2014年11月9日日曜日

●● How Google Works

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┃◆2014.11.9 ┃ vol.224 How Google Works
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 How Google Works

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、もし、突然イチローが練習中に現れたら。

http://goo.gl/Tb7PC3


こんなことが自分の身に起こったら、
ドキドキしちゃいますね(^^)/。

イチローが子供たちに向けて話した言葉、

「野球やってるとみんなわかると思うけど
  1人じゃできない

  みんなの力がないとできないけど
  でも自分もしっかりしてないとできない」

この言葉、すごく良かったです。
仕事も一緒ですね。

やっぱりイチローはすごいっ!


2、この発想はなかった!恐ろしくセンスのいい商品10選

http://goo.gl/XoGj5i

こういう商品を企画してみたい。。

特にこのベルトはメタボの方は必須に
したらどうでしょうか??(笑)



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〔2〕 How Google Works
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「Google」といえば、
サービスの先見性・革新性も話題に上がりますが、

最もユニークな会社の特徴は
「働きがいのある企業」として知られていることでしょう。

米ビジネス誌「Fortune」が米国企業を対象にしたランキング
「最も働きがいのある企業100社」の2013年版では
Googleが1位を獲得し、計4度目の受賞となっています。

Googleといえば、自由な社風、
そして手厚い福利厚生で有名ですが、

その代表的な福利厚生として、

一流シェフによる料理が食べられる無料食堂、
ドライクリーニングサービス、無料の交通手段、
一時保育サービス、

更に、、有給休暇消化率はなんと95%を超えるとか。

強烈な利益を残しているからこそ出来る待遇ですが、
Googleで働く社員の満足度が高いのは当たり前でしょう。

今回はそんなGoogleの「働き方」「マネジメント」が
どんな思想の元に作られているのか、実際にどんな
運用をしているのかが知れる本をご紹介します。


◎How Google Works ―私たちの働き方とマネジメント

http://www.amazon.co.jp/dp/4532319552


この本は、グーグル現会長で前CEOの
エリック・シュミット氏が、

20世紀型のマネジメント理論・管理手法を捨て、
どうやって「Google」が優れたサービスを作ってきたか、
いまの時代の最良の方法は何か、

を語り尽くした本です。

※370ページに及ぶ本なので、本を読むのが
  苦手な方は、こちらに簡易なスライドとして
  まとめられているので、こちらをご覧ください!!

◎Google・シュミット会長による
  働き方とマネジメントを示すスライドが公開中

http://gigazine.net/news/20141017-how-google-works/


この本、私にはとても刺激的な本でした。

私以外にも、仕事・立場としてマネジメントに
取り組んでいる方は賛同できる文章が多いと感じました。

なぜならば、マネジメントをしていると、

「なぜ自社は、決定のスピードが遅いのか?」
「いまの若者が能力を発揮できる環境になっているか?」
「課題として取り組んでいるテーマは合っているのか?」

など、漠然とした疑問を感じることが多く、
この本にはその答えとも言える言葉がたくさん
載っていたからです。

私がそう感じた一部の文章をご紹介すると、


▼以下抜粋

■インターネットがもたらした変化

激変の結果、いまや企業の成功に
最も重要な要素はプロダクトの優位性になった。

情報の管理能力でも、流通チャネルの支配力でも、
圧倒的なマーケティング力でもない。(中略)

これほど情報があふれ、魅力的な選択肢がたくさん
ある状況では、チェーン店か独立系かにかかわらず、
いくら歴史やマーケティング予算があっても質の低い
店に勝ち目はない。

反対に、オープンしたてでも質の高い店は
口コミで評判が広がる。(中略)

アマゾン創業者兼CEOのジェフ・ベゾスの言うとおりだ。

「古い世界では持てる時間の30%を優れた
  プロダクトの開発に、70%をそれがどれほど
  すばらしいプロダクトか吹聴してまわるのに充てていた。
  それが新たな世界では逆転した」


■スピードと企業構造

こんにち多くの企業が採用している経営管理プロセスは、
100年以上前の時代の産物だ。

失敗のコストが高く、全体的な情報を握っているのは
経営トップだけという時代のもので、リスクを抑え、
情報量の多いひとにぎりの経営者だけに意思決定を
委ねることを主眼としていた。

この方法は意思決定のスピードをあえて遅くするように
設計されており、その狙いを十二分に果たしている。

つまり、
企業が経営のスピードをひたすら高めていかなければ
ならないこの時代に、構造がそれを阻んでいるのだ。


■スマート・クリエイティブ

こんにち、あらゆる企業はプロダクト開発プロセスの
スピードと、プロダクトの質を高めることを最優先
すべきだ。

産業革命以来の業務プロセスは、リスクを抑え、
失敗を避けることに重きを置きすぎていた。

こうしたプロセスやそこから生まれた経営手法の支配
する環境では、スマート・クリエイティブは息が
詰まってしまう。)

一方、こんにち成功している企業の際立った特色は、
最高のプロダクトを生み出し続ける能力だ。

それを手に入れる唯一の道は、スマートクリエイティブを
惹きつけ、彼らがとてつもない偉業を成し遂げられるような
環境を作り出すことだ。

(抜粋ここまで)

スマート・クリエイティブとは、簡単に言うと、

テクノロジーの知識やビジネス能力、そして創造力を
組み合わせることができ、最新のツールと自由な環境を
与えてやると驚くべき製品を驚くべきスピードで生みだす
ことができる人たちのことです。


人の価値感、
労働へのモチベーション、
商品・サービスの購買決定プロセスなど、

変化していることは感じられても、
日々の忙しい仕事の中では、なかなか言語化して
まとめることはできません。

しかしこの本は、
「時代」「働き方」「経営」
において激変している要素がわかりやすく説明されています。

Googleに興味がある方、
マネジメントに取り組んでいる方、
これから経営に携わる方、

はぜひ読んでみてください!


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〔3〕 編集後記
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あっという間に11月になりましたね。
気温も下がり始め、すぐに冬がやってくるでしょう。

そんな中、今月の22日からは
北海道・札幌に行ってくる予定です(^^)/。

たまには仕事のことをキレイに忘れて、
リフレッシュしてこようと思います。

美味しいお店をご存じの方は、ぜひ教えて下さい!

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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