山掲載されています。

GIGAZINEは知る人ぞ知る、ユニークユーザーが
2000万人(日本人の6人に1人!)に到達したモンスターサイトで、
私も毎日このサイト覗いています。

興味を引く記事や話題のニュースが独自の視点で
取材されているので、まったく飽きることがないんです。。

この「GIGAZINE」が最近、面白い取り組みを始めています。

その取り組みとは、

『メディアの脱・広告モデルをつくる』というものです。

メディアの脱・広告モデル?
よく意味がわからない・・・。

と思う方もいると思いますが、
これは私たちの生活にも深く影響しています。

なぜならば、この取り組みによって私たちが
普段使っているメディア(=情報の伝達に用いる媒体)、

テレビ、
ラジオ、
新聞、
雑誌、
フリーペーパー、
検索エンジン、
ホームページ、

から発信される“情報”が劇的に変わる可能性があるからです。

そもそも、現在のメディアを運営するシステムや、
発信されている情報には、根本的な矛盾があります。

その矛盾とは、メディアを利用する「視聴者」に
とって必要な・役に立つ・楽しい情報を発信する構造に
なっていない、ということです。

それは、彼らのビジネスモデルを観れば、
すぐにわかるでしょう。

上記のメディアは視聴者の私たちは
基本的に全て“無料”で利用ができます。

テレビを無料で観たり、
インターネットを無料で検索することが当たり前な
私たちはすでに気づきづらくなっていますが・・・、

上記のメディアを運営するには、
本来大きなお金が必要なはずです。

しかしそれを毎日使っている視聴者はお金を
払っていないのです。

では、そのお金がどこから支払われているかと言うと、、、

ご存知の通り、
「企業からの広告収入」によって賄われています。

TVCMに●億円かけたらしい、
新聞の一面広告は●百万かかる、
1クリック●円のPPC広告を出している、

などの話は、みなさん聴いたことがあるでしょう。

【お金は、企業からもらう。】

でも、【メディアを使うのは、視聴者。】

しかし仕事とは本来、

「お金を払ってくれる人」に対して行うもので、
「無料で使う人」に対してサービス提供はできません。

つまり、上記のビジネスモデルであれば、
視聴者を楽しませるのではなく、企業にとって都合の
いい情報を沢山流すことがメディアの役割になります。

事実、いまのメディアはほぼそうなっており、
テレビやニュースで発信されることを鵜呑みにして
信じる人はどんどん減っているのが現実でしょう。

この構造に違和感を覚え、新しいメディアのモデルを
作ろうとしているのが、今回の「脱・広告モデル」です。

それはすなわち、

「メディアが企業ではなく、利用してくれている視聴者
  のためにいい仕事をするにはどうしたらいいのか?」

というチャレンジを始めているのです。

そのチャレンジの詳細が、下記の記事にまとめられて
いるので、みなさん、ぜひ読んでみてください。

私はこの記事から、多くの気づきがありました。

◎ 赤字から黒字へ、メディアの未来のカタチとは?
http://gigazine.net/news/20131012-gigazine-special-presentation/

「自分は誰に対して価値を提供したいのか?」

「その人に価値を提供し続けるために、どうやってお金をもらうのか?」

この記事では、それを考えた結果が「広告を消す」という、
いままでの事業モデルの「逆」に行きついているわけですが、
それに挑戦している理由に、私はとても納得がいくのです。

都合のいい情報ばかりが流されることで陳腐化
しているメディアが、このような取り組みによって生まれ
変わる日がくるのかもしれませんね。

それと同時に、いま私たちの身近にあるシステムには
本当は矛盾があるのかもしれない・・・?

という可能性も感じる、刺激的な記事だと思います。

広告に携わる方、
メディアを作っている方、
情報発信をしている方は、

ぜひ「GIGAZINEの挑戦」に、今後も注目してください!


===========================================================

今日は前回書いたブラック企業の代名詞、
ワタミ創業者わたなべ美樹氏の講演を聴きました。

創業資金をどうやって貯めたか、
ワタミが拡大していく過程で何に苦労したか、
なぜ介護事業を始めたのか・・・、

などなど、実体験も交えた話はとても面白く、
力のある言葉に元気をもらいました

世間で言われている評判が本当かはわかりませんが、
私はワタミを応援していこうと思いました(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年10月6日日曜日

●● ブラック企業が出てきた理由。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.10.6 ┃ vol.167 ブラック企業が出てきた理由。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

「半沢直樹」が無くなってしまった日曜日、
いかがお過ごしでしょうか?

私は相変わらず近くのスタバでメルマガを
書いています(^^;)。「半沢直樹」の穴は後輩に
勧められたリーガルハイで埋めようと思います。

◎リーガルハイ
http://www.fujitv.co.jp/legal-high/index.html

さて、今回は話題をガラッと変えて、
最近ニュースにでてくる「ブラック企業」に
ついて書きたいと思います。

私はこのニュースから、時代の変化を感じるのです。
少しでも参考になれば嬉しいです!(^^)/


(特に意味はないです。。笑)

「俺の会社は“ブラック企業”だからさ~。」

こんな冗談がサラリーマンの間で通じるように
なったのは、この数年のことではないでしょうか?

一応、知らない方のために解説しておくと、
ブラック企業とは、

「従業員としての入社を勧められない、
 過酷な労働搾取企業」という意味で使われています。

いまでは『ブラック企業大賞』というサイトも
立ち上がっており、ニュースでも取り上げられています。

◎ブラック企業大賞
http://blackcorpaward.blogspot.jp/


ここのサイトを観ても分かる通り、
日本のブラック企業の代表格といえば、

・ワタミフードサービス
・ファーストリテイリング(ユニクロ)
・王将フードサービス
・ベネッセコーポレーション

などが有名です。

(※本当にそうかは置いておいて。。)

みなさんはこの「ブラック企業」に関するニュースを
みて何を感じますか?

私は「採用」という観点から企業を手伝っている
こともあり、この「ブラック企業」のニュースから、
時代の変化を感じるのです。

その変化とは、下記の2つです。

【変化1】

「雇う側」と「雇われる側」のパワーバランスが
  変わってきている?

昔であれば、

「お金を払っているんだから、無理でも何でも
  言われたことはやらなくてはならない。」

「上司が言ったことには「はい」と言って従うべきだ。」

「仕事が終わるまで、徹夜してでも働くのが当たり前。」

という考え方が強かったと思います。

しかし最近の若い人たちは、「雇う側」の思いを
とても敏感に感じるようになりました。

つまり、

「従業員を壊れるまで、使えるだけ使ってやる」
(=世間で言われているブラック企業の考え方)

このような思いで経営をしている会社に対して、
そこまでして働く必要はない、他の会社に行けばいい、
という考えが非常に強いのです。

もちろん、転職市場という機会が増えたことも
影響があるでしょうが、「雇われる側」の影響力が
昔より強くなりました。

今後、企業としては人事・労務などがより力を
入れるべき問題になりそうですね。。

【変化2】
企業はより自社の従業員、そして社会(=多くの人)に
好かれる組織を目指さないと、成り立たなくなる?

採用の分野で企業を手伝っていると、
ここの変化が非常に鮮明に見えます。

つまり、自社の従業員、
そして社会から好かれている企業は、

お金をかけなくても、「働きたい!」という優秀な人が
集まってきて、採用ができるようになってきています。

逆に、嫌われている企業は、

求人広告をいくら出しても、お金をかけても、
一向に採用ができない、という事態になっているのです。

この差は、経営をしていく上で非常に大きいです。

たとえば、私が毎週メルマガを書いているスターバックス
などは、求人広告を出さなくても、自社のホームページに
「バイト募集!」と掲載すれば、勝手に人が集まってくるのです。

一方で、いまだに求人広告に毎週出しているような
カフェも沢山あるわけで・・・、

無料で優秀な人が集まる店・会社か、
いくらお金をかけても誰も来てくれない店・会社になるか、

もっと簡単にいうと、「好かれているか?」という指標は、
今後より重要になりそうだと感じるのです。

なぜならば、ブラック企業でも、
最近頻繁に起こる企業の不祥事も、

どこが最初の火種になっているかというと、
実は「社内のスタッフ」、または「辞めた人」が内部告発を
しているケースが非常に多いのです。

つまり、いままでその会社にいて、
不当に扱われたと思って怒りを持っている人です。

ネットが普及したことで、情報の伝達速度が速まり、
個人の意見が強い影響力をもったことで、企業は働く人、
そして顧客の「好き・嫌い」により敏感になる必要がでました。

その現象の一つとして、「嫌い」が強いと「ブラック企業」の
ように言われてしまう時代なのかもしれません。

※個人的に上記の企業がブラックなのかは一切わかりません。。

このニュースを観るといつも感じるのは、
今後は企業でも・人でも、

「何のために、その会社・事業をやっているのか?」
「関わる人を本当の意味でどう思っているのか?」

という“思い”の部分がすごく大切になってくるのでしょう。

成熟した社会の中で、単なるテクニックや言葉だけでは
なく、本当の思いをもった人にお金も人も集まる。

そんな社会になっていきそうな気がします。

今後のブラック企業の行く末はどうなってくのか・・・。
みなさんもぜひ見守ってみてください(^^)/。


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今日見つけたこの記事、
読んでいて「確かに・・・!」と思いました。

◎外国人がビックリする「日本の事実15選」
http://rocketnews24.com/2013/10/05/375903/

この記事を読むと、
日本人はやっぱり真面目だな~と思いますね(汗)。

個人的には、9番の
「日本では子どもの数よりペットの数の方が多い」に
危機感を感じました。。

私が60歳になるころには、日本は高齢者とペットで
溢れる国になるんでしょうか・・・?

恐ろしい・・・(>_<)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月29日日曜日

●● 男も女も観るべきドラマ『半沢直樹』

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.9.29 ┃ vol.166 男も女も観るべきドラマ『半沢直樹』
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
9月も明日で終わり、火曜日からは10月ですね。

あっという間に2013年が終わってしまいそうですが(>_<)、

残り3カ月、やり残しがないように、
仕事もプライベートも充実した時間を過ごしましょう!

さて、前回までは東南アジアや観光について書いて
きました。東南アジアには来年も行く予定なので、
今後も私が体験したことを書きたいと思います。

今回は内容を変えて、私がすっかりハマってしまった
話題のドラマ「半沢直樹」について書きたいと思います。

大ヒット作品なので観ていた人も多いと思いますが、
このドラマは男性も女性もぜひ観るべきだと思います。

ぜひお楽しみください!


ついに先週で最終回を迎えた、
この夏1番の話題となったドラマ「半沢直樹」。

みなさん、「半沢直樹」観てましたか?

なんと、最終回の視聴率が42.2%を記録し、
平成の民放ドラマ1位という記録的な数字を残しました。

私は基本的にドラマを観る習慣がないために、最初は、

「へぇ、そんな人気のドラマがあるんだ。」
「“倍返し”という言葉が流行っているらしい。」

くらいにしか思っていませんでした。

しかし、つい先週くらいに友人から、

「あのドラマは面白いよ。お前は絶対に好きだから、
  とりあえず最初の3話くらい観てみれば?」

と言われて勧められて手を出したところ・・・、
すっかりハマってしまいました。

「半沢直樹」、とっっっても面白いです!

▼半沢直樹、キレまくり・怒鳴りまくりです。

観ていない人はこれからもでも遅くありません。
いますぐ、観て下さい。

男性がこのドラマを観ると、スッキリするでしょう。
会社・組織に対して不満を抱えている人は特に(笑)。

女性は、男性が普段会社に対してどんなことを
感じているか、知ることができます(笑)。

なぜならば、

このドラマには、組織で働くビジネスマンが
夢中になったり、共感できる要素が沢山入っているのです。

ドラマの中で描かれる、

自分の責任を部下になすり付けようとする上司、
組織間のくだらない派閥、そして抗争、
上層部の利己的な思惑・保身と人事、

など、少なくとも組織で働いていれば、
何度か直面したことのある理不尽な状況に
立ち向かう主人公の姿が、この物語の中心だからです。

そんな組織の中で、上司でも、役員でも、社外に
対しても「超本音」ぶつかっていく半沢直樹の姿は、
観ていて「痛快」の一言。

しかもその半沢直樹を、普段は温厚そうな堺雅人さんが
演じるのですから、迫力満点です。

現場の意見を代表して上層部を怒鳴りつけるシーンは、
私も観ていてスッキリしました(笑)。

さらに、その物語を支える敵役が素晴らしい配役でした。

香川照之さんや片岡愛之助さんは、
その表情だけで登場人物の感情を巧みに表現していて
緊張感がビリビリ伝わってきました。

▼大和田常務を演じた香川照之さんの顔芸はすさまじい。。圧巻です。

▼半沢の天敵:金融庁の黒崎もとってもいいキャラクターでした。

もちろんドラマなので誇張している所はあるものの、
ビジネスの中で生み出される、

怒り、
落胆、
確執、
友情、
裏切り、
凋落、

を生々しく表現してくれた映像は圧巻でした。

多くの人が意識的・無意識的にでも仕事の中で
感じている“感情”を、ここまでストレートに表現したの
ですから、記録的なヒット作品になるのもわかります。

ちなみに、この「半沢直樹」のヒットによって、
思いがけない影響が国内・海外にあったようです。

たとえば、観光においては、

◎大和田土下座シーンのロケ地にファンが殺到
 半沢直樹の「聖地巡礼」ブームが起きている

http://www.j-cast.com/2013/09/25184644.html

海外でも、

◎権力に立ち向かう半沢直樹…腐敗横行の中国でも共感

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0929&f=national_0929_022.shtml

1つのヒット作ができると、沢山の波及効果がありますね。

まだ観ていない方は、続編が作られることは
間違いないので、ぜひドラマ全10話を観てみて下さい!

(検索するとすぐに動画が見つかります!)

きっと半沢直樹が怒鳴るシーンに、
スカッっとした気分が味わえると思いますよ(^^)/。


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今回はココでも「半沢直樹」の話です(笑)。

個人的に、「半沢直樹」で一番好きな役は、
上戸彩が演じた半沢直樹の嫁:半沢花です。

▼半沢花は・・・男にとっての理想の奥様像でした。

ここまで男性の理想的な嫁を、直球で描いた役も珍しいでしょう。

料理が出来て、家のことを完璧にこなしながら、
常に夫を支援し、職場の人間関係にまで気を使ってくれる。

女性は婚活に精を出す前に、花を研究すれば、
素敵な男性を獲得する率が上がるのではないでしょうか(笑)。

色々な意味で、とっても楽しめる作品でした(^^)。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月23日月曜日

●● 観光後進国:日本の現実

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.9.23 ┃ vol.165 観光後進国、日本の現実
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
今年は3連休が多くて嬉しいですね(^^)/。

私はこの3連休、世間に遅ればせながら、
「半沢直樹」に夢中になっていました。

できるビジネスマンの堺雅人、かっこいいですね。
あんな30代中盤を目指して私もがんばります(笑)。


さて、前回までベトナム・バンコクについて書いて
きましたが、今回は私が海外旅行に行くと必ず感じる
「観光後進国」である日本の姿を書きます。

海外に何度も行っている方であれば、
共感してくれる部分があるのでは、と思います。

少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


最近はときどき新聞・ニュースで、
「日本を訪れる海外の観光客が増えた/減った。」
などの話題が出ます。

どこの国でも、外国人観光客がどれくらい自国を
訪れてお金を落としてくれるか?

が大切な指標になっているのです。

日本でも将来が少子高齢化することが決まっていて、
人口が減っていくことが明確なため、

「日本は観光立国にならなくてはいけない!!」

という論調が高まっている気がします。

しかし、残念ながら、

自分が海外旅行に行けばいくほど、
「いまの日本で、観光客が爆発的に増えるはずがない!」
と確信をもちます。

なぜならば、

私が東南アジアの発展途上国に行ったときでも、
観光客にとって日本よりも便利だな~、と感じる
インフラが沢山あるからです。

そう、

日本は「観光」という分野においては、
圧倒的に遅れているのです。

では、どんなところが遅れているのでしょうか?

私は下記の5点について、明らかに観光客向けに
サービスが遅れていると感じます。

【 日本が観光後進国である5つの理由 】

1、(外貨の)両替所が少なすぎる

なんといってもこれが大事です。

海外のお金を日本の「円」に変えられる両替所を、
駅ごとに設置するべきです。

海外に行くと、日本のコンビニと同じくらいの数の
両替所が、駅前や観光地にはあります。

最初から観光でかかるお金を全て両替してから
行くわけではないので、両替所がたくさんあることは、
観光客にとってはとても大切なのです。

にも関わらず、
日本は両替をいまでも銀行に頼っている有様m(_ _)m。

少なくとも新宿や渋谷などの主要駅では、観光客がいることが
当たり前なので、一刻も早く両替所を増やすべきです。

2、お店でドル払いができない

これは1にも通じますが、どんなお店でも
世界の基軸通貨であるドルで支払いができるようにすべきです。

飲食店、コンビニ、小売店、デパートなど、、
すべてのお店で、ドル払いができるようにならないと、
観光客に開かれた場であるとはいえません。

ましてやクレジットカードで支払いができないなんて、
時代遅れにもほどがありますよね(*_*)。

3、Simカードがフリー化されていない

右も左もわからない、言葉も通じない海外において、
より重要になるのは「情報」です。

観光スポットや、近くの飲食店の、ホテルの場所など、
様々な情報を調べるようになります。

そんなときにネットへの簡易接続は必須です。

にも関わらず・・・、

日本は通信会社の利権によって、
Simカードがフリー化されていません。

Simカードがフリー化されれば、自分が支払った分だけ
その国で繋がるネットが使えるため、非常に便利に、
様々な情報を取得できるようになるのです。

ネットのインフラなんて、
日本以外のどこの国でも当たり前のこと。。

自分の会社の利益確保を優先した仕組みは、
そろそろ無くすべきですね。

4、一般の人が英語ができない

これは私も自戒すべき点ですが、、
やはりある程度、英語はできるようになるべきですねm(_ _)m。

先進国として教育水準を早い段階から上げていたにも
関わらず、道行く人に英語で話しかけたら答えられない、
という現実は、とっても残念です。

気軽に現地の人と交流ができる環境は、観光客にとっては
とっても安心するので、多くの人が英語を当たり前に
話せるようにすべきだと思います。

5、食べ物に配慮すべき

世界には宗教があることが常識で、
食べられる物・食べられない物があります。

お肉が食べられない、
魚が食べられない、
野菜しか食べない、
豆しか食べない、

など、さまざまな習慣・主義があります。

しかし日本は島国で、一貫して無宗教で過ごしてきたため、
このような人たちの感覚を理解することができません。

ただ観光において「食」は非常に重要な要素なので、
もっと外国人に配慮したお店が沢山できるべきですね。。

その他にも、「駅・看板表記が日本語ばかり」や、
「タクシーが高い」など、細かいことを言い出したらキリが
ありません。

私が数回海外に行っただけでも、日本の観光という分野が
いかに遅れているか、これだけわかるのです。

出張など仕事で何度も海外に行っている方は、
すでに日本の閉鎖的な姿に呆れているのではないでしょうか?

現状は遅れに遅れている日本ですが、7年後に決まった
東京オリンピックでは、世界中から人が集まってきます。

その時に、「この国をどれだけ好きになってもらえるか?」
は私たちの世代が、これからどんな社会を作るかにかかっています。

「世界中から好かれる日本」を目指して、
私たちの力で変えていきたいですね(^^)/。

私はもっと「日本の現実」を知るために、海外の勉強を
したいと思います。

興味のある方は、ぜひ一緒に考えましょう!


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先日から「ジブリの歴史」と言っても過言ではない
この本を読んでいました。

◎風に吹かれて
http://www.amazon.co.jp/dp/4120045293


スタジオジブリといえば「宮崎駿」が有名すぎて、
他の人の名前が霞んでいます。

しかし、実際に彼の作品を映画にし、お金に換え、
会社としてまわしているのはこの本で語っている
鈴木敏夫という男がいてこそなのです。

その過程では、お金にまつわる苦悩や、
「宮崎駿」という天才と一緒に仕事をする上での
難しさなど、様々な思いが綴られています。

宮崎駿、そして高畑勲という二人の天才を支え続けてきた、
鈴木敏夫が語る、ジブリの30年。ナウシカから風立ちぬまで。

制作の裏話がたくさん読めてとっても面白いので、
ジブリファンの人はぜひ読んでみてください(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月15日日曜日

●● タイから見た日本の姿は・・・?

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.9.15 ┃ vol.164 タイから見た日本の姿は・・・?
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。
今週・来週と3連休が続きますね(^^)/。

せっかくの連休に台風が来ているのは残念ですが、
私は少しゆっくりとした時間を過ごしたいと思います。

さて、今回はタイに行った時に私が感じた、
「外から見た日本の姿」を書こうと思います。

日本は海外から見た時に、どう見られているのか?
少しでも楽しんでもらえると嬉しいです。


「日本」といえば、

アジアの中でも最も早く経済成長を成し遂げ、
先進国の仲間入りをした国です。

第2次世界大戦では敗北したものの、
欧米の植民地になっていた東南アジア諸国を解放し、
アジアの救世主と言われた時期もありました。

その「日本」は、いまどんな見られ方を
しているのでしょうか?

今回ベトナムに行くに当たって、タイ(バンコク)にも
寄ってきたのですが、ちょうどその日に

「JAPAN FESTA in bangkok 2013」

が開催されていたので、覗いてきました。

遠目から見てもかなり人が集まっていたので、
「おぉぉ、日本はやっぱり人気なんだな!」と
思ったのですが・・・、

▼遠くから見るとすごい人ゴミが・・・

実際に近づいてみると、その実態が明らかになりました。
会場の様子は、下記の通りだったのです。

▼ジャパンフェスの入り口。中に入ってみると・・・。


▼トトロのぬいぐるみと何かのキャラクター。

▼コスプレした女の子や・・・。


▼それを写真にとる人たちの群れ。


▼いま流行りで、私も超オススメしている進撃の巨人のコスプレ。


▼日本人よりも凝ってそうなコスプレをしている人ばかり。


▼とにかくどこも人だかりがすごい。。

▼舞台で行われるイベントも大人気でした。


▼コスプレでアイドル集団のようなグループもありました。


▼ガンダムのマスクをかぶった人も・・・。

そう、上記の写真をご覧の通り、
「JAPAN FESTA in bangkok 2013」は、

「コスプレ会場」だったのです!!

日本で人気のアニメ・漫画の衣装をまとったタイ人が、
キャラクターそっくりのポーズをしている所を、
カメラを持った人たちが次々と写真を撮っていきます。

しかも驚いたのは、日本語を喋れる子までいること。
日本のアニメを観て覚えたようです。

▼日本語がペラペラで、日本人として思えませんでした。


この「JAPAN FESTA in bangkok 2013」、
および「コスプレ会場」に大量の人(タイ人)が集まって
いることに、少なからず驚きを覚えました。

少し古風かも知れませんが、「日本」といえば、

・桜
・落語
・歌舞伎
・サムライ

などをイメージしているのかな、、、(古い?)
と思っていた私には、

まさか「オタク文化」がここまで人気が出ているとは、
思いもよりませんでした・・・。

「日本」という国に対する各国からのイメージも、
どんどん変わってきているのでしょう。

ちなみに、観光での分野では日本の“ある地域”が
タイの裕福な人たちにはブランドになっています。

どこかわかりますか?

それは・・・、

「北海道」です。

▼バンコクでは「北海道フェス」が開催されています。


日本といえば東京が人気なのでは?と思いがちですが、
それはすでに遅れており、タイの観光通な人はいま北海道を
目指しているようです。

北海道は東南アジアから観光客を呼び込もうとPR活動を
精力的にしていることもあって、人気の場所になっています。

▼北海道は、東南アジアに対して観光PRを積極的に行っています。

どうやら、
東南アジアという暑い国々に住んでいる人たちにとっては、

北海道の、

・気温が低く涼しい(ある意味、寒い)
・雪が見られる(タイで雪が降ることはありません)
・物が少なく、空気がキレイ
・魚が新鮮で美味しい

ところが、とっても人気なのだそうです。

こちらから「仕掛け」をしたからこそブランドになっている
北海道から見習う点は、多々ありそうです。

最後に、バンコクで見つけた日本らしい(?)商品を
もう1つご紹介します。

バンコクのミスタードーナツに、
「変わった形状」のドーナツがありました。

その形は、、

▼なんと、寿司の形をしたドーナツ。名前は「スシド」!!

▼バリエーションもさまざま。これは、日本人では思いつきません。

ジャパニーズフードは、ヘルシーで身体にいいことから
世界中に広まっていますが、、

まさかドーナツを寿司の形にするとは・・・。

これから社会がグローバル化を進めれば進めるほど、
海外の影響から日本の文化がより鮮明になり、
特徴づけられていくのかもしれません。

日本の中にいると、海外から見たときの
日本の立ち位置、特徴、文化はなかなか冷静に見えません。

しかし、海外に行ってみると改めて日本の独自性を
発見し、好きになれる気がします。

私もいずれ、海外と仕事をしながら、
日本という国に貢献することができるようになりたい。

そんな思いを大切に、これからも仕事をし、
海外とも関わっていきたいと思います!(^^)/

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最後に、、
私のバンコクの一番の思い出をご紹介します。

タイ・ベトナムに一緒に行った方に、
とっても素敵な場所に連れて行ってもらいました!

◎レッドスカイ
https://www.bangkoknavi.com/food/252/

▼センタラグランド・アット・セントラルワールドの屋上にあります。


▼屋上で気持ちのいい風を受けながら食事やお酒が楽しめます。

▼屋上から取った夜景。思い出に残る時間でした。

私はこの場所がとっても思い出に残りました。

地上55階でバンコクの都市を見下ろしながら
ゆっくりと過ごした時間、まさしく非日常という言葉がぴったりです。

再びこの場所で、一緒に仕事をする仲間と打ち上げをしたい、、
そんな新たな目標を胸に、バンコクを発つことができました。

やはり海外は、色々な刺激が得られる場所でした(^^)/。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

2013年9月8日日曜日

●● ベトナムは複数文化が融け合う街

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2013.9.8 ┃ vol.163 ベトナムは複数文化が融け合う街
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

みなさん

こんばんは。

今回は先週サボった分を取り戻すべく(汗)、
2つの記事をアップします。

今回も前回に引き続き、ベトナムでの体験を
シェアしようと思います。

ぜひお楽しみください(^^)/。


私がベトナムの街を歩いていると、不思議な雰囲気を感じました。

街全体に統一感があるような、ないような・・・。

1つの街になっているのですが、1つの文化ではなく
複数の色が入っているのです。

発展途上国としてこれから色んな建物や道が
整備されていく勢いもあれば、

教会や西欧風の建物から神聖な雰囲気を感じたり、

公園では若い人が集まって遊んでいる隣の道路で、
バイクが道を埋め尽くしているという、、

ある意味まったく異なる複数の文化によって、
街が出来ているのです。

この街の成り立ちは、やはり歴史から理解ができます。

ベトナムは長い間、フランスの植民地でした。

その名残がいまでも街に残っていて、
教会や建物、そして食文化にまで影響があります。

▼1885~1890年に創建されたフレンチコロニアル風のホーチミン市博物館。

▼街の真ん中にあるサイゴン大教会(聖マリア大聖堂)。

▼19世紀末のフランス統治時代に建てられた中央郵便局。貴重な建築文化財です。

▼郵便局の中は実際に使われていて、古い切手などを売っています。

▼私が行った9月2日はちょうど独立記念日で、色んなセレモニーをやっていました。


これらの建物に入ると、あたかもそこは東南アジアとは
思えない西欧的な空気を感じます。

去年ミャンマーに行った時にも感じましたが、
やはり東南アジアにとって「植民地であった時代」の影響を
抜いてはその国を語ることはできません。

実際にその国の食文化にまで、大きく影響を与えて
いることがわかります。

▼街中には店名がフランス語のおしゃれなパン屋が沢山ありました。

▼店内ではおしゃれなパンが沢山売っていて大人気でした。

フランスというまったく異質な文化を取り入れながらも、
東南アジアの雰囲気を保ち、1つの街を成しているのが
ホーチミンです。

受け入れる文化の幅が広く、建設中の建物が沢山ある
ベトナムは、これからますます発展していくでしょう。

また、私がベトナムの文化ですごくいいな、と感じたのは、
「コミュニティ」の存在でした。

ホーチミンの日中は日差しが強く気温も高いのですが、
夕方になると少しずつ涼しくなってきます。

その時間になると、多くの人たちが公園に集まって、

バトミントンをしたり、
セパタクローをしたり、
ギターを弾いて歌を唄ったり、
友人とお話をしたりして、

交流をしているのです。

街中に公園が多いこともあって、夕方~夜にかけては、
人と集まることが習慣になっているのでしょう。

昔の日本もそうだったのかもしれませんが、
家族だけで家にこもるのではなく、近隣の人とふれあう
文化がそこには残されていました。

▼自然に集まってきて、みんなで遊ぶ。とっても穏やかな時間でした。

▼街中には公園が沢山あってすごく大きな樹が植えられていました。

▼高層ビル、公園、西欧の建物・・・、色んな文化が融合する街:ホーチミン。

そして、私が何よりもベトナムに行って、
街中を歩き、人を観て感じたのは・・・、

歩いている人が、みんな若い、ということです。

調べてみると平均年齢が20代!(日本は30代後半m(_ _)m)
で、子供がどんどん生まれているベトナムは活気があります。

百貨店に行ってみても、おもちゃが沢山売られており、
子供が喚きながら走り回っていました。

人口が増え、建物が建って、最先端の技術が入ってくることで、
この街はどんどん近代化するでしょう。

そして同時に、どんどん経済も発展していくでしょう。

その過程で、同じアジアに位置する日本は何を手伝えば
いいのか?どんな協力が出来て、自分に出来ることは何か。

色々と考えさせられる旅でした・・・。

▼発展するベトナムを象徴する超高層ビル
 「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」

▼その上からとったホーチミンの街。数年後に来たら、まったく変わっているでしょう。

今回のベトナム滞在は、
これから発展する東南アジアの可能性を身体で感じ、
日本の役割、そして自分の将来の仕事を考える機会になりました。

私は現在30歳ですが、私くらいの年齢の人は、
当たり前に英語を話し、現地の人たちと交流をしながら、
仕事ができるレベルにならないといけないですね。。

同じアジアに住む人間同士が、どんな社会を一緒に作れるのか、
そんな取り組みに協力したいと、改めて感じることができました。

さて、これでベトナムの報告は以上になります。

さっそく来年も東南アジアに行こうと思っているのですが、
次はどこに行くと楽しいか・・・(^^)/。

これからも新しい場所を求め続けていきたいと思います!

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最近、人から勧められて読み始めたシリーズにハマっています。

隠蔽捜査



警察のキャリア組がどんな仕事をし、
どう貢献しているか?という話なのですが、
主人公がとってもかっこいいい。

不確定なことが沢山あるなかで、重要な判断に
迫られた時に人がどんな決断をするか?

その時、何をよりどころにするか?

はある意味、人の本質を浮かび上がらせるのでしょう。

推理小説や、警察の物語が好きな方は、
ぜひこのシリーズを読んでみてください。

まだ5冊しか出ていないので、すぐに読めてしまいますよ!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。