2012年6月4日月曜日

●● 言語化能力は、人を救う。

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┃◆2012.6.3┃ vol.85  言語化能力は、人を救う。
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みなさん

こんばんは。

今回は「言語化能力は、人を救う。」という
仰々しいタイトルをつけてみました(汗)。

というのも、

この数年、私はこの能力の重要性・必要性が
ますます高くなっていると、感じているからです。

あまりなじみのない能力かもしれませんが、、

読んで頂いた誰かが、
共感してもらえると嬉しいです(^^)/。


「言語化能力」。

この言葉は、あまり一般的な単語ではないと思うので、
まず定義を明確にしておきます。

私が考える「言語化能力」とは、
単純に言ってしまえば、字の通り「言葉にする力」です。

もう少し細かく説明すると、

「頭の中や、さらに奥深くの深層心理にある
  イメージや概念に、適切な言葉を与えられる力。」

という意味です。

みなさん、聴いたことがありますでしょうか?

私はこの数年というもの、
「言語化能力」を磨くことに躍起になっています。

なぜならば、この能力が上がれば上がるほど、
“楽に”生きることができると、理解できたからです。

「言語化能力」が高まれば、

人に好かれる、
頭が良くなる、
仕事ができるようになる、
お金を稼げる、
健康になる、

など、全ての土台を底上げすることができます。


なぜこの能力は、
そのような高い効果を生みだすのでしょうか?

それは、「言語化能力の高さ」は、
「変化をする力」「変化を起こす力」に比例するからです。

少し振り返ってみると・・・、
私はこの「言語化能力」によって、多くの変化を起こし、
多大なる恩恵を受けています。

その最もわかりやすい事例が、「ダイエット」でしょう。

このブログでも何度か取り上げましたが、
私は2010年11月からダイエットを始めて、
約1年間で【16kg】痩せることができました。

いまもその体重を維持できているため、
自分ではダイエットに成功した、と思っているわけですが・・・。

(まだまだ油断はできません。。笑)

この真の成功要因は、一体何だったのか。

私ががんばったから?
毎日食べた物をノートに書いたから?

もちろん、それもあるでしょう。

しかし、私が自分で解釈している真の成功要因は、
この「言語化能力」のおかげである、と考えているのです。

なぜならば、
私が痩せる(変わる)ことができたのは、

自分の思考の深い深いレベルで、
「なぜいまの自分が太っているのか?」
を理解することができ、その上で、

「どうしたら無理なく痩せることができるのか?」
という、心の底から納得できる行動を、

『言葉にすることができた(言語化できた)』
おかげだと思っているからです。

「太っている」→「食べ過ぎだ」「運動不足だ」
という表面的な原因追究、解決策ではなく、

原因となっている習慣・深層心理への理解、
そして、無理なく始められる行動が・・・、

「適切な言葉を与えられることで、心から理解できた」
からこそ、成功したのです。

詳しくは以前のブログで(^^)/。

●● 自然に体重が減る2つの習慣
http://anweekly.blogspot.jp/2011/03/2.html

上記のダイエットは1つの例としても、

『人の行動・習慣・状態が変化する』時には、
必ず、思考の深いところで「言葉の変化」が起こります。

私はこれは不変の原理だと捉えており、

人が何かを決心するきっかけも、
多くの人が一致団結をする理由も、
時代が大きく変わる時にも、

必ず、その前に「言葉の変化」があるのです。

(昨年でいうと「がんばろう日本」でしょうか。)

ここでタイトルに戻ると・・・、

なぜ、「言葉の変化」を起こすための「言語化能力」が、
人を救うと考えられるのでしょうか?

その理由は、
(私なりの解答ですが)

「ほとんどの悩み・心配ごとは、
  正しく言語化されていないために解決されていない」

と思うからです。

以前、橋下大阪市長の取材動画を紹介した時にも
書きましたが、私は下記の言葉が真実だと思っています。

「問題が正しく明確化できれば、8割は解決したようなもの。」

つまり、ほとんどの問題が、人の感情、深層心理、
人間関係のバランスなどを無視し、表面的な解決策にしか
言語化されていないから、解決されないのです。

そして、その表面的な解決策に心から納得をしていないまま
行動を始めて、最終的には「出来ない自分がダメなんだ。。」
という自己嫌悪に陥るのです。

私も、何度このパターンで自分が嫌になったことか。。(汗)

これは、自分が怠惰だったり、
他人よりやる気・能力が劣っているという問題ではなく、

その結果(現状)を作りだしている、
深層心理・抽象的なイメージに、適切な言葉を
与えられていないため、解決できないのです。

逆に、言語化能力を上げて、
適切な言葉を与えられさえすれば・・・、

長い間悩んでいる問題の解決ですら、簡単になるかもしれません。

そういう意味で、闇雲に行動をする前に、
「正しい言語化のプロセス」を入れるだけで、
多くの人が救えるかもしれません。

私も、自分が抱えている問題(沢山あります。汗)
をできる限り正しく言語化し、行動・解決をしたいと
思っています。

そして更に、そのプロセスを正しく言語化できれば・・・、
結果として、多くの人の役に立てるかもしれない、
と思って、「人を救う」と書いてみました。

少し大げさだったかもしれませんが、
私はこれからも「言語化能力」に磨きをかけていきたい
と思っています。

いつものことですが、
少し固い話になってしまいました・・・(^_-;)。

来週はできれば、「言語化能力」について、
その磨き方なども書きたいと思います。

どうぞお楽しみに!!


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最後に・・・、

やっぱり、日常にも物語が必要ですよね。

私は物語が大好きなのですが、こんな街中で、
こんなにドラマチックな物語が体験できたら、最高です。


▼ベルギーに設置されたドラマボタンがすごい。


新宿や渋谷にも出現するといいのですが・・・。

それでは、今回は以上です。

いつも最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございます。
来週も、どうぞお楽しみに!

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