2012年8月21日火曜日

●● IKEAに学ぶ「巻き込む力」

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┃◆2012.8.20┃ vol.107 IKEAに学ぶ「巻き込む力」
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みなさん

こんばんは。

お盆休み気分が抜けず、
メルマガ配信がすっかり遅くなってしまいました(>_<)。。

みなさん、お盆休みは楽しく過ごせましたでしょうか?

私は旅行などには行かず、仕事をしたり、
普段会えない人と会ったりしていました。

フリーで働いていると、「仕事」と「休み」の境目が
曖昧になってくるのがとっても怖いです。。

スケジュールを切って、やるべき仕事を終わらせる。

当り前のことですが、これも1人でやっていると
難しいと感じることが多々あります。

改めて、仕事や組織のあり方・役割について、
考える必要がありそうです・・・。

さて今回ですが、お盆休み中にずっと行ってみたいと
思っていた「IKEA 港北店」に行ってきました。

◎ IKEA 港北店
http://www.ikea.com/jp/ja/store/kohoku/

今回は、私が「IKEA」で感じた
“人を巻き込む力”について、考えてみました。

どなたかの参考になれば嬉しいです。


イケアは、スウェーデン発祥で、
ヨーロッパ・北米・アジア・オセアニアなど、
世界に出店している世界最大の家具販売店です。

「IKEA 港北店」は、すでに出店から5年ほど経ちますが、
いまでも高い集客力を誇る人気店です。

▼「IKEA 港北店」の外観。とにかくデカイ!!

▼お店の中はすごい人!その人気はいまでも健在です。

徹底した低価格、
他とは違った展示方法、
広いお店(商品点数の多さ)、

などを売りにして、いまでも成長しているイケア。

たしかに、お店の中には普通の家具店とは違った、
「遊びに来たような雰囲気」が充満しています。

少し大袈裟かもしれませんが、テーマパークと家具店が
融合したような空気を感じるのです。

それもそのはず。

遊びに来たのか、
買いに来たのか、

どちらだかわからない子供ずれの家族が
数多く来店していました。

▼とにかく子供連れが多い。みんな家具で遊んでます。

▼もちろん、子供部屋の展示も多数あります。

▼子供を60分間預かってくれる託児所も完備しています。

広いお店の中に、1万を軽く超えるであろう商品点数、
そして子供から祖父・祖母まで一緒の人ごみ。

とにかく、お店の中は騒がしく、
退屈することがありません。

そんなお店の中で、私が最も興味を引かれたのは、
壁に描いてある“イケアのコダワリ”でした。

商品が展示してある売り場のそこら中に、
“イケアのコダワリ”を表現した文章が、
多数描かれています。

どんな商品を目指しているのか?
お客様とはどんな関係でいたいのか?
環境問題とどう向き合うか?

など、どれも読むのがとっても面白いのです。

この売りこみとも、理念とも取れる思想の文章化は、
とっても有効だと感じました。

▼イケアの「終わりなき取り組み」とは?それは、「強度は高いのに、はるかに軽い。」

▼デザイン・梱包にも妥協しない。その姿勢が伝わります。 

▼90日以内だったら、どの商品も返品可能です。

その“コダワリ”の中でも、

私が最もわかりやすく、「イケア、すげぇ。」と感じたのが、
下記のキャッチフレーズとイラストです。

「イケアにできること」

・デザイン
・大量仕入れ
・フラットパック

「お客さまにできること」

・セルフサービス
・お持ち帰り
・組み立て

『お手軽価格をいっしょに実現』


このキャッチフレーズがすごいと感じたのは、
「お客様の協力」が前提で作られているからです。

「自社の商品の製造・販売は、お客様の協力がありきで、
 それがないと成り立たないんですよ!」

というメッセージを内包しており、
来店者に強烈に参加意識を与えて、巻き込む。

そんな、お店に入った人全員を『巻き込む力』が
イケアにはあるようです。

上記の“コダワリ”からも、お店全体から感じる
メッセージとして、

お客様に楽しみながら買ってもらう。
お客様に自社の商品への思いを理解してもらう。
そして、お客様にも協力をしてもらう。

そんなイケアの店舗設計に、帰る頃には
私もすっかり魅了されてしまいました。

▼イケア独特の展示方法。部屋ごと商品を飾ってあります。

▼部屋の中にあるもの全てが商品。みんな夢中になっていました。 

▼壁に描いてあるメッセージを思わず読んでしまいます。。

▼ソファーコーナーでは、みんなゆっくりしていました(笑)。

▼1階にある倉庫のような販売エリア。その商品点数に驚かされます。

その他にも、スウェーデンの食べ物が楽しめるカフェも
併設しており、買い物で疲れた足腰を休めることができます。

私も、途中で人の多さに疲れ果ててしまい、
帰りのバスの中で爆睡していましたm(_ _)m。

▼新横浜駅、田園調布駅から無料送迎バスが出ています。

イケアは、関東では、

横浜市港北区、
千葉県船橋市、
埼玉県三郷市、

の3店舗しかありませんが、
おそらく1店舗行けば、欲しい物は全て揃うと思います。

◎ イケアストア
http://www.ikea.com/ms/ja_JP/ikny_splash.html

家具が好きな方、
引っ越しや新居をお考えの方は、
子供の遊び場所を探している方は、

ぜひ一度行ってみて下さい!


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