2010年12月12日日曜日

●● 大嫌いな人の対処法

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃◆2010.12.12┃ vol.5 ●● 大嫌いな人の対処法
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

〔1〕 大嫌いな人の対処法

〔2〕 きんきょー報告「山形県米沢に出張してきました」

□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
〔1〕 大嫌いな人の対処法
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

みなさん

こんばんは。

ついに先週の金曜日、懸念していた会社主催の
忘年会が終わりました!!

結果としては、わが社の副社長による自己満足全開の
忘年会になってしまいました。。。

あの野郎、たっぷり一時間も使って
自分の歌をスタッフと客に聴かせやがったよ……。

「私の歌はラテンだから!」とか言ってたけど、
歌詞が日本語じゃないから何言ってるかわかんねぇし。
みんなポカーンとしてたし。。

みなさん、歌を歌うときは聴く方の身にもなりましょう。


さて、今回はまたしても自分が日頃感じている苦悩から、
「大嫌いな人の対処法」をお伝えします。

言い換えると、
「大嫌いな人と付き合って、自分がメリットを享受する方法」
です。参考になれば嬉しいです。


さて、いまの会社に転職をして感じた変化に、
付き合う人間の変化があります。

どんな変化かというと、「こいつ本当にクズだな」と
思う人と一緒に仕事をしなくてはいけないことです(笑)。

前の会社ではいませんでしたが、いまの会社には
「本当に何もしないのに偉そうにだけしている」
という馬鹿な奴がいるのです。


その人がどんな人かというと……、

名前はMさん(男性)。

30歳独身で、前は独立してエステ店の経営をしていたとか。
そこが上手くいかなくなって、今の会社で働き始めて、
すでに2年が経っている人です。

私は、この人が大嫌いです。

もーー、本当に、何度殴ってやろうか?と思ったことか。
思えばいまの会社に入社して2週間でムカついてましたからね。
コイツには。


話もしたくないし、目も合わせたくない。
10秒以上話しているとムカつきます。

飲み会では最も離れた席を確保して、話さなくて
すむようにがんばっています。


ここまで嫌いな人に会ったのは久しぶりのこと。

しかし、以前も書きましたが、基本的に自分の心の中に
大きな感情が起こるということは、自分の何か大切な価値観に
触れている可能性があるということ。

そこで、
なぜ私は、その人がそんなに嫌いなのか?を考えてみました。

それにより出てきた、
私がそのMさんのことが嫌いな理由は、下記の通り。


①口先ばかりで、何の行動もしないから。
②人の感情を汲み取れない。その上、空気が読めないから。
③一人言が多く、周りの人の仕事を妨げるから。
④恐がりで、嫌なことからすぐに逃げるから。
⑤自己正当化が強すぎて、弱さ・誤ちを認められないから。
⑥全ての行動がわざとらしいから。
⑦話す内容が自分の話ばかりで、しかも長いから。
⑧人の悪口を周りに言って、その人の評価を下げるから。


これらの行動をMさんがしたときに、私は怒りを感じるのです。

さて、これで終わっては単なる愚痴なので(汗)。


ここからは私が怒りを感じたときに、
出来るだけ行っている思考ゲームをご紹介します。

この思考ゲームの基本的な考え方は、
「怒りは、自分自身の一部が相手に投影されて見える
虚像(逆さまの像)によって、思考が対立することで起こる。」

という前提に立っています。

まぁあんまり概論を言ってもよくわからないので、
早速、上記の嫌いな理由の中で特に私がイラ立つ①と⑤で
試してみましょう。


①口先ばかりで、何の行動もしない。

これは言い換えると、私の主張は下記のようになります。
「Mさんは口ばかりでなく、行動するべきである。」

もしもこれが虚像だった場合、私の中のどんな思考が
対立しているのでしょうか?

それには、上記の文章の主語または述語をひっくり返します。
(逆さまに見える虚像を反転させて、実像にする。)


●主語をひっくり返して、「私」を入れてみると……
⇒私は口ばかりでなく、行動するべきである。

●述語をひっくり返すと……
⇒Mさんは大口を叩いても、行動するべきでない。


上記の2つの文章の内、「これはもしかして……」というほうが
真実の可能性が高い、という方法です。


今回の場合では、私は上の文章に一種の同意を感じるのです。

つまり私は自分に対して、
『私は口ばかりでなく、行動するべきである。』
という怒り(悩み)を持っているのです。

それが自分の中で上手く消化されず、
行動に結びついていない苛立ちが、Mさんの類似行動で
見えたときに怒りを感じている、ということがわかります。



⑤自己正当化が強すぎて、弱さ・誤ちを認められないから。

これも言い換えると、
「Mさんは自己正当化をせず、弱さ・過ちを認めるべきである。」
になります。

そこから主語・述語を入れ替えると……

●主語をひっくり返して、「私」を入れてみると……
⇒私は自己正当化をせず、弱さ・過ちを認めるべきである。

●述語をひっくり返すと、
⇒Mさんは自己正当化をして、弱さ・過ちを認めるべきではない。


こちらも結局は、上の文章の中に、
自分がミスをしたとき、上手くいかなかった時の
自己正当化に対する嫌悪感が入っていることが確認できます。

間違いだとわかっていても謝れない、上手くいかなかった
けど、虚勢を張って上手くいっているように見せかけてしまう。

そんな弱さを、見たくない自分がいるのです。



でもこれ、あんまりやりすぎて自分を責め過ぎても
しょうがないので、気をつけてください(笑)

すでに書きながら少し自己嫌悪になっていますが。。。


しかし、他人に対して怒りを感じたとき、もしかしてそれが
自分の中にありながら、自分では意識していなかった大切な
価値観が自分の中に発見できるかもしれません。


そうすれば、嫌いな人とも付き合う意味があると、
少しは感じられるかもしれません。

みなさんも今後、人の行動を見て怒りが湧いてくる時が
あったら、ぜひ参考にしてみて下さい。



□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
〔2〕 きんきょー報告「山形県米沢に出張してきました」
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

今週の木曜日に、日帰りで山形県の米沢に出張してきました。

いまの会社では、月に1回くらい地方出張があり、
先月は仙台、今月は山形でした。

出張というと、自由な時間が多くて楽しい……、
というイメージがありますが、今回は上記に書いた
大嫌いなMさんと行きは2人きり。。

帰りは新幹線の中で2時間半、
社長の自慢話を延々と聴くというとっても面白く
ない出張でした(汗)

そんな出張の中、わずかな隙間時間で行けたのが、
「上杉神社」と「伝国の杜」という、上杉家にまつわる施設。
歴史が好きな私は、つかの間の休息を楽しんで来ました。

■上杉神社
※1872年に建てられ、上杉家の祖・上杉謙信を祀っている神社。


▲上杉神社前の様子




















■伝国の杜
※上杉の歴史と舞台芸術を合わせ持つ博物館・文化施設。

http://www.denkoku-no-mori.yonezawa.yamagata.jp/


▲伝国の杜の中にある能舞台
























また、江戸時代中期の名君と言われた米沢藩(山形県)
九代目藩主・上杉鷹山の有名な言葉。

『なせば成る なさねば成らぬ 何事も
成らぬは人の なさぬなりけり』

の石版もありました。



▲「なせば成る~」の石版

▲上杉鷹山の像


今回、米沢には初めて行ったのですが、
想像していた町並みよりもとっても田舎で、少し
びっくりしてしまいました。

上杉家の歴史などを学んで行けばかなり楽しめると思うので、
次は一緒に行く人を選んで行きたいと思います(笑)


-------------------------------------------------------------
■ブログはこちら
http://anweekly.blogspot.com/
-------------------------------------------------------------

今回は以上です。

これを書いているのが12月12日。

2010年がもうあと20日もないと思うと、
すごいスピードで時間が過ぎていっている気がします。

来年も考えられないような変化が沢山起こるかと思いますが、
少しでもいい方向に向かうように、必死でもがいています(汗)

2010年、大変な人が多いかと思いますが、
もう少しだけ、がんばりましょう。

来週もお楽しみに。


あさば

0 件のコメント:

コメントを投稿