2011年7月24日日曜日

●● 微小行動で風穴を。

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┃◆2011.7.24┃ vol.36 ●● 微小行動で風穴を。
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〔1〕 微小行動で風穴を。

〔2〕 きんきょー報告「 止界を駆け巡る漫画:刻刻 [KOKKOKU] 」

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〔1〕 微小行動で風穴を。
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みなさん

こんばんは。

ついに、1カ月に渡ってお伝えしてきた
「ノート」に関する話題が本日で最終回となります。

(長かった・・・。)

最終回は、今まで書いてきた「ノートを書く習慣」に関して、
『習慣化に成功した本当の理由』をお伝えします。

結論としては、習慣化するためには、
「内容」よりも「継続」を優先し、そのための“微小行動”から
始めると、上手くいきやすいようです。

詳しく説明していきます。


先日、自分が「毎日ノートを書く」習慣を始めた日を
調べたところ、昨年の7月15日から始めていたことがわかりました。

現在、ちょうど1年くらいが経ったところです。

この習慣は、私としては非常に価値が高いと思っているため、
今後もずっと続けていく予定ですが・・・、

実は私、いまではなんだか偉そうに(?)
「毎日ノートを書いた方がいいよ!」などと言っていますが、
2年前の自分からは、いまの状態はまったく想像がつきませんでした。

何を隠そう、いままで何度も「日記を書こう!」と思っては
1週間も継続することができず、自己嫌悪するという体験を
数多く積んできているのです(汗)。

おそらく2年前の自分と、いまの自分が会話したら、
下記のようになると思います。


【今:今の私 2:2年前の私】

今:「毎日ノートを書くと、悩みも減るし、頭もスッキリして、
      メリットばっかりだからやった方がいいよ!
      やらなきゃ損だって!」

2:「いやいや、何言ってんだよお前。自分の性格わかってんのか?
      そんなこと、俺に出来るはずがねぇだろうがよ。」

今:「いや、でも・・・」

2:「無理だね。無理。毎日ノートを書くって日記みたいなもんだろ?

      以前やったこともあるけど、1週間も続かなかったじゃん。

      こういうのは、向き不向きってのがあるんだよ。
      自分にはまったく向いてない。
      もう今までの経験でわかってるんだって。

      そういうことは、マメな性格の人間がやるものであって、
      面倒くさがりの自分には無理。少しは自分を知れよ!」

今:「・・・」


こんな感じだと思います。

そう、なにせ私は「毎日コツコツやる」みたいな行動が
すっごく苦手で、いままでに失敗した記憶の方がはるかに
多いのです。

なにせ私は、

・意志が弱く、飽きっぽい。
・面倒くさがり屋で、すぐに楽な方に流される。
・継続性がなく、すぐ3日坊主になる。

という、「継続する」ということが
何よりも難しい性格をしているのです。


ですが・・・、

今回の「毎日ノートを書く」ということに関しては、
まったく努力をせずに、習慣化することができました。

本当に、努力とか、苦労などをした覚えがありません。

もちろん「今日は面倒だな。」と思う日もありましたが、
すぐに持ち直して、翌日からはスラスラ書くことができました。


では、なぜ、“今回に限って”継続することができたのか?

この1週間、それを一生懸命考えてみたのですが、
思い当たる理由は一つしかありませんでした。

それは、
「ほんのわずかな行動(微小行動)から始めたから。」
だと思います。

例えば、「ノート」に関しても、決して初めから
いまのような見開き1ページの量を書いていたのではありません。

おそらく、それだと1週間続かなかったでしょう。

正直に言うと、
「ノート」の習慣を始めたころは、『1日3行』しか、
書いていなかったのです。

『1日3行』から始めて、約3ヶ月おきに、
少しずつ量が増えていって、いまは見開き1ページになっている。

それが『習慣に至るプロセス』の実態です。

つまり、「こういうことをしたい!」という理想の行動よりも
はるかにレベルを落として、『継続できる』ということを
最重視して始めたことが、習慣化できた一番の要因だと思のです。


もちろん、それ以外にも上手くいった要因として、
私の「書く」ということへの興味や、「思考を掘り下げる」こと
への重要性を感じていたこともあるでしょう。

しかし、それでも以前は失敗していたのです。
何度も何度も、文字通り3日坊主で。。


それを、今回からは、
自分ができると思える範囲の「微小行動」から始めて、
それをとりあえず継続する。

「継続」を何よりも最重視する。

すると、ダムの決壊もほんのわずかな穴から始まるように・・・。

少しずつ勢いがついて、毎日行うことが当たり前になり、
気が付くと「もっと書きたい!」と思い、自然に見開き1ページ
書くようになっていた・・・。

それが真実であって、
決して、私の弱い意思がたまたま続いて、習慣化されたわけ
ではないと思います。。


何かの行動を「習慣化」、または「継続する」するには、
まず「ほんのわずかな行動(微小行動)」から始めて、
小さな変化を起こす。

そして、
「勢いをつけること」「毎日行うのが当たり前になる」
ことを、最重視するといいのかもしれません。

それが、今回の「ノートを書く」ということを
習慣化する上で、私が体験としてわかったことでした。

ぜひ、今後何か新しいことを始めたい!
習慣を身につけたい!という方の参考になれば、嬉しいです。


以上、これでいま私が「毎日ノートを書く」ということに
関して思っていることは、ほぼ全てお伝えしました。

全5回という長編にお付き合い頂いて、ありがとうございました。

来週からは、新しいテーマでお送りします!
実は、そのテーマも長く続きそうなのですが・・・。。

ずっと書くべきか、書かないでおくべきか、
悩んでいたテーマを、ついにリリースしたいと思います・・・。

お楽しみに!


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〔2〕 きんきょー報告「 止界を駆け巡る漫画:刻刻 [KOKKOKU] 」
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「最近の面白い漫画は?」

と聴かれると、ほぼ毎回、
「進撃の巨人か、テルマエ・ロマエかなぁ。」
というお決まりの回答に、嫌気がさしていた今日この頃。

漫画好きの私としては「いつまでもそれではいけない!」
と思い、新しい漫画を探していたところ・・・、

ついに、発見しました。

ジャンルで表現するなら、硬派なサスペンス(?)
とでも言うべきでしょうか。

物語の設定、
漫画全体に溢れる緊張感、
展開の新しさ、
キャラクターの特殊能力、

などなど、これから大きく化ける可能性を秘めた、
新しい漫画をご紹介します!

それは・・・
モーニング・ツー(月刊)というマイナーな雑誌に
連載されている、この漫画です。


◎ 刻刻 [KOKKOKU]
http://www.amazon.co.jp/dp/4063728226/

◎ モーニング公式サイト
http://morningmanga.com/lineup/48






















※現在1~4巻まで発売中です。

簡単にストーリーを説明すると・・・

時間が止まった世界(止界)で
止界を発生させる“石”をめぐり繰り広げられる物語。
舞台は現代日本。止界の術を知っている祖父と何も知らない
家族が、ある宗教団体に“石”を目的に追われることになる。
しかし、止界には特殊なルールがあり「管理人」による
動く人間の監視がされているのだった・・・。


止界という時間が止まった世界の中で、
見知らぬ組織に追われる恐怖と、時間が止まった世界の
不気味さが、とてもいい“緊張感”を作っています。

この漫画の作者はこの作品がデビュー作ということもあり、
絵はいまいちです。と、いうか下手です。。

しかし、張り巡らされた伏線と、それを回収するスピード感、
止界という特殊世界のルールなどが少しずつ明らかになって
いく展開は、非常に密度が高く、今後に期待を持たせてくれます。

これから傑作に“化ける”可能性を秘めた、
新しい世界観を生み出す作品だと思います!

気になった方は、ぜひご一読ください。

(読みたい方は、お貸しします!)

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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

今日はお昼過ぎにこのカフェに行ったのですが、
残念ながら1日貸し切りだったようで、入れませんでした。

◎ カフェLAX
http://www.cafe-lax.jp/

このお店、「ブックカフェ」として有名らしく、
店内に沢山の本があり、自由に読んでいいらしいのです。

「読書に最適で、メルマガが書きやすいカフェ」が
家の近くに欲しいと、最近切に願っているのです(笑)。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

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