2012年3月4日日曜日

●● 「評価・信頼」の“見える化”が始まった。

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┃◆2012.3.4┃ vol.68    weekly mailmagazine / blog
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〔1〕 「評価・信頼」の“見える化”が始まった。

〔2〕 近況報告「 古代遺跡の神秘:ピラミッド 5000年の嘘 」

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〔1〕 「評価・信頼」の“見える化”が始まった。
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みなさん

こんばんは。

今日は、私にしてはかなり早い時間での配信です。
その理由は後ほど・・・。

さて、突然ですが、昨日Yahoo!のトップニュースに、
この記事が掲載されていたのを見ましたか?

▼米口コミ「イェルプ(Yelp)」が上場
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120303/t10013452001000.html

※アメリカで大人気!レビューサイト「Yelp」って?
http://allabout.co.jp/gm/gc/77758/

この「イェルプ(Yelp)」は、
簡単にいうと日本の「食べログ」のようなサイトです。

(イェルプには、ホテル・美容院なども掲載されています。)

このニュース、単に1つの会社の上場記事に見えますが、
実はここに、今後起こる仕事や生活における変化の本質が
ある気がしてなりません。

そこで、今回はいつもよりちょっと真面目に(?)、
私が感じている【「評価・信頼」の“見える化”】に
ついて、書きたいと思います。

どなたかの参考になれば、嬉しいです。


日本の「インターネット元年」は、
『Windows 95』が発売された1995年と言われています。

今年が2012年なので、インターネットが日本の社会に
浸透し始めてから、17年が経ったことになります。

この17年で・・・、

インターネットは社会に大きな変化をもたらしました。

まず初めに起きた変化は、情報流通の爆発です。

パソコンまたは携帯電話からキーワードを入れるだけで、
得たい情報を、大量に入手することができる。

誰でも、いつでも、どこでも、無料で。

このインフラは、確実に、私たちの
「日常生活」「コミュニケーション」「購買行動」
「仕事の仕方」「意思決定」に変化を起こしました。

いまとなっては、私たちの生活から1日でも
インターネットを取りあげたら、仕事はもちろん、
電車の乗り換えやお店選びすら、不便で仕方がないでしょう。

それくらい、インターネットは私たちのインフラになり、
社会を変えてきました。

そして、現在、

インターネットが起こす変化は、
次の段階に進んでいるように感じます。

その「次の段階」こそが、上記で書いた
「評価・信頼」の“見える化”である、と思うのです。


「評価・信頼」の“見える化”とは何か?

“見える化”は、【検索可能】と言い換えた方が
わかりやすいかもしれません。

飲食店の「評価・信頼」を“見える化”している
口コミサイト「食べログ」を例にとればよくわかりますが、

▼食べログ
http://tabelog.com/

上記で紹介した「Yelp」と同様、
このような口コミサイトでは、そのお店が、

「本当に美味しいか」「接客はいいか」「雰囲気はどうか」
「価格は合うか」「立地はどうか」

などを、利用したお客が評価をして、
『点数・感想』を書きこみます。

そして更に、その書きこみを、お店に興味のある他の人が
ネット上で検索し、見ることが可能です。

いまでは、この「口コミ」と言われる利用者からの
「評価・信頼」の情報が、インターネットの中では最も
価値を持っています(ユーザーを集める力がある、という点で)。

みなさんも、お店を決める時や、少し高い買い物をする時は、
同じ店・商品を使った人の「口コミ」を見る、という
行動が定着している人もいるのではないでしょうか?

(私は買う前に、必ずチェックします。)

実際に、ユーザーを多く持っているサイトは
必ずと言っていいほどこの「口コミ」を提供しています。

食べログをはじめ、
amazon(http://www.amazon.co.jp/)も、
@cosme(http://www.cosme.net/)も、
価格.com(http://kakaku.com/)も、
じゃらん(http://www.jalan.net/)ですら、

この「口コミ」を見るために、ユーザーが集まってくるのです。

(私は『facebook』もその一つだと考えています。)

この利用者からの「口コミ(評価・信頼)」が“見える化”
されたことによって、ある『数字』に変化が起きました。

それは・・・、『広告の反応率』の激減です。

いままで、企業が顧客を獲得しようと思った時に
必ず必要だったのが、まず商品・サービスを知ってもらう
ための『広告』でした。

現在、日本の『広告』市場は年間で6兆円以上あると
言われていますが、長い間、減少の傾向にあります。


なぜか・・・?

ここからは私の個人的な見解ですが、、、

すでに企業からの一方的なメッセージである『広告』を
信頼する人が(昔に比べて)少なくなり、

「お客(利用者)の声(評価・信頼)」こそが、
顧客が唯一信頼している情報であり、同時に顧客を
獲得する最も有効な手段となったからです。

※余談ですが、上記の考えから「ステマ問題」はより
 重要性が高まっていくと思います。

▼「ステマ問題」が明らかにしたこと
- 企業はネットで、消費者とどうかかわるべきか
http://news.mynavi.jp/articles/2012/02/22/comnico/index.html


いまは、この「評価・信頼」の“見える化”が
お店や商品などの“企業(法人)”でどんどん進んでいます。

この流れは、誰にも止められないでしょう。

そして・・・、

私はこの「口コミ(信頼・評価)」の
【貯まる・見える・検索できる仕組み」が
今後は“個人”に適用されていく、と考えているのです。

つまり、

個人(の仕事)において、

「仕事は正確か」「締切を守るか」「付加価値は高いか」
「費用は合うか」「報・連・相はあるか」

などの評価が、“見える化”(検索)される、ということです。


・・・この話題、まだまだ続きます。

今回はだいぶ長くなったのでここら辺にして、
来週は【個人の「評価・信頼」の“見える化”】の具体例も
交えながら、もっと詳しく解説していきたいと思います。

私個人の考えとしては、

今後はこの「“見える化”された評価・信頼の蓄積」こそが、
何よりも重要な“資産”になっていくのだと、考えます。

そのためにも、ここ最近のメルマガ配信の遅れによる
私の信頼失墜を取り戻すために(笑)、

今日は少し早い時間に、配信してみました。
(来週もがんばります。。)

いつも読んで頂いて、ありがとうございます。
それでは来週の続編もお楽しみに!


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〔2〕 近況報告「 古代遺跡の神秘:ピラミッド 5000年の嘘 」
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すでに10年以上前の話になりますが・・・、

私が大学の進路を決める時、
なぜ「理学部・物理学科」という、いま思うとまったく
的外れな(汗)分野を選んだのだろうか?

と思い返してみると、やはり動機はココにありそうです。

「宇宙の神秘を、自分の頭で解き明かしたい。」

高校の頃、まだ純粋だった私は、
本などで読んだわずかな宇宙論の話から、

「恒星」「銀河」「星間物質」「マグネター」
「ブラックホール」「ビックバン」・・・、

という、まだ「解明されていない謎」に心惹かれて、
物理の分野に飛び込んでいくわけです。

(挫折するとも知らずに・・・。。)

いまとなっては、大学で学んだ物理の知識は
ほぼ覚えていませんが、いまでも、

「解明されていない謎」
「世の中の神秘」

に心が惹かれる自分がいることも、確かなのです。

今回はそんな私の知的欲求を満たしてくれた、
歴史ドキュメンタリー映画のご紹介です。

全ては先入観・偏見を捨てて、『真実』を解き明かすため・・・。

そんな純粋な思いが、この映画の中で行われている
徹底的な調査・研究から感じ取れます。

私と同じように、
「謎」「神秘」に興味がある方には、面白いと思います。

◎ ピラミッド 5000年の嘘
http://pyramid-movie.jp/






















映画の内容を簡単に紹介すると・・・、

クフ王の墓として世界中に知られるギザのピラミッド。
紀元前2700年から2500年代に、20年間をかけて建造されたと
言われているが、その実態はほぼ解明されていない・・・。

そこで、エジプトを専門とする考古学者をはじめ、
建築・人類学・物理学など、様々なジャンルの研究者が結集。

調査・研究に37年を費やし、さらに6年にわたる検証を重ね、
謎が多いピラミッドの常識を覆す「驚愕の真実」が判明する。


という、「ピラミッドの謎」に正面から挑んだ映画です。


▼「ギザのピラミッド」。これは、本当に墓なのか??















▼話はもちろん、近くにある「スフィンクス」にも及びます。
















▼「ピラミッドの謎」には、実は「ナスカの地上絵」も関係が・・・?
















▼「モアイ像」も・・・、全て、繋がっているのです。















この映画は、ちょっとマニアックですが面白いですよ~。

これほどアクションシーンや、キレイな女性がまったく
出てこない映画も珍しいですが(笑)、

違う意味で、ドキドキしました。。。

映画の中でも出てきますが、エジプトにある
この「ギザのピラミッド」は、いまの科学技術を
持ってしても、作るのは困難なのです。

▼鍵となる数字は、円周率の「π」と黄金数の「φ」です。














そう考えると、
「科学技術は昔に比べて進化している。」
という見解は、私たちの傲慢に過ぎないかもしれません。

また、社会で言われている定説が、どれだけ一部の人間の
思いこみや、価値観・宗教観によって作られているのか?
も学べる内容になっていました。

【ピラミッドはなぜ作られたか?】という結論、
そして、それに対する私の意見はここでは書きませんが、

「謎」に対するアプローチ方法や、
『論理』と『ひらめき』で、この「謎」に迫る姿勢や、
いままでの前提を疑う勇気は、見事というより他にありません。

気になった方は、ぜひ観に行ってみて下さい。


ちなみに、もしこの映画を観て面白いと思った方は・・・、
ぜひ、この漫画も合わせて読んで下さい!

▼スプリガン (全11巻)




















この漫画も、私の大のオススメです。
「神秘」に浸る時間を、満喫してください!


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http://anweekly.blogspot.com/
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最後に・・・、

誰か、ダース・ベイダーを見かけませんでしたか?

なにやら最近、日本の主要スポットにダース・ベイダーが
出没するという情報があるのです。

ダース・ベイダー、秋葉原に登場!!
http://news.ameba.jp/20120226-1804/

ダース・ベイダーが通天閣に出現!!
http://news.ameba.jp/20120204-416/


【目撃映像】 通天閣に攻め入るダース・ベイダー



見かけたら、すぐに私までご連絡ください。
飛んでいきますので。。。

それでは、今回も最後まで読んで頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに!!

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