2013年8月25日日曜日

●● “態度”は口ほどに物を言う

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┃◆2013.8.25 ┃ vol.161 “態度”は口ほどに物を言う
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みなさん

こんばんは。

お盆休みがあけましたが、暑い日が続きますね。
みなさん、いかがお過ごしですか?

私はついに今週末からタイ・ベトナムに行ってきます!

特にベトナムは初めて行くので、新しい出会いと刺激が
いまから楽しみです(^^)/。

またこのブログでも報告させてもらいますね。

さて、今日は「中間管理職の苦悩」として2つ目に
挙げていた「部下からの無言の抵抗」について
書きたいと思います。

いま部下の人も、上司の人も参考にしてもらえると嬉しいです。


みなさんの会社では、毎日朝会は行っていますか?

私のチームでは、毎日必ず朝会を行っているのですが、
朝会の役割とは何でしょうか?

普通に考えると、

・情報共有
・成功事例の共有
・社内の連絡事項

といった業務上で必要なことと、

・自分の中で仕事モードにスイッチを切り替える

など、心構えの要素もあるでしょう。

しかし、中間管理職の立場になってみて、
朝会は違う役割を持っていることに気づきました。

その役割とは、

「メンバーの状態(納得感)を知ること」です。

ここで言っている「状態(納得感)」とは、
メンバーが、

会社に対してどれくらい満足しているか?
チームの方針に対してどう考えているか?
現在の取り組みに賛成しているか?反対か?
モチベーション高く働けているか?

といったことを指します。

人は不思議なもので・・・、

口に出して言わなくても、
考えていること・感じていることが態度に出る生き物です。

ある意味、会話するよりも態度をよく観察している方が
その人の状態がわかるくらい、本音が出るものです。

特に中間管理職になって、日々接しているメンバーの
ことであれば、尚更です。

どこを観ているか?
どんな表情をしているか?
身体はどっちを向いているか?

などの「態度」からその人の状態がよくわかります。

朝会を行ってその態度を観ることで、
どのメンバーがいまはいい状態で、どのメンバーに不満が
溜まっているのかを掴むことができるのです。

しかし、、

中間管理職の仕事が難しいのは、ここからです。

朝会の態度などから「不満が溜まっているな~」
とわかったとしても、適切な対処ができるかどうかは
別問題なのです。

その理由は、メンバーから不満や問題点などのネガティブな
情報を聴くことが、上司にとっては難しいことだからです。

「会社を辞めたいと思っている。」
「上司の~~がすごく気に入らない。」
「同じチーム内のあの人が嫌い。」

このようなことは、メンバーから上司に対しては
非常に言いづらい内容です。

組織の人間として、自分の評価を落としかねないことは、
できるだけ言いたくないと思うのは当たり前でしょう。

しかし、上司やチームに対しては、
どれだけ部下に不満が溜まっていたとしても、
それを無視して仕事は降ってくるのです。

つまり、その不満を増長させることを覚悟の上で、
「この仕事をやってくれ」という指示を出さねばなりません。

もちろん、それによって部下がさらに不満を抱え、

頼んだ仕事をやらなくなったり、
報・連・相の回数が減ったり、

最もひどい状態のことを言うと、

辞めてしまうことも覚悟の上で、

仕事を指示しなくてはいけないことがあります。

これは、私のような人間には、
とってもストレスのかかる仕事でした。

なぜならば、上記のことは全て、
「相手に嫌われるかもしれない」という恐怖と
向き合わなくてはならないからです。

強い人間、成熟した人間は、
「自分が人から嫌われるかどうかなんて気にしない!」
「仕事だから個人的な感情なんて気にしてられない!」

と言えるのかもしれません。

しかし、私は自分の発言・行動によって相手が
どう感じているか?を気にせずにはいられない人間です。

自身の中に渦巻く、「人から嫌われる恐怖」を
無視することは出来ない性格なのですm(_ _)m。

そんな私にとって、常にメンバーの不満や怒りを無視して
でも仕事をふらなくてはいけない、理不尽を押し付け
なくてはならない管理職の仕事は、

「しんどい仕事だな~」と思っています。

それこそ、多くの人が中間管理職になりたくない、
という意見に深く共感できます(笑)。

しかし一方で、いま会社はどこも優秀な中間管理職を
求めています。

一定以上の規模の組織になった時に、

その会社の文化を作るのも、
成果を上げることも、
人が活き活きと働けるかどうかも、

最終的には、中間管理職にかかっているからです。

だからこそ私は、自分のような人間でも優秀な
中間管理職になれる方法を、自分なりに築くことで、
多くの同じ苦しみの中にいる人を救えるかもしれない、

最近は、そんなことを考えるようになりました。

道のりはまだまだ遠いですが、少しずつこの道を
開拓していきたいと思います(^^)/。

当分の間は、楽しみながら苦しみたいと思います(笑)。


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今日は後輩と、スター・トレックを観に行ってきました!

▼スター・トレック イントゥ・ダークネス
http://www.startrek-movie.jp/index.php


物語のテンポがよく、映像もとっても迫力があって、
大満足の内容でした。

そして、なんといっても悪役を演じた
俳優・ベネディクト・カンバーバッチがかっこ良過ぎ・・・。

スター・トレック作品が初めての人でも楽しめる内容に
なっているので、スカッとする映画が観たい!と
思った方は、ぜひ映画館に行ってみてください。

個人的にはパシフィック・リムの方がオススメですが、
こちらの映画もレベルが高い。

今年の夏は、映画が豊作で嬉しいです(^▽^)

それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。

来週も、よろしくお願いします。

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