2011年5月31日火曜日

●● 「自己否定」は“得”か?

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┃◆2011.5.30┃ vol.28 ●● 「自己否定」は“得”か?
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〔1〕 「自己否定」は“得”か?

〔2〕 きんきょー報告「 映画:リーマンショックが起きた理由 」

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〔1〕 「自己否定」は“得”か?
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みなさん

こんばんは。

・・・配信が、1日遅れてしまいました。。

実は昨日の夜、かなり時間をかけてメルマガを作っていたの
ですが、結局、主旨がまとまらず配信できませんでした。

頭の中で「作らなくちゃ・・・」という思いと、
「この文章は、私の“本当の気持ち”だろうか・・・」
という葛藤で悶え苦しんでおりました。。

ご心配いただいて、連絡&お声掛け頂いた方々、
本当にありがとうございます。まだまだ続けますので、
今後もよろしくお願いします。

今回は、先週にお送りした内容の「自己否定」に関して、
その考えに至った経緯も踏まえた詳細をお送りします。

どなたかの参考になれば幸いです。


先週のメルマガでも書きましたが、私は性格的に、

「自分が正しい」
「自分のやり方でやりたい」
「人に言われたことを、そのままやりたくない」

という、ヒネくれもので、頑固という気質が強いようです。

それによって、多くの方にご迷惑をおかけしていますが・・・。

(いつもすいません・・・m(_ _)m)

なぜ自分がこんな性格になったのだろうか?と、
少し考えてみたのですが、私の場合、根源的には
父親の影響が強い気がしています。

私の父親は、いまも自分で会計事務所を経営しているのですが、
基本的には仕事に対してとても頑固で、様々な社会の出来事にも
常に自分の意見を持っている人です。

そんな姿を子供の頃から見てきた私は、
「自分のやり方・意見を貫ける人になりたい」という思いを
いつの間にか抱くようになり、仕事にも投影している気がするのです。

ある意味、そうすることで漠然と描いていた、
「自分がなりたい姿」に近づこうとしていたのかもしれません。


しかし、ある時、気づきました。

この父親を見て無意識的に抱いていた「思い」は、
『いまの私』に必要だろうか?

「自分のやり方・意見」を大切にしていて、
結局、成果が出ないのだとしたら、それは果たして
『正しい考え方』なのだろうか、と。

もっと言うと
「それは、いまの自分に“得”になる考え方なのだろうか?」
という疑問が湧いてきたのです。


もちろん、このような考えに至ったのは、
仕事が上手くいかない時期があり、思い悩みながらも、
「自分の考えを優先してしまった」時期があったからです。

前の会社を辞める前、半年間くらいのことですが。。

それによる周りへのマイナスの影響を考えず、自分が思いつく
範囲で考えた自分の意見を尊重し、なにも改善されない期間が
長く続いたことを、いまでは後悔しています。

せっかく自分のスキルを磨き、色々な人に価値を提供できる
フィールドがあったにも関わらず、もったいない。。


しかし、だからこそ「自分のやり方・意見」を持ちながらも、
「もしかして、自分は間違っているのではないか?」
という「自己否定」を受け入れる必要性に、気づかされました。

それによって、自分の思考・行動に変化を起こし、
最終的な成果を変える、という考え方が、少しずつですが
身についてきたからです。


また、「自分は間違っているかもしれない」という
「自己否定」を意識し始めてから、面白い変化がありました。

それは、日々の仕事の中で、
「イライラ」や「怒り」を感じる仕事の出来事から、稀に
“自分を知る機会”を得ることができるようになったのです。

基本的に「イライラ」や「怒り」という感情は、
「自分の当たり前や常識と外れている」ことが起こった
時に湧く感情だと思います。

そのため、その感情が湧いた時に自分を見つめなおして、
「私とは、その仕事に対する重要度が違うのかもしれない。」
「言葉の意味が、私とは違ったのかもしれない。」

と、「自分が間違っているのでは・・?」という疑問を
頭に浮かべることで、次の仕事のための改善点と、他人との
違いを発見することができます。

他人と自分との『常識』や『大切にしているもの』の
違いを知る機会は、最終的に自分の「価値観」を明確化する
機会となります。

いまの私にとって、深く自分を知ることは最も重要なテーマの
ため、そのきっかけとなった「自己否定」は“得”な考え方だ、
と思っています。


・・・まぁとはいっても、頑固な性格なので(汗)、

常に自分を否定できような器量は持っていませんが、
少しずつ、自分の枠を広げる考え方として活かしたいと思います。


ただ話は戻ってしまいますが、

最終的には、やはり自分の父親のような、
「自分のやり方・意見を貫ける人」になりたい、と思います。

自分にとっての父親は、深く、「自分のなりたい姿」に
影響を与えているのかもしれません。

親の影響は、計り知れないですね。。


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〔2〕 きんきょー報告「 映画:リーマンショックが起こった理由 」
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最近、私が強く興味を持っている分野に『金融』があります。

別に金融商品で儲けようという気はまったくないのですが、
現在の経済を正しく理解しようと思うと『金融』のことを
知らないと、話にならないからです。

今回は、最近の興味の高さもあり『金融』に関する
映画を見てきましたのでご紹介します。

私としては、リーマンショックによって自分の仕事に何らかの
影響を受けた方は、ぜひ見ておくべき映画だと思いました。

◎ インサイド・ジョブ ~世界不況の知られざる真実~
http://www.insidejob.jp/






















サブタイトルにもあるように、映画の内容は
「誰が、なぜリーマンショックは起こしたのか?」
ということを追求する、ドキュメンタリー映画です。

この映画、ハッキリ言って勉強になりました。

メディアで報道される情報などは、たかが知れています。
基本的には、政府・大企業に都合のいい(不利益にならない)情報
が流されるからです。

実際には、何かが起こった時にはその裏で大きな利益を得ている
ものが居て、その人たちが自分に有利な社会の仕組みを作っている。

それを知るには、非常にわかりやすい映画でした。

今回の映画で参考になったのは・・・、

いまの法律は、誰のために作られているのか?
「リーマンショック」によって誰が得をしたのか?
その責任は「誰が」取らされたのか?

そして、起こした張本人はいま、どこで、何をしているのか?


これらの“現実”を知りたい方は、ぜひ映画館に行ってみて下さい。
いまならまだ、新宿ピカデリーで上映しています。

新宿ピカデリー
http://www.shinjukupiccadilly.com/

現在の社会の構造を垣間見るには、ぜひオススメの映画です。


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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

先日、新しいアートの形を見つけました。
それは「お皿」と「マンガ」のコラボレーションです。

「マンガ」好きの私にとってこれは見逃せません。
とっても面白いので、ぜひみなさんも見て下さい。

◎ マンガ皿
   ~いつもの料理に迫力と感動を追加できるアイデア皿~
http://kenz0.s201.xrea.com/weblog/2011/05/post_308.html

日々の生活を楽しくするアイデアは、尽きませんね。。

それでは、今回も最後まで見て頂いて、
本当にありがとうございました。

来週は遅れての配信とならないよう、がんばります(汗)。
どうぞお楽しみに。

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