2011年11月27日日曜日

●● 過度な「見栄」「かっこつけ」にご用心。

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┃◆2011.11.27┃ vol.54    weekly mailmagazine / blog
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〔1〕 過度な「見栄」「かっこつけ」にご用心。

〔2〕 近況報告「 医者との口撃バトル、勃発! 」

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〔1〕 過度な「見栄」「かっこつけ」にご用心。
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みなさん

こんばんは。

先週から、人と話をしていると時々出現する
「上から目線」について書いています。

前回と重複しますが、
なぜこのテーマを扱っているのかというと、、

私自身が「上から目線」で人と接することで、
不快な気分にさせてしまったことがあり、今後も
同じことが起こる可能性を危惧していたからです。

その上で、この「上から目線」を改善するには、
どうしたらいいのだろうか?と、悩んでいました・・・。

そんな時に読んだのが、前回ご紹介した本です。

◎ 「上から目線」の構造 榎本 博明 (著)
http://www.amazon.co.jp/dp/4532261392


この本は、人が「上から目線」で会話をしたり、
人を評価をしてしまう理由と、根本にある心理構造を
解き明かしてくれる本です。

先週は文章を一部抜粋してお送りしましたが、
私はあまりにも心に深く突き刺さりすぎて、読んでいる
最中に気分が落ち込むことすらありました。。

そんな思いをしながらこの本を読み終えて、
「私自身の『上から目線』の原因」だと思えた部分を
なんとか抽出してみました。

その原因ですが、まずは、

自分のダメなところ、情けないところ、怠惰なところ、
欠けているところを、人にバれないように必死で隠すため。

そして、もう少し深いところでは、

「やりたいこと」を見つけて取り組むという決断を
先延ばしにて、「それをやった時の自分は・・・」という
言い訳を作って現実逃避をするため。

(失敗して、より弱い自分・惨めな自分をさらけだしたくない。)

更に更に、最も深~く根ざしているのは・・・、

「現在の、問題が山積みの自分」ではなく、
「理想である、全てに満たされた自分」を演出し、
自分はできる・すごい人だと思われたいため。

(かっこつけたい。かっこいいと思われたい。)


という3つの原因が、「これは、私のことだ・・・」と
思い当たる節が強すぎて、嫌になりました(涙)。

そして、読み終えてから1週間経って、この3つの原因を
俯瞰して考えると、結局はこのキーワードに辿りつきます。

それは、上記で最も深く根ざしていると書いた、
「見栄をはる」、または「かっこつける」という心理です。

そう、私は人と接している時に、多くの場合、
「見栄をはって」、等身大以上の自分に「かっこつけ」ているのです。

それが結局は、
「上から目線」という態度に出ているのだと思います。

なぜならば、その時に演じている自分は、

相手よりも能力・スキルが上で、
情報や知識も豊富で、
様々な経験をしているため、

「かっこいい自分」「理想の自分」になりきっているのです。
ある意味その場では、自分だけは気持ちいいのです。

冷静に考えると、そんなことにエネルギーを使うなら、
それを「理想の自分」になるために使えばよっぽどいいのに・・・、
と後悔すら感じますが。。

・相手に良く見られたい、
・いまの自分は違う。もっといい自分になれるはずだ。

という思いが強すぎることが、人と本音のコミュニケーションが
できないという弊害を引き起こしている、と分かりました。

ということで、私の「上から目線」の原因は、どうやら
「見栄っぱり」「かっこつけたがり」なところにありそうです。

まさか【自分への不満】を、周りの人に「虚勢をはる」と
いう方法で、発散してしまっているとは・・・。

重ねがさね、いままで不快な思いをされた方、
すいませんでしたm(_ _)m

みなさんも、周りに「上から目線」の人がいたら、その人は
「見栄っ張り」で、一生懸命「かっこつけ」をしている一方で、
もしかしたらすごく不安な人なのかもしれない・・・、

と温かく見守ってやってください(笑)。

また少し残念なのは、「上から目線」は
その原因となる心理が分かったからといって、明日から
劇的に変われる、という訳でもなさそうです。。

すでにいままでの人生で癖になっている
「見栄」「かっこつけ」の行動をまず自覚し、少しずつ
その頻度を減らし、素の自分を出していきたいと思います。


ただ、今回の内容で注意して頂きたいのは、、、
(書く必要もないと思いますが、)

上記は「理想の自分を持たない方がいい」
「等身大以上の自分に見られようとするのはよくない」
と言っているわけではありません。

私は「理想の自分を高く持つ」、
「いまの自分から更に良くなるように努力をする」、
という行為はとても重要だと考えています。

しかし、それが過度に行きすぎてしまい、
あるタイミングで他人に違う解釈をされて、
人間関係の棄損になったら、もったいないと思うだけです。

あくまで「現在の自分」は認めつつも、
「理想の自分」はどこまでも追い求めていきたい。

そんな健全な精神状態に、自分を戻したいと思っています。
(いまは傾いているので、、、汗)

「見栄をはる」「かっこつける」。

この心理が自分の生活にどれくらい発生しているのか、
もう一度、明日から自分の見直しをしてみます。


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〔2〕 近況報告「 医者との口撃バトル、勃発! 」
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(※今回は口語調で失礼します。しかも、長文です。)


この1週間、私はずっと怒りを抱えていた。

その原因は明らかで、1ヶ月半くらい前にかかった
「副鼻腔炎」が一向に完治せず、このメルマガを書いている
いまも左の鼻から膿を垂れ流しているからだ。

最初に診察をされた時は、
「薬を1ヶ月くらい飲み続ければ治りますよ~。」
と、気軽に告げられた。

だから、この面倒くさがり屋の私がいまだに毎晩
薬を飲んでいるにも関わらず、一向に症状が良くならない。

こんな不毛な努力があるか!!

と我慢ができなくなり、一昨日11月25日(金)の夕方。

先月から通い続けている病院に、
自社で開催しているセミナーを抜け出して行ってきた。

もちろん、訪問理由は「怒りをぶつけるため」である。

いつも通り、受付で診察券を出して、10分くらい待つと
診察室へ通された。いつもと通院の時間帯・曜日が違うため、
初めて診てもらう先生だったが、そんなことおかまいなし。

口撃、開始。

私のターン。

「あのですね!!

  1ヶ月半くらい前に副鼻腔炎にかかってから、こちらで
  お世話になっています。抗生物質を飲めって言われて
  いまでも毎日飲み続けているんですけど、、

  まったく症状が改善している気がしません。
  どうなっているか、きちんと説明してもらえますか?」

とりあえず、様子見から入る。

医者のターン。

「あぁ~~、そうなんだぁ。
  あの病気は時間かかるからなぁ。

  ちょっといまの状態を見せてもらえる?」

そう言って、私の鼻にバキュームを突っ込み、
細いカメラを入れて穴の内部を見られる。

何回やってもこの鼻の中を人に見られるのは慣れない・・・。
くすぐったいし、恥ずかしい。この時点で少し意気込みが崩れる。。

しかし、気を取り直して私のターン。

「どうですか?」

先生は、

「うーん、まだ膿が出てるねぇ。」

いつもと同じやり取りだ。
そんなこと、私が嫌でも知ってるよ!と思い、

口撃、再開。私のターン。

「いやいや、確かに完治に時間がかかるって言われました
  けど、1ヶ月くらいって言われましたよ??

  もう1ヶ月半も経って、いまも膿が出続けてるって
  いうのは、明らかにおかしくないですか?

  いまの治療で、本当に意味あるんですか??」

医者という人種は、何かずるい。
そんな偏見を私は持っている。

患者は、医者に言われたことを守らなくてはいけない。
お金を払っているのは患者なのに。。

それで治ったら「先生のおかげで。。」と言われ、
治らなかったら「ちゃんとお薬飲まないから・・・」と言う。

そんな「上のポジション」にいつまでも安住していられると
思うなよ!という怒りも含め、言い放った。

しかし・・・、
思わぬ角度から、カウンターをもらうことになる。

医者のターン。

「確かに、ちょっと長いねぇ。。う~ん、なんでだろう。
  副鼻腔炎になったのも初めてみたいだし・・・。

  その若さだから、癌ってことはないよなぁ。」

・・・ん?

なんだ?
いま、変なキーワードが出てきたぞ。

「癌」?
そんな言葉、診察中に初めて聴きましたけど。。。

ビックリして、質問をする。

「えっ・・・。
  副鼻腔炎って、癌が原因でかかることがあるんですか?」

少しビビりながら質問する私。
それに対して、医者のターン。

「うん。あるよ。
  高齢の人は、副鼻腔炎から調べてみたら、上顎洞癌が原因に
  なっていることがあるんだ。」

・・・。

戦闘、終了。

この言葉を聴いた瞬間、
「怒りをぶつけてやろう」という心が完全に折れた。

口撃とか、そんな場合ではない。

私の身体は一体、どうなっているのだ・・・。
先生の言うことを真面目に聴こう。

口撃体制を解いて。ビビリモードへ移行。

「えぇ、、まじっすか。。。
  先生、私はどうすればいいんですか・・・。」

お医者様からのありがたい助言。

「いや、まだ君は若いから癌ってことはないと思うけど。
  ちょっといまの状態が、長く続き過ぎなことは間違いない。」

どうやら「癌」ではないようだ。
だけど原因が、わからずじまい。

そこで、お医者様からの提案が。

「とりあえず、患部がどうなっているのか、
  CTスキャンをして少し調べよう。レントゲンよりも
  CTスキャンをした方が、状態を正確に把握できるから。」

いきなり「CTスキャン」という言葉が出てきた。

それは、あれか。
映画やドラマで時々見る、寝っ転がりながら変な
機械の中に入っていくヤツだな。

私からの質問。

「それで調べると、私の病状は良くなるんですか?」

お医者様からの返答。

「いや、良くはならないよ。
  ただ、いまのままだと副鼻腔の正確な現状がわからないんだ。

  CTスキャンをすれば、薬や対処法を変える必要があるか
  どうかが、わかる可能性がある。」

上記のような曖昧な提案で、良くなるかどうかもわからない
まま、それに対して「Yes」というしかなかった自分。。

悔しいが、自分の身体のこととなると何も言えない。
改めて、「医者」と言う職業の権威を思い知った気分だった・・・。


そして、昨日11月26日(金)のお昼。

頭部のCTスキャンを撮るために、
「メディカルスキャニング渋谷」に行ってきました。

▼メディカルスキャニング渋谷の入り口。CTやMRIが専門らしいです。
















▼入ってみると、とてもきれいな病院でした。
















受付を済ませ、いつもの病院とまったく同じような問診で
鼻の中をいじくられてから、いざCTスキャンへ。

ドキドキしながら、頭部の輪切り画像を取ってきました!

▼CTスキャンはこんな機械でした。
















▼こんな画像が出来上がるらしいです。














CTスキャンの結果は、明日に出来上がるとのことで、
結果はまだわからないのですが、、、

油断していたら、帰りのお会計の際に受付の女性が、
「本日のお会計は8000円です。」と言いやがりました。。

・・・高い!!

頭部だけしか撮ってないのに。。
時間だってそんなにかかってないのに!

そんなにコストかかるのか?

やっぱり、病院は腹が立ちます。

しかし、
ここまでしたのだから、せめて新しい事実が分かって欲しい。

誰かが言っていたのように、
鼻の中にキノコでも生えていたらどうしよう。。

今日は不安なまま、寝ることになりそうです m(_ _)zzz

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先ほど、マーケティングの世界では有名な平秀信さんの
ホームページで『個性診断』というものをやってみました。

その結果は・・・、

 ↓ 私の診断結果

【あなたの気質】
飾り気なく気さくな性格で、自分は自分、人は人といった
個人主義的な考え方の持ち主である。
徹底した努力家で与えられた使命を堅実かつ黙々とこなすことを目指す。

【周囲との関わり方】
最大の報酬を自分なりに良い仕事ができた際の満足感と捉え、
頼り甲斐あるリーダーシップを発揮する反面、力によって相手を
従わせたいという願望を持つ傾向にある。

やばい、、、結構思い当たる点が。。

この個性診断のベースには「サイグラム」という
人間心理の統計から出来た心理学があるようなのですが、
私は参考になったのでURLをご紹介しておきます。

◎ 個性診断
http://www.improbic.net/con/csr_campaign/

診断して面白い結果が出た方は、ぜひ教えて下さい!

それでは、
今回も最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。

来週も、どうぞお楽しみに。

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