2012年8月1日水曜日

●● 【タイ探訪記】街を徘徊するトゥクトゥクの恐怖

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┃◆2012.8.1┃ vol.102 【タイ探訪記】街を徘徊するトゥクトゥクの恐怖
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みなさん

こんばんは。

今回は、いつかタイに行ってみたいと
思っている人のための「タイ ~観光編~」です。

世界中から観光客が集まるだけあって、
タイは観光の名所が沢山あります。

その中でも、今回私が体験することができた、

・寝そべった黄金の釈迦像
・三島由紀夫の小説の舞台となった寺(塔)
・昨年、大洪水で氾濫したチャオプラヤー川

の3つを紹介します。

どうぞお楽しみください!


【タイ(バンコク ~観光編~】

突然ですが、みなさん、
「トゥクトゥク」という乗り物はご存知ですか?

「トゥクトゥク」は、オートバイの後部に客席が
ついており、乗客を目的地まで連れて行ってくれる
タクシーと同じ役割の乗り物です。

タイは、この「トゥクトゥク」が名物となっており、
道路~歩道まで、そこらじゅうに「トゥクトゥク」が
徘徊しています。

▼これが「トゥクトゥク」です。バイクと軽自動車の中間くらいの乗り物です。
この「トゥクトゥク」の乗客は、
もっぱら観光客が多いのですが・・・、

(というか、現地の人はほぼ乗らないそうです。)

油断してはいけません。。

日本のタクシーとは違います。

笑顔で乗せてくれて、
観光案内をしてくれて、
お金を払って「ありがと~」と言って別れる・・・。

そんなことはありません!!

タイでは「トゥクトゥク」に乗る上でも、
多くの危険が潜んでいるのです・・・。

例えば、

・乗る前に値段を交渉しないと、ぼられる。
・爆音を轟かして走るため、うるさい。
・道が凸凹のため、上下左右に揺れまくる。
・排気ガスをまき散らしながら走る。

という危険性を孕んだ、怖い乗り物なのです。。

「じゃあ、なんで乗るの?」
という声が聞こえてきそうですが(汗)、、、

それでも、やはり「トゥクトゥク」で、
周りに迷惑をかけながら、バンコク市内を
風を切って走るのは気持ちがいいのです!

▼「トゥクトゥク」のメリットは風を感じられること!

そんなトゥクトゥク・タクシー・電車を活用しながら、
バンコクの街を観光してきました。

まず初めにご紹介するのは、
建立が1788年という、バンコク最古の寺院です。

タイといえば、「微笑みの国」とも言われ、
国民の95%が仏教徒の国です。

そのため、バンコク市内には沢山の寺院が
存在するのですが、この寺院は、
『寝そべった黄金の釈迦像』がいることで有名です。

ワットポー (Wat Pho)
http://www.bangkoknavi.com/miru/41/

▼ワットポーは建立が最も古く、かつ最大敷地面積を誇ります。

▼これが全長49mの寝釈迦像。写真に収まりません。。

▼真下から見た顔。穏やかで慈悲深い目をしている・・・らしいです。
そして、この長ーい寝釈迦像の裏側には、
1つの“仕掛け”があります。

それは、【煩悩を捨てるための108つの鉢】です。

仕組みとしては、
まず、「煩悩」にまみれた海外旅行客が、
アルミの入れ物に入ったサタン硬貨を購入します。

そして、それを108つ並んでいる鉢に順々に
喜捨していくことで「煩悩」が消えていく、
ということになっています。

もちろん、私は「煩悩」だらけの人間なので、
喜んで捨ててきました。

▼「煩悩」を消したい人の行列。。
その他にも、ワットポーには多くの建設物や釈迦像が
並んでいましたが、情けないことに灼熱の日差しにやられて、
途中で引き揚げてしまいました・・・。

▼寝釈迦像以外にも、本堂の中にはたくさんの像が並べられています。

「ワットポー」を後にして、少し休憩を入れてから、、

次に向かったのが、
川を挟んで対岸にある日本人に人気の寺院です。

ワットアルン(Wat Arun)
http://www.bangkoknavi.com/miru/40/

▼ワットアルンの高さは75mあり、バンコクを代表する風景にも数えられています。

▼下から見ると・・・高い!!途中までは、階段で登ることができます。

なぜ、この寺院が日本人に人気なのか・・・?

実はこの寺院は、
戦後の日本文学界を代表する作家の一人、
三島由紀夫氏の小説の舞台になっているのです。

▼この小説のタイトル「暁の寺」こそが、ワットアルンのことです。



その影響もあって、日本人観光客はとても多いようです。

私も登れる高さまで登ったのですが、とにかく
階段の傾斜がきつく、腰や膝を痛める人が続出でした。。

▼最上階では、お婆ちゃんが降りれなくなっていました・・・。

▼その変わり、最上階まで行くと景色がとてもキレイです。

そして最後は、上記の写真にも見える、
バンコクの街の中心を流れる「チャオプラヤー川」です。

「チャオプラヤー川」は、タイの海から内陸深くまで続く、
長く・大きい川なので、国全体の交通の要になっています。

▼チャオプラヤー川は、とにかくデカイ。そして長い。
しかし、長く・大きい川であるが故に、、

昨年(2011年)起こった洪水では、甚大な被害を出し、
3か月以上洪水の影響が残るという大惨事となりました。

今回私が見た範囲では、洪水の傷痕はあまり目立ちません
でしたが、現地の人が言うには、影響が残っているそうです。

話を観光に戻すと、

この川では、「チャオプラヤエクスプレス」という船が出ており、
その船に乗れば、川沿いの観光名所を見ることができます。

▼これが「チャオプラヤエクスプレス」。かなりスピードがでます。
「チャオプラヤエクスプレス」に乗ると、
約1時間ほど、川の上から観光名所をまわることができます。

しかし、ここでも1つ、
日本では考えられない物を見てしまいました。

それは、、、

「家」です。

チャオプラヤー川には・・・、
川の上に「家」を作って生活をしている人がいるのです。

なぜわざわざ川の上に・・・??

という疑問が浮かんできましたが、彼らにしてみれば、
「川の上だからこそ家があるのだ」というくらい、川の上に
家を建てることは、当り前のようです。

文化の違いは、恐ろしいですね。。

▼川の上に立っている家。こんな家に住めるのでしょうか?

▼川の上で生活する人の排泄物は、全て川に垂れ流し・・・。水はとても汚いです。
▼昨年の洪水の爪痕が残る建物も、見ることができました。
▼船におばさんが近づいてきて、お土産や食材を売り込まれます。
その他にも、

水の上にある市場「ウォーターマーケット」や、
地元では有名な「ソンブーンレストラン」などを、
回ってくることができました。

バンコクには他にも、スパ・マッサージ・エステや、
ムエタイ、有名な公園など、見所がたくさんあります。

目的は人によって違うと思いますが、

・エステと観光を目的にした女性
・格闘技や建築物が好きな男性
・東南アジアを体験したい人

には、とってもいい場所だと思います。

個人的には、街の雰囲気・汚さ・人・怪しい場所(笑)
なども含めて、タイがとても気に入ったので、
また近いうちに行きたいと思います!

▼タイで初めて食べた「マンゴーライス」。意外な組み合わせですが絶品でした!
以上で、「タイ探訪記」は終了となります。

タイ(バンコク)のご紹介はいかがでしたでしょうか?
少しでも、タイに興味が湧いた方がいると、嬉しいです(^^)/。


そして、次回からはついに、

「アジア最後のフロンティア:ミャンマー編」をお送りします。

ミャンマーは、街の雰囲気、文化、人、日本への感情なども
含めて、何もかもタイとは違いました・・・。

次回から詳しく、書いていきたいと思います。

どうぞお楽しみに!!

1 件のコメント:

  1. タイいいですね。まだいったことないので、是非
    行ってみたい国のひとつです。
    ミャンマー篇期待してます!

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