┃◆2013.9.8 ┃ vol.163 ベトナムは複数文化が融け合う街
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みなさん
こんばんは。
今回は先週サボった分を取り戻すべく(汗)、
2つの記事をアップします。
今回も前回に引き続き、ベトナムでの体験を
シェアしようと思います。
ぜひお楽しみください(^^)/。
私がベトナムの街を歩いていると、不思議な雰囲気を感じました。
街全体に統一感があるような、ないような・・・。
1つの街になっているのですが、1つの文化ではなく
複数の色が入っているのです。
発展途上国としてこれから色んな建物や道が
整備されていく勢いもあれば、
教会や西欧風の建物から神聖な雰囲気を感じたり、
公園では若い人が集まって遊んでいる隣の道路で、
バイクが道を埋め尽くしているという、、
ある意味まったく異なる複数の文化によって、
街が出来ているのです。
この街の成り立ちは、やはり歴史から理解ができます。
ベトナムは長い間、フランスの植民地でした。
その名残がいまでも街に残っていて、
教会や建物、そして食文化にまで影響があります。
▼1885~1890年に創建されたフレンチコロニアル風のホーチミン市博物館。
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▼街の真ん中にあるサイゴン大教会(聖マリア大聖堂)。
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▼19世紀末のフランス統治時代に建てられた中央郵便局。貴重な建築文化財です。
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▼郵便局の中は実際に使われていて、古い切手などを売っています。
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▼私が行った9月2日はちょうど独立記念日で、色んなセレモニーをやっていました。
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これらの建物に入ると、あたかもそこは東南アジアとは
思えない西欧的な空気を感じます。
去年ミャンマーに行った時にも感じましたが、
やはり東南アジアにとって「植民地であった時代」の影響を
抜いてはその国を語ることはできません。
実際にその国の食文化にまで、大きく影響を与えて
いることがわかります。
▼街中には店名がフランス語のおしゃれなパン屋が沢山ありました。
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▼店内ではおしゃれなパンが沢山売っていて大人気でした。
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フランスというまったく異質な文化を取り入れながらも、
東南アジアの雰囲気を保ち、1つの街を成しているのが
ホーチミンです。
受け入れる文化の幅が広く、建設中の建物が沢山ある
ベトナムは、これからますます発展していくでしょう。
また、私がベトナムの文化ですごくいいな、と感じたのは、
「コミュニティ」の存在でした。
ホーチミンの日中は日差しが強く気温も高いのですが、
夕方になると少しずつ涼しくなってきます。
その時間になると、多くの人たちが公園に集まって、
バトミントンをしたり、
セパタクローをしたり、
ギターを弾いて歌を唄ったり、
友人とお話をしたりして、
交流をしているのです。
街中に公園が多いこともあって、夕方~夜にかけては、
人と集まることが習慣になっているのでしょう。
昔の日本もそうだったのかもしれませんが、
家族だけで家にこもるのではなく、近隣の人とふれあう
文化がそこには残されていました。
▼自然に集まってきて、みんなで遊ぶ。とっても穏やかな時間でした。
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▼街中には公園が沢山あってすごく大きな樹が植えられていました。
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▼高層ビル、公園、西欧の建物・・・、色んな文化が融合する街:ホーチミン。
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そして、私が何よりもベトナムに行って、
街中を歩き、人を観て感じたのは・・・、
歩いている人が、みんな若い、ということです。
調べてみると平均年齢が20代!(日本は30代後半m(_ _)m)
で、子供がどんどん生まれているベトナムは活気があります。
百貨店に行ってみても、おもちゃが沢山売られており、
子供が喚きながら走り回っていました。
人口が増え、建物が建って、最先端の技術が入ってくることで、
この街はどんどん近代化するでしょう。
そして同時に、どんどん経済も発展していくでしょう。
その過程で、同じアジアに位置する日本は何を手伝えば
いいのか?どんな協力が出来て、自分に出来ることは何か。
色々と考えさせられる旅でした・・・。
▼発展するベトナムを象徴する超高層ビル
「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」
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▼その上からとったホーチミンの街。数年後に来たら、まったく変わっているでしょう。
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今回のベトナム滞在は、
これから発展する東南アジアの可能性を身体で感じ、
日本の役割、そして自分の将来の仕事を考える機会になりました。
私は現在30歳ですが、私くらいの年齢の人は、
当たり前に英語を話し、現地の人たちと交流をしながら、
仕事ができるレベルにならないといけないですね。。
同じアジアに住む人間同士が、どんな社会を一緒に作れるのか、
そんな取り組みに協力したいと、改めて感じることができました。
さっそく来年も東南アジアに行こうと思っているのですが、
次はどこに行くと楽しいか・・・(^^)/。
これからも新しい場所を求め続けていきたいと思います!
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最近、人から勧められて読み始めたシリーズにハマっています。
隠蔽捜査
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警察のキャリア組がどんな仕事をし、
どう貢献しているか?という話なのですが、
主人公がとってもかっこいいい。
不確定なことが沢山あるなかで、重要な判断に
迫られた時に人がどんな決断をするか?
その時、何をよりどころにするか?
はある意味、人の本質を浮かび上がらせるのでしょう。
推理小説や、警察の物語が好きな方は、
ぜひこのシリーズを読んでみてください。
まだ5冊しか出ていないので、すぐに読めてしまいますよ!
それでは、今回は以上になります。
今回も長文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
来週も、よろしくお願いします。
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