2011年6月12日日曜日

●● ゴンに学ぶ「怒りを知る」

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┃◆2011.6.12┃ vol.30 ●● ゴンに学ぶ「怒りを知る」
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〔1〕 ゴンに学ぶ「怒りを知る」

〔2〕 きんきょー報告「 漆黒の狂気を体感 『 BLACK SWAN 』 」

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〔1〕 ゴンに学ぶ「怒りを知る」
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みなさん

こんばんは。

突然ですが、この台詞を知っていますか?

『人を知るには、
   その人が何に対して“怒り”を感じるかを知れ。』


この台詞は、週間少年ジャンプに連載中(休載?)の、
「HUNTER×HUNTER」の主人公ゴンの言葉。

◎ 「HUNTER×HUNTER」
http://www.j-hunterhunter.com/

私はこの台詞を読んだ時、とても感銘を受けたことを覚えています。

おそらくその理由は、私の感性の深い部分で、
この言葉が真実に近いことを感じたからだと思います。

先週も書きましたが、イライラしたり、怒りの感情が
表に出る仕事・日常をなんとか学びに変えられないかと考えた時、
ふと上記の言葉を思い出しました。


ということで、

いまの私の最重要課題である、「自分の価値観を知る」
ためには、この言葉がヒントになりそうだと思い、
自分が“怒り”を感じることを洗い出してみました。

・・・みなさんと共通点はあるでしょうか?

ぜひご参考下さい。

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◎ 私が“怒り”を感じること・人

(1) 突然・強制的に・無意味に自分の時間を取られること。
(2) 「人の為」と言いながら自分の利益をむさぼる行動をする人
(3) 現場を見ない・何もしない人に批判・中傷をされること。
(4) 人の成果を自分のものにしてしまう人。
(5) お金の約束にルーズな人。
(6) 口先ばかり、上から目線、自己正当化が強い人(・・・自分 笑)。

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いま思いつくことは上記の通りです。

書き出してみると、今まで一緒の職場で働いた人達が、
自分に価値感を発見する機会を頂いているような
気すらしてきます・・・。

また、おそらく1つ1つの項目の裏に、
「私が大切にしている価値観」や「コンプレックス」が、
たっぷりと入っており、深堀すると大変そうです(笑)。

その中でも、
私が最近、特に頻繁に“怒り”を感じるたことが、
(1)【時間】を奪われることです。

今週も、金曜日くらいに怒り狂っていました(汗)。

もちろん会社という組織にいたら、
「無駄な会議」「付き合い」なども、仕事の内であるという
ことは認識しているつもりなのですが・・・。

それでも、私は「自分の時間」を人に突然・強制的に、
無意味なことに対して奪われることに、“怒り”を
抑えることができません。。

これは、ずっと昔から変わっていないのです。


なぜでしょうか・・・?

おそらく、
「1人の時間が必要な人間だから」
「次の行動への準備・段取りを重要視しているから」
などの理由も当てはまると思います。

しかし、最も大きな原因は、
『時間とは何か?』という質問に対する答えを、
自分なりに大切にしているからだと思います。

私なりの『時間とは何か?』に対する回答は・・・、

時間とは『“命”そのもの』であり、
『唯一全ての人に“平等”であるもの』です。


私は現在28歳。

幸せなことに、生活の中で「死」を身近に感じることは少ない
ですが、それでも意識する必要性を感じていることに、
「自分の時間は有限である」ということがあります。

『自分が所有している時間』は、いまも徐々に減っていて、
それは自分の『命』が減っていることと、同義だと思うのです。

それを無意味なことに、他人の意図で、突然奪われることには、
やはり今後も強い“怒り”を覚えると思います。


また、もう1つは、
【時間】は唯一全ての人に平等であるもの、とも思っています。

私は、「全ての人類は平等である」
などという理想・幻想はまったく信じていません。

逆に、多くの部分で人は不平等だと思います。
(生まれる国、地域、家庭などなど。)

しかし、時間だけは、私にとっても他の人にとっても、
1分は1分、1年は1年だし、10年は10年という、
等しく、平等に与えられたものだと思います。

それを自分の人生における『最大の資源』だと認識し、
何に使うか?を自分で決断し、人生の舵を取っていく必要がある。

それこそが、人生の中で最も重要な意思決定なのではないか?
と思っているのです。

もちろんその【時間】を差し出すことで、現在お金を得ている
事実は認めざるを得ませんが、“度を過ぎた”他人の時間への
干渉はすべきでないと、強く思っています。


最近の体験から、より強く、
【時間】に対する価値観が固まってきました。


これから大切なのは、今回の【時間】と同じくらい、
自分の価値観を明確にしていくことと、自分が“怒り”を感じる
行動を他人にとらないようにすることですね(笑)。

(特に上から目線とか・・・ 汗)

感情が大きく動く時には、その裏に自分の大切な価値観がある。

今後も「自分が大切にしている価値観」を発見し、
『ずっと大切にし続けるもの』と『手放すもの』を明確に
していきたいと思います。


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〔2〕 きんきょー報告「 漆黒の狂気を体感 『 BLACK SWAN 』 」
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今回は、いま話題の映画を見に行ってきました。

この映画を選んだ理由は、予告編に見た『言葉』に魅かれたからです。

「純白の野心」
「豪華な悪夢」
「心の闇」
「悪の分身」
そして、「漆黒の狂気」。

これらの言葉が、キレイな理想よりもダークサイドに興味が
ある私の好みだったのです(笑)。

もうすでに見た方もいるかと思いますが、
主役を務めたナタリー・ポートマンがアカデミー賞で
主演女優賞に輝き、非常に注目されているこの映画です。

◎ ブラック・スワン
http://movies2.foxjapan.com/blackswan/






















物語は、バレエを舞台にした心理サスペンス。

主人公の内気なバレリーナが、大役に抜擢されたプレッシャー
から少しずつ心のバランスを崩していく様子を、映像の効果も
使って丁寧に描いています。

この映画を見た感想としては、物語が面白い!と、いうよりは、
主人公の心理的な状況を上手に、刺激的に、そして破壊的に
映像化した作品で、とても見応えがありました。

特に私が印象的だったのは、

黒鳥の妖艶さを纏う過激なシーン、
コンプレックスに打ち勝とうともがく姿、
完璧さを追求して役に入りこんでいく執着と狂気、

などなど。

ホラーの要素も含んでいるので、驚くようなシーンや、
ドキッとさせられるシーン、痛々しいシーンなどが多いため、
心の準備も必要です。

私は痛々しくて、3回くらい目を背けてしまいました。。。

また最後は、現実と虚構の境目がわからなくなった
主人公による壮絶な舞台シーン。

美しくもあり、悲しくもある、演じるナタリー・ポートマンの
迫力が感じられる舞台となっていました。

一つの芸術に没頭した、人間の境地が垣間見えます。
嫉妬や恋愛も絡むため、女性の方にはとても面白い映画だと思います。

ぜひみなさん、
心の準備をしてぜひ見に行ってみて下さい。


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今回は以上です。

最後に・・・今日は昼から新宿を歩いていたのですが、
ランチで行ったお店がとっても気に入りました。

このお店は、
そば粉で作ったクレープ“ガレット”専門店なのです。

◎ ブレッツ カフェ クレープリー 新宿タカシマヤ店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1304/A130403/13039529/

※教えて頂いたMさん、ありがとうございました!!

▼座った場所もテラス席で、思わず長居してしまいました。。
















▼今日食べたのは、コンプレット・シャンピニオン。
















▼デザートはクレープ・グラッセ・ブレストワーズ。
















なんといってもクレープの皮がモッチモチで、甘い物が好きな
私にはピッタリでした!新宿でランチやおやつに困ったら、
ぜひ行ってみて下さい。


それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

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