2011年6月19日日曜日

●● おばあちゃんを魅了するお店

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┃◆2011.6.19┃ vol.31 ●● おばあちゃんを魅了するお店
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〔1〕 おばあちゃんを魅了するお店

〔2〕 きんきょー報告「 一度は地上最強を志す! 」

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〔1〕 おばあちゃんを魅了するお店
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みなさん

こんばんは。

今日は、商売において、
とっても勉強になる百貨店を視察してきました。

このお店は、「売れない時代」に新たな戦略で業績を
上げるモデル店として、カンブリア宮殿や日経ビジネスなど、
様々なメディアで取り上げられる有名店です。

みなさんこのお店、ご存知でしょうか?

◎ ダイシン百貨店
http://www.daishin-jp.com/


なぜこのお店が注目されているのか?

少し解説させて頂くと、下記のような“明確な特徴”を持ち、
突出した成果を実現しているのです。


【特徴】

・売上の半分を占めるのは、60歳以上の高齢者。
・店の戦略は「半径500メートルの住民を100%顧客にする」という、
  “超・地域密着戦略”を取っている。
・徹底しているポリシーは、
  「お客様が望む商品は、たとえ1人のためでも仕入れて陳列する」。


上記のような特徴を打ち出し、業界全体が低迷する中で、
『6年連続で経常黒字をはじき出す』という、驚異のお店が
ダイシン百貨店なのです。

私も以前から興味を持っており、本日、ついに行ってきました!

▼ダイシン百貨店【外観(正面)】





















▼ダイシン百貨店【外観(横)】
















場所は京浜東北線の「大森駅」から歩いて15分ほど。

着いたのは午前11時くらいでしたが、すでにお店は非常に
混雑していました。

▼入り口も混みあってました!
















そして、来店している客層を見てみると、確かに半数以上が
「60歳以上」ということが実感できます。

おじいちゃん・おばあちゃんばっかり。。

それ以外に変わったところは・・・一見、特にありません。
そう、普通のスーパーと同じような店内なのです。

▼レジも多くの人で並んでました。
















▼2階のバック売り場。
















▼言うなれば「巣鴨」のような売り場です。。
















▼畳や家庭菜園の道具も売ってます。
















▼家具もニトリのごとく置いていました。
















▼なぜか屋上には「足湯カフェ」があります。














しかし、1~5階まで店内を細かく見てみると、
いくつか“微差”ともいえる違いを発見できました。


その“微差”とは・・・、

◎ 低い位置に商品が陳列されている。

食料品や、衣料品・雑貨など、全ての商品の陳列が、
高齢の方に「見やすい・取りやすい」を意識している
ことがわかります。

また店全体として、店員の数が多いと感じました。
おそらく、わからないことがあればすぐに店員に聴くことが
できる位置に配置しているのだと思います。


◎ かなり昔の商品が多く並んでいる。

いまでは「まだ売ってるの?」と思うような電気製品、
キッチン用品などが売られています。

なんでだろう・・・?と思って調べてみると、
これも高齢者の方々にニーズがあるとのこと。

最新式の商品だと使いこなせない高齢者には、
性能が劣っていても、昔の商品の方が「欲しい商品」である、
という「お客様目線」が、そこにあったのです。


◎ 店員がお客様と親しく話している。高齢者の対応に慣れている。

高齢者の方々がいま最も求めているのは、
「安さ」「品数」はもちろんですが、やはり「コミュニティ」では
ないでしょうか。

行けば、知っている人と会える、元気になれる、
そんな日々の生活に密着した、地域密着型の店舗ならではの
対応を重視している姿勢が見られました。

その地域の人を雇用し、その知り合いが来店し、
自然と「コミュニティ」となる。

「無縁社会」と言われるいまの社会に、最も欠けていて、
最も必要な機能かもしれません。。


以上が、私が感じた他のお店とは違う“微差”でした。

このお店に行って最も学べたことは、
「自社のお客様は誰か?」という『質問』に対する
『答え』をハッキリと出しておく重要性です。

その『答え』を、働く人全員がわかっていれば、

・どんなサービスが必要か、
・どんな物の配置にすべきか、
・どんな話をすればいいか、

という「自分の仕事」に対する回答を自然と出すことができ、
現場の動きに迷いを失くすことができる、と思ったのです。

そして、スタッフがそれぞれ「自分の仕事」に対して出した
回答が上記で紹介した“微差”となり、それが集まって他店との
大きな差別化となる・・・。

素晴らしいお店の作り方だと感じました。

また同時に、「自分の仕事」に対する回答が見つけられることで
省ける無駄をコスト計算してみると、おそらく莫大な数字になるはず。

それほど、「自社のお客様は誰か?」という質問に対する
答えは、事業の根幹に関わる問題なのでしょう。

いままでの「物を作れば売れる時代」には、お客様とは、
「できる限り多くの人」「不特定多数の大衆」だったのだと思います。

しかし、もうその時代は終わった。

それよりも、自分の隣にいる・顔の見える人達に
本当に喜んでもらうには、どんな商品・サービスがよいのか?

そんな【商売の変化】を肌で感じることができました。


顧客への真摯な姿勢を貫いているお店を体験して、
腹黒い私は(笑)、

なぜか励まされたような気持ちになりました。

こういう仕事の仕方が、今後増えてくるといいですね。。
自分の仕事にも、活かしていきたいと思います。


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〔2〕 きんきょー報告「 一度は地上最強を志す! 」
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突然ですが、この言葉は男にとって真実です。

「地上最強を目指して何が悪い!!!人として生まれ、
   男として生まれたからには誰だって一度は地上最強を志す!

   地上最強など一瞬たりとも夢見たことがない!
   そんな男は一人としてこの世に存在しない!それが心理だ!」

~グラップラー刃牙より~

そう、男にとって“最強”という称号は、
“憧れの存在”と同義なのです。

私は高校生の時に格闘技にはまり、大学生になってから
サークルにも所属せずに、ボクシング・キックボクシング・グレイ
シー柔術を学びました。

社会人になってジムには通えませんが、毎日格闘技のサイトを
チェックする自分を客観的に見ると、やはり格闘技には
本能的に男を惹きつける何かがあるのです・・・。

前置きが長くなりましたが(笑)、そんな男としての本能を
思い起こすために、先日知り合いのジムに遊びに行ってきました!


◎ ポゴナクラブジム 東大和総合格闘技練習スタジオ
http://www.triad-soft.com/pogona/higashiyamato/

※なぜトップページで熊がお尻を振って踊っているのかは
   わかりません(笑)。

▼ポゴナクラブは地下にあります。





















じつはここで柔術を教えている講師の方と、
いまの仕事で知り合うことができ、格闘技の話で
すっかり意気投合。

仕事の話そっちのけで、PRIDEの歴史や、
グレイシー柔術について語っている内に、すっかり仲良く
なってしまったのです。

いやぁ~、人生何が役に立つかわかりませんね(笑)。

このジムでは柔術クラスは平日21:00~22:30に開かれており、
約6年ぶりくらいに寝技で汗を流してきました!

▼ジム内はとても広く、存分に動けます。
















▼サンドバックもあります。叩くと超!気持ちいいです。
















▼これはマウントポジションの練習用です。
















「久しぶりに動いて、気持ちよかった!」
と、言いたいところですが・・・。

ジムに入れば、そこは格闘技の世界。
勝負の世界に、甘えは許されません。

技を習った後は、本番さながらのスパーリング。
殺るか、殺られるかの勝負が繰り広げられました。

今回は3回ほどスパーリングをさせてもらったのですが、
対戦結果は・・・惨敗。。

三角締めで、絞められました。
腕十字で極められました。
アキレス固めで痛めつけられました。

もう非の打ちどころのない惨敗。
終わったころにはもうヘロヘロで、家に帰るのがやっとでした。。

まぁ、その悔しさは置いておいて、スポーツで思いっきり
汗を流すと、

その日の夜がぐっすり眠れる、
日々のイライラ、ストレスが解消できる、
次の日の頭の回転が早くなる、

という副次効果が沢山あることを体感しました!

今後も、夜スポーツをしたいなぁ、と思わず考えてしまいました。
私と一緒に格闘技を始めたい方は、ぜひ声をかけて下さい!(笑)


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http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

つい先ほどまで、休日の締めくくりとして、この動画を見て
爆笑していました。どうやら日本は不思議の国のようです。

少し長いですが、内容は必ず笑ってしまうことを保証します!

◎ ラーメンズ - 不思議の国のニポン(23分26秒)
http://www.youtube.com/watch?v=1URZaFS09-8

※とりあえず最初の5分を見てみて下さい!

お笑いはあまり見ない私ですが、
ラーメンズは何度見ても世界観があって、面白い。

私もこれくらい、独自の境地を作りたいです(笑)。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。


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