2011年9月11日日曜日

●● ダイアログ・イン・ザ・ダーク

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┃◆2011.9.11┃ vol.43 ●● ダイアログ・イン・ザ・ダーク
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みなさん

こんばんは。

今回は先週前フリをしておいたこともあり、
「きんきょー報告」だけの、私の息抜きの回です。。

みなさんも息抜き程度に、時間がある時に読んで下さい。

今回の内容は、

最近、遊びにいくところを探している、
非日常を体験したい、
何よりも、現実逃避したい!(笑)

そんな方には面白いと思います。
新しい自分が、発見できるかもしれませんよ!


突然ですが、
みなさんは『まっくらやみ(暗闇)』を体験したことはありますか?

『まっくらやみ』・・・、

それは、

周りに何があるのかまったくわからず、
10センチ先や、自分の体すら見ることができない、
目を開けていても閉じていても、何も変わらない世界です。

現代の街や家は、電気という光のインフラが整っている
ため『まっくらやみ』を体験する機会は、ほとんどありません。

そんな中、『まっくらやみ』を体験することができる施設があります。

今日は「まっくらやみのエンターテイメント」と言われる
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』をご紹介します!


◎ ダイアログ・イン・ザ・ダーク 公式HP
http://www.dialoginthedark.com/index.html



















『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』とは・・・

参加者は完全に光を遮断した空間の中へ、何人かとグループを
組んで入り、暗闇のエキスパートであるアテンド(視覚障害者)の
サポートのもと、中を探検し、様々なシーンを体験します。

その過程で視覚以外の様々な感覚の可能性と心地よさに気づき、
そしてコミュニケーションの大切さ、人のあたたかさを思い出す・・・、
という約90分ほどのまっくらやみ体験エンターテイメントです。

この『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』は、
世界の30か国・約110都市で開催され、2010年現在で
600万人以上が体験しているという人気のイベントなのです。


私は本日、初体験をしてきたので感想も含めてご紹介します。

日本の『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』は
地下鉄銀座線の「外苑前駅」から徒歩8分ほどの場所にあります。

▼入口はこんな感じです。
















受付を済ませ、荷物や貴重品、光るものなどを全てロッカーに
預けたら、少しずつ暗い部屋に入っていきます・・・。

『まっくらやみ』に入る前に、アテンドさんから歩き方、
気をつけること、杖の使い方、どのように進んでいくか?
などのガイドを受けました。

▼イメージはこんな感じです。
















▼この杖を使って歩いていきます。
















『まっくらやみ』の中では、位置情報が「音」からしか判断が
できないので、参加者同士(今回は8人でした)でお互いの呼び名を
決めて、協力をしながら進んでいくことになります。

暗い空間に少しずつ目が慣れてきたら、
ついに、『まっくらやみ』の中に入っていきます・・・。

▼『まっくらやみ』はこんな感じです。
















真っ暗です。
というか、全面が「黒」です。

何も、見えません。
自分の手を目に近づけても、見えません。
目を開けていても、閉じていても、本当に何も変わりません。

これをアテンドさんは「純度100%の暗闇」と言っていました。。

入って少し経つと、自分が目を開けているのか、閉じている
のかすら、よくわからない感覚に陥りいます。

そんな状態のまま、アテンドさんの指示で少しずつ歩いて
行きます。もちろん怖くて、ドキドキします。


いつも当たり前に出来ている歩くこと、触ること、
段差を上がったり、下がったりすること、何かに乗ること、
全てがすんなりできず、怖がりながらゆっくり動くしかありません。


そんな中、今回の私のグループは『まっくらやみ』で、

公園(らしきもの)を歩いてみたり、
橋(らしきもの)を渡ってみたり、
彫刻(らしきもの)に触れてみたり、
寝っころがったり、
ブランコに乗ったり、
みんなでゲームをしたり、

などを、参加者全員が声をかけあいながら行いました。

参加する前は、人見知りな私が
「今日、初めて会う他の参加者と、いきなり仲良くできるのか?」
という不安を抱えていました。

しかし・・・、

その心配はまったく必要ありませんでした。

『まっくらやみ』には不思議な力があって、
光がある世界よりも、自然と『人間関係が近くなる』のです。

なぜならば、

お互いがどこにいるか、何をしているかの声をかけ、
協力をしなくては歩くことも・周りに何があるかすら、
わからないからです。

また、外見がわからないため年齢、性別、そして普段は
無意識に顔から判断している性格すらも・・・、

一切関係なく、みんながフラットに仲良くなることができるんです。

これは、とても不思議な感覚でした。。

明らかにいつもとは違う感覚、違うつながりを味わいながら、
徐々に時間間隔すら無くなってくるのが、とても心地よく感じました。

また、最後の方でバーに入ってお菓子と飲み物を注文する
ことができます(お酒も飲めます)。

何も見えないとそのほかの感覚が敏感になるのですが、
“嗅覚”も鋭くなります。

私はコーヒーを頼んだのですが、(おそらく)インスタントにも
関わらず、遠いところにあっても「あっ、コーヒーを入れてるな。」
と“臭い”でわかりました。

(味は・・・インスタントっぽかったです。 笑)

▼実際には何も見えません。。
















バーの時間も含め、約80分ほど『まっくらやみ』を体験したら、
いきなり普通の空間に出ると目が明るさに耐えられないため、
薄暗い部屋に入って全員で感想を話します。

しかし・・・、光でお互いの顔が見えていると、
みんな話しずらくなって気まずい雰囲気に。。

光があることで、気恥かしさもあり、
「人間関係の距離が遠く」なってしまったのです。

おそらくそれは、自分が持っている外見への偏見や、
先入観によるもの。いかに普段の生活で「視覚」に頼ると
同時に縛られているかに気づかされました。

結局、誰も話さなかったので、アテンドさんが
『ダイアログ・イン・ザ・ダーク』が何に使われているか?
どんな効果があるか?などを話してくれました。

その方の話では、職場の人間関係の改善や、
仲が冷え切った夫婦関係、、、などの関係修復にも
使われているそうです。

特に、お互いいがみ合っている上司と部下が二人で
体験をすると、予想以上の効果があるとか・・・。

『まっくらやみ』には、どんな人間同士でも、
関係を近くし、違ったつながりを作る力があるようです。


今回私が体験したのは「夏~秋」に向けての設定でしたが、
7月には七夕で願い事を書いたり、12月にはクリスマスのイベント、
お正月には初詣や、書き初め(!)をしたりするそうです。

▼子ども用のイベントもあるみたいです。
















『まっくらやみ』を体験してみたい人、
普段とは違う感覚・感触を味わいたい人、
誰かとの関係を修復したい人(笑)、

は、行ってみて損は無いと思います。

私はとても楽しかったので、また行きたいと思っています。
ぜひ気になった方、『まっくらやみ』を体験しに行ってみて下さい!


















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http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

最後に・・・、

外苑前駅といえば、表参道駅の近く。
表参道駅と言われれば・・・、このパン屋です。

◎ パンとエスプレッソと
http://www.bread-espresso.jp/

▼表参道駅から5分くらいでお店に着きます。
















▼お店の外観はこんな感じです。















今日はウィークエンド・ブランチセットを食べたのですが、
パンの食感が、やばかったです。。。

▼ウィークエンド・ブランチセット
















ここは雰囲気と味、どちらもレベルが高いので、表参道近くで
遊ぶ際にはぜひ行ってみて下さい。

ふぅ、今週のメルマガは楽に書けました。
また来週から経済の話に戻すか・・・、悩みどころです。

それでは、今回も最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

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