2012年12月2日日曜日

●● 「信頼の方程式」を読み解く。

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┃◆2012.12.2┃ vol.124 「信頼の方程式」を読み解く。
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みなさん

こんばんは。

12月になりました。
今年も残すところ、あと1か月です。

私自身、2012年は色々なことがありましたが、
正直に言って楽しさと葛藤が混在する1年でした。

残り1か月の間にしっかりと振り返って、
2013年を迎えたいと思います。

さて、先週は時代の流れによって起こっている、
情報のインフラ・信頼性の変化を書きました。

それを受けて、今週は、
「人はどんな【人・物・情報】を信頼するのか?」
というテーマで進めていきます。

ぜひ最後まで、お楽しみください(^^)/。


人が何か商品やサービスを買うとき、

誰かと一緒に仕事をすると決めるとき、

重要な決断を下すとき・・・、

「この人の言うことなら、間違いないだろう。」
という『信頼』はどうやったら得られるのでしょうか?

いままでの一般論で言えば、それは、

ブランドや、
組織の大きさや、
華々しい実績、

なのでしょう。

しかし、前回も説明したとおり、上記のような
概念が現代では通用しなくなってきています。

そしてさらに、ネットの発展によって、
情報の信頼性が「親しい人」に寄ってきている現在、

個人が『信頼』を構築する下地が出来つつあります。

では、どうやってそのインフラを使いながら、
個人が『信頼』を積み上げていけばいいのか?

私はまず前提として、人と人が深い信頼を
得るためには下記の3つが必要だと考えました。

①知り合ってからの期間
②接点の数
③約束を守った回数

これら3つの要素の掛け合わせこそが、
『信頼』という、お互いの人間関係において
最も重要な要素を構築するのです。

1つずつ解説していきます。

①知り合ってからの期間

人は、今日知り合った人よりも、

1年前から自分を知ってくれている人、
10年前から自分を知ってくれている人を、

信頼します。

その究極の形が、生まれた時から自分を見守って
くれている「両親」だと思いますが、、、

「知り合ってからの期間」が『信頼』に
比例するのは、間違いありません。

人からの深い信頼を得るには、
やはり時間を必要とするのです。


②接点の数

上記の「知り合ってからの期間」は大事ですが、
それに「接点の数」を組み合わせないと、
『信頼』は構築されません。

ある人を3年前から知っていたとして・・・、

1年に1回しか会わない人よりも、
3か月に1度は会っている人の方が、

『信頼』は高くなるのですです。

知り合った人に対して、継続的に接点を作り、
人間関係を積み重ねる必要があります。


③約束を守った回数

最後に大事になるのは、その人との間で
結んだ「約束」を守るかどうか、です。

昔から知り合いで、継続的にやりとりがあっても、

「あの人は約束を守らない人だ」
「あの人は大事なことを頼めない人だ。」

と思われたら、『信頼』は積み重なりません。

何かを頼んだ時に間違いなくやってくれる、
あの人であれば裏切らないはずだ、

そんな確信をお互いが共有するには、
人として当たり前の「約束を守る」という行動が、
必要になるのです。


以上の①~③の3つの要素の掛け合わせこそが、
「信頼を得るための誰にでもできる方程式」では
ないでしょうか?

そして、この①~③のステップは、

【継続的な情報発信】を行うことで、
非常にスムーズに作り上げることができます。

つまり、

①「一度仲良くなった人」に対して、

②1週間に1回くらいの頻度で「接点」を作り、

③継続的に情報を送ることで「約束を守る」。

この流れこそが、私のようなコミュニケーション下手
にもできる、簡単な信頼構築法だと思ったのです。

もちろん、「お金」をかければ短期間で、
もっと早く多くの人と『信頼』を結ぶ方法も
あるのでしょう。

しかし、いまはお金をかけなかったとしても、

短期ではなく長期で、
少しずつ自分のことを知ってもらいながら、
信頼を得ていくことができる。

これが、いま私が考える
「信頼」と「情報発信」の関係性です。

果たしてこれが正しい効果を生みだしているのか
わかりませんが(汗)、、

いずれ、必ず何かの役に立つ確信があります。

それを信じて、今後も私は
【情報発信】を続けていきたいと思います。

みなさん、これからもお付き合いお願いします(^^)v。


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みなさんは、
「睡眠時間」をお金で買えるとしたら、
いくら払いますか?

この度の調査で、ビジネスマンは半数以上が
1時間の睡眠時間に「2500円」は払うことが
証明されたようです。

◎ ビジネスマンの半数以上は、1時間の睡眠を2500円でも買いたい
http://www.atpress.ne.jp/view/31782

この調査を見た私の感想は・・・、

「たしかに!」

と思いました。

週の半ばに睡眠時間が足りない時、
仕事が夜遅くまでかかってあまり寝れていない時、

心地のよい睡眠が「2500円」で手に入るのであれば、
お金を出すでしょう。

この先、もっと社会のインフラの発展した時に、
睡眠時間をお金で買える時代は来るのでしょうか?

そんな時代が、
来てほしいような、
来てはいけないような・・・。

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


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