2011年1月16日日曜日

●● すでに起きつつある「社会の変化」

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┃◆2011.1.16┃ vol.9 ●● すでに起きつつある「社会の変化」
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〔1〕 すでに起きつつある「社会の変化」

〔2〕 きんきょー報告「 [ダ・ヴィンチ展] に行ってみた。」

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〔1〕 すでに起きつつある「社会の変化」
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みなさん

こんばんは。
突然ですが、今日は朝早く起きてこのパン屋に行ってきました。

「VIRON 渋谷店」
http://www.zooom.jp/selection/detail.do?id=197

パン屋に詳しい方なら知っている人もいるかも
しれませんが……このパン屋、すごいです。

モーニングにも関わらず、オープン前には20人くらい
の人が並んでおり、オープンと同時にほぼ満席でした。

決して安いパン屋ではありませんが、
本物のクオリティーを提供するところには、
しっかりと人は集まるんですね。。

食べた感想としては、バケットとレーズンパンが
すっごく美味しかった。パンが好きな方、渋谷に
来る際にはぜひ食べに行ってみてください。


さて今回は、昨年からずーーっと感じまくっていること。

「私の身の回りで起きつつある・感じている社会の変化」
についてお伝えしようと思います。

2010年の後半くらいから景気も落ち着いて、
あたかもこのまま社会が元の状態に戻るような
錯覚を覚えるときもありますが……、

そんなことはありえない。

私はそう思っています。


いまの時代は、確実に社会の変化の真っ最中。

2011年、それがどのような形になって現れるかは
わかりませんが、確実に今年や来年には大変革期を
迎えるであろう、と思っています。

そして、その変化の兆候はすでに様々なところに現れています。


みなさんもそれぞれ働いている業界で感じることは
あるかと思いますが、今回は私が仕事をしている中で
感じている・起こっている変化をお伝えします。


知らない人もいらっしゃるかと思うので、
少しだけ私の仕事を説明すると、

主に会計事務所をお客様として、いままでの業務に加え
新しい付加価値となるマーケティング支援を提案する、というもの。

それを実現するための、会員制サービスを販売・営業しています。

この仕事の中で関わっている「会計事務所業界」
というのが、まさにいま、変化しなくてはいけない!
という局面に来ているのです。

会計事務所の商売の仕組みは、企業の財務、経理、税務
などを担当し、国に申告することで毎月「顧問料」という
お金が入ってくるようになっています。


しかし、このモデルがいま、破壊されつつある。

それを目の当たりにしています。


何が起こっているのか?

破壊されつつある理由は2つあって、

1つは法人数の減少が止まらないこと、
もう1つは顧問料の価格がどんどん下がっていること。

この2つが、業界全体を覆いつくし、変化を促しています。


法人の数で言うと、経済の末端である中小企業の
経済状態はまったく良くなっておらず、国の政策に
よって延命措置がとられているだけの状態です。

決して入ってくるお金が増えたわけではないので、
耐えられない企業は、いまもどんどん無くなっています。


顧問料の価格では、いままでの会計業界の慣習として、
1つの会社を担当すると、年間の顧問料が70~100万円
取っていることが常識でした。

しかし、いまその単価がどんどん下がっている。

年間の顧問料が50万円になり、30万円になる……。

ネットで顧問先を集客するところは、月1万円となり、
顧客を紹介してくれたら「3ヶ月間無料」という手法が出てくる……。

この価格の下落は、もう誰にも止められない状態なのです。

まぁ、我々のような若年層の感覚からしたら、
年間100万円とかとっているほうがおかしいじゃない?
それが経営苦しめてるんじゃあないの?
っていう感じですが(笑)。


遅かれ早かれ、企業がよほど大きな規模でない限りは、
ネットで自動入力・申告されるようなシステムが出来て、
非常に低コストに落ち着くのでしょう。

もうそれで十分。

「財務・会計に余分なお金をかける必要なんてないよ~。」

そんな人たちが多く出てくることで、会計事務所は
今後立ち行かなくなるところが多数出てくるでしょう。


以上の2つの要因によって、
会計事務所は今後経営に行き詰ってくる、
という強い危機感を非常に感じているのです。

だからこそ、いままでのやり方を疑い、
次はどんな業務を行えば価値提供となるのか、
誰もが探っていて、まだ誰もはっきりとは見つからない。

ただ、変化しないと生き残れなくなることはわかっている……。


このような状態を客観的に見ると、間違いなく、
10年後はまったく違った業界にならざるを得ない、
ということが実感できます。


これらの全てが、新しい時代に向けた、
変化の兆候だと私は思っています。

いままでのシステムがガラッっと崩れ、
新しいシステムによって社会が運用されるようになる。。

その新しいシステム・新しい社会が、どんなものになるのか、
私にはまったくわかりませんが、間違いなく、
「いままでの状態」がこれ以上維持できないことはわかります。


先行きが見えない状態が続く……、
だから、個人レベルでも、いまは心情的につらい人が多い気がします。

(ぶっちゃけ、うつ病患者が増え続けるのは、
こういったことも原因の1つだと思ってます。)


おそらく我々の年代で、10年後にもしっかりと食っていける、
自分の仕事はこれだ!と思えている人は、非常に
少ないのではないでしょうか?

変化する社会の中で、自分が何を提供して生きていくのか、
私もその答えが定まらず、とても不安を感じています。

しかし同時に、時代が大きく変化した後、
主役になるのは間違いなく我々の世代の価値観だと思います。

楽しみでもあり、
同時に不安が大きくなる1年でもありますね。

次の時代の先を走れるよう、
みなさんも変化を感じることがあればぜひ教えてください。


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〔2〕 きんきょー報告「 [ダ・ヴィンチ展] に行ってみた。」
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先日、知り合いからのオススメもあり、
「特別展 ダ・ヴィンチ ~モナリザ25の秘密~」
に行ってきました。


「特別展 ダ・ヴィンチ ~モナリザ25の秘密~」
http://www.davinci-japan.com/
















【開催期間】2010/12/7~2011/2/20
【開催場所】日比谷公園 ダ・ヴィンチミュージアム


レオナルド・ダ・ヴィンチという人物に関しては、
科学者や画家などの多彩な才能を持った天才、
という程度で、あまり詳しくはなかったのですが……、

行ってみてビックリ!!

大満足の内容で、とても楽しい1時間半を
過ごすことができました!!


何が良かったかを簡単にいうと……、


●ダ・ヴィンチの先見性がすごい!

レオナルド・ダ・ヴィンチという人物、
この特別展に行くと「本当に天才だったんだな」と
実感が出来ます。

だって、生きたのは【1452年4月15日~1519年5月2日】ですよ?

にも関わらず、戦車は作る、飛行機は作る、潜水艦も作って
しまうという、飛びぬけた先見性。

しかも、その時代にできるという保証はない
(むしろ出来ない可能性は高い。)にも関わらず、出来るはずだ
と信じて作ってしまうそのビジョンに脱帽しました。


●ダ・ヴィンチの名言がいい!

レオナルド・ダ・ヴィンチは、絵や科学だけでなく、
多くの名言も残しています。

それらの名言が書いてあるコーナーがあるのですが、
その中のいくつもが私の胸を打ちました。

その一部を紹介すると……

「経験は過ちをおかさない。人間が判断を誤るだけだ。」
「シンプルさは究極の洗練である。」
「一日で金持ちになりたいと思うものは一年で首を吊られる。」
「人は、自分自身以外の何者も支配する力を持ち得ない」
「結婚とは、ヘビの入った袋に手を入れて、
中からウナギを出そうとするようなものである」


●人間の興味・好奇心というエネルギーの偉大さを知れる!

レオナルド・ダ・ヴィンチという人を少しだけ詳しく
知った時、私が最も感じたことは、人の持つ
『興味・好奇心の可能性』でした。

これだけ自分の内側からあふれ出る興味・好奇心に正直
に生きたとき、人間はこれほど多くのことが成し遂げられる
のか、という驚きが私の中に湧き出たのです。

このエネルギーは、ぜひ体感してみるといいと思います。



また、この他にも、自分の体が「人間の体の理想形(黄金比)」
に近いかどうか?を計ることができるコンテンツもあります。

ちなみに私はGold/Silver/Bronzeの3段階評価で、
真ん中のSilverでした。 計った後、スタッフの方に
「限りなくGoldに近いです。」となぜか慰められた。。

ほっとけ!!


まぁ何はともあれ、モナリザや最後の晩餐などの絵だけで
なく、発明品など様々なものが見えるので、
楽しめると思いますよ。

ご興味がある方は、ぜひ行ってみてください!


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■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
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今回は以上です。

社会の変化に関して、思っていることの中でも、
今回は“毒”を抜いて書いてしまいました(笑)。

本当はもっと怒りも感じているのですが。。

直接会って話す機会があれば、
このテーマはいくらでも話せますよ。

ぜひ声をかけてください!


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