2011年7月31日日曜日

●● 「心の準備」のために。

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┃◆2011.7.31┃ vol.37 ●● 「心の準備」のために。
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〔1〕 「心の準備」のために。

〔2〕 きんきょー報告「 【おススメ!】たんぽぽオムライス 」

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〔1〕 「心の準備」のために。
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みなさん

こんばんは。

先週までは「ノートを書く」という長編にお付き合い
頂きましたが、今回からは新しいテーマに突入します。

しかも、今回も長くなりそうです。。
読んでいるみなさま、がんばってください(笑)。

実は、このテーマに関して、
私はずっと「書くべきかどうか」を悩んでいましたが、
個人的に思うところがあり、書くことに決めました。

今回はそのテーマを選んだ理由と、来週以降の前振りです。
共感してもらえる方がいれば、嬉しいです。

(毎度のことですが、今回も長いです・・・汗)


さて、早速ですが、
私がずっと書くべきかどうか悩み、躊躇していたこと。。


そのテーマとは・・・、


ズバリ、『経済』です。


『経済』・・・、

この身近なようで、掴みどころのない言葉・存在。

実際に私たちは、日々「経済活動」を行っているわけですが、
この『経済』の全体像について、正しく理解できている人は
どれくらいいるのでしょうか?

・・・そもそも、そんな人いるのでしょうか?

最近、毎日ニュースになっているような
世界中の『経済』の出来事は複雑性を極め、
すでに一部の人にしか理解できないレベルにきています。


そんな中、非常に恥ずかしい話ですが、
私は『経済』に対して、とても疎い人間です。

いままでずっと、『経済』は私達の生活に深く関係し、
重要であるということを頭では理解していながら、

「とっつきにくい・・・」
「言葉の意味がわからない・・・」
「経済用語を覚えるのが面倒くさい・・・」

という理由で、その場しのぎを続け、見て見ないフリをしてきたのです。

(危機感は、常に感じていたにも関わらず・・・。)

しかし、日々の新聞やニュースで、
「危機的な状態である」という情報が、自然と入ってきます。

例えばそれは、

・円高が戦後最高値になりそうというニュースや、
・ギリシャの財政危機がヨーロッパ全体に波及していたり、
・アメリカの国債が3日後(8月2日)でデフォルトの危険性がある、

と言われても、

なぜ、そうなっているのか?原因は何なのか?
それに対してどんな手を打っているのか?
その後、どうなる可能性があるのか?

などが、まったくわからない状態だったのです。

その結果、自分の心の中に残るのは「漠然とした不安」です。

この「不安」は時間を重ねるごとに膨れ上がり、
いまでは自分の将来の見通し・キャリアにまで浸食してきています。

私のような、20~30代で自分のキャリアに確信が持てない
理由の一つに、この『経済』への不安があると思います。

『経済』があまりにも複雑で、規模が大きく、先行きが
見えないが故に、個人の将来も見えなくなってしまう。

いまの仕事が多少楽しかったとしても、
いまの会社で死ぬほど頑張ったとしても、
いまのポジションがどれだけ居心地がよかったとしても、

10年後に、その仕事・会社・ポジションが本当にあるのか?

という、質問への回答は、
ほとんどの人が持っていないのではないかと思います。


しかし、先日、思い直したのです。

これでは、いけないと。

それこそノートに「いま不安なこと」を書き出して、
ずっと不安を感じていたこと(=経済)について、向き合う、
知ろうとしなくてはいけないと、決心したのです。

なぜならば、

『経済』がわからないと、いま世界で何が起こっているかが
わからず、水面下で急激に起こっている変化に流されるだけに
なってしまう気がしたからです。

この危機感は、きっと私だけではなく(100%想像ですが)、
他の方も感じている可能性が高いと思います。


ということで、最近は仕事以外の時間には、
できる限り『経済』に関する情報収集をしています。

少しでもいま何が起こっているか、理解しようと努めています。
いまも、その真っ最中です。

そして、世界の『経済』について知れば知るほど、

「なぜ各国のトップ連中が、こんなことをやっているんだ・・・」
「こんなシステム、こんなやり方が、続くはずがない・・・」

と、思うようになり、
変化の『必然性』と『必要性』を感じるようになりました。

その内容を、つたない知識ですが、少しずつ、
出来る限りわかりやすく、伝えていきたいと思っています。


こんな「にわか知識」で、最近少し勉強した程度の私が
情報を発信するため、きっと誤った認識や、言葉の齟齬が
多々あると思います。

また、「お前に言われたくねぇよ。」と思う方もいるでしょう。

しかし、今回私はこのメルマガ読者の中にいる、
ごく少数の「少し前の自分」に向けて書きたいと思います。

つまり、

「経済はとっつきにくくて、難しそうだけど、
   危機感は感じている。何か起こるんじゃあないか・・・?」

と思っている人達です。

そのため、例え私の情報に多くの誤りがあったとしても、

その人達にとって、少しでも興味を持ったり、知識を手に入れて、
いざ変化が起きた時に「心の準備」ができているか、
できていないか、は大きな違いだと判断したのです。

(自分自身が「心の準備」をとても大切にしているため。)


『経済』について詳しい方は、
(多くの方が私より詳しいと思います・・・汗)

来週からの私の情報に誤りがあった場合は、
どんどん指摘してもらえると嬉しいです。


しかし、もしかしたら・・・、

アメリカのデフォルト(債務不履行)問題によって、
来週にはまったく"違った世界”になっていて、このような
情報すら、必要が無くなっているかもしれません・・・。

来週も、無事配信できることを祈っています。

お楽しみ(?)に!


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〔2〕 きんきょー報告「 【おススメ!】たんぽぽオムライス 」
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この「きんきょー報告」のコーナーには、
私が作った勝手なルールがあります。

それは、このコーナーで「1つのお店のことだけ」を紹介する
時は、自分が食べて相当な自信がある時だけにする、というもの。

前回ご紹介したのは、

◎ 鎌倉山
http://www.roastbeef.jp/

◎ その時のブログ「 ローストビーフ to ニコニコ 」
http://anweekly.blogspot.com/2011/05/blog-post.html

でした。

今回は久々に・・・、超老舗の「洋食屋」をおススメします。

私がこのお店に行ったのは2度目だったのですが、
ここの「たんぽぽオムライス」は、何度食べても感動します。

◎ たいめいけん
http://www.taimeiken.co.jp/

「たいめいけん」は今年で80周年という長い歴史を
持つ老舗です。

日本橋のコレドの裏にあり、決して目立つ場所では
ありませんが、いつも人が並んでいて、賑わっています。

▼お店の前はいつも人が並んでいます。
















▼お店の中はこんな感じです(2F)。















ここの名物は、なんといっても「たんぽぽオムライス」です。

普通のオムライスもあるのですが、せっかく行ったので
あれば、ぜひ「たんぽぽオムライス」を注文してください。


▼たんぽぽオムライスはこんな感じで出てきます。
















▼外の卵を少しずつ開けていくと・・・
















▼トロトロの卵が出てきます!
















▼それに、専用のケチャップをかけていただきます!
















このお店は、基本的に下味がしっかりとしているため、
味が濃いものが好き、洋食や中華が好き、
という方は、ぴったりハまると思います。

もちろん他のメニューも絶品でした!

▼ラーメンも一味違います。
















▼これが、ビーフシチューです。
















たしかに少し高いですが、価格以上の価値が感じられる、
優良店だと思います。

日本橋の近くまで行った方は、ぜひ食べに行ってみて下さい!


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http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

今週、会社で隣の席のYさんに、この本をお借りしました。

◎ たった1分で人生が変わる片づけの習慣<実践編>
http://www.amazon.co.jp/dp/4806139122/





















そう、実は私は、大の「片づけ下手」なのです。

会社のデスクも自分の部屋も、少し油断すると
グチャグチャになって、探すことに仕事の時間を使って
しまう始末。。

この本に書いてあった、
「自分の部屋(家)は、自分の人生の設計図。」
「仕事が片付いていないと、おのずとデスクも散らかる。」

あぁ・・・、胸が痛い。。

次の習慣化の候補として、掃除を検討してみようと思います・・・。


それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年7月24日日曜日

●● 微小行動で風穴を。

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┃◆2011.7.24┃ vol.36 ●● 微小行動で風穴を。
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〔1〕 微小行動で風穴を。

〔2〕 きんきょー報告「 止界を駆け巡る漫画:刻刻 [KOKKOKU] 」

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〔1〕 微小行動で風穴を。
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みなさん

こんばんは。

ついに、1カ月に渡ってお伝えしてきた
「ノート」に関する話題が本日で最終回となります。

(長かった・・・。)

最終回は、今まで書いてきた「ノートを書く習慣」に関して、
『習慣化に成功した本当の理由』をお伝えします。

結論としては、習慣化するためには、
「内容」よりも「継続」を優先し、そのための“微小行動”から
始めると、上手くいきやすいようです。

詳しく説明していきます。


先日、自分が「毎日ノートを書く」習慣を始めた日を
調べたところ、昨年の7月15日から始めていたことがわかりました。

現在、ちょうど1年くらいが経ったところです。

この習慣は、私としては非常に価値が高いと思っているため、
今後もずっと続けていく予定ですが・・・、

実は私、いまではなんだか偉そうに(?)
「毎日ノートを書いた方がいいよ!」などと言っていますが、
2年前の自分からは、いまの状態はまったく想像がつきませんでした。

何を隠そう、いままで何度も「日記を書こう!」と思っては
1週間も継続することができず、自己嫌悪するという体験を
数多く積んできているのです(汗)。

おそらく2年前の自分と、いまの自分が会話したら、
下記のようになると思います。


【今:今の私 2:2年前の私】

今:「毎日ノートを書くと、悩みも減るし、頭もスッキリして、
      メリットばっかりだからやった方がいいよ!
      やらなきゃ損だって!」

2:「いやいや、何言ってんだよお前。自分の性格わかってんのか?
      そんなこと、俺に出来るはずがねぇだろうがよ。」

今:「いや、でも・・・」

2:「無理だね。無理。毎日ノートを書くって日記みたいなもんだろ?

      以前やったこともあるけど、1週間も続かなかったじゃん。

      こういうのは、向き不向きってのがあるんだよ。
      自分にはまったく向いてない。
      もう今までの経験でわかってるんだって。

      そういうことは、マメな性格の人間がやるものであって、
      面倒くさがりの自分には無理。少しは自分を知れよ!」

今:「・・・」


こんな感じだと思います。

そう、なにせ私は「毎日コツコツやる」みたいな行動が
すっごく苦手で、いままでに失敗した記憶の方がはるかに
多いのです。

なにせ私は、

・意志が弱く、飽きっぽい。
・面倒くさがり屋で、すぐに楽な方に流される。
・継続性がなく、すぐ3日坊主になる。

という、「継続する」ということが
何よりも難しい性格をしているのです。


ですが・・・、

今回の「毎日ノートを書く」ということに関しては、
まったく努力をせずに、習慣化することができました。

本当に、努力とか、苦労などをした覚えがありません。

もちろん「今日は面倒だな。」と思う日もありましたが、
すぐに持ち直して、翌日からはスラスラ書くことができました。


では、なぜ、“今回に限って”継続することができたのか?

この1週間、それを一生懸命考えてみたのですが、
思い当たる理由は一つしかありませんでした。

それは、
「ほんのわずかな行動(微小行動)から始めたから。」
だと思います。

例えば、「ノート」に関しても、決して初めから
いまのような見開き1ページの量を書いていたのではありません。

おそらく、それだと1週間続かなかったでしょう。

正直に言うと、
「ノート」の習慣を始めたころは、『1日3行』しか、
書いていなかったのです。

『1日3行』から始めて、約3ヶ月おきに、
少しずつ量が増えていって、いまは見開き1ページになっている。

それが『習慣に至るプロセス』の実態です。

つまり、「こういうことをしたい!」という理想の行動よりも
はるかにレベルを落として、『継続できる』ということを
最重視して始めたことが、習慣化できた一番の要因だと思のです。


もちろん、それ以外にも上手くいった要因として、
私の「書く」ということへの興味や、「思考を掘り下げる」こと
への重要性を感じていたこともあるでしょう。

しかし、それでも以前は失敗していたのです。
何度も何度も、文字通り3日坊主で。。


それを、今回からは、
自分ができると思える範囲の「微小行動」から始めて、
それをとりあえず継続する。

「継続」を何よりも最重視する。

すると、ダムの決壊もほんのわずかな穴から始まるように・・・。

少しずつ勢いがついて、毎日行うことが当たり前になり、
気が付くと「もっと書きたい!」と思い、自然に見開き1ページ
書くようになっていた・・・。

それが真実であって、
決して、私の弱い意思がたまたま続いて、習慣化されたわけ
ではないと思います。。


何かの行動を「習慣化」、または「継続する」するには、
まず「ほんのわずかな行動(微小行動)」から始めて、
小さな変化を起こす。

そして、
「勢いをつけること」「毎日行うのが当たり前になる」
ことを、最重視するといいのかもしれません。

それが、今回の「ノートを書く」ということを
習慣化する上で、私が体験としてわかったことでした。

ぜひ、今後何か新しいことを始めたい!
習慣を身につけたい!という方の参考になれば、嬉しいです。


以上、これでいま私が「毎日ノートを書く」ということに
関して思っていることは、ほぼ全てお伝えしました。

全5回という長編にお付き合い頂いて、ありがとうございました。

来週からは、新しいテーマでお送りします!
実は、そのテーマも長く続きそうなのですが・・・。。

ずっと書くべきか、書かないでおくべきか、
悩んでいたテーマを、ついにリリースしたいと思います・・・。

お楽しみに!


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〔2〕 きんきょー報告「 止界を駆け巡る漫画:刻刻 [KOKKOKU] 」
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「最近の面白い漫画は?」

と聴かれると、ほぼ毎回、
「進撃の巨人か、テルマエ・ロマエかなぁ。」
というお決まりの回答に、嫌気がさしていた今日この頃。

漫画好きの私としては「いつまでもそれではいけない!」
と思い、新しい漫画を探していたところ・・・、

ついに、発見しました。

ジャンルで表現するなら、硬派なサスペンス(?)
とでも言うべきでしょうか。

物語の設定、
漫画全体に溢れる緊張感、
展開の新しさ、
キャラクターの特殊能力、

などなど、これから大きく化ける可能性を秘めた、
新しい漫画をご紹介します!

それは・・・
モーニング・ツー(月刊)というマイナーな雑誌に
連載されている、この漫画です。


◎ 刻刻 [KOKKOKU]
http://www.amazon.co.jp/dp/4063728226/

◎ モーニング公式サイト
http://morningmanga.com/lineup/48






















※現在1~4巻まで発売中です。

簡単にストーリーを説明すると・・・

時間が止まった世界(止界)で
止界を発生させる“石”をめぐり繰り広げられる物語。
舞台は現代日本。止界の術を知っている祖父と何も知らない
家族が、ある宗教団体に“石”を目的に追われることになる。
しかし、止界には特殊なルールがあり「管理人」による
動く人間の監視がされているのだった・・・。


止界という時間が止まった世界の中で、
見知らぬ組織に追われる恐怖と、時間が止まった世界の
不気味さが、とてもいい“緊張感”を作っています。

この漫画の作者はこの作品がデビュー作ということもあり、
絵はいまいちです。と、いうか下手です。。

しかし、張り巡らされた伏線と、それを回収するスピード感、
止界という特殊世界のルールなどが少しずつ明らかになって
いく展開は、非常に密度が高く、今後に期待を持たせてくれます。

これから傑作に“化ける”可能性を秘めた、
新しい世界観を生み出す作品だと思います!

気になった方は、ぜひご一読ください。

(読みたい方は、お貸しします!)

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今回は以上です。

今日はお昼過ぎにこのカフェに行ったのですが、
残念ながら1日貸し切りだったようで、入れませんでした。

◎ カフェLAX
http://www.cafe-lax.jp/

このお店、「ブックカフェ」として有名らしく、
店内に沢山の本があり、自由に読んでいいらしいのです。

「読書に最適で、メルマガが書きやすいカフェ」が
家の近くに欲しいと、最近切に願っているのです(笑)。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年7月18日月曜日

●● 日々の展開を、学びへ。

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┃◆2011.7.18┃ vol.35 ●● 日々の展開を、学びへ。
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〔1〕 日々の展開を、学びへ。

〔2〕 きんきょー報告「 女海賊と大泥棒の舞台:薔薇とサムライ 」

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〔1〕 日々の展開を、学びへ。
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みなさん

こんばんは。
久々の3連休、みなさんリフレッシュできましたでしょうか?

私は頭がどっぷり休日モードで、なかなか動きません。。
そのため、今日のメルマガは少しキレ味が悪いかもしれません・・・。

明日の仕事に向けた私のリハビリとして(笑)、
どうぞお付き合いください。

さて、今回も「ノート」の話題を続けます。

前回までは「ノートを書く習慣」のメリットを説明してきました。
今回からはようやく「では、具体的に何を書いているのか?」
について書きたいと思います。

今回も実際に書いたノートを上げておきますので、
実物はこちらより見て下さい。

▼実際に1日をまとめたノート。
















早速ですが、いままでずっと“いいことづくめ”と伝えてきた
「ノートを書く習慣」ですが、実際に私が毎日ノートに
書いていることは、主に下記の3点になります。

============================================

【私が毎日ノートに書いていること】

(1)その日あったこと・やったこと。そして、それに対して感じたこと。

(2)その日に最も強く感じたことを展開する。

(3)最近、ずっと感じていること・不安なことを展開する。

(※補足)何時に何を食べて、体重は何kgだったか?

============================================

実際のノートに全て書いてありますが、
なにせ私は字が汚いので(汗)、1つずつ解説させて頂きます。


(1)その日あったこと・やったこと。そして、それに対して感じたこと。

その日にあった出来事と、それに対して自分の内面では
何を感じたか?を思い出し、文章にしています。

例えばそれは、

・今日の昼、パンを食べた。
・新宿の○○に営業に行った。
・朝から○○に怒鳴られた。

という簡単な出来事の箇条書きになります。
そして、それに何を感じたかを感情レベルで書き出します。

・この店、まじうまい。やばい。絶対また来よう。
・いい商談だった!来週もう一度電話して、結論出そう。
・こいつまじムカつく。いずれ殺す。いや、明日殺せないだろうか?

上記のような感情を正直に書いています。

これを書くと良いことは、1日を俯瞰できることです。

今日という1日が良かったか、悪かったかを思い返すのに、
その時の気分だけでなく、1日全体を思い返してみて
「今日って意外といい日だったかも。。」と思う日が増えるのです。

(ちなみに、私はそれを1~5の数字で採点しています。)

またこれを毎日書いていると、自分がどんなことを
「楽しい」「嬉しい」「つまらない」「悔しい」と思うかが、
少しずつわかってきます。

それはつまり、自分の「価値観」が明確になっていくということ。

簡単な作業ではありますが、これだけやるのでも
1日の終わりに過ごす気分が変わってくると思います。


(2)その日に最も強く感じたことを展開する。

ここはまず、【展開】という言葉の意味に関して説明します。

(3)でも同じように【展開】と書いたのは、その言葉が
ノートの上で行っていることに、一番しっくりきたからです。

【展開とは?】==================================

1、(立体を平面にするように)
     物事を分解して、元の形に戻すこと。

2、物事をくりひろげること、広くひろげること。

============================================

つまり、自分が日々の出来事に感じたことがあったとしたら・・・、

その出来事によって起こった感情を分解(展開)して、
「なぜそう感じたのか?」という原因をつきとめること。

また同じことに対して、「今までにも似たようなことはなかったか?」
「将来どうつながっていくのか?」という、他の出来事や
将来に広くひろげる(展開)ことを考えるようにしています。

これを日々の中で最も感情が動いたことや、学びになったこと、
印象的だったことについて行うのです。

それによって、自分の思考に潜んだ、
「考え方の偏り」「社会的な規範」「認知していない価値観」
を炙りだすことができるからです。

やはり自分を知るには、日々の体験が最も学びになりますね。。


(3)最近、ずっと感じていること・不安なことを展開する。

これは、先週書いた「悩みの循環」を抜け出すために
書いています。

「答えのない質問」を自分にし続けることを辞めて、

・何に行き詰っているのか?
・もっと何を知ればいいのか?
・どんな経験が必要なのか?

という「解決」や「ヒント」の方向に、自分のエネルギーを
使いたいからです。

漠然とした思考の中から、
“わからない・悩んでいるところ”を明確にして、
課題解決に向けてわずかでも思考を進めていく。

そのために最も適した場が、「ノート」だと思います。


(※補足)何時に何を食べて、体重は何kgだったか?

これはダイエットも兼ねて、
適正体重を維持するために書いています。

以前紹介した「食べた物を記録する」という習慣は、
このノート見開き1ページの中で一緒に行っています。

実は、私がこの方法でダイエットに成功したのは、
「毎日ノートを書く」という習慣を身につけていたからです。

おそらく
「ダイエットをしなくては。。」⇒「ノートを書こう!」
という逆の順番では上手くいかなかったと思います。

そういう意味では、「習慣の土台」にノートを置いたことは、
いまとなっては大成功だったと思っています。。



以上です。

これら3つ(+1)のことを毎日、夜の時間を使って
「ノートに全て書く(ぶつける)」ことが私にとっては
非常に重要な時間となっています。

なぜならば、これを行うことで、

◎ 頭を空っぽにすることができて、
◎ モヤモヤしていた気分が、(少しは)整理されて晴れる。

ということが実感できるからです。

人は、1日の中で多くの情報を処理していると思いますが、
放っておくと、「自分が何の出来事に・何を感じているか」が
わからなくなってしまいます。

その集積が、睡眠や次の日の行動に悪影響を与えることを
少しでも減らし、いいコンディションを保つことに、
「ノートを書く」という習慣は役に立つと思います。

私もまだまだ悩みだらけですが、少しでも『自分の課題』を
前に進められるように、今後もノートを書き続けていきたいと
思っています。


さて、来週はついに「ノート」をテーマにした最終回。。
(長かった・・・。)

「ではどうやって習慣を身につけるか?」
「日々の行動をどう変えるか?」について書きたいと思います。

お楽しみに!


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〔2〕 きんきょー報告「 女海賊と大泥棒の舞台:薔薇とサムライ 」
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この3連休、実は先週の末に突然「仙台に行きたい!」と
思い立ち、計画を立てたのですが残念ながら叶いませんでしたm(_ _)m

その理由は、宿がとれなかったから。
この3連休は、下記のイベントで人が溢れていたようです。

◎ 東北六魂祭
http://sp.walkerplus.com/tohokuwalker/detail/e0114045/

この「復興への思い」を込めた「東北六魂祭」、
東北6県の祭りが一堂に集まった熱いイベントになったようです。

当日は予想の3倍以上の人出となり、一部中止も・・・。
被災した東北の方々の、未来にかけるエネルギーを
感じるニュースでした。

あぁ・・・、実際に行って体験してみたかった。。


ということで、あえなく仙台を断念した私は、結局のところ、
横浜に行ってきました。

横浜と言えば中華街!

と、いいたいところですが中華街には一切寄らず、中華も食べず、
パンを食べたり、船に乗ったり、ピカチュウと遊んだり(?)、
していました。

そんな中、私にとっての横浜のメインイベントは、これです。

◎ 【ゲキ×シネ】薔薇とサムライ

http://www.bara-samu.com/

▼ポスターもかっこよく仕上がってます!





















【ゲキ×シネ】に関しては、以前も紹介したかもしれませんが、
舞台で行う演劇(ゲキ)を、映画(シネマ)で上映する、という
エンターテイメントです。

◎【ゲキ×シネ】公式ホームページ

http://www.geki-cine.jp/

私はこのシリーズの臨場感・緊張感が大好きで、
実はすでに6本ほど【ゲキ×シネ】作品を見ているのですが、
今回観た「薔薇とサムライ」は、とっても良かったです!


簡単にストーリーを解説すると・・・

【ストーリー】
時は17世紀のヨーロッパ。天下の大泥棒・石川五右衛門(古田新太)
は女海賊のアンヌ・ザ・トルネード(天海祐希)の用心棒として、
地中海で暴れ回っている。

ある日、アンヌが小国の王家継承者だと判明。王亡き後の
腐敗政治を聞いた彼女は、生粋の男気で女王就任を引き受ける。
最初の仕事は海賊の討伐。不本意ながら、アンヌの仲間を
守っていた五右衛門と対立することになり・・・。










という流行りの(?)海賊モノです。

上映時間197分という3時間を超える長作ですが、
まったく時間を感じることなく、ラストまであっという間でした!

なんといっても、女海賊・女王役を演じる天海祐希が、
メチャクチャかっこいい。

なんだあの女は・・・。

舞台の上での存在感が、すさまじいです。

「あの人には絶対に脇役はできなだろう。」と確信するような
“華”を持っている女優は、貴重な存在ですね・・・。

最近はTVドラマなどで活躍しているようですが、
『舞台映えのする役者』として、もっと舞台に出て欲しいと
思いました。

また、役者の力だけでなく、ストーリーが面白い。
昔のヨーロッパの貴族社会における、陰謀・謀略の世界を
上手く表現し、利用していました。

本当の味方は誰か?
裏切り者は誰なのか?

最後まで飽きさせない、どんでん返しのある展開に
脱帽しました。。

まだ都内でも上映しているようなので、
興味がある方は、ぜひ行ってみて下さい!

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今回は以上です。

「薔薇とサムライ」を見た後、横浜駅から徒歩5分ほどの
場所にある「ハマ横丁」内、「横濱モダン焼 じゅう」で
ご飯を食べてきました。

◎ ハマ横丁 ~ヨコハマノスタルジック酒場~
http://hama-yokochou.com/

◎ 横濱モダン焼 じゅう
http://www.gcland.com/jyu/index.html

この「ハマ横丁」は1年ほど前に出来たようですが、
ノスタルジックと言うだけあって、どこか古く、どこか
懐かしい雰囲気で、熱気がありとても盛り上がっていました。

▼外観はこんな感じです。
















中に入るだけで昭和の雰囲気が感じられる、
レトロなお店が並んでいます。

▼食べたキムチ鉄板焼き。
















▼海鮮モダン焼きが絶品でした!
















近くまで行ったら、ぜひお試し下さい。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年7月10日日曜日

●● ノートで「悩みの循環」を抜け出す。

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┃◆2011.7.10┃ vol.34 ●● ノートで「悩みの循環」を抜け出す。
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〔1〕 ノートで「悩みの循環」を抜け出す。

〔2〕 きんきょー報告「 デジタルが変える社会:電子出版EXPO 」

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〔1〕 ノートで「悩みの循環」を抜け出す。
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みなさん

こんばんは。
今回も「ノート」の話題を続けます。

そろそろ興味がない人には「もういいよ!」と
言われてしまいそうですが・・・。

私が書きたいので、みなさん我慢してください(笑)。

ただ、少しは変化をつけようと思い、
自分が書いたノートを画像で公開しようと思います。

とっても汚い字ですが(笑)、興味がある方は見てみて下さい。

※このメルマガを考えるために書いたノート。
















さて、前回はメリットの1つである、
「感じるから考えるへ」について書かせて頂きました。

今回は、それ以外に多くある
「ノートを書く習慣」のメリットをご紹介します。

ぜひご参考になれば幸いです。


早速ですが、「ノートを書く習慣」のメリットについて、
いま私が説明できる範囲で書き出すと、下記のようになりました。

===============================================

ノートを毎日書くと、

(1) 「自分なりの意見」を構築しやすい。
(2) 「覚えるストレス」から脱却できる。
(3) 「悩みの循環」から抜け出し「解決」の方向にエネルギー使える。
(4) 「自己認知」が深まる。

===============================================

上記について、1つずつ説明していきます。

(1) 「自分なりの意見」を構築しやすい。

これは私の勝手な持論ですが、
いまは「多くの人が同じ意見を持ちやすい時代」だと思います。

その理由は、わからないことがあれば
「Google先生」ですぐ調べて、情報を入手することができるからです。

もちろん、知らないことを自分で調べること自体は、
まったく悪いことだとは思いません。

しかし、「Google先生」で調べた情報には、
往々にして『事実』だけではなく、発信者の出来事に
対する“解釈”や“感想”が入っていることが多いと思います。

(それがたとえ偏っていたとしても・・・。)

そんな、「誰が」「どんな立場で」情報を発信したかに
無頓着なまま、あたかもその意見を『自分が考えた意見』の
ように、また人に伝える。

そんな「意見のコピー&ペースト」のようなことが、
頻繁に行われているような気がして仕方がないのです。

「意見のコピー&ペースト」が習慣化されてくると、
他人に影響を受けやすくなり「他人の意見=自分の意見」と
なってしまい、自分だけの意見を持たなくなってしまう・・・。

私は、このパターンには絶対にはまってはいけない、と思っています。

なぜならば、
「多くの人」と一緒の意見を持った人って・・・、

すっごくつまらなくないですか?


それよりも、

どれだけ人とズレているか、
どれだけ周りの人と比べて偏っているか、
そして、そこにどんな背景(論理)を持っているのか。

それこそが、人の面白さだと思うのです。


ではどうすれば、「人と違った自分の意見」を持つことができるのか?
そう、そこで「ノート」の出番なのです。


その日に新しく知ったこと、興味を持ったことをノートに
書いていると、自然とそれを知った時に

「自分がどう感じたか?どう思ったか?」

を書くことになります。

その自分の感情に対して「なぜ?」という問いかけを
することで、自分の価値観や体験と混ぜ合わすことができ、
「自分の意見」を構築しやすくなる、と考えています。

少なくとも、100%他人の言ったことを、
無自覚に自分の心に置くことは無くなり、自分独自の世界観を
持つことの助けとなってくれます。

「Webの便利さ」は活かしながらも、それに負けない
「自分の軸」をノートを書くことで作れると思います。


(2) 「覚えるストレス」から脱却できる。

話はすこしズレますが、
人間の脳って、パソコンに似ている気がしませんか?

言葉を記憶したり、風景をイメージしたり、
キーワードに関連することを検索(思い出す)したりできる。

人間の脳の方がダンゼン性能がよく、感情がある分だけ面倒だと
思いますが、どこか似ている部分があります。

そんな脳にとって、「ストレス」とはなにか?

少なくとも私の脳にとっての「ストレス」はこれです。

「~~(いつ)までに、~~(何を)しなくてはいけない。」
ということを、頭の中に沢山記憶していること。

これが、他の仕事の生産性を下げ、
生活に余計な不安をかきたてる“犯人”だと思うのです。

パソコンで言うと、デスクトップやCドライブに
メチャクチャ容量の重いデータを置きっぱなしにして、
起動から処理まで全ての動作を遅くしてしまうイメージです。

仕事では「To Doリスト」として書き出している方も
いると思いますが、「(いつ)までに(何を)する」という
ことは、プライベートでも起こってくること。

それを毎日「ノートを書く」ということで、
自分に『忘れていい環境』を作ってあげる。

これは、自分の能力を活かすために、
大切な「環境設定」であると思っています。

「毎日ノートを書く」という習慣は、
自分の持っている能力を有効活用するためにも、
役に立つと思います。


(3) 「悩みの循環」から抜け出し「解決」の方向にエネルギー使える。

先週書いたことと被りますが、思考の上での苦しみとは、

「不安に思ったことを頭の中で考えて、結論もヒントも浮かばない・・・。
  少しすると忘れるが、また次に考える時にはゼロから考えて、
  結局グルグル回っているだけ・・・。」

だと思っています。
ええ、私もこの「悩みの循環」にだいぶやられましたとも。。

私が特にこれに苦しめられたのは、転職活動をしていた時です。

「自分が本当にやりたいことを探したい。。」という
抽象的な概念を求めていた私は、この「悩みの循環」に入って、
まったく出口が見えなくなっていました。

毎日、同じ思考回路をグルグル回って、最終的には、
「自分が何に行き詰っているのか、わからなくなる。」
という状態になり、とりあえず気晴らしに行くしかなくなります(汗)。

結局、本質的なところは何も進んでおらず、
1週間後、1カ月後には自己嫌悪が待っています。

完全に悪循環です。。

この「悩みの循環」ですが、「ノートを書く習慣」を身につけた
からと言って、解決されるわけではありません。

(いまも私の中では毎日、ものすごい循環しているので・・・)

しかし、「ノートを書く」ことで、
この「悩みの数」が減ることと、「解決の方向にエネルギーを使う」
ことができるようになると思います。

まず紙に書いて、自分が感じていることを客観的に見るだけでも、
気持ちが楽になりいます。

そこから、どこで自分が行き詰っていて、
どの部分を考えたり、勉強することで先が見えるのか、
が明確になると「解決の方向」が見えてきます。

ずっと同じところで思考を循環するのではなく、
一歩ずつでも、自分の課題を前に進ませることができる。

そんな効用が「ノートを書く」ことにはあると思います。


(4) 「自己認知」が深まる。

みなさんは1日の終わりに、今日の自分が、

「何が嬉しかったか」「何が楽しかったか」
「何が苦しかったか」「何が悲しかったか」

を思い出し、認識することができるでしょうか?

もちろん、とても印象的な事件であれば覚えていますが、
私は基本的に夜になると、その日の出来事を忘れています(笑)。

「今日なにがあったの?」と言われると、
「いや、別になにも。。」としか言えないのです。

実際には多くの「怒り」「落胆」「悔しさ」があったにも
関わらず・・・。

これは、私が内面の変化に無頓着すぎた例ですが、
私たちは日々、外的な出来事によって感情が変化しています。

その変化は、ある意味自分を知るチャンスであり、
ヒントでもあります。

その感情の変化を、毎日「ノートを書く」ことで、
どんな出来事に対して、自分がどんな感情を抱いたか、
を少しずつ知る努力が必要だと思うのです。

普段、心の中で感じていることを言語化することで、
自分がどんなことを「嫌だ」と思うのか、
どんなことを「楽しい」と思うのか、がわかってきます。

「自分の価値観を知る」ことを重要視している私には、
毎日を「自分を知る機会」としてくれる、
大切な思考の再編集の場が「ノート」なのです。


長くなりましたが、
以上が私が感じている「ノートを書く習慣」のメリットです。

沢山書かせて頂きましたが、私にとってはそれくらい
『メリットだらけ』と言える、費用(時間)対効果が
抜群の習慣なのです。

最初は「面倒くさい・・・」と感じると思いますが、
習慣化されてくると、

・自分の意見を作りやすくなる。
・ストレスを軽減してくれる。
・悩みの相談相手にもなってくれる。
・自分の価値観がわかる。
・なぜ自分がそう「感じる」のか、わかる。

という、「辞められない・止まらない」状態に
入ること必至です。

何かを変えたい、と思っている方、
ぜひ「毎日ノートを書く」習慣を、検討してみて下さいm(_ _)m


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〔2〕 きんきょー報告「 デジタルが変える社会:電子出版EXPO 」
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いまの社会が、変化の時であることは間違いないでしょう。

少子高齢化、エネルギー問題、資本主義経済の崩壊などなど。
様々な局面で、変化を迫られているのだと思います。

そんな中、この分野も大きく転換期を迎えています。

『出版物』です。

本が最も代表的ではありますが、「紙からWebへ」の流れが、
ここ数年で一気にくることが予想されています。

そこで昨日、「デジタルが今後社会をどう変えるのか?」を
少しでも知ろうと、東京ビックサイトに行ってきました。

目的は、これです。

◎ 電子出版EXPO
http://www.ebooks-expo.jp/ja/


▼場所は東京ビックサイトです。
















▼入場口からすごい人でした!
















約1万人を超える出版社の人間が集い、電子出版に
おける商品・サービスのデモンストレーションをする場と
なっていました。

出版業界における代表的な企業が集まっていたため、
現在、電子出版に参入している企業がどんな動きをしているのか?
が非常にわかりやすい展示会でした。

▼様々なデモンストレーションを見ることができます。
















▼体験できるサービスも沢山あります。
















私がこの展示会で面白いと思った商品が、2つあります。

まず1つ目は「O-RID KYBER」です。

◎ O-RID KYBER
http://www.o-rid.com/jp/











このサービスを簡単に説明すると・・・、

ノートやホワイトボードに書かれた手書き文字、名刺、文字情報を
含む写真等を、イメージ画像として送ると、デジタルデータに
変換してくれるオンラインストレージサービスです。

もう少し簡単に言うと、
「手書き」で書いた文字を携帯で取って送ると、
デジタルデータに変換して送り返してくれるサービスです。

しかもなんと・・・、
送ってから“数分で”デジタルデータ化してくれる、というのです。

これ、すごくないですか?

例えば、今回上に張り付けたノートなどのデータを送ると、
約3分後にはデジタルのテキストデータになるということ。

これは・・・倉庫などに紙で保管している書類を、
一気に減らす可能性がありそうです。

デジタル技術は、まだまだ社会を変えてくれる可能性を感じました。


そしてもう1つは「電子書籍の自動販売機」です。

◎ 電子書籍の自動販売機
http://topics.jp.msn.com/digital/general/article.aspx?articleid=633440

▼実物が置いてありいました。





















これは非常にわかりやすい、
電子書籍が「駅や道にある自動販売機で買える」というもの。

早ければ来年にも、様々な駅で見ることができるようです。

今後はジュースやお菓子だけでなく、
本、雑誌、映像まで、駅で買える時代がやってくるのかも
しれません・・・。

その他にも、普段は見られない本や、
海外企業の展示、変な置物(?)などもあり、素人の私でも
存分に楽しんでくることができました。

電子出版に関しては、まだまだインフラ整備の段階で、
サービスの方向性を模索している、といった状態。

しかし、電子書籍が普及することで、コンテンツを
生み出せる人間にとっては、より自由で、より働きやすい
社会が来ることを、応援したいと思いました。

東京ビックサイトは、ちょくちょくこういった面白い展示会を
やっているため、目が離せません。

みなさんもぜひ、東京ビックサイトはチェックしておいてください!

◎ 東京ビックサイト
http://www.bigsight.jp/

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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

今回の「ノート」の画像を見た方はわかるかと思いますが、
私は字が下手です。

えぇ、それはもう病的に下手くそです。

そんな私の字を見かねて、いまの会社の上司であるMさんが、
私にこんな本をプレゼントしてくれました。

◎ 書き込み式ボールペン字 実用練習帳 和田 康子(著)
http://www.amazon.co.jp/dp/441502842X





















なんだか小学生の宿題を思い出すような気がしますが・・・。
せっかくなので、これを機会に字がきれいになる努力を
してみたいと思います。

「字は人格を表す。」

字とともに、人格もきれいにしたいと思います・・・。


それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

2011年7月4日月曜日

●● 「感じる」から「考える」ステージへ

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2011.7.3┃ vol.33 ●● 「感じる」から「考える」ステージへ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

〔1〕 「感じる」から「考える」ステージへ

〔2〕 きんきょー報告「 現実が痛い映画:レスラー 」

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〔1〕 「感じる」から「考える」ステージへ
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みなさん

こんばんは。

今回も先週から引き続き、
「毎日、自分が感じたこと・考えたことをノートに書く」
という習慣についてお伝えします。

先週のメルマガを配信してから、自分が
「ノートを書く」という習慣について言いたいことを
書き出してみたら、あと4回ほど必要なことがわかりました(汗)。

これから1か月ほど、「ノート」に関するテーマが続きそうです。

飽きられないようにがんばりますので、
どうぞお付き合いくださいm(_ _)m


先週は、私が「ノートを書く」という習慣から得ている「結果」と、
いまの私にとっての「ノートの存在」について書きました。

今回は、1年ほど「ノートを書く」という習慣を通じて感じた、
この習慣の『メリット』をお伝えします。

「ノートを書く」ことで得ている『メリット』は沢山あるのですが、
なんといっても私が感じている最大のメリットは・・・、

「感じる」から「考える」への【思考パターンの変化】です。

少しずつ、解説していきます。

===============================================

ノートを毎日書くと、
【「感じる」から「考える」へ、思考の変化が起きる。】

===============================================

ノートを1年間書き続けて、私が最も実感したこと。

それは、

「私はいままで『感じる』だけで、『考える』ということを
   まったくしてこなかった・・・。」

ということです。


そう、
誰でもできる「考える」ということ。
色々な人がよく使う「考える」という言葉。

しかし、私はこの「考える」ということを、
「ノートを書く」という習慣を身につけるまで、
ほとんどしていなかった・・・、とわかりました。

「それは言い過ぎでしょー」と、思うかもしれません。

脳ミソがあれば、人は常に頭の中で何かを考えているし、
何かを思い描いているもの・・・、

私もそう思っていました。


しかし「ノートを書く」という習慣を身につけ、
「考える」ということを始めた自分にとっては、以前の
自分は到底「考えて行動していた」とは言えません。


では頭の中で何をしていたのか?

結論としては・・・、

私は外的な出来事に対して、
「感じる」ということを常に行っていたのです。

そう、「考える」のではなく「感じる」。

例えばそれは、

何か嫌なことがあると「あ~イヤだ。」
面倒な仕事があると「あ~やりたくない。」
失敗すると「あ~、まじ凹む。」

上記のような感情とフレーズが思い浮かび、
頭の中でグルグルと回っている状態だったのです。

グルグル回って、
ゼロから考えたと思ったら忘れて、またゼロから考え直す。

結局、期限の直前になるまで対処法を決めず、
上記で「感じた」ことに対して、その場で瞬間的・直観的に、
自分が正しいと「感じたこと」で対処するのです。

しかし、この「感じたこと=【感性】」に頼って対処をしていると、
自分の行動について『改善』が難しい、と気づきました。

なぜならば、
【感性】とは曖昧で、目に見えなくて、具体性に乏しいもの。

私も色々と他人と【感性】がズレている人間のようですが・・・(笑)、
自分では、どこがズレているのか、よくわかりません。。

その【感性】を『改善』するのは、至難の業です。


ではどうやって、自分の思考・行動を『改善』していくのか?

私がここで思いついたが、
「ノートを書く」ことで「考える」という方法だったのです。

では、この「考える」とは何でしょうか?

いまの私は、この「考える」ということへの定義付けが、
ようやく出来てきました。。


私にとって「考える」とは、

「感じたこと」への「理由」と「得たい結果」を
『書きながら明確にすること』です。


自分が外的な出来事から「感じたこと」について、

なぜそう思ったのか、
どうなれば満足なのか、
そのために何をするのか、

を『書く』ことで明確にしていくことこそ、私にとっての
「考える」という行動だと思ったのです。

ポイントは「そのために何をするのか」という行動まで
明確にすること。

それによって、いままでのような瞬間的・直観的ではない
思考・行動を身につけることができると、分かってきたのです。

最初は本当に小さな変化でしかありませんが、
少しずつ「考える」ことで行動を変え、自分を知れば、
1カ月~半年前よりも、自分を改善できる・・・。


もちろん私も毎日出来ているわけではありませんが、
『書く』ことが「考える」ことの手助けをすることは、
絶対に間違いありません。

自分の思考が、同じところをグルグルと回っている気が
する方は、ぜひ一度「書きながら考える」ということを
試してもらえれば、と思います。


ちなみに、
最初からこのテーマに関して、私は嘘をついていました。

この習慣について、
「毎日、自分が感じたこと・考えたことをノートに書く」
と言っていました。

しかし、正しく言い変えると、
「毎日、自分が【感じたこと】を【考える】ためにノートに書く」
が正しい表現です。

日々、自分の内面に起こる「感じたこと」から、
どのように結果に結び付けていくかを「考える」“場”。

それこそが「ノート」であり、
それを可能にするための「ノートを書く」という習慣だと思っています。

ぜひみなさん、試してみて下さい。

なんだか、この「ノートを書く」といくことに関しては、
とてもオススメなので、少し強めの言い方になっている
かもしれません。

すいません。。m(_ _)m

来週も飽きていなければ、ぜひ読んでください。


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〔2〕 きんきょー報告「 現実が痛い映画:レスラー 」
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先日ご紹介した「BLACK SWAN」を見る時に、
実はもう一つ、気になっていた映画があります。

初めはアメリカの4つの映画館でしか上映されなかったにも
関わらず、様々な賞を獲得し話題を呼んだ作品。

「BLACK SWAN」と同じダーレン・アロノフスキー監督の作品である、
男の生き様を描いた映画『レスラー』です。

『レスラー』
http://eiga.com/movie/54321/






















この映画が劇場公開されたのは、2年前の2009年のため、
すでに見た方もいるかと思いますが、私は今日DVDで観賞しました。

いやぁ、、よかった。

すごく、よかったです。


簡単に物語を書くと、

かつて人気のレスラーだったランディが、
ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、
レスラー生命を絶たれてしまう。

それを機会に家族、恋人との関係を修復し、新しい人生を
歩もうとするが、何をやってもうまくいかない。

八方ふさがりになってしまうランディの決断とは・・・。

という、かつてのスターがいままでないがしろにしてきた
自分の人生を取り戻そうとする話。

しかし、その過程では、
生活苦、家族との確執、捨てられない過去の栄光、
などがあり、不器用な生き方から様々なつらい目に逢います。

そして最終的には・・・、
彼は「夢」に生きることを選択します。

父親としては、失格の人生。
現実に、背を向けた人生。

でも、
多くの人に「夢」を与え、自分もその「夢」にすがって生きていく。

そして最後は・・・、その「夢」のせいで全てを失う。

彼が、最後に恋人にいう、
「俺には、現実の方が痛すぎる。」
という台詞が、とても心を打ちました。

レスラーという仕事に人生をつぎ込んだ生き様は、
何が自分にとって幸せなのか?を、考えさせられます。

時間があったら、ぜひ見てみて下さい。


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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

最後に、久しぶりにパン屋の紹介を。
先日、仕事の途中で水道橋駅に降りて、このお店に行ってきました。

◎ シェ・リュイ 東京ドームミーツポート店
http://r.tabelog.com/tokyo/A1310/A131003/13047979/

◎ シェ・リュイ 公式HP
http://www.chez-lui.com/

▼お店の外観
















▼店内
















▼食べたパン(一番奥が「牛乳パン」)
















このお店、本店は代官山にあるのですが、
様々な番組でも取り上げられている人気店です。

私のおススメは、なんといってもミルクたっぷりの「牛乳パン」。
柔らかくて香ばしい、リピート必須のお店でした。。

代官山か水道橋の近くまで行く方は、ぜひ寄ってみて下さい。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。