2014年10月13日月曜日

●● 良書!「ナタリーってこうなってたのか」

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┃◆2014.10.13 ┃ vol.219 良書!「ナタリーってこうなってたのか」
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〔1〕 今週のニュース・面白い記事

〔2〕 【オススメ本】ナタリーってこうなってたのか

〔3〕 編集後記

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〔1〕 今週のニュース・面白い記事
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1、失敗から学ぶ。子供たちの「初挑戦」20選

http://goo.gl/wWGdNr

初めは誰でも失敗するもの…。
だけど笑っちゃいます(^^)。

▼初めてのトイレ


2、37歳男性と女子小学生(12)が結婚することになり
    世界中で物議をかもす

http://goo.gl/7KC10U

いまの世の中、25歳差カップルは珍しくないですが、
12歳と結婚とは。。

12歳の子はどうやって決断したんでしょうか…?


3、東京都・目黒川が1夜だけブルーに輝く!
   「中目黒ブルーハロウィン」初開催

http://goo.gl/W2QuVQ

これは行ってみたい!

東京・目黒川で10月25日に
「中目黒ブルーハロウィン」が初開催!

私は仕事があって行けないのですが、、、
誰か言ったらぜひ感想を教えて下さい(>_<)。


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〔2〕 良書!「ナタリーってこうなってたのか」
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今回は、

・自分で情報発信をしている方
・何かのメディアの運営に関わっている方

にぜひ読んでほしい本を紹介します。

みなさんは「ナタリー」というサイトはご存知ですか?

2007年に開設されて以来、いまでは毎月2000本以上の
ニュース記事を配信し、月間3000万PVを誇る
日本最大級のカルチャーニュースサイトとなっています。

元々は音楽ニュースサイトから始まり、いまでは
マンガや尾張の分野にそのフィールドを広げ、
多くのユーザーに親しまれています。

ぜひみなさんも一度、このサイトを覗いてみて下さい!

◎ナタリー
http://goo.gl/qQbh7N


この「ナタリー」を運営しているナターシャの代表、
大山卓也さんがこの度、本を出版されたのですが、
読んでみたら素晴らしくいい本でした。

◎ナタリーってこうなってたのか
http://www.amazon.co.jp/dp/4575307009


この本には、著者の大山さんが「ナタリー」を
作り上げる過程で、大切にしていた価値観が
たくさん詰まっています。

その価値観が、いい意味での

「昔」と「今」、
「紙」と「Web」、
「情報」と「報道」、

を統合されていて、メディアを運営する上で
大切な品質や思いが読みとれます。

特にいまの若年層で、自分で情報を発信している人や、
メディアの運営に関わる人にはぜひ読んで欲しい本です。

私自身も、この本を読んで「情報発信者のスタンス」や
「責任」を考え直す機会になりました。

この本の中から、
私が特に心に響いた3つの文章をご紹介します。

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◎「批評をしない」

「常に報道でありたい」というのがナタリーの基本姿勢だ。
エンタメ情報を扱っているとはいえ、ナタリーの記事は
あくまでニュース。

情報を正確に伝えることが第一で、面白さやキャッチ―さ
といった要素は二の次だと思っている。

記事の書き方にしても、情緒的な記述を極力抑えて、
なるべく淡々と、客観性を重視した作りを心がけている。

記事を作るにあたって「書き手の思いはどうでもいい」
というのがナタリーの一貫したスタンスだ。

必要なのは情報だけ。感想や見解は記事を読んだ
読者1人ひとりがそれぞれで考え、TwitterやFacebook、
ブログに書いてくれればいい。

我々はそのための“素材”を提供できれば本望だ。


◎みっともないことはしたくない

ナタリーにおけるさまざまなポリシーの、
さらに根底に存在しているのは
「みっともないことはしたくない」という単純な感情だ。

PV稼ぎのためのゴシップ記事や釣り記事を載せない
というのもそのひとつ。

そして何よりも大切にしているのは
「自分たちで記事を書く」ということだ。


◎「全部ある」「フラット」な場所

ナタリーが批評をせず、権威的な物言いを避けて、
あらゆる情報をフラットに扱おうとしているのは、
読者が自分で発見し、選ぶことの喜びを大切にしたいからだ。

ウェブの登場以前は「この世にどのような情報が発信されるか」
さえもメディアの価値判断やスタンスによって決められていたが、

ウェブによってそれらが無効化した今、
誰かの手でふるいにかけられた情報ではなく、
最初からそこに「全部ある」ことが重要なのだと思う。

そもそもウェブはその成り立ちからして
「全部ある」「フラット」な場所なのだ。

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ブログやホームページなどで誰でも気軽に情報発信が
可能になったからこそ、その「品位」や「スタンス」が
重要度を増してきています。

SNSやブログで批評だらけ(あれはいい・これはダメ)の
文章が溢れる中で、

【個人の好き嫌いを挟まないメディア】の価値が
上がっていくことも頷ける気がします。

これからの時代に求められる情報とはどんなものか、
自分よがりの情報発信・メディア運営になっていないか、

この本を読むと、反芻出来ることでしょう。

上記の文章を来て何か残るものがあった方は、
ぜひ読んでみてて下さい!


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〔3〕 編集後記
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今日は先週(10月10日(金))にオープンしたばかりの
ライフスタイルキュレーションストア「la kagu(ラカグ)」に
行ってきました(^^)/。

◎la kagu(ラカグ)
http://www.lakagu.com/

▼神楽坂駅の2番出口を出ると目の前にあります。

▼店内は倉庫のイメージがそのまま残っています。

▼文房具、家具、食器など色んな物が売っています。

▼施設内にあるゴハン屋ではホットドックが美味!

この場所は元々、
昭和40年代に作られた新潮社の本倉庫なのだとか。

20年間、使われていなかった場所を有効活用する
アイデアが素敵ですね(^^)/。

▼こちらのサイトを観ると「la kagu(ラカグ)」がよくわかります。
http://news.mynavi.jp/articles/2014/10/10/lakagu/

気になった方はぜひ行ってみて下さい。

それでは、今回は以上になります。

今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

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