2014年8月31日日曜日

●● お金の話にきれいごとはいらない

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┃◆2014.8.31 ┃ vol.214 お金の話にきれいごとはいらない
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 お金の話にきれいごとはいらない

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、肉眼ではキャッチできないような「決定的瞬間」
    を激写した写真37連発

http://goo.gl/aQUkpu

写真だからこそ捉えられたシーンが満載。
私はこちらが好きでした(笑)

▼私が気に入った写真


2、夏休みもこれで安心?新サービス「宿題代行」に賛否両論!

http://goo.gl/8trpT4

読書感想文や絵日記など、夏休みに出される「宿題」を
代行するサービス業者が近年増加しているとか。

今回の本文にも書きましたが、現代は商売をする側に
もっとお金に対する哲学が必要だと思います。。


3、【動画あり】話題の「バナナート」に挑戦してみた!!!

http://goo.gl/uB28u9

これはいい企画。

小学生も楽しいだろうし、フィリピンのバナナの
PRにもなる。自分も小学生の頃にやってみたかった!


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〔2〕 お金の話にきれいごとはいらない
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今回は「お金」に関する良書を紹介します。

私は今年で32歳になりますが、
歳をとるごとに「お金」の重要度は増していく
ことを実感しています。

会社の付き合い、
後輩との飲み、
仕事で着る服・持つ物、

すでに既婚者の方は、

家、
子供、
教育費など、、

「お金」は避けられない現実として目の前に
現れ、どこかで直面せざるを得なくなります。

そんな重要な問題でもある「お金」ですが、
「お金」の教育は学校や会社でもほぼされず(皆無)、
個人の自主的に任されているといっていいでしょう。

今回は、そんな「お金」の重要性を肌で実感し始めた
人にピッタリの本をご紹介します。


◎お金の話にきれいごとはいらない
  小笹 芳央  (著)

http://www.amazon.co.jp/dp/4837925499


著者の小笹さんは、リンクアンドモチベーションという
東証一部上場企業を創業した、人材系の業界では
有名な方です。

この本では、個人が自分の「お金」という現実と
向き合うための秘訣となる、

「自分株式会社化」

という観点から「お金」の本質、扱い方・増やし方に
ついて役に立つ内容がたくさん書かれていました。

下記では、私が
「これは覚えておこう」と思った5点を紹介します。


<①「稼ぐ」とは>

稼ぐというと「会社から給料をもらうこと」だと思っている
かもしれませんが、もっと掘り下げれば、

「信頼や期待を集めること」

それが稼ぐということなのです。

「これからは君に毎月50万円払おう」
⇒この人であれば、それだけの働きをしてくれるはずだ。

「毎月100万年でわが社に来ないか」
⇒来てくれたらきっとそれ以上に稼いでくれそうだ。

など、信頼と期待を集められる人ほど有利です。


<②お金は「信頼があるところ」に集まる。信頼を集めるには?>

「あの人は、いったことを絶対に守るね」
そんな言葉をもらえたら、しめたもの。

誰かに信頼されたいと思うなら、むしろその確実な方法とは、
とにかく進んで「小さな約束」をして、それを守ることだ。

「近いうちにお食事でも」という社交辞令すらも、
その日のうちにスケジュールを確認して、すぐに
行動すればいい。


<③言葉と同じく、お金はコミュニケーションのツールである>

ものを買うという行為は、まさしくコミュニケーションです。

なにか商品を買ったら、「この商品を求めていた」
「この商品が好きだ」といったメッセージを発信して
いることになる。

言葉は介在していなくても、
そこに立派なコミュニケーションが行われているわけです。


<④自分の給与明細を必ずチェックする>

給与明細には、自分の仕事にどのくらいのお金が、
どのようなしくみで支払われているか、その情報が
くまなく記されています。

にもかかわらず、興味関心はもっぱら「手取り額」だけに
向けられている。これは実に驚くべきことです。

実際、自分が支払っている所得税、住民税などの税額、
厚生年金や厚生保険の保険料などの額を正確に把握している
という人はごく少数派でしょう。

しかし、銀行口座に振り込まれる手取り額だけではなく、
それらもいっさいがっさいを含めて年収、
自分が年間に稼いでいるお金なのです。


<⑤「持ち家」か「賃貸」か>

「家賃と変わらないのだから、将来、自分のものになるほうがトク」
と考えてしまう。

しかし、三十代で家を買うとなると、その収入から見て、
首都圏なら通勤時間が一時間は超えるところになるでしょう。

その通勤の時間的ロス、体力的消耗を考えたら、
果たしてそれが正解かどうか、大いに疑問だと思っています。

また、持ち家は気持ちを安定志向に向けさせるので、
外に向けてのエネルギーがそがれます。



上記のような文章が、いたるところで出てきて、
私にとっては心に刺さる文章が多かったです。

価値観は人それぞれだと思いますが、
この本を読めば「お金」に対して色んな角度から
考えられるようになるでしょう。

そして最後に、この本の中で最も良かった文章を
紹介します。

「レストランを利用する、そこでお金を遣うということは、
理由はさまざまであっても、支持や共感を表明することなのだ、
という哲学を持っておくことが必要です。

つまり、指示も共感もしていないのに、お金を遣うのは
遣い方として問題がある、ということです」

そしてそれを自分に当てはめてみた時に、

「“自分”をお店に例えたときに、
周囲の支持、共感を集めるような振る舞いをしているか。

常にその検証を怠らないことが、
重要なポイントになる、と思っています」

この本には「お金」という現実を直視するために
必要な気づきを与えてくれる文章がたくさん入っています。

みなさん、ぜひ読んでみて下さい。


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〔3〕 編集後記
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昨日はひさしぶりに、
東京日本橋にある「たいめいけん」に行ってきました!

◎たいめいけん
http://www.taimeiken.co.jp/


▼昨日は「舌シチュー」を食べてきました(*^^*)。

ここは料理がどれも美味しくて、また来たくなる
私には定番のお店です。

行ったことがない方は、ぜひ行ってみて下さい(^^)/。

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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