●● この世でいちばん大事な「カネ」の話

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┃◆2015.3.15 ┃ vol.242 この世でいちばん大事な「カネ」の話
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〔１〕 今週のニュース・面白い記事

〔２〕 この世でいちばん大事な「カネ」の話

〔３〕 編集後記

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〔１〕 今週のニュース・面白い記事
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１、何これ楽しい!! Googleストリートビューで
    北陸新幹線の中に潜入できるぞ～っ

http://goo.gl/DujRve

この記事の下部分にあるストリートビューで、
昨日開業した北陸新幹線の中が覗けちゃいます。

車内に日本らしさが溢れていて楽しいですよ。
これからは北陸が熱いですね～！


２、「スター・ウォーズ エピソード8」の公開日が決定し
     スピンオフの詳細も判明

http://goo.gl/ysxqc3

今年公開されるスター・ウォーズの次回作の公開日が
2017年に決まりました！

どんどん新しい企画が進んでいて、ワクワクしますね^^。
絶対に観ましょう！


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〔２〕 この世でいちばん大事な「カネ」の話
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「人間はお金がすべてじゃない」

「しあわせは、お金なんかでは買えないんだ」

これらの台詞はドラマや映画でよく使われますが、
実際の生活をしていて「お金が必要ない」という人は
現代では少ないでしょう。

しかし、「お金」に関しての最大の問題は、
お金のことを正しく教えてくれる学校・教育が
存在しないことではないでしょうか？

それであれば、自分から勉強し、学び、
「お金」に対する正しい知識を身につけることは
とても大切だと思っています。

今回、そんな思いから読んだ本は、
「お金」と「人の生活(家族/仕事/夢/才能/借金etc)」
について、“現実論”を真っ向から論じてくれる本です。

とてもいい言葉がたくさんあったので、
みなさんにもご紹介したいと思います。

◎この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)
  西原理恵子(著)

http://www.amazon.co.jp/dp/4043543182

「生まれて初めて触ったお金には、
  魚のウロコや血がついていたのを覚えている」

そんな文章から始まるこの本ですが、
著者は『毎日かあさん』などのマンガで
有名な西原理恵子さんです。

いまでは有名な著者でも、

「お金の無い地獄を味わった子どもの頃。
　お金を稼げば「自由」を手に入れられることを知った駆け出し時代。
　やがて待ち受ける「ギャンブル」という名の地獄」

という紹介からも、お金による「苦労」「痛み」を
数多く味わってきた人なのです。

読み始めるとあっという間に最後まで辿りついて
しまいましたが、わずか202ページの文庫本の中に、
著者の「リアルな言葉」が溢れていました。

お金についてあまり興味がなくても、

就職・転職、
仕事、
結婚、
友人、
家族、
ギャンブル、
劣等感、

など多岐に渡る分野で、お金の本質を
とてもストレートに表現してくれている本です。

下記にて一部、私が心に響いた言葉をご紹介します。


◎「才能」とは

才能があるかどうかなんて、
机の前でいくら考えてたってわかるもんじゃないと思う。

わたしにとって「才能がある」っていうのは
「それでちゃんとカネが稼げる」ってことだった。


◎夢

「どうしたら夢がかなうか？」って考えると、
ぜんぶを諦めてしまいそうになるけど、そうじゃなくって
「どうしたらそれで稼げるか？」って考えてみてごらん。

そうすると、必ず、次の一手が見えてくるものなんだよ。
(中略)
「いいじゃない。お金にならなくても」
ってやってるうちは、現実にうまく着地させられない。

それこそ、ただの夢物語で終わっちゃう。

そうじゃなくて「自分はそれでどうやって稼ぐのか？」
を本気で考え出したら、やりたいことが現実に、
どんどん近づいてきた。


◎手で触れることのできない「カネ」

「起業」ということを安易に考えている人って、
失敗したときのことも「どうにかなる」くらいに
思っているんじゃないか。

今の時代は、
お金を借りることの敷居がどんどん低くなっているよね。

「クレジットカード」とか「携帯マネー」とか
耳ざわりのいい言葉でごまかしているけれど、
それって、ようするに「借金」のことだからね。

とりあえず借りて、あとから返す「カネ」なんだから。

手で触れることのできない「カネ」、
神に上の数字みたいに見える「カネ」には、

そんな「金を借りる」っていう感覚まで
麻痺させちゃうところがある。

そういう「カネを貸したい側」の戦略に、
まんまと乗せられないよう、用心しないと。


◎「カネのハナシ」って下品なの？

世の中の多くの人は、カネのハナシをしない。
特に大人は子供に

「お金の話をするのははしたない、下品なことだ」

と言って聞かせたりするね。

「カネについて口にするのははしたない」という教えも、
ある意味、「金銭教育」だと思う。でも、子供が小さい
ときからそういった「教え」を刷り込むことで、
得をする誰かがいるんだろうか？

いる、とわたしは思う。

従業員が従順で、欲の張らない人たちばっかりだと、
会社の経営者は喜ぶよね。

「働き者で欲がなく、文句を言わない」
というのがまるで日本人の美徳のひとつみたいに
言われてきたけど、それって働かせる側にしたら、
使い勝手がいい最高の「働き手」じゃないかな。


◎セレブな妻の座

だけど、もし女の子たちが、大人たちの、
やれ勝ち組だ、負け組だ、格差がどうしたとかいう
せちがらない議論をするのを耳にして、

「貧乏するのはイヤ。
　将来は絶対に高収入の男の人をつかまえるわ。

　専業主婦でも、わたしよりは優雅で
　セレブな妻の座についてやる！」

と思うあまり、ひそかに
「年収1000万円以上の男をつかまえること」を
もくろんでいるとしたら、悪いことは言わないから、

そんなもくろみは、さっさと取り下げたほうがいい。

だってリストラや倒産、失業みたいなことがこれだけ
一般化している今の時代に「人のカネをあてにして生きる」
ことほど、リスキーなことはないんだから。

人の気持ちと人のカネだけは、あてにするな！


一部になりますが、上記が私が刺さった言葉です。
いかがでしょうか？

ストレートで刺激的な言葉がたくさん並んでいて、
仕事、転職、結婚などなど、、

いま、人生で大きな選択肢において悩んでいる人には、
何らかのヒントが得られる本だと思います。

とっても現実的な「カネ」の話を知りたい人は、
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか？

オススメの一冊です(^^)/。


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〔３〕 編集後記
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昨日、東京駅の隣にあるKITTEで味噌汁を
買ったのですが、予想以上に美味しかったので^^、

みなさんにもオススメしたいと思います。

◎味噌汁専門店「味噌元」

http://www.misogen-online.com/

私は海外旅行から帰るといつも味噌汁が
食べたくなるのですが、やはり日本人であれば
美味しいみそ汁はご馳走ですよね。

イートインコーナーもあるので、
近くまで行った方はぜひ食べてみて下さい！

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。