2012年12月16日日曜日

●● 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3

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┃◆2012.12.16┃ vol.126 年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3
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みなさん

こんばんは。

今年も残すところ、あと2週間です。
本格的に2012年の仕上げの時期ですね。

後悔のない1年にするように、
最後まで仕事・遊びともに楽しみましょう!(^_^)/

さて、先週は私が2012年に出会ったオススメ映画に
ついて書きましたが、今回は、

【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

を紹介します。

最近はTSUTAYAやゲオでもマンガのレンタルが
広がってきています。

家で年末年始を過ごす方は、ぜひ読んでみて下さい!


高校~大学時代に比べると、
自分で買って集めるマンガの数は減りましたが、、

私はいまでもマンガが大好きです。

アニメやマンガは、「オタクな人が好きなもの」と
して見られがちですが、個人的にはもっと価値のある
文化として認められるべきだと思います。

文化の輸出という点では、「韓流ドラマ」に匹敵する
コンテンツが、日本ではマンガではないでしょうか?

これからも応援していきたいと思います!

さて、そんな日本のマンガ業界を応援している私が、
2012年に読んだ面白いマンガを公開したいと思います。

今回オススメする3作品は、どれも
「これは間違いない!」と思える自信作です。

ぜひ年末年始に、読んでみて下さい!


【年末年始にまとめ読みしたいマンガBEST3】

1、3月のライオン

現在1~8巻まで発売中。

みなさん、この作品をご存知でしょうか?

連載されている雑誌があまりメジャーでないため、
知らない人も多いと思います。

しかし、このマンガは少女マンガのような絵の中に、
骨太な『男気』を感じる作品です。

◎ 3月のライオン
http://3lion.younganimal.com/

ご存じない方のために、少しストーリーを書くと、

主人公は17歳・プロ棋士の少年・桐山零。

彼は幼い頃に事故で家族を失い、心に深い傷を負ったまま
将棋のプロ棋士となり、孤独な生活を送っていた。

東京の下町に1人暮らしを始めた零は、
あかり・ひなた・モモの3姉妹と出会う。

自らの停滞感や疎外感に悩む零だが、3姉妹との交流、
様々な棋士との対戦を経ていくうち、失っていたものを
少しずつ取り戻していく・・・。

という、将棋の世界を描きながら、1人の少年が
様々な障害を乗り越え成長していく姿を描きます。

最初に言っておくとこのマンガは、決して派手でも
なければ大きな展開があるマンガでもありません。

作風も、どちらかというと主人公の
ネガティブ(自虐的)な感情を多く描いていきます。

しかし、不器用な少年が人間関係で傷つきながらも、
「将棋」にだけは純粋に・誠実に生き抜く姿には、
多くの人が勇気を与えられるでしょう。

私はこの作品を読んで、
「将棋」という競技に対する認識が変わりました。

いままで、「将棋」は知性や智略を競うものだと
思っていましたが・・・、

間違えていました。

「将棋」は、例えて言うと「精神のケンカ」です。

相手のほんのちょっとした気の緩み・判断のミスを、
エグるように突いて自分に優勢な局面に持ちこむ「将棋」は、
まさしく弱肉強食の世界そのもの。

シビアな世界で生きるからこそわかる、
人の痛み、ありがたさ、温かみ・・・。

暗い人ほど、共感できる作品かもしれません(笑)。


2、リアル

現在1~12巻まで発売中。


この作品は、多くの方がご存知でしょう。

「スラムダンク」「バガボンド」の作者、
井上雄彦さんが描く「車いすバスケ」のマンガです。

◎ リアル
http://annex.s-manga.net/real/

私はこのマンガを読むと、、

井上雄彦さんが「バガボンド」でどれほどの
苦労をしたのだろうか?

という疑問が浮かびます。

なぜならば、「スラムダンク」で使われる
キャラクターの台詞と、「リアル」の台詞に、
圧倒的な力の差を感じるからです。

誤解のないように言っておくと、
私は「スラムダンク」という作品が大好きです。

中学時代は、ミッチーの3ポイントシュートに憧れて
バスケ部に入ったくらい好きです(笑)。

しかしそれでも、

「リアル」でキャラクターが吐くセリフからは、
「スラムダンク」よりも深く・人生の本質に迫る“力”を
感じるのです。

私がそう思ったセリフを少し紹介すると、

「偉いね。目指すもんがあって…。
 俺は何を目指すのかすらまだ見つかってねーや。

 でもだからこそ、今を生きることにした。
 おめーが踏みにじってる今を。」

「おい、負けんなよ。世間の常識とやらに。」

「俺は何度もチームを壊してきた。
 ほんとのことを言えば、もうあの経験はしたくない。

 俺は、変わりたい。」

これらの言葉が、私には井上雄彦さんが体験してきた
苦悩の中から生み出されたように感じて仕方がありません。

自分の目の前の仕事や人生に、
あまり価値が感じられなくなったとき、

自分自身のことがあまり信じられなくなったとき、

「リアル」は大きな“力”を与えてくれるでしょう。

まだ読んでいない方は、ぜひ読んでみて下さい。


3、キングダム

現在1~28巻まで発売中。


最後に紹介する作品は、
いかにも私が好きそうな(笑)、歴史大作マンガです。

◎ キングダム
http://youngjump.jp/manga/kingdom/

舞台は、「秦の始皇帝」が中国を統一する前の春秋戦国時代。

すでに500年もの動乱期が続く中国大陸で、
身寄りのない少年・信(しん)が奴隷のような身から、
武功をあげて天下の将軍を目指す話です。

国と国が激突する時の壮絶さや、
憎しみを抱えた人の残忍さ、
伝説とすらいわれる武将の迫力など、

歴史や戦争を描くマンガとしては、見所満載の作品です。

特に私が好きなところは、
戦争の裏側にある戦略、策略・計略、背信など・・・、

人と人が争うとき、水面下で人はどう動くのかが
とても丁寧に、描かれています。

歴史小説が好きな人には、たまらない作品でしょう。

28巻まで出ているため、時間がある時に覚悟を
決めて読む必要があります。

ぜひ年末年始にどうぞ!

こちらから試し読みもできますので、ぜひ覗いて下さい!

◎ 【キングダム】1~4話の無料試し読み
http://youngjump.jp/info/kingdom_special/trial/

私のオススメしたいマンガは以上です。

「読んでみたい!」
と思える作品はありましたでしょうか?

来年も日本の文化として、沢山の素晴らしいマンガが
出てくることを期待しています。

また面白いマンガが見つかったら、報告させて頂きます!


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上記には取り上げませんでしたが、
こちらのマンガも引き続き絶賛オススメ中です!

◎ 「進撃の巨人」
http://shingeki.net/

最新刊9巻が発売しました!

こちらはアニメ化、映画化、ゲーム化も
するという破竹の勢いが続いています。

展開がだんだん謎の確信に迫ってきていますので、
乗り遅れないように、気をつけて下さい!

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。


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