2014年12月21日日曜日

●● 「スマホ」と「すきま時間」

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┃◆2014.12.21 ┃ vol.230 「スマホ」と「すきま時間」
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 「スマホ」と「すきま時間」

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、第27回サラリーマン川柳ベスト10発表キタ!
    今年も秀逸wwwww

http://goo.gl/uuemGE

毎年、秀逸な作品が生み出されている
サラリーマン川柳。

今年も面白いです(^0^)。

▼たしかに・・・。


2、東京駅記念スイカに客殺到、大混乱で販売中止
    飛び交う怒声、囲まれる駅員

http://goo.gl/D544JY

なんだか凄い騒ぎになったみたいですね。。

どのジャンルもそうですが、コアなファンを
ないがしろにすると怖い!


3、格差を生み出す「特権」とは何か?が
    誰にでもよくわかる授業が秀逸

http://goo.gl/rXchTv

なるほど。

特権を持っている人は、特権を気付かない。
そして手に入れたら既得権益になり離さない。

わかりやすいです(^^)。


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〔2〕 「スマホ」と「すきま時間」
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今年もあと1週間で仕事も終わりですね。

年末年始はまとまった時間が取れる方も
多いのではないでしょうか?

今日はそんな時間を使って勉強しよう!と
思っている方に、私が最近読んでオススメの本を
紹介したいと思います。

いまの時代において、何が変化しているのか?
企業は消費者の何を奪い合っているのか?

無意識では感じていることが、
見事に言語化されていてスッキリできる本です。

◎時間資本主義の到来
  あなたの時間価値はどこまで高められるか?

http://www.amazon.co.jp/dp/479422088X



ネットが普及して以来、人の行動パターンや
判断軸が大きく変わってきていることは多くの人が
感じていると思いますが、この本ではそれを、

「時間価値」

という補助線を用いて説明してくれます。

なぜ「時間価値」なのか?

その問いに対して、著者は下記の社会環境の変化を
1つの要因として示しています。

スマホを中心とした情報通信端末の急速な発達と、
SNSをはじめとするソーシャルメディアなどによって、
「すきま時間」の価値が高まりました。

スマホが登場する前は、

・通勤電車が来るまでの待ち時間である数分
・仕事を中断してトイレに行く数分
・お風呂で湯船につかる数分~10分

などのすきま時間を使って生産的なことをすることは
難しかったのです。また、ソーシャルメディアがなければ、
すきま時間で他者とつながることは不可能でした。

つまり、いままでの社会では数分~10分という
すきま時間の価値はほとんどなく、捨てられていました。

しかし、情報端末の発達によって、移動しながら
過ごす1日の過程で生じるすきま時間を有効活用
できるようになったのです。

情報を検索したり、
ちょっとしたメールを返したり、
ソーシャルメディアに投稿したりといった、

数分、場合によっては数秒で出来る生産的な行動が
格段に増え、すきま時間の価値が格段に上昇したのです。

それにより、消費者も企業も、これまで歯牙にも
かけなかった「すきま時間」の活用に血眼になり、
意識が急激に変化しているのです。

たしかに、上記を読んで自分自身を振り返ってみると、

電車が来るまでの間にメールをチェックしたり、
トイレに入っている時に何かを検索したり、
歩きながらニュースを読んだり、

ということはいつの間にか習慣化していますが、
5年前までこのような行動パターンは身につけて
いませんでした。

このように、実は当たり前のように生活に
組み込まれている「スマホ」が人々の行動パターン、
そして企業の競争に大きな影響を与えているのです。

そして、この先に起こることは、

「すきま時間」で本業以上のお金を稼ぐ人が生まれたり、

「すきま時間」にチャンスを見出した企業が
時間の有効活用に特化したサービスを始めたり、

それぞれが自分の「時間」をどのように使うかが、
より重要視される時代が来そうです。

特に私は、この本の結論として提示している今後の
「時間価値を高める行動・思考」が参考になりました。

①人と会うこと

さまざまな情報が手に入るようになった時代、
最終的に残るのは1対1で話をすることの価値だけなのだ。

男女も年齢も職種も関係なく、多様な人間の集まる場所。
そこで、お酒を飲み、他愛のない雑談をする。

つまり、情報やアイデアの交換をするのだ。

人とたくさんの「交換」をして、事務作業の時間を効率化し、
考える時間を増やすことがより大切になるのではないだろうか。

②効率化ではなく、快適化を求めること

「時間の効率化」だけに目が行くと、無味無臭で
無色透明な時空を生み出すだけであり、私たちの人生に
何のプラスも生み出せない。

「時間の快適化」を追及して、その上で「創造時間価値」を
獲得することではじめて、人生の豊かさは実現できる。

上記2点は、今後の社会では確かに重要度が増してきそうです。

上記以外にも、この本には

・仕事とプライベート(公私混同)
・職住接近
・都市化、高齢化

など、漠然とみんなが感じていることの未来が
どうなるか?が見事に解説されています。

年末、何を読もうか悩まれた方は、
ぜひ「時間資本主義の到来」を手にとってみて下さい!


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〔3〕 編集後記
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私が大好きなマンガ
「リアル」の最新刊が発売されました!

◎リアル 14巻

特設サイト
http://youngjump.jp/real/

現実という壁にもがき、苦しみ、それでも
前に進んでいく男の姿を描く「リアル」には、
いつも勇気をもらっています。

車いすバスケに興味がない人も、
ぜひ読んでみて下さい!

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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