2011年6月26日日曜日

●● 100円の「習慣」

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┃◆2011.6.26┃ vol.32 ●● 100円の「習慣」
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〔1〕 100円の「習慣」

〔2〕 きんきょー報告「 広告の歴史を学ぶ:TCC広告賞展2011 」

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〔1〕 100円の「習慣」
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みなさん

こんばんは。浅羽です。

今日から何回かにわたって、現在の私が最も大事に
している「習慣」について、ご紹介します。

私にとっては非常に効果が高く、
「もっと早く身につけるべきだった・・・」と
後悔するほど大切にしている「習慣」です。

しかし、最初に断っておくと・・・

実はこのテーマについて、私の言葉で
みなさんにわかりやすく伝える自信が、あまりありません。
(その理由は次回くらいに。。)

結論としては、
「毎日、自分が感じたこと・考えたことをノートに書く」
という習慣を私が何よりも重宝している、ということです。

がんばって書きますが、
わかりにくいところがあったらご容赦ください。


さて、私の「習慣」に対して抱いている重要性については、
何度か紹介していると思いますが、

「人間は習慣の生き物である。」
「生活とは、つまり習慣の織物である。」
「はじめは人が習慣を作り、それから習慣が人を作る。」

という数々の名言も示す通り、
「習慣」は人の生命活動の基礎を担っている、と言っても
いいくらい重要なものだと思います。


朝、何時に起きるか、
仕事は何から始めるか、
優先順位を何によって決めるか、
商談では何を聴き、何を話すか、
何時頃仕事を終えるか、

などの“無意識的に”いつも行っている行動の蓄積で、
いまの自分の人生の大部分が出来ているからです。

その「習慣(無意識)」は、自分の変化・進化の障害に
なることもあれば、良い方向に改善してくれることもあるでしょう。

それであれば、この「習慣(無意識)」を
「自分で決める(身につける・捨てる)」ことができるようになりたい。

または、「自分で決める範囲を増やしたい」と思ったことが、
今回紹介する「ノートを書く」ということのきっかけでした。


私が、この「毎日、自分が感じたこと・考えたことをノートに書く」
ということに取り組み始めたのは、ちょうど1年くらい前です。

簡単に、この1年間「ノートを書く」という習慣を続けたことで
出ている結果(変化)といえば、

(まだまだ現段階ですが。。)

◎ 体重の減量にリバウンドなく成功していること。
(昨年11月28日:78.1kg ⇒ 昨日6月25日:63.6kg)

※実はこれも、「ノートを書く」という習慣があったから、
   成功しています。なければできなかったと思います。

◎ このメルマガを始めることができ、
    現在、約半年間ほど継続できていること。

   (時々配信が遅れたりしますが・・・汗)

他にも、

◎ 毎日ブログ(非公開)で1テーマ書けるようになる。
◎ 毎日やることリストを書き、仕事の処理スピードが上がる。
◎ 自分の気分・感情を整え易くなる。


など、上記を成し遂げる上で、現在の私には、
全ての土台に「ノートを書く」という習慣があります。

ハッキリと、大げさでなく、
「ノートを書く」という習慣がなければ、上記のことは
できていないと思います。

それくらい、私にとって「行動」の支えが、
「ノートを書く」という習慣に支えられている、と言えるのです。


なぜそこまで言えるのか?

もう少しわかりやすく、いまの私にとっての
「ノートの存在」を例えてみると・・・

◎ 全ての悩みの相談相手であり、

◎ 行動を促してくれるコーチのような存在であり、

◎ 「考える」という“頭の使い方”を教えてくれた教師でもある、

と言えます。

そう、

たった100円で、
どこのコンビニでも売っている、
白い紙に横線が入っているだけの、

「ノート」が、いまの私にとって「かけがえのない存在」に
この1年間でなってしまったのです。

(なんだかこれだけ読むと、すごい寂しい人みたいですね・・・笑)


そこまで言う「ノート」が私にとってどんな役割を
果たしているのか、何を書いているのか、などを
何回かに分けて、具体的にお伝えしていきたいと思います。

現在のような、いままでの価値観が崩れていく社会の中で、
私は人に対して、「これだけは絶対にしたほうがいいよ!」と
言えることは、ほぼありません。

しかし、この「ノートを書く」という習慣だけは、
「絶対にやったほうがいいよ!3か月もすると全然違うよ!」
と言い切れるほど、おススメの習慣です。

どうぞお楽しみに!


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〔2〕 きんきょー報告「 広告の歴史を学ぶ:TCC広告賞展2011 」
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前職でも、
いまの仕事でも、

私は不思議と「広告」に縁があります。

前職では求人広告。
いまはFAX・郵便DM・WEB広告などなど。

「広告の仕事をしたい!」という意識は特に持って
いませんが、“商品・サービスを売る”という行動において、
「広告」の役割は非常に大きいと思います。

商品・サービスを知ってもらい、欲しいと思わせ、
買うための行動を起こさせる「広告」は、時に非常に
多くの人を動かします。

そんな『優れた(効果が高い)広告』からは、常に学びたい。

漠然とではありますが、
そのような思いは、前職の頃から持っていた気がします。

今回は多くの優秀な広告が見えるということで、
日本最大のコピーライターの団体である
「東京コピーラーターズクラブ」の広告展に行ってきました!

【 TCC広告賞展2011 (in 汐留) 】
http://www.admt.jp/exhibition/program/2011_tcc2011.html






















▼場所は、カレッタ汐留の中です。
















入り口からすごく華やかで、いかにも大手企業が
スポンサーについているんだな、ということがわかります(笑)。

▼入口からしてお金かかってます。。
















中は一切撮影禁止になっていましたが、
展示されていたものは、現代を代表する作品や、
「広告の歴史」とも言えるような歴代の受賞作品など。。

タッチパネルで選んでみることができるため、
非常に多くの広告を見ることができます。


私が気に入った広告は・・・、

(※文章のみ)

◎ ゴキブリ用殺虫剤のポスター広告

「あいつは、あたしのからだをはいずりまわった。」

「あいつは、あの女の部屋にも出没していた。」


◎ 日本ハイヤー(タクシー会社)の求人広告

「ハローワークに通勤していた。」
48歳 元工務店勤務

「電話で年齢を伝えると、いつも募集が締め切られる。」
51歳不動産会社勤務

などなど。

その他にも、ソフトバンクのお父さんのCMライブラリー、
缶コーヒーBOSSの宇宙人ジョーンズの地球調査シリーズなどなど、
非常に多くの広告を見ることができます。

この展示会を見て勉強になることは、
「広告」を見ると、その「時代」に人々が何に
興味があったかを、鮮明に教えてくれることです。

また、「名作」と言われるような広告も多数展示されており、
非常に面白く、刺激的な展覧会でした!

そしてこの広告展の費用は・・・・なんと、無料!!

これだけの知的興奮が味わえるにも関わらず、
スポンサーの“宣伝意欲”によって(笑)、無料なので、
大満足の内容でした!


人の興味をどのようにひけばいいのか、
人に何かを伝える上で『物語』がいかに効果的か、

「広告」を学びたい方は、ぜひ汐留まで行ってみて下さい。


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http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

ストレスを発散することは大切だと思いますが、
こんな形で発散するには、私にはまだ抵抗があります。

◎ 「同時にヌードで海水浴」世界記録達成!
http://garakuta.oops.jp/wordpress/?p=3213

「赤信号、みんなで渡れば怖くない。」
「みんなが裸なら恥ずかしくない。」とはいうものの。。

私はまだまだ羞恥心を捨てられない、かっこつけのようです・・・。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年6月19日日曜日

●● おばあちゃんを魅了するお店

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┃◆2011.6.19┃ vol.31 ●● おばあちゃんを魅了するお店
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〔1〕 おばあちゃんを魅了するお店

〔2〕 きんきょー報告「 一度は地上最強を志す! 」

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〔1〕 おばあちゃんを魅了するお店
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みなさん

こんばんは。

今日は、商売において、
とっても勉強になる百貨店を視察してきました。

このお店は、「売れない時代」に新たな戦略で業績を
上げるモデル店として、カンブリア宮殿や日経ビジネスなど、
様々なメディアで取り上げられる有名店です。

みなさんこのお店、ご存知でしょうか?

◎ ダイシン百貨店
http://www.daishin-jp.com/


なぜこのお店が注目されているのか?

少し解説させて頂くと、下記のような“明確な特徴”を持ち、
突出した成果を実現しているのです。


【特徴】

・売上の半分を占めるのは、60歳以上の高齢者。
・店の戦略は「半径500メートルの住民を100%顧客にする」という、
  “超・地域密着戦略”を取っている。
・徹底しているポリシーは、
  「お客様が望む商品は、たとえ1人のためでも仕入れて陳列する」。


上記のような特徴を打ち出し、業界全体が低迷する中で、
『6年連続で経常黒字をはじき出す』という、驚異のお店が
ダイシン百貨店なのです。

私も以前から興味を持っており、本日、ついに行ってきました!

▼ダイシン百貨店【外観(正面)】





















▼ダイシン百貨店【外観(横)】
















場所は京浜東北線の「大森駅」から歩いて15分ほど。

着いたのは午前11時くらいでしたが、すでにお店は非常に
混雑していました。

▼入り口も混みあってました!
















そして、来店している客層を見てみると、確かに半数以上が
「60歳以上」ということが実感できます。

おじいちゃん・おばあちゃんばっかり。。

それ以外に変わったところは・・・一見、特にありません。
そう、普通のスーパーと同じような店内なのです。

▼レジも多くの人で並んでました。
















▼2階のバック売り場。
















▼言うなれば「巣鴨」のような売り場です。。
















▼畳や家庭菜園の道具も売ってます。
















▼家具もニトリのごとく置いていました。
















▼なぜか屋上には「足湯カフェ」があります。














しかし、1~5階まで店内を細かく見てみると、
いくつか“微差”ともいえる違いを発見できました。


その“微差”とは・・・、

◎ 低い位置に商品が陳列されている。

食料品や、衣料品・雑貨など、全ての商品の陳列が、
高齢の方に「見やすい・取りやすい」を意識している
ことがわかります。

また店全体として、店員の数が多いと感じました。
おそらく、わからないことがあればすぐに店員に聴くことが
できる位置に配置しているのだと思います。


◎ かなり昔の商品が多く並んでいる。

いまでは「まだ売ってるの?」と思うような電気製品、
キッチン用品などが売られています。

なんでだろう・・・?と思って調べてみると、
これも高齢者の方々にニーズがあるとのこと。

最新式の商品だと使いこなせない高齢者には、
性能が劣っていても、昔の商品の方が「欲しい商品」である、
という「お客様目線」が、そこにあったのです。


◎ 店員がお客様と親しく話している。高齢者の対応に慣れている。

高齢者の方々がいま最も求めているのは、
「安さ」「品数」はもちろんですが、やはり「コミュニティ」では
ないでしょうか。

行けば、知っている人と会える、元気になれる、
そんな日々の生活に密着した、地域密着型の店舗ならではの
対応を重視している姿勢が見られました。

その地域の人を雇用し、その知り合いが来店し、
自然と「コミュニティ」となる。

「無縁社会」と言われるいまの社会に、最も欠けていて、
最も必要な機能かもしれません。。


以上が、私が感じた他のお店とは違う“微差”でした。

このお店に行って最も学べたことは、
「自社のお客様は誰か?」という『質問』に対する
『答え』をハッキリと出しておく重要性です。

その『答え』を、働く人全員がわかっていれば、

・どんなサービスが必要か、
・どんな物の配置にすべきか、
・どんな話をすればいいか、

という「自分の仕事」に対する回答を自然と出すことができ、
現場の動きに迷いを失くすことができる、と思ったのです。

そして、スタッフがそれぞれ「自分の仕事」に対して出した
回答が上記で紹介した“微差”となり、それが集まって他店との
大きな差別化となる・・・。

素晴らしいお店の作り方だと感じました。

また同時に、「自分の仕事」に対する回答が見つけられることで
省ける無駄をコスト計算してみると、おそらく莫大な数字になるはず。

それほど、「自社のお客様は誰か?」という質問に対する
答えは、事業の根幹に関わる問題なのでしょう。

いままでの「物を作れば売れる時代」には、お客様とは、
「できる限り多くの人」「不特定多数の大衆」だったのだと思います。

しかし、もうその時代は終わった。

それよりも、自分の隣にいる・顔の見える人達に
本当に喜んでもらうには、どんな商品・サービスがよいのか?

そんな【商売の変化】を肌で感じることができました。


顧客への真摯な姿勢を貫いているお店を体験して、
腹黒い私は(笑)、

なぜか励まされたような気持ちになりました。

こういう仕事の仕方が、今後増えてくるといいですね。。
自分の仕事にも、活かしていきたいと思います。


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〔2〕 きんきょー報告「 一度は地上最強を志す! 」
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突然ですが、この言葉は男にとって真実です。

「地上最強を目指して何が悪い!!!人として生まれ、
   男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志す!

   地上最強など一瞬たりとも夢見たことがない!
   そんな男は一人としてこの世に存在しない!それが心理だ!」

~グラップラー刃牙より~

そう、男にとって“最強”という称号は、
“憧れの存在”と同義なのです。

私は高校生の時に格闘技にはまり、大学生になってから
サークルにも所属せずに、ボクシング・キックボクシング・グレイ
シー柔術を学びました。

社会人になってジムには通えませんが、毎日格闘技のサイトを
チェックする自分を客観的に見ると、やはり格闘技には
本能的に男を惹きつける何かがあるのです・・・。

前置きが長くなりましたが(笑)、そんな男としての本能を
思い起こすために、先日知り合いのジムに遊びに行ってきました!


◎ ポゴナクラブジム 東大和総合格闘技練習スタジオ
http://www.triad-soft.com/pogona/higashiyamato/

※なぜトップページで熊がお尻を振って踊っているのかは
   わかりません(笑)。

▼ポゴナクラブは地下にあります。





















じつはここで柔術を教えている講師の方と、
いまの仕事で知り合うことができ、格闘技の話で
すっかり意気投合。

仕事の話そっちのけで、PRIDEの歴史や、
グレイシー柔術について語っている内に、すっかり仲良く
なってしまったのです。

いやぁ~、人生何が役に立つかわかりませんね(笑)。

このジムでは柔術クラスは平日21:00~22:30に開かれており、
約6年ぶりくらいに寝技で汗を流してきました!

▼ジム内はとても広く、存分に動けます。
















▼サンドバックもあります。叩くと超!気持ちいいです。
















▼これはマウントポジションの練習用です。
















「久しぶりに動いて、気持ちよかった!」
と、言いたいところですが・・・。

ジムに入れば、そこは格闘技の世界。
勝負の世界に、甘えは許されません。

技を習った後は、本番さながらのスパーリング。
殺るか、殺られるかの勝負が繰り広げられました。

今回は3回ほどスパーリングをさせてもらったのですが、
対戦結果は・・・惨敗。。

三角締めで、絞められました。
腕十字で極められました。
アキレス固めで痛めつけられました。

もう非の打ちどころのない惨敗。
終わったころにはもうヘロヘロで、家に帰るのがやっとでした。。

まぁ、その悔しさは置いておいて、スポーツで思いっきり
汗を流すと、

その日の夜がぐっすり眠れる、
日々のイライラ、ストレスが解消できる、
次の日の頭の回転が早くなる、

という副次効果が沢山あることを体感しました!

今後も、夜スポーツをしたいなぁ、と思わず考えてしまいました。
私と一緒に格闘技を始めたい方は、ぜひ声をかけて下さい!(笑)


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今回は以上です。

つい先ほどまで、休日の締めくくりとして、この動画を見て
爆笑していました。どうやら日本は不思議の国のようです。

少し長いですが、内容は必ず笑ってしまうことを保証します!

◎ ラーメンズ - 不思議の国のニポン(23分26秒)
http://www.youtube.com/watch?v=1URZaFS09-8

※とりあえず最初の5分を見てみて下さい!

お笑いはあまり見ない私ですが、
ラーメンズは何度見ても世界観があって、面白い。

私もこれくらい、独自の境地を作りたいです(笑)。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。


2011年6月12日日曜日

●● ゴンに学ぶ「怒りを知る」

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┃◆2011.6.12┃ vol.30 ●● ゴンに学ぶ「怒りを知る」
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〔1〕 ゴンに学ぶ「怒りを知る」

〔2〕 きんきょー報告「 漆黒の狂気を体感 『 BLACK SWAN 』 」

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〔1〕 ゴンに学ぶ「怒りを知る」
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みなさん

こんばんは。

突然ですが、この台詞を知っていますか?

『人を知るには、
   その人が何に対して“怒り”を感じるかを知れ。』


この台詞は、週間少年ジャンプに連載中(休載?)の、
「HUNTER×HUNTER」の主人公ゴンの言葉。

◎ 「HUNTER×HUNTER」
http://www.j-hunterhunter.com/

私はこの台詞を読んだ時、とても感銘を受けたことを覚えています。

おそらくその理由は、私の感性の深い部分で、
この言葉が真実に近いことを感じたからだと思います。

先週も書きましたが、イライラしたり、怒りの感情が
表に出る仕事・日常をなんとか学びに変えられないかと考えた時、
ふと上記の言葉を思い出しました。


ということで、

いまの私の最重要課題である、「自分の価値観を知る」
ためには、この言葉がヒントになりそうだと思い、
自分が“怒り”を感じることを洗い出してみました。

・・・みなさんと共通点はあるでしょうか?

ぜひご参考下さい。

====================================================

◎ 私が“怒り”を感じること・人

(1) 突然・強制的に・無意味に自分の時間を取られること。
(2) 「人の為」と言いながら自分の利益をむさぼる行動をする人
(3) 現場を見ない・何もしない人に批判・中傷をされること。
(4) 人の成果を自分のものにしてしまう人。
(5) お金の約束にルーズな人。
(6) 口先ばかり、上から目線、自己正当化が強い人(・・・自分 笑)。

====================================================

いま思いつくことは上記の通りです。

書き出してみると、今まで一緒の職場で働いた人達が、
自分に価値感を発見する機会を頂いているような
気すらしてきます・・・。

また、おそらく1つ1つの項目の裏に、
「私が大切にしている価値観」や「コンプレックス」が、
たっぷりと入っており、深堀すると大変そうです(笑)。

その中でも、
私が最近、特に頻繁に“怒り”を感じるたことが、
(1)【時間】を奪われることです。

今週も、金曜日くらいに怒り狂っていました(汗)。

もちろん会社という組織にいたら、
「無駄な会議」「付き合い」なども、仕事の内であるという
ことは認識しているつもりなのですが・・・。

それでも、私は「自分の時間」を人に突然・強制的に、
無意味なことに対して奪われることに、“怒り”を
抑えることができません。。

これは、ずっと昔から変わっていないのです。


なぜでしょうか・・・?

おそらく、
「1人の時間が必要な人間だから」
「次の行動への準備・段取りを重要視しているから」
などの理由も当てはまると思います。

しかし、最も大きな原因は、
『時間とは何か?』という質問に対する答えを、
自分なりに大切にしているからだと思います。

私なりの『時間とは何か?』に対する回答は・・・、

時間とは『“命”そのもの』であり、
『唯一全ての人に“平等”であるもの』です。


私は現在28歳。

幸せなことに、生活の中で「死」を身近に感じることは少ない
ですが、それでも意識する必要性を感じていることに、
「自分の時間は有限である」ということがあります。

『自分が所有している時間』は、いまも徐々に減っていて、
それは自分の『命』が減っていることと、同義だと思うのです。

それを無意味なことに、他人の意図で、突然奪われることには、
やはり今後も強い“怒り”を覚えると思います。


また、もう1つは、
【時間】は唯一全ての人に平等であるもの、とも思っています。

私は、「全ての人類は平等である」
などという理想・幻想はまったく信じていません。

逆に、多くの部分で人は不平等だと思います。
(生まれる国、地域、家庭などなど。)

しかし、時間だけは、私にとっても他の人にとっても、
1分は1分、1年は1年だし、10年は10年という、
等しく、平等に与えられたものだと思います。

それを自分の人生における『最大の資源』だと認識し、
何に使うか?を自分で決断し、人生の舵を取っていく必要がある。

それこそが、人生の中で最も重要な意思決定なのではないか?
と思っているのです。

もちろんその【時間】を差し出すことで、現在お金を得ている
事実は認めざるを得ませんが、“度を過ぎた”他人の時間への
干渉はすべきでないと、強く思っています。


最近の体験から、より強く、
【時間】に対する価値観が固まってきました。


これから大切なのは、今回の【時間】と同じくらい、
自分の価値観を明確にしていくことと、自分が“怒り”を感じる
行動を他人にとらないようにすることですね(笑)。

(特に上から目線とか・・・ 汗)

感情が大きく動く時には、その裏に自分の大切な価値観がある。

今後も「自分が大切にしている価値観」を発見し、
『ずっと大切にし続けるもの』と『手放すもの』を明確に
していきたいと思います。


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〔2〕 きんきょー報告「 漆黒の狂気を体感 『 BLACK SWAN 』 」
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今回は、いま話題の映画を見に行ってきました。

この映画を選んだ理由は、予告編に見た『言葉』に魅かれたからです。

「純白の野心」
「豪華な悪夢」
「心の闇」
「悪の分身」
そして、「漆黒の狂気」。

これらの言葉が、キレイな理想よりもダークサイドに興味が
ある私の好みだったのです(笑)。

もうすでに見た方もいるかと思いますが、
主役を務めたナタリー・ポートマンがアカデミー賞で
主演女優賞に輝き、非常に注目されているこの映画です。

◎ ブラック・スワン
http://movies2.foxjapan.com/blackswan/






















物語は、バレエを舞台にした心理サスペンス。

主人公の内気なバレリーナが、大役に抜擢されたプレッシャー
から少しずつ心のバランスを崩していく様子を、映像の効果も
使って丁寧に描いています。

この映画を見た感想としては、物語が面白い!と、いうよりは、
主人公の心理的な状況を上手に、刺激的に、そして破壊的に
映像化した作品で、とても見応えがありました。

特に私が印象的だったのは、

黒鳥の妖艶さを纏う過激なシーン、
コンプレックスに打ち勝とうともがく姿、
完璧さを追求して役に入りこんでいく執着と狂気、

などなど。

ホラーの要素も含んでいるので、驚くようなシーンや、
ドキッとさせられるシーン、痛々しいシーンなどが多いため、
心の準備も必要です。

私は痛々しくて、3回くらい目を背けてしまいました。。。

また最後は、現実と虚構の境目がわからなくなった
主人公による壮絶な舞台シーン。

美しくもあり、悲しくもある、演じるナタリー・ポートマンの
迫力が感じられる舞台となっていました。

一つの芸術に没頭した、人間の境地が垣間見えます。
嫉妬や恋愛も絡むため、女性の方にはとても面白い映画だと思います。

ぜひみなさん、
心の準備をしてぜひ見に行ってみて下さい。


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今回は以上です。

最後に・・・今日は昼から新宿を歩いていたのですが、
ランチで行ったお店がとっても気に入りました。

このお店は、
そば粉で作ったクレープ“ガレット”専門店なのです。

◎ ブレッツ カフェ クレープリー 新宿タカシマヤ店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13039529/

※教えて頂いたMさん、ありがとうございました!!

▼座った場所もテラス席で、思わず長居してしまいました。。
















▼今日食べたのは、コンプレット・シャンピニオン。
















▼デザートはクレープ・グラッセ・ブレストワーズ。
















なんといってもクレープの皮がモッチモチで、甘い物が好きな
私にはピッタリでした!新宿でランチやおやつに困ったら、
ぜひ行ってみて下さい。


それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年6月5日日曜日

●● イライラを整えた1週間。。

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┃◆2011.6.05┃ vol.29 ●● イライラを整えた1週間。。
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〔1〕 イライラを整えた1週間。。

〔2〕 きんきょー報告「 江戸を見て・知って・遊ぶ。 」

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〔1〕 イライラを整えた1週間。。
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みなさん

こんばんは。

この間のアンケートの反省を踏まえて、今回から
「メルマガの文章量を少なくするプロジェクト」
を始めました。

具体的には、この冒頭で書いている
無駄な雑談を辞める、というだけです(笑)。

今後は「短くてわかりやすい」「楽しくて役に立つ」
メルマガを目指しますので、よろしくお願いします。

今回は、今週のイライラと「心を整える」ことについて、
お伝えしようと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。


突然ですが、私、今週は本当にイライラしていました(笑)。
毎日、何かしら怒っていたような気がします。。

その原因は、事務所の引越。

いま働いている会社の事務所が、
【渋谷】⇒【原宿】に移転をしたのですが、その引越作業と
通常業務で非常に慌ただしい日々を過ごしていたのです。

引越作業をしていると、どうしても頭の切り替えに
時間がかかり、お客様との約束や期限を破ってしまうことが
あったりして、どうしてもイライラが・・・。


しかし、

実はそんな時に、とてもピッタリな本を読んでいました。

私には、すっかりお気に入りの本になったので、
みなさまにもご紹介させて頂きます。

◎ 『心を整える。』 長谷部 誠・著
http://www.amazon.co.jp/dp/4344019628






















著者のことをご存じの方も多いかと思いますが、
弱冠27歳でワールドカップ日本代表のキャプテンを務め、
いまもドイツで活躍している長谷部選手の本です。

この本、私はとても共感するところが多かったです。

まずなんといっても、タイトルがいい。

心を「強くする」とか「磨く」ではなく、
『整える』という言葉を使った彼のセンスが私の感性の
“ど真ん中”を射抜き、思わず買ってしまいました。

そして読んでみると、サッカー(仕事)に対する姿勢と、
自分の『心のコンディション』をどう保つか、という点で
普段の仕事にも参考になることがとても多かったです。


一部をご紹介すると・・・、

◎ どんなに忙しくても、1日の夜にベッドの上で寝ずに
    「心を鎮める30分」を持つ。
◎ 大一番で力を発揮するためは、平穏に夜を過ごし、睡眠を
     しっかりと取る、というシンプルな習慣を守る。
◎ 遅刻をすると、「心」と「体」の準備ができない。
     そうすると、100%の力が出せず、努力が無駄になってしまう。
◎ 自分と向き合うために、孤独な時間を作る。
     ひとりで温泉に行くのも、自分と向き合うため。
◎ いい言葉・力が出る言葉はノートに書き留める。


などなど、自分の普段のコンディションを保つための、
当たり前でシンプルだけど、大切な習慣がいくつも載っていました。

その誠実さと真摯さに、思わず背筋が伸びる本です。

特に、長谷部選手のような『特定の才能に長けていない選手』が
高いパフォーマンスを追求する中で、いかに自分の
『心のコンディション』を大切にしているかが参考になりました。

「身体」は怪我をすればわかりますが、
「心」は状態が悪くてもなかなか気づくことができません。

しかし、その「心」を積極的にケアし、大切にし、
サッカーへの取り組みに反映させている姿に、とても共感しました。


おそらくその“共感”の理由は、
私も自分の「心のコンディション」によって、
仕事が非常に左右されやすいタイプの人間だからです。

引越でムカつく指示があったらなかなか作業に入らないし、
納得のいかない業務は最後の最後までやらない(笑)。

そう、
私は【行動のスピード】が【心の抵抗値】に直結しており、
態度に表れやすい人間なのです。。

例えば、先週のようにメルマガが1日遅れただけで、
私の『心のコンディション』はボロボロで、仕事の生産性は
かなり落ちます。。(1日中、気になって仕方がない。)


しかし、
私にとっての『心のコンディション』を整える作業でもある、

睡眠をしっかりとる、
1日をノートにまとめる、
ブログを書く、
(日曜は)メルマガを発行する、
次の日にやることの準備をする、

ことができた次の日の仕事は、非常にはかどります。

ですが、日々の自分の『心のコンディション』は
なかなか数値化されないので、軽視されがちです。

しかし、仕事がすすまない時は、もしかしたら
『心のコンディション』が落ちている時なのかもしれません。

なかなか大切にする機会がありませんが、
少しでも自分の『心のコンディション』を良くする行動を
思いだし、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

下の「きんきょー報告」にもありますが、
今後、私も積極的に『心のコンディション』を整えたいと思います。


ただ・・・最近、家庭がある方と話をしてつくづく思うのは、
『心のコンディション』を整えるための、『自分の時間』を
取れるありがたさ。

家庭があると、そうはいかないですからね・・・。

みなさんもいまの立場上、時間を取れる方は、
この贅沢な『自分だけの時間』を、大切にしてみて下さい。


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〔2〕 きんきょー報告「 江戸を見て・知って・遊ぶ。 」
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先週も少し出てきましたが、私の父の話を。

私の父は歴史が大好きで、本も沢山読んでいるし、
美術館・博物館なども大好き。その父がこの数年をかけて
取り組んでいるのが、この検定です。

◎ 江戸文化歴史検定
http://edoken.shopro.co.jp/

何やらこの検定はえらく難しく、
1級の合格率が1.7%という異常な数字なのです。

(毎年1000人くらい受けて、受かるのは20人くらい。。)

その息子である私が、
江戸のことを何も知らないわけにもいかないなぁ・・・、

ということで、今回はその『江戸』を学び、遊び、
イライラした気分をスッキリさせるために、こちらに行ってきました!


◎ 江戸東京博物館
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/

◎ 両国湯屋 江戸遊
http://www.edoyu.com/ryougoku/index.html


まず行ったのは「江戸東京博物館」。

ここは何といってもデカイ。バカデカイ。

1回では全ての作品を見ることができないくらい、
江戸時代の生活に密着した展示品が沢山ありました。

また、展示品と一緒に江戸時代の解説や、
大型模型による生活の再現など、多くの知識を
仕入れることができます。

しかもなんと、この博物館は入場料が600円!という
お値打ち価格なのです。これは、安いですよ。

歴史が好きな方はぜひ行ってみて下さい。

↓外観だけ見ても、すごい建物です。
















↓中に入ると江戸のお土産が・・・。
















↓模型で江戸の街並みがわかります。
















↓これは江戸時代の消防隊が使っていた「纏(まとい)」。





















↓江戸時代の「絵画屋」もありました!
















↓肥桶を持ち上げることができます。
















↓歌舞伎の舞台もありました!
















※写真の許可が出ているものだけ取ってきました。


そして次に行ったのは「江戸東京博物館」から
徒歩3分ほどの場所にある「両国湯屋 江戸遊」。

私は【岩盤浴】に入ると、体も軽くなるし、心もすっきりして、
『心のコンディション』を整えるのに最適なのです。

(・・・単に岩盤浴が好きなだけです 笑)

ここの岩盤浴を体験した感想は・・・すっごくいい。
ここはいいですよ~。

他の岩盤浴と違うのは、湿度がそこまで高くないこと。

入った瞬間に「あれ?あまり暑くない??」と思ったのですが、
その温度設定が丁度よく、少しするとぐっすり寝てしまいました。

そして起きてみると、汗びっしょり。。

服が重くなるほど汗をかいていて、汗と一緒に
悪い感情もスッキリ流すことができた気がします。


↓「江戸東京博物館」からすぐ近くにあります!
















↓もちろん風呂の背景には富士山が。












↓なんといっても岩盤浴(白珪房)が気持ちいです!


















「両国湯屋 江戸遊」の岩盤浴は、
心を整えるにはピッタリの場所だと思います。

この2つを体験できる両国は、かなりお得な町だと思います。
最近心が乱れがちな人は、ぜひ行ってみて下さい。


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今回は以上です。

私は基本的に、何か一つの技術を突き詰めて
極めている人が大好きです。

それは、どんな分野だろうと変わりありません。

それが例え単なる商品の梱包だろうとも。(16秒)
http://www.youtube.com/watch?v=fS65yyw-zec

これも十分、かっこいいですよ。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。