2011年3月21日月曜日

●● 情報は「いますぐ、現場から!」

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┃◆2011.3.21┃ vol.18 ●● 情報は「いますぐ、現場から!」
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〔1〕 情報は「いますぐ、現場から!」

〔2〕 きんきょー報告「 いい国ニッポン2 」

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〔1〕 情報は「いますぐ、現場から!」
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みなさん

こんにちは。
先週は、なんだか落ち着かない1週間でしたね。

計画停電によって、電車の運行状況が突然変わる。
福島原発がどこまで危険なのか、判断がつかない。
余震による揺れが、まだまだ続いている。

など、多くの人が様々な不安を抱えながら過ごした
一週間だったと思います。

私も家が停電したり、電車がメチャクチャ混んでいて、
半分潰されながら会社に行ったりと、普段の『当たり前』の
ありがたさを実感した一週間でした。

まだまだ、平常の日々とはいきませんが、被災された方々は
もっと大変で、苦しい日々を送っていると思います。

少しでも早く復興できるように、私もできることを
していきたいと思っています。


さて、今回は私が地震発生から今日までの間で感じた、
「情報の流れの変化」に関して、お伝えいたします。

おそらく今回の地震では、多くの方が「いまどうなってるんだ!?」
という思いから、沢山の情報を収集したと思います。

私はその中で、その方法や流れ、スピードがすごく変化して
いることが実感できました。

あくまで自分や自分の周りから読み取ったことなので、
正しいかはわかりませんが、どなたかの参考になれば幸いです。


今回のような緊急事態において、平常時よりも
重要性が高まるのは、なんといっても『情報』です。

「自分はどうすればいいのか?安全なのか?」という確認から、
「被災地はどうなっているんだ?」という興味まで、
私自身も情報収集の量が、普段の3倍くらいになっていると思います。


その情報の収集方法としては、まずは
マスメディア(テレビ・ラジオ・新聞・雑誌)が役割を担っています。

私もこの一週間は、家に帰ったらまずテレビをつけて、
「原発はどうなっているのか?」「被災地の人達は?」といった
情報を一通りチェックしていました。


ですが、今回の地震で最も感じた「情報の流れの変化」・・・
それは、やはりインターネット(PC、携帯)の活躍でしょう。

特に、ソーシャルメディア(twitter・SNS)による
【圧倒的な情報のスピード】と【その場にいる現場感】が上乗せ
された情報には、マスメディアはまったくかなわない。


少し具体的に言うと、例えば私の情報収集では、


◎地震が発生した日の夜・・・

携帯がつながらない、携帯メールも届かないという状況だった
ため、家族とFacebookでお互いが「今日の夜はどうするか?」
「いまどこで、周りはどんな状況か」を共有しあう。

◎福島原発が非常にやばい状況だった時は・・・

ツイッターでみんなが話している内容から、
「最新のニュース」「参考になる情報」「どうすべきか?」
を次々と収集。だいたい最新の状況がわかってしまう。

◎緊急で大規模停電が起こる!という時は・・・

「停電」というキーワードにまつわる「つぶやき」「写真」から、
自分が使う駅が人で溢れている状態を知り、どのやって
帰るのが最も得策か?を判断する。


※補足----------------------------------------------------------------------

私はツイッターをやっていませんが、みんながツイッターで
あげている情報は、下記サイトで横断的に検索できます。

Googleリアルタイム検索
http://www.google.com/realtime

※この検索エンジンは、知りたいキーワードに関して、
  みんながツイッターなどで“いま”つぶやいている内容を
  横断的に検索し、一覧表示&自動更新してくれます。

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上記からわかることは、マスメディアで知るよりも、
twitterやSNSなどの情報の方が、よっぽど早くて、
現場の状況がわかる、ということになります。

逆にいまとなっては、マスメディアの情報は見たことが
ある情報ばかりで、「またこのニュースか。。」と思ってしまう。


この変化は今後も加速していって、「情報」はどんどん、
【何かが発生した時に、その場にいる人から】という
【当人によるリアルタイム発信】の流れになっていくでしょう。

ある意味、世の中のニュースを発信する権利が、
新聞やテレビなどの『マスメディア』と呼ばれる一部の
人間ではなくて、多くの人間に開放されたということ。

より“個人の意見”が社会に大きな影響を与える“場”が
できつつあると感じています。

この流れがより進んだ今後の社会で、何が重要になってくるのか?


私は『信頼』と『繋がっている人』の2つが重要度が上がるのでは
ないか、と思いました。


なぜならば、ネットにある情報で、
最も欠けているのは『信頼』だと思っているからです。

twitterでもSNSでも、1つのことに対して、
何人もが違う意見をいうと、どれを信頼していいのか、
まったく判断がつきません。

そうすると、その情報の根拠となるソースを探すことになりますが、
もし発言者が一度会ったことがある、仕事をしたことがある、
という場合、圧倒的にその意見を信じやすくなります。


「信頼できる情報である」「少なくとも騙そうとはしていない」
ということさえ確保できれば、自分がいないところで、何が起きて
いるのかが非常に把握しやすくなったのだと思います。

そしてその情報の流れは、「今までに会った人」や
「昔から繋がっている人」が多ければ多いほど、より世の中の
状況を知ることができる。

今後の社会では、いままでに自分が会ったことがあり、
「信頼できる人」の重要性が、より増していくのかもしれません。

私も、いままでに出会っている人からより信頼されるように、
また、これから出会う人に信頼されるように、日々努力していきたい
と思います。



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〔2〕 きんきょー報告「 いい国ニッポン2 」
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上記ではかっこよく書いていますが、
先週の一週間は、正直に言うと私自身ずっとビビりまくって、
心配ばかりしていた1週間でした(汗)

「安全」って重要だなぁ~、と思ったと同時に、
「不安」は生産性下げるなぁ~、とつくづく思いましたよ・・・。

私が特に怖かったのは、福島原発のこと。

この件に関しては、情報を集めれば集めるほど、

「メルトダウンが起こったら東京でもやばい!西に逃げよう!」という
意見と、「大丈夫だから、そんなに煽るなよ!」という両方の意見が
あって、自分がどうするべきなのか判断ができなかったからです。

上でも紹介したGoogleリアルタイム検索なんか見てると、
不安ばかりが増長して、どうしていいかわかんなくなりますよ・・・。


だけど、水曜日の夜、もうその心配は辞めました。

なぜならば、自分よりも大変な状況にいる被災地の方々が、
“自分が困っていたとしても、自分よりも困っている人を助けている”
という事実を、知ってしまったからです。

そんな姿を見せられたら、東京という比較的安全な場所で、
密かにビビっている自分が、恥ずかしくなったからです。


自分も被災者にあるにも関わらず、
◎ ある材料で、周りの人に無料でラーメンを提供する。
◎ ガソリンを老人施設などに無料で配る。

や、他にも自分から日本を救うために志願する人も・・・
◎ 使命感持って行く = 電力会社社員、福島へ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000018-jij-soci

などなど、沢山の「人を助けよう」という行いが出てきています。


また先週も送りましたが、
海外からも今回の日本は多くの称賛を受けています。

(情報が古いため、見たことがあるものも多いと思いますが・・・)


「なぜ略奪ないの? 」=被災地の秩序、驚きと称賛
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000135-jij-int

日本の奇跡は終わっていない
http://www.nikkei.com/biz/world/article/g=96958A9C9C81E2E2E3E2E2E2E48DE3E5E2E1E0E2E3E3E2E2E2E2E2E2;p=9694E3E7E2E0E0E2E3E2E6E1E0E2

一つになった日本に海外メディアが感嘆
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110316-00000006-cnippou-kr


いま私たちがこの場にいてできることは、
小さな節電や、(信頼できるところへの)募金、買い占めをしない、
などの、本当に小さなこと。

ですが、それらの小さな行動が積み重なって、
多くの人を救える可能性があるのだと思います。

まだまだ不安定で、不安が募る日常が続くと思いますが、
なんとか乗り切りましょう!


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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

最後に、本当に強い人間の姿を・・・。
この動画で見せる、おじいちゃんの笑顔には本当に感動しました。。

「また再建しましょう」
http://www.youtube.com/watch?v=2zeroCZSrjo&feature=player_embedded

どんな状況でも笑顔を見せられて、
周りを明るくできる人は、本当に強いと思いました。


それでは、今回も最後まで見て頂いたみなさま、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

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