2012年9月3日月曜日

●● とあるプロジェクトの始まりは。

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┃◆2012.9.3┃ vol.109 とあるプロジェクトの始まりは。
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みなさん

こんばんは。

今回から、7月末~8月末の1ヶ月間、
私が関わった「あるプロジェクト」をご紹介します。

このプロジェクトは、先週書いた
「将来どんな働き方・キャリアが必要か?」
というテーマにも関わる内容です。

私がフリーランスで働くようになって何よりも
嬉しいことは、「好きな仕事」を「尊敬する人」と
行えることです。

このプロジェクトは、その一例としても、
参考になるかもしれません。

少し長くなるかもしれませんが、参考になれば幸いです。


初めての出会いは、
ほんのちょっとしたキッカケでした。

6月中旬に、東京国際フォーラムで開催された
ある勉強会に出席した時、

懇親会に入って、料理を食べながら
周りの人と名刺交換をする時間がありました。

その時に・・・、

「はじめまして。私、浅羽と言います。
  いまはマーケティングや企画の講座を開催して
  いる会社で働いています。よろしくお願いします。」

「こちらこそ。私、高藤(たかとう)と言います。
  いまは、海外から帰ってきたばかりで、これから
  人材紹介の会社を立ち上げる準備をしています。」

「へぇ、そうなんですか?
  私も元々、人材系の会社で働いていたんですよ。」

「そうなんですか!どちらの会社ですか?」

「I社ってご存知ですか?」

「もちろん知ってます!  私は元々、
  J社でキャリアコンサルタントをやってました。」

「そうなんですか!?え、海外というと、
  どちらに行ってたんですか?」

「実はこの7年くらい、バンコクに住んでいて、
  帰ってきたばっかりなんです。」

こんな会話を、5~10分くらいしたのが、
私と高藤さんとの、最初の出会いでした。

まさか、この出会いがキッカケで、
「あるプロジェクト」を始めることになるとは、
その時は考えてもいませんでしたが・・・。

◎ 高藤さんFacebook
http://www.facebook.com/yuko.s.takato

その時は、周りに大勢の人がいたこともあって、
特にそれ以上話をすることはなく別れました。

普通であれば、そのまま連絡を取らずに
音信不通になるでしょう。

しかし7月になり、私がタイ・ミャンマーに行く
ことが決まった時、なぜか、ふと思い出したのです。

「そういえば、先月の勉強会で、
  タイに住んでたと言っていた人がいたなぁ」と。

そこで、その時の名刺を掘り返して、
「タイについて教えて下さい!」というお願いを
メールでしたところ・・・、

気持ち良く了承の返事を頂けたことと、
スケジュールの調整もトントン拍子に合って、
再び会うことになりました。

そして迎えた7月10日(火)、お昼の13時。

三軒茶屋で待ち合わせをして、
ランチをしながら色々と話をしていると、
タイの話よりも、お互いの仕事や今後の話に・・・。

「今までどんな仕事・生活をしてきたか。」
「現在、どんな状況にあるか。」
「これから何をやろうとしているか。」

そして、
「日本の経済や、キャリアについてどう考えているか。」

など、暑苦しい(?)話をどっぷりしてしまい、
あっという間に2時間がたっていたのです(汗)。

そして、その2時間の間に・・・、

気がつくと、私は高藤さんの話に、魅了されていました。

なぜならば、そこには、

「将来のキャリアに悩む自分のような人間」が、
『知りたくて仕方がない情報』が詰まっていたからです。

具体的には、

・タイで人材紹介会社を立ち上げ、自身で営業した経験。
・タイの人たちの文化、仕事への考え方に対する理解の深さ。
・現地スタッフをマネジメントして、役員にまでなったキャリア。
・日本に戻って、複数の会社から入社の誘いを受けたこと。
・それらを全て断って、育児をしながら起業していること。

この経歴のコアにあるのは、、
「海外(アジア)で働くことで、自分のキャリアの価値を上げる。」
ということです。

日本が少子高齢化し、マーケットが縮小していく中で、
これから発展する国に飛び込んでいって、日本の
商品やサービスを広める。

この経歴は、これからの若年層がキャリアを築く上で、
1つのモデルになると、直感で確信しました。

そして、その思いを率直に高藤さんに話をすると、

「世界を舞台に働く日本人ビジネスパーソンの支援すること」
「グローバルなキャリアを身につける重要性を伝えること」

を多くの人に提供していきたい、
という思いを、深いレベルで共有することができたのです。

こうして、2人で「何か」をすることが、決まりました。

その時は、まだボンヤリとしか見えていませんでしたが、
「この情報を提供することで、喜んでくれる人が必ずいる。」
そんな確信を持つことができたのです。

そして、私はタイ・ミャンマーに行き、
「アジアの熱」を肌で感じて、その確信を
さらに強くして、帰ってきました。

そして、再度2人で会ったときに、

大勢の人に「アジアで働く」ことの情報を伝えること、
いままでの2人の経験からできること、
かけられる予算・時間、関わる人、

など、様々な要素を鑑みて、
「セミナー」を開催することに決めたのです。

こうして、

偶然の出会いによって生まれたプロジェクト、
「グローバルリーダーを目指す人のためのアジア就職セミナー」は、

集客の見込みも、
セミナーで伝える中身も、
かけられる予算も、

ほとんど何もない状態から、幕を開けたのです。

(次回に続く。)





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