┃◆2012.7.4┃ vol.94 食の革新者:Mr.ヌードルを知ろう。
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みなさん
おはようございます。
突然ですが、みなさん、
「安藤 百福(あんどう ももふく)」氏の名前は、
ご存知でしょうか?
この人物は、日本という国、そして世界の食文化に
影響を与えました。
その経歴を少しだけ書くと、
世界初のインスタントラーメンである
「チキンラーメン」の開発者であり、
現在では世界80か国で売られる世界ブランド
「カップヌードル」の発明者でもあり、
世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム」が
NASAによって認可を得て、
2006年には米タイム誌で「食の革新者」としての
功績が認められるという・・・、
日本から生まれた偉大な実業家、発明家なのです。
そう、すでにお分かりの方も多いと思いますが、
安藤 百福氏は、「日清食品」の創業者です。
私たちの世代にはすでに“当たり前”になって
しまっているかもしれませんが、
カップヌードルは食品業界で『戦後最大のヒット商品』
であり、世界の食文化そのものを変えてしまったような、
スゴイ商品なのです。
今回は、そんなカップヌードルのミュージアムに
行ってきたので、ご紹介したいと思います。
◎ カップヌードルミュージアム
http://www.cupnoodles-museum.jp/
※「みなとみらい駅」より徒歩8分
「桜木町駅」より徒歩12分
この施設は「カップヌードルミュージアム」という
名前が広く知られていますが、
正式名称は、「安藤百福発明記念館」です。
その内容は安藤 百福氏の人生や、発明のプロセスを、
わかりやすく・直感的に伝わる内容になっていました。
具体的に書くと・・・、
■百福シアター
波乱の人生を乗り越えて世界的な発明を
成し遂げた安藤百福の生涯を、「MOMOFUKU TV」と
題したCGアニメーションで展開。
▼約15分の映像で安藤 百福氏の生涯を振り返ります。
■百福の研究小屋
世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が
誕生した当時の研究小屋を忠実に再現。
▼小屋の中も「チキンラーメン」の研究道具でいっぱいです。
安藤百福の言葉や思考、行動の本質を6つのキーワードに
集約し、現代アートの斬新なスタイルで表現。
▼安藤百福氏の発明における6つのキーワード。
などなど、、
安藤 百福氏がどんな環境で・何を大切に
発明や事業に向き合っていたかがわかります。
ただ、この施設はそれだけではありません。
入場者が楽しめるように、「体験して楽しい!」
という仕掛けも用意されています。
■チキンラーメンファクトリー
「チキンラーメン」を手作りできる工房。
小麦粉をこね、のばし、蒸したあとに味付けをし、
「瞬間油熱乾燥法」で乾燥するまでの工程を、
楽しみながら体験することができます
■マイカップヌードルファクトリー
世界でひとつだけのオリジナル「カップヌードル」
を作ることができる工房。
自分でデザインしたカップに、お好みのスープと、
12種類の具材の中からトッピングを選べます。
▼オリジナルのカップヌードルは大人気でした!
私もマイ・カップヌードルを作ってきたので、
簡単に手順をご説明すると・・・
▼まず、真っ白なカップを買います。
▼席についてマーカーを使って・・・。
▼そこに、自分で絵を描いていきます。(下手すぎる・・・。)
▼そのカップに麺を詰め込んで・・・。
▼具も4種類選ぶことができます。
▼担当のお姉さんができるまでガイドしてくれます。
▼最後は真空パックして出来上がり!このまま持って帰ることができます。
感じると同時に、自分が参加できる内容も沢山あるため、
子供連れでも楽しむことができます。
入場料金も、【大人:500円・高校生以下:無料】という、
かなり安い価格設定なので、ぜひオススメです(^^)v。
そして最後に・・・、
安藤 百福氏は5年前の2007年に亡くなったのですが、
その時に送られた賛辞をご紹介します。
米紙ニューヨークタイムズは社説でその死を悼み、
「ミスターヌードルに感謝」という見出しを掲げ、
即席麺開発の業績により
「安藤氏は人類の進歩の殿堂に不滅の地位を占めた」と
絶賛されました。
また、
「人に魚を釣る方法を教えればその人は一生食べていけるが、
人に即席めんを与えればもう何も教える必要はない。」
と言われるほど、賞賛を浴びたのです。
日本人がこれほど世界に影響力を発揮したリーダーと
しても、安藤 百福氏はお手本になると思います。
カップヌードルミュージアム、
機会があれば、ぜひ行ってみてください(^^)/。
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