2010年11月28日日曜日

●● “怒り”が湧く言葉

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┃◆2010.11.28┃ vol.3 ●● “怒り”が湧く言葉
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〔1〕 “怒り”が湧く言葉

〔2〕 きんきょー報告「オススメ!【(シネマ歌舞伎)大江戸りびんぐでっど】」

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〔1〕 “怒り”が湧く言葉
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みなさん

こんばんは。
今日も花小金井駅のミスタードーナツで一人、
メルマガを書いています。

試験時期なのか、学生が多くてうっさいです。

「カフェオレのおかわりはいかがですか?」
と店員に2回も聞かれました。。

「もういらないよ!お腹タプタプだよ!」
と、言ってやりたい。(言わないけど)

おっと、そんなことはどうでもよくて。。。


今日は「転職」「仕事」とは少し離れて、
先日、人と話しているときに白熱した話題、
【“怒り”が湧く言葉 】について送りたいと思います。

この話は……概念的過ぎて、日常生活で考えると
ギャップがあるなぁ、わかりづらいなぁ、と思っています。

しかし、役に立たないと言ってしまっているこのメルマガ
ならいいか、と思い(笑)書いてしまいました。

どうぞお付き合いください。



さて、自分がいま勤めている会社の社長が64歳で、
副社長(←社長の奥さん)が45歳のため、よくこんな
ことを言われます。


「最近の若い者はたるんでいる。」
「最近の若い者はがむしゃらさが足りない。」
「最近の若い者は素直さが足りない」
「最近の若い者は……」

そこから、「俺が若い時は……」
という自慢話になっていくのですが(笑)


それはいいのですが、
私は上記の「最近の若い者は」という言葉が大嫌いです。

毎回その言葉を聴いた時、顔ではヘラヘラしていますが、
内心では、怒りを感じます。

「うるせえよ。」と。

口走りそうになります。


なぜこんなにも怒りを感じるのでしょうか?

心の中に大きな感情の揺れが起こるということは、
自分の大切な価値観に触れているサインだと思い、少し
深く考えてみました。


その結果、思いついたことは……

「“価値観の押し付け”に対する拒否感ではないか?」
ということでした。


少し詳しく説明させて頂くと、

40~60代の人達が「以前の自分は……」と言う時、
その内容のほとんどが「俺らはもっと仕事をしていた」、
要するに「お金を稼いでいた」と言うのです。

そう、彼らは「若い人はお金を稼ぐこと」にもっと
夢中になって、がむしゃらにやりなさいよ、と主張するのです。


しかし、私はすでにこの価値観は、現代の社会では
受け入れづらい状態になっていると思います。


なぜか?

その価値観を信じ続けてきた結果が、
現代の債務超過に近い日本、そして閉塞感の充満した
雰囲気を作ってきた可能性があるからです。


「お金だけを信じて、お金を稼げさえすれば全ての
問題が解決されて、幸せになれる。」

上記を信じている人は、現代にどれくらいるでしょうか?
そしてそれに夢中になれる若い人がどれだけいるでしょうか?


誤解がないように言いますが、私は前回も書いたように
「社会に価値を提供し、対価としての報酬を得る」
という活動(仕事)は、恒久的に人には必要だと思います。

そして、生活のためにお金は絶対に必要だし、
今後も「みんなが共通の価値として認める“お金”」と
いう装置は、便利なため続くと思います。


しかし「お金」の価値を過大評価し、それを手に入れることが
全ての「幸福」をもたらしてくれる、と信じられた時代とは
もう終わっている、と思うのです。



ここで突然逆説的なことを言いますが、
個人的には上記のような絶対的な価値観がある社会の方が、
人は幸せだと思います。


だってそうでしょ?

例えば江戸時代には、幕府に奉仕して、精進して、
年貢を納める生き方こそが、人の正しい道で、幸せに
なれると信じられていたわけだし、

高度成長期の時代には、働いて働いてお金が稼げさえすれば、
全て人生は上手くいく!と信じられたんですよ!?


それはある意味、幸せな状態だと思うのです。


人は「こうすれば幸せになれる」「こう生きていけばいい」
というモデル(ストーリー)が合った方が、生き方に迷うこと
なく、幸福感を味わいやすいのでしょう。


しかし、現代ではそのモデル(ストーリー)が崩壊しており、
それを個人個人が作っていく必要がある時代だと思います。


だから、、、大変ですよね(笑)


それは大変な作業です。


昔から言われていたり、周り(社会)が言うことではなく、
自分を深く見て・自分の軸で人生を決めていかねばなりません。

使い古された言葉だけど、それこそ「自分の生き方」を、
一人一人探さなくてはいけない。

そんな時代に、今後はもっとなっていくのかもしれません。


そして同時に、その変化は
個人の生き方にだけ起こっているのではありません。


今は、社会全体に大きな転換期が来ていて、
今まで(資本主義?)のシステムは大きく変わる必要に
迫られている気がします。


社会に変化が起こるということは、
今までとは違った考え方のもとで、違った生き方が
迫られるということ。

そのベースとなる新しい価値観は、私達の世代が
持っている新しい感性にこそあるのかもしれません。

そう考えると、
私達の世代の役割は、予想以上に大きいのかもしれませんね。

自分も、少しずつ、一歩ずつでも、
自分の生き方を知る努力をしたいと思います。



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〔2〕 きんきょー報告「オススメ!【(シネマ歌舞伎)大江戸りびんぐでっど】」
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昨日の夜、銀座に行ってきました。

目的は、これです。



(シネマ歌舞伎)『大江戸りびんぐでっど』
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/ooedolivingdead/


■シネマ歌舞伎とは?【公式HP】
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/

以前から「歌舞伎」を観てみたい、とは思っていたのですが、
面白いのか?知識がなくても内容がわかるのか?などの
疑問があったため、入門編として観てきました。


今回観た『大江戸りびんぐでっど』の感想は……

面白かった!


現代風にアレンジしてあるからだと思いますが、
セリフ・ストーリーも知識ゼロの状態から観ても、十分に
理解できる内容で、非常に楽しめました。

今回の作品で、特に目立っていたのは、
なんといっても市川染五郎の演技力。

以前、演劇で市川染五郎を見たときも
「負の感情表現が抜群に上手いな~」と思っていましたが、
今作品の演技も見事なものでした。

全体としても、ストーリーの構成、伏線からのオチ、
笑いのとり方、役者の演技力、時間の長さまで、
とてもよくまとまっていたと思います。

まだ来週もやっているようなので、時間がある方はぜひ
観に行ってみてください。



そしてそして、私が次に興味があるのは……、これ!

http://www.shochiku.co.jp/movie/cinemarakugo/

落語が好きな方がいたら、ぜひ予備知識ください。
観に行くことができたらまた報告します。

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今回は以上です。

ふぅ。
少しずつメルマガ発行に慣れてきた気がします。

こういうことは習慣化できるかが勝負なので、少しでも早く
「書くのが当たり前」レベルに持っていこうと思います。

あと、メールを開かなくても見れるように、
内容をコピペしたブログも作りました。

見て頂ければ幸いです。


■ブログ:anweekly (←笑)
http://anweekly.blogspot.com/


タイトルの由来は、単なるパクリではなくて(笑)

最終的には有料でも読みたい!と思えるくらいの情報、
そして感性豊かな文章にしたいと思っているからです。

それまで、どうぞお付き合いください。



読みづらい点も多々あったかと思いますが、
もしもここまで読んで頂いた方がいたら、ありがとうございます。

来週もお楽しみに。

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