2012年4月8日日曜日

●● 探し続ける覚悟を。

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┃◆2012.4.8┃ vol.73    weekly mailmagazine / blog
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〔1〕 探し続ける覚悟を。

〔2〕 近況報告「 BRUTUS:大友克洋、再起動。 」

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〔1〕 探し続ける覚悟を。
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みなさん

こんばんは。

先週から、
「自分で、自分のことがわからなくなる。」
ことについて、心理的な原因を探っています。

社会に出て「稼ぐこと」や「目の前の仕事を行う」
という現実を前に、自分の「好きなこと」「楽しいこと」
を、いつの間にか見失ってしまった・・・。

でも、自分の「好き・楽しい」を活かして仕事を
したいと思っている・・・、そんな、私のような人に(汗)、
役に立てば嬉しいです。

今回は、なぜ自分の「好きなこと」「楽しいこと」が
わからなくなってしまうのか?について、書いていきます。

いつもにも増して長文になってしまいましたが、、、
お時間のある時に、ぜひご覧ください(^^)/。


先週も書きましたが、人は、
「自分で、自分がどんな人間か理解する。」
ということが、苦手な生き物のようです。

友人・知人の「欠点」はいつも言っているけど、
自分自身の「強み・欠点」はよく分かっていない。

そんな人、沢山いませんか?

もちろん、私自身もその特性を強く持っていて・・・、

社会人として仕事をするにつれて、いつの間にか、
自分の「好きなこと」「楽しいこと」が分からなくなって
しまいました。

自分は一体、何が好きなんだろう?
自分は一体、何をしている時が楽しいんだろう?

そんな状態に、陥ったのです。

なぜ、自分のことにも関わらず、
「好きなこと」「楽しいこと」すら、
わからなくなってしまったのでしょうか?

先週も書きましたが、その理由として下記の3つを考えました。

=========================================

◎「好きなこと」「楽しいこと」を見失ってしまう理由

1、自分にとっては「アタリマエ」すぎて、
    他人から見たら異常行動だと気づけなくなっている。

2、他人からの批判・中傷によって、自分を押し殺している。

3、それが「好きなこと」「楽しいこと」だと、認めたくない。
    認めるのが、怖い。

=========================================

これらの理由を1つずつ、解説していきます。

1、自分にとっては「アタリマエ」すぎて、
    他人から見たら異常行動だと気づけなくなっている。

人には、誰しも「偏り」があります。

普段の生活でいえば、

・時間を何に使うか。
・お金で何を買っているか。
・どんな場所によくいるか。

などの「基礎行動」を見ていけば、確実に人それぞれが
違う動きをしているのです。

しかし、自分にとってはそれらの行動は、
アタリマエであり、日常です。

そのため、偏りがあったとしても、
自分では気づけないことが多く、ある意味
「みんな同じだろう」という錯覚を持ってしまうのです。


2、他人からの批判・中傷によって、自分を押し殺している。

私が、このパターンでした。

自分の「好きなこと」「楽しいこと」が、
以前はわかっていたのです。

しかし、他人からの批判・中傷によって、
自己否定をかけてしまいます。

「こんなことが好きなんて言ったら、馬鹿にされる。」
「こんなことが楽しいって言ったら、変だと思われる。」

このように、他人の目を気にすることから・・・、

「好き」なのに、「楽しい」ことなのに、
好きでも・楽しくもない振りをすることで、
本当の感情を押し殺してしまうのです。


3、それが「好きなこと」「楽しいこと」だと、
    認めたくない。認めるのが、怖い。

これは、理想を思い描くのは好きだけど、
現実を認めたくない私のような人に多いパターンです(笑)。

いまは「好きなこと」「楽しいこと」がわからないから、
やっていないだけだ。

もしわかったら、もちろん、やるつもりだ。

そんな言い訳を盾にして、自分が「好きなこと」
「楽しいこと」をやっていないことを、正当化するのです。

しかし一方で、本当の自分が心の中で
「いまの状態は、何か違う」と囁き、葛藤に苦しめられ
ることになります・・・。


以上、3つのの理由で、
自分の「好きなこと」「楽しいこと」を
見失ってしまう人が多いのではないでしょうか?

これらの問題に対して、
どうやって自分の「好きなこと」「楽しいこと」を
見つければいいのか?

という質問に対しては、色々と解決策はあると思います。

例えば、

・自分のお金・時間・場所を見える化してみる。
・子供の頃、学生の頃に夢中になったことを思い出す。
・昔からの友達に、自分について聴いてみる。

などは、確実にヒントになるでしょう。

ただ、それよりも、

私が感じる最も重要なことは、
自分が「好きなこと」「楽しいこと」を大切にして、
それがどんなことでも、素直に認め、見栄を張らないこと。

そして、出来る限りを仕事にする(やり続ける)方法を、
探し続けること・諦めないこと。

それこそが重要だと思うのです。

いまのように、キャリア・労働環境が流動的になると、
同じ会社の中でも、違った仕事を体験する機会が増えています。

その機会を利用して、少しでも自分らしく働ける仕事・環境や、
自分の「好きなこと」「楽しいこと」に近い仕事を、

求め続ければ、
探し続けていれば、
諦めなければ、

どこかでヒントが見えてくるはずだと、
私は、信じています。


そんなことをずっと考えていた私ですが、
実は・・・、

自分の「好きなこと」「楽しいこと」を仕事にする
ために、小さな一歩ですが、行動を始めています。

自分が大好きな知識・知恵の体系を持って、
人の可能性を開くことに貢献する、同じ方向性を
持った人と一緒に学ぶ。

そんな講座を、運営・企画しているのです。

詳しくは来週書こうと思いますが、
ぜひ下記のサイトを見て頂けると嬉しいです!

◎ビジネススケッチ講座 Facebookページ
http://www.facebook.com/business.sketch

※私が毎日(平日)、更新しています。
  ぜひ「いいね!」で応援してもらえると嬉しいです!

◎ビジネススケッチ講座 ホームページ
http://www.business-sketch.jp/

来週は、この「ビジネススケッチ講座」について、
背景、目的、概要などをご紹介したいと思います。

どうぞお楽しみに!!



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〔2〕 近況報告「 BRUTUS:大友克洋、再起動。 」
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今回は、オタクな人にしかわからない内容です。
(↑ノーマルな方、すいませんm(_ _)m)

昨年から「糸井重里特集」「スターウォーズ特集」と、
オタク心を読み切った特集を組んでいる『BRUTUS』が、
またしてもやってくれました。

今回の特集は・・・、

「日本のアニメーションに対する世界の評価を一変させた」
と言える名作:『AKIRA』の原作者:大友克洋さんです。

◎ BRUTUS:大友克洋、再起動。
http://magazineworld.jp/brutus/729/read/






















▼代表的なイラストも沢山掲載されています。

『AKIRA』をあまり知らない方も、
タイトルくらいは聴いたことがあるかもしれません。

◎ AKIRA
http://dbeat.bandaivisual.co.jp/akira/

『AKIRA』は、歴史に名を残した作品です。

舞台は第三次世界大戦後の世界にある「廃墟都市(ネオ東京)」。
そこに生きる「不良少年」たちが、人為的に作られた「超能力」
を操る敵と闘い、無政府状態の日本をどう導いていくのか・・・、

という、誰もが想像すらしなかった世界を1982年に発表し、
日本の漫画界に『革命』を起こしました。

しかも、日本で爆発的なヒットを記録した後は、、

1990年に北米・ヨーロッパで映画が公開されると
カルト的な人気を得ることになり、「日本のアニメ」の
先進性を世界に知らしめたのです。

今回の特集では、

長く漫画を描いていなかった大友さんが、なぜいま、
「再起動」をすることになったのか?という理由。

そして、昨年の震災が与えた影響などが書かれています。

私が最もこの特集で面白かったのは、
大友さんの「漫画へのコダワリ」が垣間見えたことです。

これだけデジタルが発達しても、まったくコンピューターを
使うことなく、全て手で描くというのです。

なぜならば・・・(以下、インタビューより抜粋)、

「雲の線一本、建物の線一本引くにも、
「雲になれ」「ビルになれ」って念じながら引いてるわけです。

そういう「呪い」が溜まっていれば、お客様も気持ち悪くなるんじゃ
ないかって。コンピューターだと「呪い」が薄いんですよね。」

この「呪い」という言葉に、大友さんの漫画にかける
執念のような意気込みを、感じました。

しかも・・・、

今回の特集には、「スラムダンク」の原作者:井上雄彦さん
との対談も掲載されています。

▼この2人の組み合わせは中々見られません。。
















読めば分かりますが、一流の人が1つの作品に賭けている思い、
絵に対するコダワリなどを語り合う言葉には、
刺激を受けること間違いありません。

ちなみに、今回の特集は来週から始まるこの原画展の
プロモーションを兼ねているのですが、、、

私はもちろん、行くことにしました(笑)。

◎ 大友克洋GENGA展
http://www.otomo-gengaten.jp/























大友さんの新作には、どんな物語(未来)が描かれるのか・・・。
いまから楽しみで、仕方がありません。

みなさん、書店でBRUTUSを見かけたら、
ぜひ中を覗いてみて下さい(^^)/。


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最後に・・・、

どれだけ探しても、見当たりません。
すでに全滅してしまったようです・・・。

いまだかつて、『豆腐』がここまでの
快進撃をみせたことがあったでしょうか?

▼「ザクとうふ」(198円)。こんなの・・・反則でしょ!!
















▼「ザクとうふ」早くも全滅!?
   生産間に合わず、全力で増産体制強化へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120403-00000049-rbb-ent

▼「ザクとうふ」 相模屋公式ホームページ
http://sagamiya-kk.co.jp/zaku/detaile.html

やっぱりヒットの要因は、
「ヒートホーク・スプーン」だったと思います。

かっこよすぎですって・・・。

今回は最後までオタクな内容になってしまいました。。
ノーマルな方々、退屈させてすいませんm(_ _)m。。

それでは、本日は以上です。
今回も最後まで読んで頂いて、本当にありがとうございます。

来週も、どうぞお楽しみに!



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