2015年11月1日日曜日

●● 狂気と師弟愛に溢れた映画:セッション

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┃◆2015.11.1 ┃ vol.274 狂気と師弟愛が描かれた映画:セッション
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 狂気と師弟愛が描かれた映画:セッション

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、何この立体感!鉛筆一本で描かれた「3Dアート」が目を疑うほどリアル

http://curazy.com/archives/113152


これはとても平面には見えない・・・。
人の手が生み出す絵の可能性はすごいですね。


2、衝撃の一瞬!夫婦喧嘩の仕返し"復讐弁当"

http://a-mp.jp/article/4133?utm_source=facebook&utm_medium=none&utm_content=none&utm_campaign=fb_share_01


すでに芸術品・・・。

ここまで手が込んでいると、
ケンカ中なんだか、愛情が溢れているんだかわからない(笑)。


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〔2〕 狂気と師弟愛が描かれた映画:セッション
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久々に震えるような映画を観ました。

間違いなく、
今年私が観た映画の中でNo.1です。

鑑賞中、鬼気迫る雰囲気で描かれる才能・努力、
そして師弟愛に、思わず見入ってしまいました。

発売時、TSUTAYAが力を入れてプロモーションを
していたので、タイトルを知っている人も多いと思います。

まだ観ていない人は、
ぜひ今回紹介する『セッション』は、観て下さい。

◎セッション
http://session.gaga.ne.jp/



▼ぜひ予告も観てください!


『セッション』を知らない人のためにあらすじを解説すると・・・、

名門音楽学校へと入学し、世界に通用するジャズドラマーに
なろうと決意するニーマン(主人公)。

そんな彼を待ち受けていたのは、
鬼教師として名をはせるフレッチャーだった。

ひたすら罵声を浴びせ、完璧な演奏を引き出すためには
暴力をも辞さないフレッチャーにおののきながらも、
その指導に必死に食らい付いていくニーマン。

だが、フレッチャーのレッスンは次第に狂気じみたものへと変化していく・・・。

▼鬼教師の近距離からの罵声「ゴミ!」「クズ!」「おかま!」「辞めちまえ!」

▼鬼教師の指導に必死についていくために、手から血を流しながら練習する主人公。

▼演奏中にミスをすると椅子が飛んでくる・・・。

▼映画として最高の評価を受けたラスト9分。その結末を、ぜひご覧下さい!

この映画は、いろんな見方があります。

鬼教師を演じたJ・K・シモンズの演技もよし。

音楽に取りつかれながら練習する主人公の鬼気迫る姿も
すさまじかった。

また、実際にバンドが奏でる音色も素晴らしく、
音楽の良さを再認識できるでしょう。

私としては見どころがありすぎて、上手く言い表すことができません(汗)。

しかし、私が特にこの映画で魅かれたところは
「教師としての1つの在り方」を鬼教師が体現していることです。

作中で、主人公と鬼教師が一度だけ、
お互いどん底にいるときに酒を飲みかわすシーンがあります。

その時に鬼教師から発せられる「教師としての本音」に、
私は何よりも心を打たれました。

※映画を観る方は、ぜひ下記のセリフは映画でご覧ください(^^)/。


私は皆を期待以上の所まで押し上げたかった

それこそが - 絶対に必要なんだ

でなきゃ成功する奴なんて、現れない

チャーリー・パーカー(偉大なジャズミュージシャン)が
成功した理由を知っているか?

十代の彼はサックスのジャム・セッションでヘタをさらした

指導者にシンバルを投げられ、笑われてステージを降りた

その夜は泣きながら寝たが、翌朝は?

 - 練習に没頭した

来る日も来る日も1つの誓いを胸に

二度と笑われまいと

1年後、またジャム・セッションへ

因縁のステージに立つと、史上最高のソロを聴かせた

もし失敗した時に、指導者が言っていたら?

平気さ チャーリー

大丈夫 上出来だ(Good Job)

チャーリーは満足。“そうか 上出来か”

チャーリー・パーカーは生まれていない

私にしたらそれは究極の悲劇だ

(中略)

英語で最も危険な言葉はこの2語だ

上出来だ(Good Job)


上記のセリフ、いかがでしょうか?

私はこの鬼教師が持っている、
指導者としての自覚や意識、生徒への愛情ゆえの厳しさに、
とても心が打たれました。

見どころがたくさんあるので、色々な視点で楽しむことが
できると思いますが、この映画は観て損はありません。

人が1つのことに執着した時の“狂気”と、
師弟関係における愛情とは何なのか?の1つの答えを
みせてくれる、『セッション』。

明後日のお休みにでも(笑)、ぜひ観てください!


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〔3〕 編集後記
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長らくかかってしまいましたが、ようやく
カンボジア旅行に行った記事が更新できました(^^)/。

下記の3本になります。

●● カンボジア旅行記① ~アンコール・ワット/アンコール・トム~
http://anweekly.blogspot.jp/2015/10/blog-post_3.html

●● カンボジア旅行記② ~ベンメリア遺跡/トンレサップ湖~
http://anweekly.blogspot.jp/2015/10/blog-post_10.html

●● カンボジア旅行記③ ~街/人/食べ物~
http://anweekly.blogspot.jp/2015/10/blog-post_17.html

9月末に香港~カンボジアに行ったのが
すでに昔のように感じますが(汗)、、

感動あり、トラブルありの大満足の旅行でした。

今日から11月に入って、2015年もあと2か月。
最後まで全力で仕事をして、全力で楽しみましょう!

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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