2011年10月10日月曜日

●● 文章は自己観察ツール

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2011.10.10┃ vol.47 ●● 文章は自己観察ツール
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

〔1〕 文章は自己観察ツール

〔2〕 きんきょー報告「 ハリウッド級の物語:ジェノサイド 」

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
〔1〕 文章は自己観察ツール
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

みなさん

こんにちは。

先週まで「片づけ」について書いてきましたが、
早くも一度片づけた部屋が散らかり始めました。。

そのため、先程まで部屋を掃除していたのですが、
実はメルマガを配信するメリットの一つに、自分への
「行動の強制」があると思っています。

自分から「こんなやり方おススメです!」と配信することで
「まず自分がやらねば・・・」というプレッシャーが働き、
結果的に行動力が増す、という訳です。

かなり自分に都合のいい方法ですが(笑)。。

今回は話題を変えて、最近メルマガ(文章)を書く中で
感じていることについて、書きたいと思います。

どなたかの参考になれば幸いです。


早速ですが、
最近メルマガ(文章)を書いていて強く感じていること、

それは、、、

「文章を書くことには、
  現在の自分の感情・思考を固定化させる役割がある。

  そして書いた文章は、
  長期的には自分の変化を観察できるツールになる。」

ということです。

例えば、「半年前の自分」と「現在の自分」。

何が変わったのか、と言われて、
即答できる人は少ないのではないでしょうか?

しかし、半年間という時間の中で、
新しい体験をしたこの2人の自分は、明らかに違うはずです。

ですが、「自分の変化」を客観的に理解することは、
なかなか難しいもの。

私など「3年前から何も変わっていないじゃないか・・・」と
自己嫌悪に陥ることが、1カ月に1回はある気がします。

そんな時に、自分の感情・思考を文章というカタチで
表現しておくと、明らかに「自分が変化していること」に
気づくことができます。

というのも、

文章とは不思議なもので、
「いま」書いた文章は、「いま」だからこそ書けたのであって、
少しでも時間がズレたら、違う文章になるのです。

私は毎週、日曜日に配信した文章を翌日に見て、
「ここ違うだろ!」「もっといい伝え方があるだろ!」
と一人で怒っています(汗)。

まして、それを1カ月後や半年後に見た場合、
その違和感はより顕著になります。

すでに「これ、本当に私が書いたの・・・?」というくらい、
書いた時と感覚がズレているのです。

この「ズレ」が最初は気持ち悪く、こっそりとブログだけ
修正したりしていたのですが・・・(汗)。。

最近、よく考えてみるとそれは当たり前だと気づきました。

書いた時の自分とは違う、変化した自分が読んでいる訳です
から、「ズレ」が無い方が、おかしいのです。

この体験を何度もすることで、ある意味、
「自分の感覚」よりも「書いた文章」からの方が、
『自分の変化』を知ることができると気づきました。

「書いた文章」を見直すことで、その時の自分が
どんな状況だったのか、何に夢中で、何がツラかったのか、
思い出すことができます。

毎日を目の前の仕事、目の前の問題に追われていると、
自分が変化していることに、なかなか気づくことができません。

まして、「自分を振り返る時間」をまったく持たずに
過ごしていたら、半年前の自分の感情・思考など、
覚えていない人がほとんどなのではないでしょうか?

しかし、「現在の自分」が感じた感情・思考は、
いまだからこそ得られたものであり、1カ月後の自分では、
どうやっても得ることはできません。

自分が着実に変化し、良い方向に向かっていること、
そして、歩んできた道から自信を取り戻すこと。

そんな時に「自分が書いた文章」はとても役に立つ気がします。

私が言うのはおこがましいですが、みなさんもぜひ、
少しでも多くの感情・思考の痕跡を残してみて下さい。


□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
〔2〕 きんきょー報告「 ハリウッド級の物語:ジェノサイド 」
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

今回は、徐々に書店・口コミで注目を集め、
いまでは「本年度ナンバーワン」の呼び声も高い、
大注目の本をご紹介します。

出版社がつけた売り文句は、

『未曾有の興奮がここにある。
   一気読み必死の、超弩級エンタテインメント!』。


実際に私は、読み始めたら止まらない・辞められない状態に
なってしまい、この1週間ずっとこの本の魅力に取りつかれて
いました。

約600ページに渡る長編ですが、長さを感じさせない
スピーディーな展開・読者の想像を遥かに超えるストーリーに、
多くの人が魅了されているようです。

日本人が書いたとは到底思えない、
ハリウッド映画のような物語が収まっている本は、こちらです。

◎ ジェノサイド
http://www.amazon.co.jp/dp/4048741837

























この本、表向きは
『人類を絶滅させる新種の生物がアフリカに発生した。』
というアメリカの極秘任務を主体として展開されます。

戦争状態にあるコンゴに潜入し、『新種の生物』を処分する
ために組まれた極秘チームが様々な障害に合いながらも、
任務達成のために、目標地点に向います。

本人たちも『新種の生物』が、ウイルスなのか、動物なのか、
何も知らない状態で探索をしていくのですが・・・。

そんな中、辿りついたジャングルの奥地で、
ついに出会った『新種の生物』とは・・・?

ここで出てくる『新種の生物』の設定が、
私の考えを遥かに超えており、衝撃を受けました。

まさか、、、こんな“存在”を登場させるのか、と。

<人のイデオロギー(世界観)>を大きく揺さぶるような
存在の登場に、この本がただのエンタテインメント小説で
ないことに、気づかされるのです。

そこからは、
何が正義で、何が悪なのか?
そして人類という存在の未来とは・・・?

というテーマが中心となり、
まったく考えてもいなかった逃走劇へ・・・。

戦争の残酷さもリアルに描きながら、最後まで
飽きることなく読むことができました。

まるでハリウッド映画を見終えたような読了感。
超人気ドラマ「24-twentyfour-」のようなスピード感。

全世界の政治・宗教までを含んだ物語の展開は、
エンタテイメント小説の枠を超えています。

推理小説が好きな方、
アクション映画が好きな方、
知的欲求が掻き立てられるような読書がしたい方、

この本を、ハリウッド映画を見るような気分で、
読んでみて下さい。

きっと、止まらなくなりますよ。

-------------------------------------------------------------
■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
-------------------------------------------------------------

今回は以上です。

今週新しく発表された「iPhone 4S」が大人気みたいですね。

◎ - iPhone 4S - 史上最高のiPhoneです。
http://www.apple.com/jp/iphone/

新しい機能として注目なのは、なんといっても
音声認識&音声操作を可能にする「Siri(シリ)」。

現段階では日本語はサポートされていませんが、
実装されるのは時間の問題でしょう。

こういう機能を見ると、30年後の世界では新しい言語を覚える
必要が無いように感じます(携帯が同時通訳してくれそうだから)。

技術の進歩は、どこまで想像の世界を実現してくれるのか。
怖いようで、楽しみでもありますね。

それでは、今回も最後まで読んで頂いて、
本当にありがとうございました。

来週も、どうぞお楽しみに。

0 件のコメント:

コメントを投稿